北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

2017/08/4「イカゲソ先輩」の本気~夜釣り六連島での奇跡~

プロのワザ・匠のワザと聞けばその道の達人を想像するが、偶然とは言え、イカスミ先輩改め、イカゲソ先輩が同時に2つも妙技を披露してくれた。

「俺の名前、イカスミ先輩になっとるやんか!」

と私のブログを発見した先輩が言ってきたのだが、イカスミを派手に社長にぶっかけてしまった過去を忘れたのか忘れたいのか社長の記憶から消したいのか知らないけど「イカスミじゃなくてイカゲソにして」と私に懇願して来た事にいったいなんの意味があるかもわからないけど、それは別に私にとってはどうでもいいので今後は「イカゲソ先輩」になった。

そんなイカゲソ先輩が2発の奇跡を起こした。そしてこれはメモです。ただの釣行メモ。

金曜の18時に会社を退社してからバタバタと港に向かい、六連島付近でイカ釣り開始。ぶっちゃけ先週、死ぬ思いのイカ釣り大会が終わったというのに、1週間もすれば喉元を過ぎてしまった我々はもうイカ釣りに向かっている始末。ただ、今回は一晩中ではなく、ある程度近所の沖合で適当な時間に帰ろうという魂胆。

結論から言うと六連島付近にイカ釣りの漁船など一隻も出ておらず、もちろんイカはまったく釣れない。さっそくイカ釣りに飽きてしまったイカゲソ先輩はテンヤ釣りを始めた。アタリもなく、活きエビだなんて高級なエサも取られない状況が続く中、ついにイカゲソ先輩がヒット!

よく引くなあ、もしかして?と思ったら案の定だった。

サメだ。このあたりは良く釣れる。こいつはノーマルだけど、シュモクザメいわゆるハンマーヘッドシャークも良く釣れるのだ。

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断末魔の叫びのようなサメの写真をよく見ていただくとわかるのだけど、なんとラインがサメのクビにぐるぐる巻きになって釣れてしまったのである。途中で外れた可能性も否定できないけど、間違いなく釣れた瞬間はクビ釣り自殺のような恰好でサメが上がってきたのである。

「俺に針など不要だ」

などとのたまっておられたイカゲソ先輩だけど、有言実行の事態がまたもや起きた。なんと見事なサイズのハモが釣れたのだ。

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そしてこれがまた釣り針無用で上がってきたのである。まずこの写真を見ていただこう。ハモは前歯に特徴があって、大変鋭い歯を持っている。

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で、何がどうなってたかというと・・・

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先輩、マジおもろいっす。

あ、そういやこれ、メモ代わりだった。

シーアンカーが切れた。メモメモ。船釣りってお金かかるなあ・・・。

おわり

【2017年夏】15時間耐久イカ釣り大会(劇場版)

(お日様を拝めるのは生き残った者だけだ・・・)

いよいよ今年も始まってしまった「2017年夏15時間耐久イカ釣り大会」。

通称、「死のロード」とも呼ばれる過酷なイカ釣りだ。夕方に港を出港したら最後、次に大地を踏めるのは翌朝となる。風速・波高・天気を十分に鑑みての大会決行だが、「行くぞ」と社長の一言、つまり「勢い」だけで日取りを決める事も多い。そしてまだこの時期の夜の海は波が高く、木の葉のように揺れるプレジャーボートの上で一晩を過ごすこの大会は思ったより過酷で、鍛え抜かれたベーリング海のカニ漁師ならまだしも俺たちは至って普通のサラリーマンだ。

※鍛え抜かれたベーリング海のカニ漁師の動画はこちら

www.youtube.com

近所のスーパーで食料・水を大量に買い込む。船上での水・食料不足は命取り、万が一食料の奪い合い、ケンカなどが発生しては、例え生き残って上陸できても私達はサラリーマン、翌日からの業務に支障をきたし、給料・ボーナスに影響が出る事も必死なのでここは慎重に行きたいところだ。

 最後は気力、体力、精神力。さあ、イカは釣れるのか、我々の運命やイカに。

 

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メモ:午後18時

まだ暑いが出港は順調に進んだ。波も穏やかで期待できそうだ。うだるような暑さもこの時間となればだいぶマシだが、どうやら一番体力を使ったのは食料の買い出しだったようだ。

メモ・午後19時

現場海域へ到着。集魚灯を投入するにはまだ明るく、まずはジギングで魚釣りを楽しもう。水深は約70メートル。大物の期待ができる。

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メモ・午後20時

釣れない。深い水深と速い流れでジギングもキツイ、その上だんだんと波が高くなって来たがここで異変が起こる。船長である社長が船酔いだ。20年以上も海と格闘して来たプロの男が船酔いとは何かの予兆か。本来なら「飯でも食うか!」の時間だが、船酔いしている社長に食事を勧めるワケにもいかず、まだまだ育ちざかりの私を含めたスタッフ2名も空腹の中、イカと戦う事になる。

メモ・午後21時

辺りはすでに真っ暗だが、船酔いにも関らず社長が根性のヤリイカを釣った。プロの底力を垣間見たが、波が高い、写真を撮る余裕などない。

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メモ・午後21時半

現場海域での撤退を決断、もっと岸に寄る判断を下す。多少は波が治まれば良いのだが。岸よりの目的海域まで約5キロと言ったところか、暗闇での視界不良、うねりを伴う波の中、ビビりながらも操船を行い数キロ先に見える灯台や漁火を目指して荒れる沖から撤退した。ついさっきまではこんな感じで波も穏やかで夏満喫気分全開だったのに。

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メモ・午後22時過ぎ

蓋井島近辺まで帰って来た。沖に比べれば多少は波も穏やかな感じがある。この海域でイカ釣り再開だ。しかし潮の流れが速い上、風も予想以上に高く船がかなりのスピードで流されるが、飯も食える波の高さでようやく晩飯にありつく。うまい。

ここでまさかのイカラッシュだ。まるで確率変動に入ったかのようにヤリイカが釣れる。ただし写真はあまりない。写真を撮ろうともたもたしているとスミを吐いて船が汚れるからだ。ここは3人の連携プレーで速やかにイカを釣り上げては生け簀に移さなければならない。

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しかしここでもう一人のスタッフである先輩が社長に宣戦布告。大量のイカスミ砲を社長に向けて発射。見事に命中するその精度は狙ったものとしか思えないほど正確かつ大量で社長は見事にイカスミ爆弾を浴びる事になる。一番恐れていたボーナスカットなどに繋がらなければ良いのだが。

サイズは胴体部分で30センチほど、足まで含めるとなかなかのサイズのヤリイカが連発である。イカスミ爆弾が落ち着いた頃、船上でのイカパーティ開催だ。釣りたてのイカは本当に甘くて絶品だった。ただ食事を終えて間もない事もあり、3人で食べるも1杯のイカで十分だった。

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メモ:深夜12時

眠気が襲う。ここからが真の戦いの始まりだ。

メモ:深夜1時

イカも順調に釣れるがそろそろ脱落者候補が現れた。イカスミを社長にぶっかけたイカスミ先輩の動きが怪しくなって来た。イカが掛かっているにも関わらず、そのアタリに気付かない、回収しない、つまり動きが鈍くなって来たのだ、あからさまにキテいる、眠気がキテいるぞ~。

「寝ていいぞ~」「いや、社長こそどうぞお先に」「いや、私は眠くないから」ここに男と男、意地と意地の張り合い・・・いや戦いが始まった。ここで社長より先に寝ると「あいつは先に寝た」というレッテルを背負って来年のイカ釣り大会まで言われ続ける事になる。むしろ先ほどまで船酔いで辛そうだった社長が年齢・体力ともに一番に「落ちる」大本命だったのだが、どうやら今夜の社長にその気配はなく、落ちそうにない。

 メモ:深夜2時

竿を抱えたまま、先輩の動きが止まっては動き、止まっては動き、動いては止まる。おそらく「自分は落ちていない」という意思表示なのだろうけど、明らかに寝ている。(寝かせてやろう)という優しさか、今や竿を支えたまま落ちてしまったイカスミ先輩をよそに社長と私は一睡もせず、朝日を迎えるのである。

 メモ:深夜3時

私も意識が飛び始めた。社長とお話しつつ、たまに夢を見るのだ。一番印象的だった夢は工藤静香工藤静香のそっくりさんが歌で対決するTV番組を見ている夢だ。これが一体全体なんの夢かもわからないが、そんなレトロな夢を見ながら私もイカ釣りを続行していた。

メモ:深夜4時

うっすらと島影が見えてきた。どうやら日の出が近いようだ。イカスミ先輩はまだ寝ている。

メモ:朝方5時

完全に海が見える。操船可能だ、これならどこでもポイント移動可能だ。釣れたイカ(小)を餌にしてクエ・アラを狙いたいという社長の意向もあり、ポイント移動開始。イカスミ先輩もすっかり起きたようで妙に元気だ。

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社長は釣れたヤリイカ(小)を流して底モノを狙いつつ、私はジギング開始だ。エギではなく、今流行りのスッテにキビナゴをくくりつけ&電気ウキ仕掛けでヤリイカを狙った私は1杯しか釣れなかった上に、社長のイカを取り込み中にバラすという、マイナス以上の失態を演じていた私の気合は尋常ではなかったが・・・。

メモ:早朝6時

しゃくってる最中に夢を見て、ジギングをフォールする時にも夢を見て、ジグ着底で起きては、また寝ながらしゃくる。どうやら限界だ。ジャパネット高田やマツコDXがたびたび登場する夢を見ながら終わりの時間までしゃくり続けたが・・・。

メモ:朝7時過ぎ

「釣れるか?」「いえ、まったく」。ついに納竿の号令が下された。まぶしい太陽が照り付けると同時に全員の気力も落ちた。さあ帰ろう。揺れない大地が今は恋しい。

メモ:朝8時過ぎ

港に着いた。帰りの操船はほとんど社長だ。私は「いつでも交代しますから!」と言いながら立ったまま寝ていた。私に気遣ってくれた社長がその道のりの8割を運転し、ラスト2割が私。社長スミマセン。社長、ほとんど寝てませんよ。

さて、イカは大量だが、魚はゼロ、というおもしろい釣果だ。さあイカをご近所さんに配る時間だ。しかしながらまだ時間も早いという事もあって、24時間営業のうどん屋で朝ごはんを食べるも、食べながら寝ている。こいつはいつ気絶するかわからない、私は車の運転もある事から腹八分に抑える予定が朝定食を完食してしまった。おいしかった。

メモ:9時過ぎ

ご近所さんへイカをお届けにあがり、この大会も終了となる。自宅へ帰りシャワーを浴びると膝あたりはあざだらけ。真っ暗の荒れる海では肉眼での波の予測が付きにくい事からカラダを支える為にあちこち打ったのだろう。

~釣果~

ヤリイカ30杯くらいと思いますが、妙に釣れたイカ釣りでした。さすがのタフガイ社長も「当分イカ釣りは行かなくていい」と帰りの車中で漏らしてたのだが・・・。

「もっと近場で行くぞ!近場ならきっとラクだ!」

 翌日にはもう喉元過ぎてしまったとですか!あんなにきつかった記憶はいったいどこへ・・・。

おわり

2017/7/29(土曜)これはメモだ。

2017/7/29(土曜)

関門に行った。これはメモだ。

昔、大変お世話になったA先輩(現:会社経営者)が初参戦した関門での釣行をメモしておこうと思う。

 

このブログの存在が社長にバレてしまったからというもの、「この前の釣りが書かれてないじゃないか!」と言われるようになった。挙句に「記録代わりに書いとけ」と言われる始末でブロガーとしてはメモだけの記事など到底許せないのだけど、別に私はブロガーではないし、これでお金を稼いでいるワケでもないからメモ代わりの投稿も行う事にした。確かにこれだけ釣りに行っているにも関わらず、「去年のこの時期は何が釣れてたっけ?」という疑問が毎週発生する。そんな時にこのブログが大変役に立つのだ。特に暑い夏は「関門で涼しいうちにノンビリ・暑くなったら帰る」vs「狙うは大物のみ・沖でジギング」の戦いが始まってしまう。ジギングしかしない私は沖に出たいのだけど確かに夏は暑い。いったん沖に出てしまうと灼熱地獄の中、一日を過ごす必要が出てくるし、消耗する体力はハンパない。いっぽう、関門で涼しいうちにノンビリを選択すると、朝5時に出てヘタしたら朝9時にはエアコンが効いた涼しい24時間営業のうどん屋でソーメンを食べている。しかも関門は大鯛だって釣れるのだけど、ジギング派の私にとってはエソくらいしか釣れない厳しい釣行なのだ。

でもやっぱり暑いし命には代えられないので夏場はだいたい船でピャッと出てピャッと帰れる関門になり、私はジギングで何か釣れたらいいな~って感じで、社長以下全員はタイラバやテンヤで大鯛を狙うのだ。なので私はだいたいボウズかエソだ。

さて、この日はA先輩をお誘いし、「行く行く」の二つ返事での釣行。釣りやサーフィンといったマリンレジャーをこよなく愛し、素潜りでビナ貝を獲っては警察に密漁(疑い)で現行犯逮捕された事もある経験豊かな先輩だ。

「ビナはサザエじゃねえ!」との言い分もむなしく捕まったエピソードは大変おもしろく、その場に居合わせた漁業組合の組合長ですら「ビナはサザエじゃねっす」と警察に掛け合ってくれたにも関わらず不当?に逮捕されてしまったA先輩は見た目がチャラいのできっと余罪があると思われたのだろう。

そんなA先輩が鯛ラッシュだ。

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次から次に釣れる鯛(小サイズ)。塩焼きにはいいのだろうけど、こんなに釣ったら捌くのも大変ですよ、と言うご進言もむなしく次々に釣れる小鯛。ちなみにエサは活きエビ。けっこうお高いエサなのだけど釣れるのは小鯛。福岡地方では小鯛の事を「チャリゴ」と言うらしいが、まさに高いエサで釣る高級チャリゴラッシュで久々の釣りで楽しむA先輩とは裏腹に社長と私は秘密兵器のテストを行っていた。

夏場でも快適に過ごせるかもしれない。もしかしたら「沖でも楽ショーっすね!」と言えるかもしれない新兵器。その名も・・・。

 

くうちょうふく~。(ドラえもん風)

 

それはこれだ!

 

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小型扇風機が2機もセットされた贅沢設計の空調服。バッテリーも8時間くらい持つとの事で満を持して投入だ。清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ってやったぜ。近所のワークマンで買った2万円の空調服

その効果は・・・。

 

 

「おう、これもう、メルカリで売っとけ」

私達の目論見は一瞬で終わった。

ps/実際、めちゃ涼しいのです。首元や袖口から風がビュービュー吹き抜ける感じは本当に涼しい。でも・・・なんか違ったようだ。(笑)半額の1万円で出品中です。

おわり

ジギングでも釣り過ぎた。ならば次は

釣りに行ってないワケじゃなく、むしろ行きまくってました。でもお魚ブログの更新をさぼっていました。理由が二つあります。

①今までの苦労がなんだったのかわかんないくらい、ヒラス・ハマチレベルだけど、釣れちゃう。とにかく釣れちゃう。ジギングどころか初めて釣りをするような初心者でも釣れてしまうのだから私から青物に対する一喜一憂な気持ちは消え、まるでサビキでアジを釣ってるような気分だ。

釣り初心者のピラニア後輩(こう見えて子だくさんの6人家族)

 

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②そしてついに!ついに!!嗚呼、なんという事でしょう!このブログの存在が社長にバレてしまった(笑)と言うか、むしろ今までよくバレなかったなあと感心はしている。「北九州ジギング」や「関門ジギング」などと言ったキーワードでググれば検索上位に来てしまうほど、巷ではほんのちょっとだけ人気のブログなのに(笑)

ブログ書くヒマあったら仕事しろ!とか言われちゃうと怖いとか、忙しくてブログなんか書いてらんねーよ!とか思ったりする日も多々あって、つまり、結果はサボってたという事実に他ならないのだけど、まあ、ここ数週間分をまとめて書いちゃおうw

ここ数週間は天国のようなポイントに通い詰めていました。(ヒント:蓋井島の近く)なんと20~30メーター、ボトムは岩場なのでジグのロストも多いけど、とにかく釣れちゃう。ナブラ健壱のギターをバックにナブラチロアが踊り狂い、オツだねー、粋だねーとイワシの群れが船を取り囲む状態が続いたのです。それもしかも3週間くらい。

※釣れ過ぎてクーラーパンパン

 

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「ここは昔から青物で有名だぞ」

おお、なんですと!?私が2年間、浅かろうが深かろうが暑かろうが寒かろうがどんな状況でもジグをシャクリ続けた事は知っているハズなのにやっと教えてくれる気になったとですか!まあ、それもこれも疲れるからジギングは絶対にイヤだと活きエビのテンヤでのんびり真鯛ばかりを狙っていた社長にお中元だとかお歳暮だとか社員一同からなので絶対に使って下さいとか、専用の竿とリール買いましょう!とかリーダーは私が結びますからご安心下さい!とか、とにかくあれこれして無理やりインチク&ジギングを勧め、大ブリを釣りあげたあの日を境にジギングに興味を持った社長は今や文句も言わずに朝から晩まで120gのロングジグをシャクリ倒す立派なジギンガーになった。たまにキツイぞ~釣れんぞ~ってチクチク言われるけど(笑)

ほぼ8週ほど通い詰めて、青物ボウズなし。私にとってはすごい出来事で、一日1本、上がれがいい方、3週連続ボウズなんぞけっこうアタリマエだったのに。そしてヒラスにハマチとだんだんとサイズが小さくなっていく変わりにアラだとかクエだとか高級根魚が混じりだすもんだから釣れた魚を持って帰る係のピラニア先輩は狂気乱舞。

※ピラニア先輩も家族6人

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私にもブラックバスみたいなアラが。

 さて、もちろん私も普通に釣れ、記録更新には及ばずともボチボチのヒラスやハマチを釣りまくる。新品ジグではもったいなくて、さらに中古で買ったものの、コレ、使わねえかなあ、的なジグで釣ってみたり、余裕しゃくしゃく。

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 そんな感じで大漁な毎日が続いていたもんだから色々と試す余裕ができ始めたので「ジグにアシストフックが絡む」あのイライラ感を解消する事にチャレンジしたり。

 

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ドライヤーで伸縮するチューブ買って、アシストフックのリードにかぶせて温めるだけ。確かに絡みは減ったような気がするような気がするけど、3センチのヤツはそれでもけっこう絡む。リードは2センチがいいね。

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そしてこんなモノを買ってみたり。

こんな黒くて太くて立派なコレがなんと700円だった。(中古って書いてあったけど新品だ)

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次回予告:ジギングでも釣り過ぎたのでトップウオーターでヒラマサ釣ったるどー。にチャレンジ予定。

 

・・のハズが・・・(´;ω;`)

おわり

【ついに決着】インチクVSジギング

インチクVSジギング

~白島沖の激戦~

 

ついに終止符が打たれる。

 

「キツイの嫌だ」

 

と言ってた社長がついにジギングに手を出した。

 社長はジギングロッドなんか持ってない。インチク用に買った多少固めの竿で、私のジギングロッドに比べるとフニャフニャである。

そんなやわらかい竿でふわふわとアオル。

 

どぎゅーん。ぐいーん。

 

「ふん、どうやらブリだな」

 

この余裕!(笑)

 

なんと社長はふわふわジギングで一日4本上げたのである。

一方私。

せっせとアオる、いつも通りの高速ジギング。

 私は1日で2~3本。まあなかなかのサイズではあったけど、まだまだ小さいネ。

 

調子に乗った我々は4週連続で白島沖に出た。風は強いし、波は高いし。それでも頑張る私達。

 かならずオープニングヒットはふわふわ社長。

 なんで???

( ゚д゚)

 と思うほど社長のジグに食いついてくる。

 ジグは私と一緒の120gのロングジグ。

メジャークラフトの安いヤツ。

これかな?なんかタチウオパターンて書いてあった。

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 ただ、違うのはアシストフックとジギングスピード。

社長に勧めたサバ皮がついたジャコフック。

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ちょっとだけ値が張るのと、少しでも水の抵抗を減らしたい私は普通のアシストフックを使っている。だって疲れるんだもん。

 

「サビキみたいなもんやろ?」

 

とか言いながらアオルのを止めてタバコなど吸っていた竿にも

「どぎゅーん。」

 

・・・もはや屈辱である。

( ̄□ ̄#)むきいいい

 

確かにサビキかもしれん。

こっちは必至でアオリ倒しているというのに。

 

掛かるペースも私の2倍。

 という事で社長の写真はない。

 

私の写真で我慢していただこう。

 

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 ブリラッシュ。

 

このサイズはヤズというのだろうか。

だいたい70~90センチ前後がよく釣れた。

 白島沖もわざわざ50~60メーター沖まで行かなくても40メーター前後の位置でどこでも釣れます。ブリブリすごい沸いてるよっ。

4月~5月中旬の出来事だけど、きっとまだまだ釣れていると思う。

嬉しい誤算

嬉しい事に、鯛釣りが大好きな社長が青物にハマった。

疲れるからジギングは絶対に嫌だと言っていたあの社長がふわふわとは言え、文句も言わずにもくもくと頑張っている。

どんな日も朝から納竿まで、暑い日も寒い日も、浅い場所でもどこでもジギングをやり続け、みんなにジグ啓蒙活動をしてきた私も感無量である。

社長にでかい青物を釣って欲しかったし、実際、私の倍以上は釣り上げてしまった。

本当にすげー。もってる人は違うね。

 

ただ、残念な事に、つい最近、ボートを止めている場所から数分のところで真鯛が上がりだした。

つまり関門で。

 

「沖は疲れるわ」

 

私の青物シーズンは負けっぱなしで終わるのか・・・( ノД`)シクシク…

インチクVSジギング(ヒラマサの軍配はどっちだ?)

3/25(土)

風速3・3・3・4・4・4・4・3・3

間違いなく沖に出れない風速予報。

(あ~白島は無理かあ・・・)

 

と思って船着き場に到着。

メンバーは社長と私と釣った魚はなんでも食べるピラニア先輩の3人だ。

 

ビュー!と風が吹くが関門のウネリはまだ少ない。(関門のウネリはまったく宛になりへん。)

「(沖に)行くぞ」

ナイスです社長!行きましょう社長!レッツゴー社長!

 現場海域に到着する頃はすでに海は大荒れ、船は大揺れ。

 いつも行くポイントよりもかなり手前の35メーター付近からスタートする。

沖はちょっとウネリがすごそうで。

 

「・・・・」

 

全員無言。しかし行くぞ。私はジグ投入、社長と先輩はインチク投入。シーアンカーなど意味があるのかわかんないくらい沖に流される。

 「・・・・・・・」

釣れない。

 

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全員無言。

 

「もう・・・(さらに沖に)行くぞ!」びゅおおおおお!

「ここと沖とじゃ波もあまり変わらんやろうが!」びゅおおおおお!

 「賛成!もう行きましょう!」びゅおおおお!

 

強風の中、社長が叫ぶ。私も応える。風は午後からさらに強くなる予報だ、沖に出るチャンスは午前中の今しかない。とは言え、ウネリを超えて行くのは大変労力がかかるのでもう一つ手前の50メーターゾーンへ向かう。

 

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「・・・・・・・・・・・」

釣れない。寒い。みんな無言だ。

 「エソでもいいから誰か釣れえ!」びゅおおおお!

 強風の中、社長命令が下る。イエッサー社長!千里の道もエソから。木の葉のように揺れる船の上でみんな必死でリールを巻く。

 

「釣れんぞおおお!」びゅおおおお!

 強風の中、社長が叫ぶ。

 「アタリすらないであります!(ToT)ゞ」びゅうおおおおお!

「根掛かりすらありません!(ToT)ゞ」びゅおおおお!

 (ダメか、今日も釣れないのか、撤退か・・・)

 

誰しもが諦めた瞬間!

 「来た!」びゅうおおおお!

 手のひらサイズのエソ!(笑)社長ナイスエソ!!エソだ万歳!このかまぼこやろーめ!船上のムードもやけくそに盛り上がる。

 千里の道もエソから。食いが立てばなんでも食いついてくるのだ。すなわち活性が上がる証拠だ。とりわけエソラッシュがある時はだいたい大物も混じる。

 しかし釣れない・・・。

奇跡のエソか、と思いながらも諦めない。その時。

「グ・・・・。」

きた!!!!!

と思ったら本日初の根掛かり( ノД`)シクシク…

(んー、でも根があるのはいいことだ!)

巻き上げてリーダーに異常がない事を確かめて再投入。

 「グ・・・・」(*´Д`)お??

 (;一_一)ぬほ、また根掛かり。ちょっと嫌気がさす(笑)さっきと違ってなかなかジグが根掛かりから外れない。

 「外れるか?」

「うーん、うーん、あ!外れました!」

「もう移動すっか。みんな竿上げて~」

残念だ・・・まあ2回根掛かりがあっただけ良しとするか・・・。

と思って大きくしゃくった瞬間!

「ぐいぐいぐいいいいいい~」

( ゚Д゚)!!!!!

きたあ!今度はサカナ!(笑)

今度こそさかな!魚!SAKANA!根掛かりとは違う魚の引き!(笑)

 根掛かりから外れた瞬間に食って来やがった。

(うわ!しまったドラグぎちぎちいいいい!)

根掛かりを外してたんで、ぎちぎちのドラグだったけど、前回買った竿がなんとか最初の大暴れを耐えてくれたおかげでなんとか底から引っ張りあげた。

気がかりはラインだけ。さっきまで根掛かりしてたんだよ。リーダーが擦れてませんよーに~なーむー。と祈りながらドラグを緩めて、ハラハラドキドキ、あとは釣り上げるだけ。

ようやく今年初!

 

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ヒラマサああああああぁぁぁぁぁぁ~。

 その後、数十分、その海域で粘るもレンコ鯛が2匹だけ。

「帰るか」びゅおおおおおお!

「そうっすね」(*´Д`)ホクホク

 

~インチクvsジギング結果~

社長:エソ・レンコ・レンコ

私:ヒラマサ・レンコ

先輩:完全試合達成(ボウズ)

 

このシブい状況下で なんとか1本。

まあ我々はプライベーターですから漁礁なんて知らないし、第一魚探使わないし、船が流されるがままの「贅沢な」釣りです。なのでナブラや鳥はもちろん、根掛かりも貴重な情報源。最終的にボウズの先輩がヒラマサを持って帰って終了~となりました♪

写真by先輩(ボウズ)

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インチクVSジギング~新竿投入~

社長と海へ。

 

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相島を照らす朝日を受けて朝7時、ブリ・大鯛と絶好調のエリアへ突入する。

この時期は海近くのコンビニに7時集合なのに

「6時から行くぞ」

「望むところです」

全然釣ってないんです、私。最近は全くダメ。社長のインチクが強いなあ、ホントに。

という事で春の海、北九州沖の白島沖へレッツゴー。

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白島を通過してポイントはいつものところ。

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海もなんとなく穏やかな感じ。魚探もいつも通りの反応。

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(もうワクワクしない。こいつらはベイトじゃねーんだ。)

という予想を・・・・まったく裏切らない。裏切って欲しかった。

釣れない。まったく釣れない~。

インチクを付けた社長がぼちぼち、レンコ鯛とかホウボウを釣る。

私のジグもプルっとアタリがあっただけ。うーむ、今日も一段と厳しいぞ!

そうこうしていると・・・おや?

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向こうの雲が怪しい?

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あれ?

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降り出した。寒い。

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社長は船室へ避難。

でも私は釣る。強風にあおられながらも、「こんな時にドラマが起きるんだよね~」

と自分に言い聞かせながら・・・。

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釣れない。

 

そういえば最近、腕時計で気圧時計というものを買った。釣りって気圧も影響するらしい。

「釣れる気圧をお知らせ!」

おお、なんという事でしょう!気圧!!潮とマズメと季節とポイントくらいしかない私の釣りマニュアルの中に新しい「気圧」という概念が生まれる。の予定だったがその時計を忘れた。

つーか、自分で釣れた気圧を記録して行かないといけない。

データが貯まればおもしろいだろうなあ・・・。

 結局、社長のホウボウ・レンコ・エソ以外はノーヒット。まずい、このままだと完全試合を記録してしまう。ノーヒットノーランだけは避けたい!私のマニュアルに完全試合はないのだ!

竿も新調した。

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今までよりちょっと長めの602フィート。180センチくらい。

アマゾンで8,000円くらい。今まで572フィートで170センチくらいだったから10センチ伸ばしました。

★★★★★(1)

「ブリもラクラク上がります!」とレビューがあった。私もそんなレビューしたいじゃあないか。

 しかし釣れない~。天気も回復したのにヤバい~。

・・・と思った瞬間!ごつ!(キタ!)

 

プロマリンCBジグトライサー602H

★★★★★(2)

「エソも楽々上がります!」

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_| ̄|○

 

大丈夫、明後日だ。明後日も行く予定だ。

明後日は取引企業さんと一緒に行く。接待船となるが、こう叫ぶ予定だ。

「社長!ナイスエソ!」

嫌な予感が当たらなきゃいいけど・・・・。( ノД`)シクシク…

 

魚群大量発生中。~青物を狙ったのに赤物のシーズン・白島沖ジギング~

今日は社長は出張で不在だった。

「船貸してください。」

「いいぞ。乗ったらガソリンだけ補給しとけよ。」

社長を除くメンバー+友人で一路いつもの北九州・下関沖の白島沖へ。

 私ジギング、先輩インチク、友人はテンヤで、ジギングあり、インチクあり、エビあり、青ケブあり、そしてなぜか赤ケブまで買って万全の体制なのだ。

「大根、買ってきましたかw」

「もう大根、漬け込んであるw」

 目標はブリ大根である。ヒラマサ大根でもいい。

「もう今日は鯛はいらんww」

 先週、あれだけ鯛を持って帰った先輩がのたまう。

ほとんど食べてしまったらしい。

(つーかあれ全部食べるのスゲー)

 

船をかっ飛ばし、先々週からブリと大根、じゃなくて大鯛の実績があった場所に普段よりも1時間早く到着する。

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だって超期待の大潮だもん。潮止まりが9:40だからそれまでが勝負だ!

 

魚探を見ると・・・

「ぴぴぴぴぴ」

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なかなかのベイト(小魚)反応!

ガソリンもったいないから普段はエンジン切って、バッテリーに気を使うから魚探を使わない私達だけど、GPSで海図を見るから到着時くらいは魚探も見るのだ。

 

(慌てない慌てない。社長スンマセーンww)

と不在の社長を思い出しながらも慌てる。だって、こんなの一日1回あるかないか。

 

とにかくジグをセットして再び魚探を確認。

 

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「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴppp魚群リーチ!」

 

お座り1発目から魚群リーチ来たーーー!

(いきなり千載一遇のチャンス!ブリ、付いとれよー!)

 

鳴り響くぴぴぴぴアラート!頼むぞマリンちゃん!

 

「社長もこんな時に出張とか付いてないっすねーww」

 

とか言いながらアオる。アオる。まだ体力はバッチリ!

 

アオる。アオる。アオ・・・まったく当たらない!

 

(あれれれれれ?)

 

「ブリ、付いてないかー?」

 

再び魚探のスイッチを入れる。

 

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「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴpppppp魚群リーチ!」

 

うおりゃー!今度こそ確変突入じゃーーい!アオれ!アオれ!アオれ!

マリンちゃん今度こそ行くぞーーー!

 

 ・・・当たらない。

 

あれ? 

ずーっとベイトの反応はある。でも釣れない。

そこで登場、仕事人の先輩。

ベイトの種類を確かめるべくインチクから五目釣りの仕掛けにチェンジ。

(小魚でも持って帰って食うって言ってたけど)

 

全員の期待を背負って、青ケブ、オキアミを付けて小魚探索開始!

 開始30分。

 ツンツン・・すらない(笑)間違いなく群れのど真ん中に餌はあるのに。

「もう鯛いらん」って言ったバチが当たったかなあ・・。

と先輩がつぶやく。

 

(ぬぬぬ、手ごわい・・。今日は手ごわいぞ!)

と思っても対策などなく、ひたすらアオるだけ。

 

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ぜーぜー言いながらアオる事3時間。

ずーっとこんな状況でまったく釣れん。

そしてようやく、ようやくのヒット!・・・はやっぱりコイツ。

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鯛いらんのに。

そのあとコイツ。ジギングでアマダイは初めて。

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結果。

 ホウボウ、鯛、アマダイ、イトヨリ、レンコ鯛・・・

 見事に全部ピンクやら赤だっつーの。

青物釣れず、赤いのばっか(笑)赤物だ赤物。

(赤物っていうかどうかは知らんです。たった今思いついた。)

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こんなに釣り日よりだってのに帰る事に。

 ブリを期待していた先輩と奥さん、

近所のスーパーでブリを買って手巻き寿司にしたそうだ(笑)

くそう、疲れたぜ。

おかげさまで1日中、戦闘モードで全身ガタガタ。
先週同じ場所で魚群探知機なんかまったく魚映らないにも関わらずバカスカ釣れたし。そんときゃ小潮でっせ?

やっぱりジギングはキツイ。釣れないとなおさらキツイ。

なので竿を新調しました。

572フィート(173センチくらい)は短くて狭い船でも取り回しがよく、重宝するけど、もう少し長い方が同じアクションでもジグが動く量が増えるハズ。

602フィート(183センチくらい)をアマゾンでポチって、次回投入予定~。

 

・・・少し重くなる事は考えておりません(笑)

 

パート②【春の陣-真鯛編】インチクVSジギング

3/5再び北九州白島沖へ

これまたいい天気!

社長と先輩と私の3人で突撃。朝8時に現場海域へ到着。

前回、ブリを釣り上げたエリアの手前で船を止める。23メーターくらいの浅瀬から段々と深いエリア、60メーター付近まで潮に流されて行こうという計画。

ジギングVSインチク×2、釣り開始!

私ジギング、社長と先輩はインチク。1対2である。

ターゲットは青物。ブリ大根用の大根はすでに買ってある。

開始3時間経過

釣れない(笑)まったく当たらない。アラカブのちっちゃいヤツを先輩が釣り上げただけ。

流れも遅く、まだ深い瀬(前回のブリポイント)到着まで相当掛かりそうだ・・・。

「行くぞ」

しびれを切らした社長が船のエンジンを掛ける。

「行きましょう。ラチがあかない」

そうして一気に深いエリアに向かった。

気を取り直して釣り開始!

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移動して釣り開始!

・・・やっぱり釣れない(笑)まったく釣れない。アタリすらない!

メシもさっさと終わらせ、私はジギングを繰り返す。

 初ヒットは幸運のアイツ

開始4時間が過ぎたあたり、社長にヒット!

お相手は・・・・エソ!

 

社長ナイスエソ!(笑)

来た!エソが釣れ出すと何かしら釣れる!

 

…と思ったけど、釣れない。

あれれれ、ダメか。とたばこに火をつけ、着底したジグをしゃくる気力もなく、社長と世間話をしてた時。

コツンコツン。ブルブル。

なんじゃあ!?

「止めてるジグ」にじゃれてくる魚がおる。合わせると一気にドラグが出る。独特の引き!

あ、これ、鯛だわ。

上がってきたのは50オーバーの鯛。

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屈辱!なんという屈辱!

今までシャクリ倒してたのはなんだったんだ?どうせ釣れるならシャクリ中にガツンと来いやああああああああ!

注:こだわってる人間ってそんなもんです。そしてカメラを向けられると笑顔になるのはクセです。

「おお~!鯛おるやんか!」

「みたいですね・・・( ノД`)シクシク」(止めてるジグで釣れるなんて)

気を取り直してもう1発。

・・・着底と同時にギュン!

またああ!しゃくらせてえええええ!

ジギングって着底同時もけっこう多いし、それも立派なジギング釣りなんだけど、この日ばっかりはしゃくってしゃくって・・・上で食わせたかった。

これも60ないくらいの鯛。

 

「おお、お前ばっかり」

「まあ、鯛が沸いてるみたいですから」

なんか一気に食いが立ってきた感じになった。今までの4時間はなんだったんだろう?ちょうど潮が止まる直前かな。

「時合(じあい)ってあるんですねえ~」

「不思議なもんよの~」

とか言いながらまたジグが着底した瞬間、ぐいぐいぐぐぐぐう~!

「あらあ、また鯛ですわ」(もうしゃくるの辞めようかな・・・)

 

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結局、1回もしゃくりあげる事なく( ノД`)シクシク…

・・・着底と同時に合計5匹、釣り上げる。

※注:カメラを向けられると笑います。

一方、社長と先輩のインチクチームにもあたりが出始める。

さすが社長、順調に釣り上げる。一方、午前中にアラ㈱を釣った先輩、バラしてばっかり、まったく釣れない(笑)

最終的に私が6匹、社長が5匹、先輩1匹の6対6。

その時・・・先週のブリに続き、またまた「ヒップホップの悪魔」が現れたのである。 

 ヒップホップの悪魔(鯛バージョン)

巻いても巻いても出て行くライン!

(Hey! )

魚が走る!社長もうなる!

(Say! Yo!)

ブリより楽勝!タモは先輩!

(Hey! Yo!)

5分格闘!あまり引かない!?

(every body!)

それでも重い??相手は鯛だ!

 (Hey! Say! Yo!)

巻いても巻いても出て行くLINE!

 (Yo! Ho!)

リーダー巻いた!(私が巻いた!)

いよいよ対面!(対面!)

準備はいいか!(タモは先輩!)

私は動画撮影中~(Hey YO~)

 

※ 動画は最後に上げてます。

なんとまあ、見事な大鯛!私もこの時期にこのあたりでこれくらいの鯛を釣り上げましたが、90センチ近くなると黒くなるんだよね。

 

釣り上げたのもつかの間、(この鯛、どーする?)的な雰囲気が漂う。

「逃がすか・・・?」

「いや、食う。フライにする」

エソとフグ以外はたとえどんな魚、どんなサイズでも持って帰る先輩。

ベラだろうがチャリゴ(小鯛)だろうがなんでも食べるスーパーブラックホール

アラカブ釣りに行った時なんか、餌のきびなごを持って帰って天ぷらにして食ったツワモノ。

かくして労せず大鯛(フライ用)をゲットしたのである。

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そんな先輩、同じインチクなのに全く釣れない(笑)

おもしろいように釣り上げる私と社長。

(私なんかしゃくる事もなく、ジグ落とすだけで釣ってるからね(TT)。)

結局13匹の鯛とアラカブとハタ(小)とアイナメと偶然引っかかって来たナマコを持って帰る事に。

(さすがに鯛が吐き出したアナゴは持って帰らなかったようだww)

インチクVSジギング、引き分けかと思われたけど、土俵際のふんばりもあって大鯛に軍配があがり、本日もインチクの勝ち。

止めてるジグで釣ったりしたから私の勝ちだとも思ったけど(笑)あの鯛には負けるわ~。しかし青物、釣りたかったなああ・・・・。

さて、youtubeですがギャーギャー騒ぐおっさん3人を生暖かい目でご覧ください。

57メーターゾーン白島沖 - YouTube

 

パート①【春の陣-ブリ編】インチクVSジギング

2/28 北九州の白島沖へ

月末のクソ忙しい中、社長とデート。

え?別に忙しくないっすよ。余裕っす余裕^^

月末にバタバタしないよう普段から頑張ってますから(笑)

さて、この時期には珍しくベタなぎの白島沖!近場で行けるジギング天国!

テンションMAX。水深60メーター。

社長はインチク、私は120グラムのジグを投入!

・・・全く釣れない(笑)

「波がなかったら釣れる気せんのう」

なるほど、確かにそんな気もするけど、贅沢ってもんです社長!

その後、なんとなく船を動かし場所移動。

 

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「この辺から流すかあ」

・・・その直後。

社長のインチクにヒット!・・・ってあれ?30センチくらいのサバだ。

「うまそうっすね!おみやげおみやげ(^^♪」

ジギングの手を止めてる私にも「ピクピク」としたあたり。

とりあえず合わせると20センチくらいのサバ。

(もしかしてサバの群れに当たってる?)

それでも相変わらず魚探は付けない私達(笑)

(絶対に青物付いてるハズ!)

無言でサバを外してジグを投入した瞬間!

 

「にゅぎいいいいいいいいいいい!」

 

社長のインチクになんかでかいのがヒット!

チャンスタイム到来!

青物の群れに当たってる!

私もジグ投入!と普通はなるんですが、私はもちろんサラリーマン。

自分よりも社長に釣り上げてもらいたい。その為のインチク提案、お中元に送ったんだ!と自分に言い聞かせ、とおとなしくジグを回収、タモをスタンバイ。

 ヒップホップの悪魔

巻いても巻いても出て行くライン!

(Hey! )

魚が走る!社長もうなる!

(Say! Yo!)

踏ん張る社長!タモならOK!

(Hey! Yo!)

10分格闘!疲れた社長!

(every body!)

まだまだ走る!未知なる大物!

 (Hey! Say! Yo!)

巻いても巻いても出て行くLINE!

 (Yo! Ho!)

獲物はなんだ!(なんだ!)

リーダー無しよ!(PE直結!)

いよいよ対面!(対面!)

サメか!(サメか!)

ブリか!(ブリか!)

準備はいいか!(タモタモOK!)

みなぎる緊張!(緊張!)

私が緊張!(緊張!)

 

・・・と数か月ぶりにヒップホップの悪魔が私にささやきだした(笑)

PEは3号。リーダー無しでインチク直結。

「疲れた。代われ」

「ヤです。自分で上げて下さいw」

 リーダーがないなんてこちらはハラハラ。

代わって切れたりしたらどうなる私のサラリーマン人生!(笑)

でも次第にやわらかい竿と緩めのドラグでじわじわ上がってくる。

でもまたぎゅわわわわわわーーーーー!って底に向かって潜る。

 「コレ、青物か?横に走らんやんか!」

「横に走るのはもう少し浮いてからです!w」

 数分経過。間違いなく、サバの群れはいなくなったハズ。

となるとコイツは意地でも取り込みたい。

ラスト10メーター!

きらりと魚体が光る!でけー!ヒラマサ?ブリ?

背びれ後ろ辺りが独特に光る黄色ライン。感動!

ブハっとヤツが顔を出す。

でけえ!きゃっほーー!                

そこからはサラリーマンの意地!船から身を乗り出しつつタモを突っ込む!

ランディングも成功!

90センチのブリ捕獲^^

 

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1メーター超えてないのは残念だったけど、我々的には十分すぎるサイズ。

魚探もつけない、潮と風に流されるがままの釣り。

ベイトの群れに偶然ブチあたる事を祈りつつひたすらジギングを繰り返す私。

 

しかしその後は案の定、ピタっと止まる。

それでもインチクの社長が鯛とかイトヨリとかポツポツ釣った。

私はその時のサバ(小)のみ。

 

やっぱりインチクがいいのかあ。

「お前もインチクするか?」

「ヤですw」

 この日も間違いなくインチクに軍配が上がった格好となった。

 しかし、次の釣行ではジギングが勝ち(そう)になったのである。