インチクVSジギング(ヒラマサの軍配はどっちだ?)
3/25(土)
風速3・3・3・4・4・4・4・3・3
間違いなく沖に出れない風速予報。
(あ~白島は無理かあ・・・)
と思って船着き場に到着。
メンバーは社長と私と釣った魚はなんでも食べるピラニア先輩の3人だ。
ビュー!と風が吹くが関門のウネリはまだ少ない。(関門のウネリはまったく宛になりへん。)
「(沖に)行くぞ」
ナイスです社長!行きましょう社長!レッツゴー社長!
現場海域に到着する頃はすでに海は大荒れ、船は大揺れ。
いつも行くポイントよりもかなり手前の35メーター付近からスタートする。
沖はちょっとウネリがすごそうで。
「・・・・」
全員無言。しかし行くぞ。私はジグ投入、社長と先輩はインチク投入。シーアンカーなど意味があるのかわかんないくらい沖に流される。
「・・・・・・・」
釣れない。
全員無言。
「もう・・・(さらに沖に)行くぞ!」びゅおおおおお!
「ここと沖とじゃ波もあまり変わらんやろうが!」びゅおおおおお!
「賛成!もう行きましょう!」びゅおおおお!
強風の中、社長が叫ぶ。私も応える。風は午後からさらに強くなる予報だ、沖に出るチャンスは午前中の今しかない。とは言え、ウネリを超えて行くのは大変労力がかかるのでもう一つ手前の50メーターゾーンへ向かう。
「・・・・・・・・・・・」
釣れない。寒い。みんな無言だ。
「エソでもいいから誰か釣れえ!」びゅおおおお!
強風の中、社長命令が下る。イエッサー社長!千里の道もエソから。木の葉のように揺れる船の上でみんな必死でリールを巻く。
「釣れんぞおおお!」びゅおおおお!
強風の中、社長が叫ぶ。
「アタリすらないであります!(ToT)ゞ」びゅうおおおおお!
「根掛かりすらありません!(ToT)ゞ」びゅおおおお!
(ダメか、今日も釣れないのか、撤退か・・・)
誰しもが諦めた瞬間!
「来た!」びゅうおおおお!
手のひらサイズのエソ!(笑)社長ナイスエソ!!エソだ万歳!このかまぼこやろーめ!船上のムードもやけくそに盛り上がる。
千里の道もエソから。食いが立てばなんでも食いついてくるのだ。すなわち活性が上がる証拠だ。とりわけエソラッシュがある時はだいたい大物も混じる。
しかし釣れない・・・。
奇跡のエソか、と思いながらも諦めない。その時。
「グ・・・・。」
きた!!!!!
と思ったら本日初の根掛かり( ノД`)シクシク…
(んー、でも根があるのはいいことだ!)
巻き上げてリーダーに異常がない事を確かめて再投入。
「グ・・・・」(*´Д`)お??
(;一_一)ぬほ、また根掛かり。ちょっと嫌気がさす(笑)さっきと違ってなかなかジグが根掛かりから外れない。
「外れるか?」
「うーん、うーん、あ!外れました!」
「もう移動すっか。みんな竿上げて~」
残念だ・・・まあ2回根掛かりがあっただけ良しとするか・・・。
と思って大きくしゃくった瞬間!
「ぐいぐいぐいいいいいい~」
( ゚Д゚)!!!!!
きたあ!今度はサカナ!(笑)
今度こそさかな!魚!SAKANA!根掛かりとは違う魚の引き!(笑)
根掛かりから外れた瞬間に食って来やがった。
(うわ!しまったドラグぎちぎちいいいい!)
根掛かりを外してたんで、ぎちぎちのドラグだったけど、前回買った竿がなんとか最初の大暴れを耐えてくれたおかげでなんとか底から引っ張りあげた。
気がかりはラインだけ。さっきまで根掛かりしてたんだよ。リーダーが擦れてませんよーに~なーむー。と祈りながらドラグを緩めて、ハラハラドキドキ、あとは釣り上げるだけ。
ようやく今年初!
ヒラマサああああああぁぁぁぁぁぁ~。
その後、数十分、その海域で粘るもレンコ鯛が2匹だけ。
「帰るか」びゅおおおおおお!
「そうっすね」(*´Д`)ホクホク
~インチクvsジギング結果~
社長:エソ・レンコ・レンコ
私:ヒラマサ・レンコ
先輩:完全試合達成(ボウズ)
このシブい状況下で なんとか1本。
まあ我々はプライベーターですから漁礁なんて知らないし、第一魚探使わないし、船が流されるがままの「贅沢な」釣りです。なのでナブラや鳥はもちろん、根掛かりも貴重な情報源。最終的にボウズの先輩がヒラマサを持って帰って終了~となりました♪
写真by先輩(ボウズ)