2017/09/09記録更新【モンスター】
2017/09/09
記録更新だ。
まずは社長が釣ったこれを見ていただきたい
これは社長が釣り上げた物体Eなのだけど、この写真ではわかりにくいと思うので、「イカゲソ先輩」が釣り上げたこの写真で確認。
ジグより大きいか小さいかわからないエソがこの日のアベレージ。
とにかく今日は釣れなかった。べたなぎの白島沖(女島沖35メーターゾーン)で粘るもシイラの群れが時折やってきてジグにヒットする程度。
社長もシイラを釣りながらもラチがあかないと男島沖(57メートルゾーン)に移動し、そこで粘るもまったく釣れず。あまりに釣れないのでヒマつぶしにおにぎりを食べ、昼飯を食べ、その後イカゲソ先輩はお約束の船の先端で寝てしまい、たまに釣れてもさっきの写真のようなジグくらいの大きさのエソしか釣れないヒマな社長は「お前が釣ったら私も釣る」つまり私は生きた魚群探知機となり、ヒマな社長は船のゴミ掃除を始めてしまった。望むところである。ジギングは忍耐なのだ。一日中シャクリ倒す事など今に始まった事じゃない。
私はおにぎり食べながらジグをしゃくり、昼ごはんもさっさと食べてはひたすらしゃくる。まったく魚の気配もない状態でのジギングは大変キツイが、落として巻き上げた数だけチャンスがあるのもジギングだ。日差しもきつく、汗だらだら、間違いなく今日は体力勝負と踏んでジグを120gから80gに変更。負荷を減らして休む間もなくシャクリ上げては落とし、シャクリ上げては落とし・・・を繰り返す。まさにこの40gの差が明暗を分けた。最後は忍耐、やり続ける事に意味がある。きっとどっかで釣れるハズ・・・。
社長もイカゲソ先輩も竿を出していないため、オマツリ(糸がもつれる事)もない事から20メーターほど軽く沖に投げ込んで底から中層まで斜めにシャクリ上げる作戦に変更した1投目。
着底から3メーターほどのところで・・・・
ゴン!じじじじじーーーー!
∑( ̄Д ̄;)うおおお!キタ!!!
逃してなるものか、ゆっくり底から引っ張り上げてやる~とか思ったら一気に魚が反転、いきなり「ガチ」っとした挙動に変わった。
あ、あ、根に潜っちゃったみたい・・・。
「引っ張れ引っ張れw」社長が言う。
「うーん、うーん、あ、ダメっす」
「もっと引っ張れ」
「ヤです。切れちゃう・・・」
「わかった、勝負掛けるか」
社長はすぐさま船のエンジンをかけ、船をバック。頼む、出ておいで~と祈ってたらグングン・・・!おおお!魚の挙動に変わった!きゃっほー!社長ありがとうございます!根擦れでリーダーがどうなってるかわかんなかったけど、ここは勝負で一気に海底から引っ剥がす。お願い、切れないでえええええ!と祈りながら引っ張り上げてしまえばあとはゆっくり巻き上げるだけ。と思ったけど案外抵抗してハラハラだった。でも青物の引きじゃないし、間違いなくこれは根魚。
その後もなんとか60メーター巻き上げて無事にランディング。
やったぜえ!リーダーも擦れまくってギリギリだったけど記録更新サイズ!この船のアラの最大記録は意外にもなぜかよく根魚を釣るイカゲソ先輩がレコードホルダーだったのだけど、ついに抜いたぜへっへっへ。まったくもってモンスターまでとは言わないけど、この面構え、かっこいいぜ、アラちゃん。これはモンスター予備軍だね。
その後も粘るも、社長が見事にエソ地獄にハマってしまい、戦意喪失。少し早めの納竿となる。ちなみにエソは私1匹、イカゲソ先輩1匹、社長9匹?見事なまでの圧倒的に無慈悲なエソ地獄だ。どうして社長ばっかりエソが釣れたんだろ?
「今日は負けたのう・・」
「社長!エソには勝ったじゃないですか!」
「・・・・」
我が鮮魚事業部はエソに対して奇跡的大勝利を成し遂げなければならない(某国風)
という事で、イカゲソ先輩が社長に投げかけた言葉がボーナスカットなどに繋がらなければいいなと祈りつつ、先ほどのレコードホルダーについてもケンカになって普段のサラリーマン生活および平和な職場環境に支障が出てはまずいため、私事ではあるけれどいったんまとめておこうと思う。あくまで私が知る限りのこの船のレコードなので写真で見せてもらった事がある社長が釣った超デカいモンスターアラとかは除きます。
真鯛:社長
ブリ:社長
ヒラメ:社長
アコウ:社長
ナマコ:社長
サメ:社長
サバ:社長
タコ:社長
消化されたアナゴ?:社長(鯛から吐き出したヤツ)
ヒラマサ:社長?私?
カンパチ:私
サワラ:私
アラ:私
マグロ:私(あれはカツオじゃねえ、マグロだ!)
ヤガラ:私
岩ガキ:私
ハモ:イカゲソ先輩
マゴチ:そろそろマジメに図ろう
ホウボウ:あまり興味なし
チヌ:中国人のお友達の友達
エソ:多分、社長
さあ、この勢力図を塗り替えるのは誰だ?
ってアレ?今日、イカゲソ先輩ってばあの写真の小さなエソ1匹のみだっけ?
おわり