デカマサの予定だったのにすごい恥かし・・・
2019.11.23
ガンメン君がまた参戦。
いつも社長の道具におんぶにだっこ。そんな彼に与えたミッション。
「そろそろ自分の道具を持ってこい」
「ハイ!持ってきます!」
そんな彼が持ってきたのは彼女とそろえたお揃いのサビキセット(アジゴ用2,300円/リール付き)である。
是非とも子ブリの一匹でも掛かってその彼女とお揃いの竿がへし折れる様を観察したいところだけど、ナイロン2号の道糸じゃ竿が折れる前に切れそうなので、PE巻いたリールのみ社長から支給されたw
早速サビキでベラを釣り、エソを釣り、フエフキを釣り、それだけでも楽しんでるようで何よりではあるが、水深が45mを超えたあたりから役不足感が否めない。肝心のアジとか全然釣ってくれないし。
「お前、コレつけろ」
見かねた社長から手渡されたインチクでジグサビキならぬ、インチクサビキ開始。
投入数秒で私とオマツリ。
(こんちくしょうめ)と思いながら外していたら、ぐっぐっぐ~。
「巻け~来てるぞ~!w」
「あ、あ、巻けません~!」
クルクル回るガイドで先っちょでラインが絡んで巻けてないようだ(笑)
手のかかるヤツだなwww
無事に上がって来たのはボチボチのレンコ鯛。
そしてその後、すぐに再び竿がグイイイイ――ンと曲がっている!
(よっしゃ折れろ!!!www)
うきゃーーー折れる~とか言いながらどうやら根魚の模様。
さすがに根魚程度じゃ折れないようで上がってきたのはホウボウ。
「高級魚だぞww」
しかしこいつは本当にモッている。前回は私が貸した道具で大鯛を釣ったし、今日もベラとかフエフキとかエソとか入れたら一番釣ってるじゃねえか(笑)
「ふう・・・僕が一番ですねぇ・・。」ニンマリ
ぬくくく、こなくそ!俺が本当の釣りというモノを見せてやるからそこへなおれ!
ということで今度は私のターン。
とは言うものの、今までけっこうしゃくり倒しているんだよ実は・・・。
という事で作戦変更。
ジグをフォールする。
底に着く。
着底同時にワンクッション跳ね上げる。←ここまで一緒。
ここからすぐ「ぐっぐっぐっ」と肉体労働開始なのだけど、少し着底したどん底でフラッ、フラッ、と遊びを入れてみることに。
根魚やエソの確率が上がりそうだけど、ヒラマサもいわゆる根魚という記事を読んだ。根を好み、危険が迫ると根に隠れるゆえんからだそうだ。
すると作戦成功!どん底フワッフワっでガツンとキタあああああ!
どん底なので一気に引っ張り上げないとそれこそ根ズレしちゃう可能性が高いので最初は気合で引っ張り上げる。
「作戦通りだコノヤロー!」
「ヒラマサだぜこんちくしょーーー!www」
と私のテンションは高かったし、上がって来たのはなかなか良型そうで元気もあり、ずっしりと重い。
しかし、、なんと
丸々太ったブリ。
ブリ_| ̄|○
そして顔面くん、なんと尻尾からすくおうとタモ入れしたもので、魚が勢いよく船底に潜り込み、ラインブレイク・・・。
「すみませえええええええんん!」
「あ、いや、別に」
(ああもう、絶対ヒラマサと思ったのにいいい~むきゃーーー)
「それよりも魚がかわいそうだから頭からすくっておくれ」
(30lbから40lbに変更だな。)
ジグをくわえてラインブレイクしたブリは無駄死にしちゃうから確実に釣り上げないとムダな殺生は魚に悪い。
(ヒラマサの引きはもっと強いもんなあ。まあ、確かにアレはブリだわ。)
ということで気を取り直して釣り開始。そしてボチボチのブリを一本釣り上げた。
次は社長のターン。
ダイソージグで88センチという末広がりで縁起がいい大鯛を釣ってからというもの、軽くて楽ちんなダイソージグの広告等となっている社長。そのこだわりは例え水深が50mあろうが、強風だろうが底が取れないだろうがすっかりダイソージグにハマっている。
そんな社長のロッドがにゅい――ンと曲がっているww
上がって来たのはヤズ!
「お前のよか全然小さいやんかーー!」
「いやいや、美味しいのはこれくらいでしょ~!」
「そうだな!」
という社長のダイソージグはここからがすごかった。
着底するも時間が掛かり、やっと着底したかと思えばいきなり食ってくるエソ。
そのエソを外してふたたび時間を掛けて着底させるとやっぱり食ってくるエソ。
またそのエソを外してやっと着底させると待ってましたとばかりに食ってくるエソ。
ダイソージグがエソの猛攻を食らっているwww
「すごいっすねえええ!www」
「エソばっかりやんかーーー!!」
「あひゃひゃひゃ」
と大笑いはしたけど、本当にすごいと思ったのだ。私のロングジグはまだ一度もエソが釣れていない。ダイソージグが完全にエソにハマった瞬間を目撃したのだ。
しかしそんなエソラッシュも通り過ぎて、最後は私のターン。
そんなエソすら釣れない時間が過ぎていく。だんだん飽きてきた社長と顔面くん。またサビキに青ケブ付けて遊んでいるがそれでも何も釣れてない。しかし私は諦めない。どん底でデカマサと出会うまで。
着底でフワフワッとしたのち、グイグイグイ・・・
フワフワッ、グイグイグイ・・・
ひらすら続けていたらその時は突然きた。
フワフワッ、グイ、ガツ――――――ン!
ギュワアアアアアアアアと止まらないドラグ。たまらず手でスプールを抑えてしまう。
ドラグをさらにガッチリ再調整して戦闘準備完了。竿がぎゅーーーーんと曲がる。これはでかいぞ・・・!
私:「でかいのキタ━(゚∀゚)━!――――!」
社長:「なんやお前ばっかり」
顔面:「タモ入れ準備完了です!」
私:「はえええよwww」
私:「しかしこれはちょっと・・・久々デカいっすよ!」
・・・と疑わなかった。
なんとか底から引き離すが、ドラグを引っ張り出しながら再び底に向かう青物。
(絶対にヒラマサだなっ)
(でかいぞお♪)
相手が段々と浮いてくる・・・。
(・・・アレ?)
元気がいい。すごく。
(あれええええ!?)
元気はいいんだけど・・・。
「か、軽いっす・・・」
「軽すぎるうううう!」
途中で魚が入れ替わったに違いない。きっと何かの間違いだろう、きっとまた魚がデカくなるハズさ!これは7~8キロはあるハズ!
「ずっとスタンバイ完了です!」
「うるさいww」
タモ入れの顔面くんがウザイのだが、とりあえず魚を浮かせないと・・・。
「デカいじゃないですかあああ」
「うるさいwww」
上がってきたヒラマサはヒラスでやはり大きくはなかった。いやむしろヒラゴじゃねえのか、コレ。
まあそれでも掛かってくれた魚と海に感謝して、丁寧にタモ入れを実施。
「完全に浮いてからタモ突っ込んで」
「頭から狙って」
タモ入れ指導を行い、捕獲完了。
さあ、見ていただこう。7~8キロクラスと疑わなかったヒラマサがコイツだ!
ワン
ツー
スリー
きゃあああああああ !ちっちゃ!まじちっちゃ!
恥かしいイイイイイイ。こんなの今までいくらでも釣ってるやんけ!
さて、感覚が大きくズレているようだ。もうホントに恥ずかしい。今年はデカいの釣ってないからだ、きっとそうだ!
「今年のお前は記憶に残らんのうwwww」
先週、ダイソージグで88センチの大鯛を釣った社長は余裕シャクシャクな感じ。
まだ年末まで時間はある。
諦めない。絶対w
デカマサか、デカンパチ、釣ってやるううう。
どこかデカいの釣れてませんかね?
どなたか白島~蓋井島近辺、情報くらはい^^
おわり