北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

ザリガニ後輩登場。シイラも登場。

2019/08/17

我が鮮魚事業部に待望の新人が本格加入である。

今年のGWに晴れて1級船舶小型免許を取得し、労せず出費せずタダで船に乗るピラニア先輩やイカゲソ先輩と比べると雲泥の差。

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「寝ずの番は任せといてください!」

まんざら虚勢を張っているワケではなく、彼は本当に自信があるのだろう。なぜならば42.195kmのフルマラソンを夫婦の愛で走りぬくマラソニストだからだ。

「高校の部活は帰宅部っす」

「ラブラブっす」

奥さんもマラソン初心者で最近始めたらしいのだが本当にすごいね。夫婦でロングのフルマラをラブラブパワーで一緒にフィニッシュでゴールするんだって。

「魚、全部ください!」

「妻と一緒に捌きます!」

「・・・なんでも巣穴に持って帰るザリガニみたいやな」

そんな社長の一言でザリガニ後輩と名付けられた彼。エサのキビナゴですら持って帰って食べる「ピラニア先輩」といい勝負であるし、

「切り身にして持って帰って来て」

などとスーパーで買えるような状態で持って帰ってこいという私の妻と比べても色々な意味でさっぱり勝てない相手であるのは確かである。

うーむ。・・・近い将来、私の現在のポジションを脅かす存在になるのだろうか。

そんなザリガニ後輩も今はただの初心者であるので社長のスパルタ特訓をモロに受ける。


「あの島はなんだ!?」

「馬島です!」

(・・なんだと!?)

「じゃあ、あの島は!?」

「すみません、わかりません!」

(ほっ・・・) ε-(´∀`; )

「帰ってGoogleマップで確認しておきます!」

「地理を頭に叩き込めよ!」

「次までには覚えておきます!」

(ヤヴァイ)


えーと・・釣りは、そう釣りはまだ初心者であるのでそこだけはまだ負けるワケにはいかないが別に競うモノでもないし、そこは懇切丁寧に教える所存である。


「今から始めるなら左巻きで始めな!」

「わかりました!」

「きつかったら右巻きでもいいけどな」

「いや、これで頑張ります!」

という事でジギング開始である。

さすがにギクシャクしているザリガニ後輩だが、左巻きのハンデを鑑みても決してヘタクソではない。今まで多くの初心者を見て来たけどザリガニ後輩は断じてヘタクソではないようだ。

(コレ、ヤバい・・・)

時間を追うごとに段々とザリガニ後輩の左巻きがスムーズになっていく。

そんなザリガニ後輩に早速ヒット!

「来ました!」

エソ。

「来ました!」

エソ。

「また来ました!」

エソ。

合計5匹のエソでザリガニ後輩は本日、ジ・エンド、撃沈となる。

(うむ、まだまだやのう・・・いひひ)

私と社長はヤズとかヒラゴとかをボチボチ釣ったのはいつも通りだが、去年は釣れていないアイツらが船の周りを回遊し始めた。

50mほど先を青物がびょーん、びょーんと景気よく飛んでいる。そしてその魚の上をカモメが一緒に飛んでいる。

「魚と鳥が一緒に飛んでる!w」

と思ってよーく見たら、その2匹の先にトビウオ!

ウビョーーーーーーー!と飛んで逃げている!トビウオはどっちから逃げているのかわからないけど、そのカモメとトビウオの距離が段々と詰まっている!

息飲む展開!

トビウオとカモメの距離が縮まる!捕食体制に入り、前足が上がった!しかしながらその分、失速!

(逃げたかな?)

多分、カモメは食事にありつけず、その後、水中でどんなドラマが起きていたかは知りまへん。


(・・・トビウオ追ってんのか!)


トップウオーター投げようかと思ったけど付け替えも面倒なのでロングジグをそのまま遠投。着水と同時に巻き始めて、水面をバシャバシャ、ちょっと水中を泳がせて、また浮かせてバシャバシャ・・ギラッ!

キタ━(゚∀゚)━!

ウヒョー!

何度もジャンプする青物。テレビでよく見たカジキがジャンプする感じの10分の1ミニチュアスケールのファイトだ。

(゚∀゚)あひゃひゃひゃ

たのしいいいい~!

という事でやっぱりコイツ、シイラだった。

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マヒマヒは高級魚だって。ハワイならね。

釣り上げた時はきれいな青色のシイラも段々と黄金色になって行き、写真を撮る頃には黄緑色に落ち着いたまあまあのシイラ。去年は釣れなかったから2年ぶりだな。

シイラは興奮すると黄色になるそうです。警戒色とも言われていて、釣り上げ中に水中で黄色になっちゃうと他のシイラは警戒して逃げてしまうという噂も。
つまり、シイラが外道でやけに多い時はわざと黄色になるまで泳がせておけばいいんじゃない?とか思った次第です。ハイ。

その後、錆びたボロボロフックのミノーを投げた社長にも良いサイズのシイラが掛かり、ジャンプジャンプで散々楽しんだご様子。見てて楽しいね。

 

その後・・・

ザリガニ後輩に負けてはマズイと左巻きに変えて、強制トレーニング開始。

ぬぐぐぐg、コレ、、、かなり厳しいぞwだんだんリズムも落ち着いて来たけどワンピッチがツライ。左巻きに変えてから、ピタリとアタリも止まってしまった。まっ、いっか。釣ったし。

という事でザリガニ後輩はエソに終わり、私と社長はボチボチ釣って納竿となりました。

「ふ、まだまだ、だな」

おしまい

チョウケイ襲来(パパ)

2019/08/08
釣りバカのチョウケイが中国から帰ってきた(というより遊びに来た)ので早速、釣りに連れ出す社長と私。あ、おまけの達人ウーロンも。

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チョウケイと私。美白モード。

チョウケイは私よりジギングを始めた時期が早く、竿やリール、アシストフックの選び方など色々と教えてもらったのだ。

チョウケイは北九州大学に留学していて、昨春、卒業して「日本でビジネスしたいネ!すぐ帰ってクルYO!」と言い残し、いったん、中国に帰った。

気も利くし勤勉家の好青年で誰もが日本で仕事をするんだろうと思っていたら「ケコーーンするヨ!」と言ってさっさと中国で結婚してしまい、かわいい女の子も産まれてパパとなり、ついには帰らぬ人となった。
お相手は帰国してすぐ知り合ったご近所さんらしいw

さて、チョウケイの紹介はこれくらいにしてっと。


予報では東の風3~4くらいだったけどけっこう沖は暴風で初心者ならば釣りは無理。しかしながら我々は素人ではない。ウーロン・チョウケイ・そして私は数年間も船上で社長に鍛えられた百戦錬磨のプロなのだ。


他の人のラインの動きを確認し、オマツリしないようにジグやタイラバを投入していく。


「キタ━(゚∀゚)━!!」

「社長~!私が釣れてますうううう!」

「キタ━(゚∀゚)━!!」

「チョウケイ!それオレ!俺が釣れてる!」

「キタ━(゚∀゚)━!」

「ウーロン!それ、社長の魚!

 

えっと、社長のヒラゴにウーロンのタイラバが見事に絡まって、「どっちの魚でショー」が面白かったかな。

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うーむ。どっちだ?w

しかし全くけしからん。ネタがイマイチだったのだ。ネタの達人ウーロンすらヒラゴを釣り上げるし、社長はファーストヒットでさっさとボウズ逃れ。私もまあ普通に釣れるし、チョウケイもちゃんと釣ったから全員安打達成ってワケだ。ネタのプロの名に恥じない程度にネタを提供しておくれよ~。ブログに書く事なくなっちゃうじゃんかよ~。プロとして自覚をもっと持ってもらわないと~。

 

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チョウケイ?後ろに…誰か・・・いるよ・・

 

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ちっ、バラせばよかったのにw

 

えっと、しかしとにかく小さかった。

コ瀬のど真ん中から流す感じで15~20mくらいの浅いエリアでしかヤズやヒラゴは釣れず、大物狙って流されるがまま深い位置で頑張っても釣れるのはエソとかフグとか。あ、私がサワラを釣ったくらいか。

風が強かったからキャスティングもやるだけ疲れそうだったしひたすらジギングでヒラゴとヤズを釣っておりました。

普段なら憎たらしい暴風も夏場はちょっと助かったかな。熱風をかき回している感じはあったけど、それでも風はありがたかったです。

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この船、超デカかった~!夜、人工島でライトアップしてた。すごかった。

おわり

うーん、ネタがない。つまらん。

太鼓の達人みたいな魚探反応。どん、カッカッ!

2019/07/30白島コ瀬付近

ふふふ。新リールだYO。

 

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Gショックみたいでかっこいいw

ダイワBG4500H

8本組のPE3号を200m(捨て糸も200mくらい巻いたけど)
(私は個人的には4本組が好き。なんかハリがあるので。でも今回は久々に8本組にした。)

そしてネットで買うか釣り具のポイントで買うか悩んだけど、これ、ほとんど変わらないよ。ネットのショップによってはちょい高いのもあるくらい。ポイントさん、がんばってるね!(・∀・)イイネ!!

 

ダイワ BG 4500

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感想(0件)

そんなリールは重い上にデカいけどなんか時計のGショックみたいでごっつくて男らしくてイイ感じである。

そして左巻きである。どーしても左巻きに慣れない私だけど、ジギングよりストレス無さそうだからキャスティングは左巻きで頑張ってみる所存にしてみたのだ。

そしてピンクのマリアラピードさんを付けて投げる。初めてキャスティングロッドで投げてみた。しかし・・・コレはよー飛ぶぞ。(・∀・)イイネ!!

f:id:ryo0119r:20190717173933j:plain.※これは先週の写真だけど、やはり美肌モードなのだろうか、( ゚Д゚)顔がキモい。

 

しかし・・・


熱い!暑いを通り越して熱い!熱い!あちちちち、もうナンダコレ!尋常じゃない汗と直射日光と戦いながら投げる、投げる、投げる・・・。それもそのはず、今日のスタートは14時だったのだw

 

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やっぱり美肌モード?( ゚Д゚)顔がキモい。

日陰となる船の左舷部分は達人ウーロンと社長が陣取っており、そこに入り込む余地はない、つーか、キャスティングはぶん投げるから先端か後ろは固定なんだけどね。

「お前、それ釣れんやろーw」

といつもの暖かい言葉をいただくが、インチク・タイラバの社長も達人ウーロンも何も釣れていないので私はとっても気楽である。わははは。

しかしながらあまりの暑さに社長はエアコンが効いた船内へ。それでも私は太陽とタイマンを張り続け、ウーロンは地道にタイラバをやっている。

 

その時・・・!

 

ギラッ!ずびょーーーーーーーーん!ギラギラッ!

まるで昇り竜のようにギラギラと魚体を反射させながらズビョ――――ン!とマリアさんを加えて水中から飛び出したのは・・・

・・・ダツ!

・・・いやサワラ?(違うと思う)

・・・まさかタチウオ??(絶対違うと思う)


ま、多分、ダツだと思うんだけど、とにかくヒット!

「うひゃあ!まさか私にw」

「かっちょいいいいいい!!!」


メチャクチャかっこよかったのである。マリアを加えてズビョ――――ン!と飛び出すその絵が。


とにかくヒット!相手にラインを切られないようにここは強引に巻きたいところ!

しかし!


ここで立ちはだかる・・・


左巻きの壁!(笑)


ああああああ~ギクシャクするんじゃあああ~グイグイ巻けねええええええ!糸フケが出そうだぜコンチクショー!おりゃあああ、ふわ、ああ。。。あ。あ。あ。


あ。


ふわ。って。_| ̄|○


かくして清水の舞台から飛び降りながら衝動買いしたマリアラピードさん(アシストフック込み3,000円くらい)は初ヒットで一撃で持って行かれてしまったのである。


「びよーーーんってメッチャかっこよかったっす!」


「いいもん見れたやんかw」


「リーダーがボロボロっす」


遠投と使いやすさを考慮した25lbという舐めた数値のフロロカーボンはズタボロになりつつあっさり断ち切られたので次は手持ちの30lbを巻いた。あまり変わらないけど10キロ程度のヒラマサならこれで十分上がるハズだ。多分。根ズレさえなければ。ダツ・サワラの歯ですっぱり行かなければ。そして・・・左巻きで太刀打ちできるならば。(無駄死にしちゃうお魚に悪いのでタックルはしっかり準備しないとね。これでダメなら次は50lbかなあ・・・)


「本当にお前はなーんも釣らんのうw」

汗だくだくの私にいただいた社長の暖かい言葉に火が点いた私は灼熱地獄の中、ジギングを決意。

「ジギングやりますよw」

「釣れん釣れん無理無理w」

 

しかし社長が「絶対に釣れない」と言ったのもわかる気がする。とにかく暑い・・・のではなく、アチチで熱いのだ。さらにインチク・タイラバで生命反応がないとなるとジギングで釣れるワケがない。だって熱いし。ああもう!あちち。

とは言え、面倒なのでキャスティングロッドにジギング用のリール(右巻き)をセットして100gのどっかの安いロングジグをセット。

 

灼熱地獄の中、長くて重いキャスティングロッドでジギング開始。流れる汗、焦げ付くお肌、おでこを流れる汗がヒリヒリし、目に入ったらこれまたヒリヒリする。不快指数300%、それでも私を突き動かすものは「プライド(ヤケクソ)」のみである。

その時、ふと魚探が目に入った。

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太鼓の達人って難しいよね

「社長~!これ珍しい!w」

「おお~初めて見たかも?w」

太鼓の達人だドン!w」

 

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一直線の小魚マーク。そしてたまに混じるちょっとだけ大きめのお魚アイコン。

どんどんカッカッ、どんカッカッ!って感じやん。

 

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★マークは私の加工です

(底から10mくらいかあ)

ジグをエイヤ!っと遠投して斜め引き作戦開始。斜めに15mしゃくり上げてまた落とし、15mしゃくり上げてまた落とす・・・・。15mしゃくり上げたところで・・・ゴン!

よっし、右巻きリールに変えた私に死角はないぜ(笑)

ゴリ真紀・ゴマキカルーセル麻紀。とにかく底から引き離し、なかなかの抵抗を受けながらようやく1本!

 

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カルーセル麻紀

 よく引いたし、苦労した割には小さかったけどクソ暑い中で釣れた貴重な1本である。

 (このキャスティングロッドはマグロまで行けるって書いてたけど、デカいのは無理。まあ、いいけど。デカいマグロとか釣れないし。)

 

ちなみにコレ。安いし、防波堤からジグ投げるにもいいね。コレ。

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「(このクソ暑いのに)さすがやのう」

太鼓の達人でした~へっへっへ」

「私もジギングやる」

社長も根魚狙いのインチクを諦め、ジギング開始。

 

そしたらまた私にゴゴン!ビビビ!ぐいぐいビビビ!ぐぐぐぐ!ビビビ!


「あひゃひゃひゃ、また来ちゃいましたああああ」

「またお前・・・」

「社長もすぐ釣れますよ!」

 

(しかしビビビ?まさか?)

ブリやヒラマサと明らかに違う「ビビビ」の振動。さっきより大きくない感じだけどよく引くこのビビビ感はもしかして・・・。


ふわ・・・


「あ」

 

_| ̄|○


針が折れてしまっていた。

多分、あれはヨコワ(マグロの子供)だろうなあ。まあいっか、小さいマグロは放流対象だしさ。

その後、偶然に定評がある達人ウーロンがタイラバで偶然にもヒラゴを釣り、ノーカンとなった。

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我が生涯に一片の悔いなし!どごーん!byウーロン


我々ってなぜかタイラバやらインチクでなかなか青物釣れないんだよね。なので絶対にアレは偶然だ。しかもウーロンだし。

 

社長「私、ボウズだった」

 

ウーロン「私のは偶然っすよ!w」

 

私「自分から偶然ってw」

 

 

ということでたいした内容でもないブログですみません。ということでマリアラピードさんを帰りにまた買ったのだ。リベンジはいつだ~。

 

おわり

【ついに完結!】とことんスプリットリングプライヤーにフラれた夏

私はいったい何をやっているんだ。


また買ってしまった。

 

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今度こそピシャリと見た!


ちょっと大きめと思われる「スプリットリングプライヤー」


780円だったので失敗してもま、いっか、って気持ちで購入してしまった。

さて、早速リングをつかんでみる。

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「あれ?」

余計、リングが斜めになって入れにくい。しかも大きめだから作業がしにくいのである。つかみにくいのだ。とにかく。

 

(これってやっぱり、リングごと挟むのかいな?)


リング全体をつかんで広げてみる。

 


「えい」

 

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わしづかみである。


(おお、なんか広がるけど、これって・・)

 

リング全体をプライヤーで挟み込んで広げてみるが、ピンポイントで作業しやすい「美味しい部分」をさっさとつかむのは非常に困難である。しかもジグやらプラグだとか付いててごちゃごちゃしてたら余計に難しい。

 


挟むの失敗して

 

「コロリン・・・」

 

(# ゚Д゚) イラ!


挟み所が悪くて


「コロリンコ・・・」


(# ゚Д゚) イライライライラ


負けるかこのやろ!


「ぴょーん!コロコロ・・・」


(╬ ꒪Д꒪) ゴゴゴ…

 


しかも、転がって行ったリングが見つからずに。


( º дº)<キエェェェエエェェェ

(発狂)

 

( º дº)<キエェェェエエェェェ

(発狂)

 

 

えっとつまり余計に作業スピードが落ちて、イライラこの上ないのである。

そこで昔使ってた安いヤツを使ってみると・・・。

 

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スッ、くいっ、クックックッ・・・

 

・・・ふう。


(スムーズに)「完成」


ヽ(〃v〃)ノ★アハーン

 


スプリットリングプライヤーに浮気、そして泣いた夏。

使ったお金、トータル5,000円。長年愛用していた元カノが一番私を理解してくれてたって事になる。

浮気してごめんね。ちょっと値段が張るオンナに手を出してみたけど、結局は元サヤに戻りたかったんだよ、信じておくれ、本当だよ。

今年の夏に経験した彼女たちはいつの日か・・・私がサラリーマン漁師のワクを超え、大金を稼ぐために荒海に乗り出し、ついにはマグロ漁師にでもなった時にでも出番があるだろう。

きっとね。

サヨナラ。また会う日まで。

 

えっと、10キロ前後のブリ~ヒラマサレベルのライトジギングならポイントやらトライアルで売ってあるような安いスプリットリングプライヤーが超万能だった。

みなさんもご参考ください。私が5,000円以上捻出して取れたこのデータ、間違いはないハズです(号泣)

プライヤーごときに5,000円も使っちゃったぜ(号泣)

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これが最大級のお金が掛かった彼女です。デカいわ、マジでw

おわり

 

頭おかC※台風5号の関門釣り

2019.07.20

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東~東南の風、気になる風速はおしなべて強い5。通常ならまず釣りは中止。そんな台風5号が朝鮮半島を通過ちゅうなう、の日。

「とりあえず港行くか」

(・・・え)

仕方ないのだ。今日は釣りにどっぷりハマってしまった某金融機関の組長さんと、サラリーマン根性だけで組長に付き合う担当の杉Pさんとの接待釣りだからだ。

横殴りの風と雨。そんな状況の中、車で港に到着するとそこで目に入ったものは・・・・!

傘もささず暴風にさらされまくって我々の到着を待つ組長と杉Pさん。

(あ、この人たち、タクシーだったわw)

屋根などない吹きさらしの港、暴風、横殴りの雨。それでも待つ、我々の到着を。そう、出航の可能性に掛けて。まさにその根性、プライスレス。

関門は西・北西系の風でなければ多少の強風でも地理上の強みからかなりの確率で風を受けない良漁場であり、それはまさに自然の要塞とも言うべき安心感、つまり中心気圧が985hPaごとき台風など我らの関門に掛かれば赤子同然なのである。

 

「荷物入れましょうか~」

 

(え、マジ?行くの?)」

 

強風に煽られた船を岸壁に寄せるだけでも一苦労、もちろん船を出すのも超絶に一苦労な状況は変わらない。

なんとか出航したとしても風にあおられると元々効き辛い船外機の船舵も効きにくく、港から出るにも一苦労。


(とにかく港から出てしまえば・・・!)

 

「びゅごおおおおおおおおおおお!」


「どごおおおおおお!」


(・・・うん。ダヨネ)


暴風に殴りつけられる状態は変わらない。ただ関門は波もあまり立たないのでとにかく風だけなんとかしないと。


「社長、税関前ならもう少し・・・」

「そうすっか、あっちは大丈夫だろ」


という事で我々は関門の神秘、【税関前】に移動する事にした。

地理上の都合から山が多少の風は遮ってくれるので多少の強風などくそくらえ、まさに税関前は関門の楽園、いや桃源郷なのだ。税関前は秋になったらネリゴも釣れるし、ここで過去にあれ以上の引きを経験した事がない超大物を逃がした事もある。

 

「どびゅおおおおおおおおおおお!」


(うん・・・ダヨネ)


「もっと岸によれ!」

岸に寄るとさすが関門の桃源郷、風も少し弱くなり釣りは出来そうである。しかしながらさすがは台風。あっと言うまに沖に出される。そう、つまり風に乗ってしまえば。


「どごおおおおおお!」

・・・である。


まあそれでも釣りは出来るので青ケブ付けて、釣り開始。私は皆さんがコツをつかむまでアレコレしたのち、ジギングである。


さすが社長、青ケブで20年、関門で遊んできただけあって、あっさりと鯛を釣り上げる。

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台風

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つうかなう




しかし敵は青ケブでも鯛でもない。ちょっと沖に出されたら「どごおおおおおおお!」の台風5号だ。

社長の鯛で一気にテンションが上がった船中、組長も杉Pさんも頑張る。

 

誰も帰ろうだなんていわない。

 

(この人たち、頭おかC)

 

風の影響を受けにくい岸に寄っても、西に流れる関門の流れと東から吹く風がドンピシャ奏でる暴風のハーモニーであっという間に沖に。流される方向と風向が一緒、つまり1+1=2なのだ。

 

「ごおおおおおおおお!」

 

「わはははははは!」

 

しかしなんだかあまりに強い風はなんだかテンションを上げてくれる。雨も降らなかったしちょっとしたアトラクションのようだった。

 

だんだん私も頭おかCくなったんだろうか。

 

 

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風でオールバックに

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横風の髪型

 

組長も杉Pさんもなんとか数匹の鯛を釣り上げるも今日の関門はイマイチな感じである。

 

 

だって台風通過なうだもん。

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帽子が飛んだ決定的瞬間


それから数時間粘るも思うように釣れない。


「釣れんのう。」

「いや、こんな時に釣りだなんて」

「うん?」

「みんな頭おかCっす」

「はい。そろそろ帰ろうかw」


という事で無事に全員無事だった台風5号の関門釣り。一日オール東の風、風速4~5mだから出航しましたけど良い子はマネしませんように!

あ、そういや遊漁船が我々以外に1隻のみ出ておりました。

みんな頭おかCよねw

まあしかし関門はすごいなあって思った。だって台風通過中でっせw釣りが出来ちゃうんだから(笑)

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イカ釣りの時に見た護衛艦かな?



あ、私のジグは強風のため、ブリ・マサ用の100gのロングジグ。もちろん何も釣れませんでした。杉Pさんの飛ばされた帽子をタモですくったくらいかな。関門はダイソージグくらいが丁度いいね。

 

 

おわり

関門に青物到来か!?ダイソージグで十分。(ちっちゃいヨ)

2019/07/13

関門でジギングをやられている皆さまに朗報ですがタイトルほどの期待感で読まないでくださいネ。

朝から曇りのち雨という状況で白島沖は無理、それならば関門でのんびり釣ろうじゃないかって事で青ケブを買い込み、小物釣り専門のピラニア先輩、休みの日は釣りに行かなきゃ死んじゃうイケメン青山テトラくんと社長と私の4人で「雨が本格的に降り出すまで関門でノンビリ」という超レジャーコースだ。しかし意地でも行くんだな、私達ってw

さて、先週のイカ釣りに比べて気負いも根性もプライドも不要。いたってラクちんな釣りである。

出航からあっという間に5分、小倉マリーナの沖に到着。大型船の航路を避けて、流されるがままのラクちんな釣り開始。

準備が異常に早い社長がさっさと青ケブ付けて投入。

「釣れんぞ」

「いや、まだ3分です」

という本気なのかおきまりなのかわからないトークを繰り広げて20分くらいするとぽつぽつと鯛めしサイズの鯛が上がって来た。

 

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イケメン青山くんがファーストヒット、かな?

 

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小物専門のピラニア先輩までも鯛めしサイズとは・・・




(さて、私はやっぱりジギングだなあ)


どこでもジギングと決めている私は80gの中国製ジグをセットして、さて、第一投なげ・・・・

「ばちゃ・・・っ」

 

ん~?ボラ?サゴシ?

 

「・・・パチャパチャ」

 

ナブラほどではないが、魚が表層でわちゃわちゃやっている模様。

(なんだろ?)

とりあえずパチャパチャに向かって投げること数回。

グっとした感じでなんかキター!

 

私のヒラマサ用タックルで巻くけどなんか引いてる感じはあまり感じられないけど、横走りしている!

 

「おお!こんな(小さい)の初めて~!(*´Д`)~」

 

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ちっ、しまった、イケメンと並ぶと色々ヤバい・・・。

 

さて、ブリの幼魚のヤズ・・と言うんだろうかこのサイズは。イケメン青山君が釣ったキスと比べるとそのサイズ感がお分かりいただけるだろう。

 

「あ、もちろんいただきま~す」

 

リリースなんて言葉は辞書にない小物専門のピラニア先輩が持って帰るというので美味しく食べていただこう。


さて、それにしてもフックがデカいのか(一応、ヒラマサ用だもん)コツコツ当たるけどフッキングしないもんだからダイソージグにチェンジ。アシストフックも所持品の中から一番小さいヤツを付けて、雨が降り出すまで楽しめました。

けっこう当たるけどバラシも多くて、25~30センチくらいのヤツを雨が降るまで5匹?くらい釣れました。あまりマジメにしなかったしね。リリースも考えてさっさとイケスに入れたからあまり写真撮ってないけど結局ピラニア先輩が全部持って帰ったからその苦労も水の泡だったのだが。

 

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これが一番大きくて30センチくらいかな?



そして防波堤に近い浅瀬でもわちゃわちゃやってたから岸壁のどこからでも釣れるんじゃないのかな。

えっと、白島沖とかに比べて青物の確率が薄い関門だけど超楽しかった。小物釣りも奥が深くてハマりそうだ。

おわり

イカん砲炸裂。誠に遺憾ですイカ釣り2019

2019/07/5(金)

長文となります。これはサラリーマンプロ漁師として残しておかなければならない備忘録・・・。「備忘録」ってメモって事らしいんだけどねw


「今週行くんですか?」

 

「行く!」


無邪気な少年のように即答する弊社の代表。もう何があってもイカ釣りに行くと行ったら行くんだい!って感じのモードになっていた。

それもそのハズ、直近の天気にしてはなかなかない好条件の天気予報が出ていた。

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オール1である。通信簿では最低だけど、釣りならバッチリ、超優秀な予報だ。

ただ・・・私には懸念がひとつ。。

(低気圧の風速1は・・・・うーん。)

相手は深夜。つまり一晩中である。日中に出るのとはワケが違うし、経験上、低気圧時の風速1は海の上はだいたい3くらいになるのである。高気圧に覆われている時はだいたい天気予報も当たる。それらは偶然かも知れないけど。

 


しかしそんな私ごとき浅はかな経験値上での不確定要素で、会社トップが下した最重要決定事項であるイカ釣りを止める事はできず、むしろ何があっても止まらないイカ釣りを止める気もない私達は食料や水を買い込み、準備を終えた。去年は異常に釣ったイカゲソ先輩が今年も大爆発するのか、それとも熟練の社長が貫録を見せるのか・・・色々楽しみだ。(ネタ的に)


さて夕方のうだるような暑さの中、寒さ対策の冬用のインナーをそそくさと持ち込む。前述のように低気圧の風速1は3だろうとの「予感」があったからだ。

そして夕方16時。社長号は各種の準備を終えて出航となった。

 

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ついに今年も始まってしまった・・・。いったいどんなドラマが待ち受けているのだろう・・・。イカ釣りミッション開始である。

 

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この広さ、この余裕感。のイカゲソ先輩

社長・イカゲソ先輩・私の3名、いつものメンバーと言えばいつものメンバーで経験値も豊富。何度もイカ釣りには行っているし、一番に眠くなっちゃうのはイカゲソ先輩で、社長は基本的に朝まで元気。私は調子がいい日と調子が悪い日があるけど、この日は破天荒の予感もあって前日はバッチリ寝ていたので調子がいいと見た。

さらに正直言って、船が豪華になった分、寒けりゃ船室に逃げこみゃいいし、暑けりゃエアコンだってあるのだ。こんなに余裕なイカ釣りはないだろうという油断、慢心がないワケでもなかったが、案の定、尋常ではない事態にさらされる事になる。


後半へ続く(ちびまる子ちゃん風)


さて、この日の主戦場・・・と言ってもいつもの白島沖に到着。まずは夕マズメで魚釣り。早速、この前買ったマリアラピードさんのお試しタイムだ。

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面倒だったのでキャスティングロッドは出さずにジギングロッドで試してみたけど体感風速3程度の風に乗ってかなり飛ぶよ、このラピード。50gで不安だったけど、バンランスがいいのかな?キャスティングロッドはいつかゆっくりやれる日に出すとしてもこれはなかなかいいんじゃない?
操作の方もとにかく軽い。ちょっと引くだけでスイッと潜る。長めのほうき引きだと水面を飛び出して滑っちゃうので軽めにちょいちょい引くだけで良さそうだ。

(こりゃあラクちんでいいかも)

と思ったくらいでこの日はノーヒットである。強い風のおかげか高い波に邪魔されてかお魚の姿すら見えなかった上、揺れる船でおっとっと、おっとっと、を繰り返し、早いタイミングでふくらはぎにダメージを蓄積してしまった。なんてこった。


高い波に強い風。一向に治まる気配がない。しかしながら船首で肉体労働を繰り広げている私と違って、イカゲソ先輩が用意した折畳みイスのおかげでお二人ともラクちんのご様子。そんな感じで社長とイカゲソ先輩はジギングとタイラバをしているのだけど、とても本気でやっているような雰囲気ではない。

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優雅だけど波はかなりある


「お前、それ、釣れんやろーw」

といういつものセリフをいただいて、社長がラクちんなイスに座ったままタイラバで鯛(30センチ)を釣って魚釣り終了。集魚灯を海に投入してしてついに怒涛のイカ釣りに突入だ。

 

社長とイカゲソ先輩はスッテを5~6個つけるイカ釣り仕掛け。しかも社長は電動リールをスタンバイし、イカに対する熱い情熱を感じさせる本気モードだ。一方私はいつも通りイカメタル(重たいスッテ)1本でのんびり釣ろうって魂胆である。スッテがごちゃごちゃ絡まるの嫌いなんすよね。

 

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日が沈む~



そうこうしているうちに辺りはだんだん暗くなり、夕ご飯を食べ終えた辺りで今夜を占うような怪しい異変がいきなり起きる。


(あれ?)


イカゲソ先輩、もう寝とるw)


本人はバレないように寝ているのだろうけど、ご飯を食べるや否や眠くなっちゃったようだ。まだ20時でっせ。小学生か。こんなんじゃ一晩中もたないっしょ。

「あ、いや、船が大きくて眠くなってしまったです」

話しかけられて慌てて起きたイカゲソ先輩は眠いのは船のせいだという事にして、寝ながら竿を握っている。

「しかし釣れんな・・・」

魚探を見ると海の下では小魚たちの大運動会が始まっている。写真に収めるのを忘れてしまったが、王冠を被った大型魚を示す魚のアイコンもバラバラ出ている始末だ。

 

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そんな状況でもとにかくイカは釣れないのだ。


「王様にイカが食われてんじゃないっすかね?w」

本当にこの辺り一帯のイカは全滅したんじゃないかってくらいイカのアタリはない。あまりに釣れない状況と王様のアイコンが出ている事もあって、社長は船の先端でタイラバを始めてしまった。

そんな時・・・


均衡を破ったのはやはりこの男!待望の1杯目がついにキタのである。


半ズボンで寝ながら釣り竿を握るイカゲソ先輩だった!イカゲソ先輩、去年に引き続きイカ釣りだけは絶好調なのだろうか。

散々スミをばらまき、写真を撮る間もなくなれた手つきで水槽に収まったイカはとても小さいヤリイカ(小)であったがとにかくイカが釣れる事はわかった。

イカっすよ、イカ!10mくらい!」

「寝たフリで気配消したのが良かったね!」


→いや寝てたし。


あくまで寝ている自分を肯定しつつ自信満々のイカゲソ先輩に鼓舞されるように社長も再びイカを目指して頑張るが、水深10mくらいのタナに重たい電動リールは必要なく、「疲れた」という事でラクなスピニングリールに変えていた。

 

それから2時間。

「釣れんな・・・」

また釣れない時間が続くが、ようやく社長のロッドがビヨン!ビヨン!というアタリ!ついにお刺身サイズのヤリイカをゲット!その後も1時間に1杯のペースで釣れ出した。そのイカを刺身にして食べたのだがやっぱり船上イカ刺しは最高である。

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そして夜23時付近になると寝たり起きたりのイカゲソ先輩がついにダウン。疲れ?船酔い?眠たいの?いやいや・・・違う、とにかく寒いのだ。


めちゃくちゃ寒い。ずっと吹き続ける3m~4mの風は天然のクーラーと化し、半ズボンの小学生イカゲソ先輩を直撃した。

レインコートを中に着込んでも直撃する冷風をかわす事は出来ず、体温を奪われていく。

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半ズボン小学生

ただでさえ黒い顔色がさらに悪くなったイカゲソ先輩に「お前、ちょっと寝とけ~」と社長が暖かい判断を下す。

船室でダウン1号は予想通り、イカゲソ先輩。ある意味レコードホルダーである。
(そこから延々と寝る事になるのだがそれもいつもの事だ)

 


それから社長が5杯ほどのヤリイカを釣り、そのイカの遺憾ともし難いイカん砲が私の股間に直撃してイカんともし難いピンクな写真が撮れていた。

 

 

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わ~おっ♡


しかも写真アプリのSNOW(スノー)は入れてないのに何故だかピンクになったり耳が生えていたりしていた。こんな機能が付いてるのね最近のスマホって。

 

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おっさん疲れてますって

 


さて、私も冬用のインナーを着込んだところでとてもガマンできる寒さではなく、社長から高級レインコート(ダイソー)をいただいて着込んだり、船室と外を行ったり来たりしながらイカ釣りを続行し、ついに私のイカメタルにも手のひらサイズのイカが釣れ、マンガみたいにブシャー!と顔面に遺憾砲を浴びたりしてもう寒いのか楽しいのかツライのか眠いのかワケがわからない状態になって行く。

 

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今年は社長の勝ち!


しかし本当の怖い思いをしたのはここからだった。寒いと逃げ込んだ船室は暖かい天国。部屋に入るや否や一気に睡魔に襲われてしまうあの感覚がすごかった。

(ほっ、あったかいなあ・・・・・あ、寝るな!寝ちゃいけない!外に出るんだ!・・はあ、暖かい~えっと、ここどこだっけ?気持ちいいな~もう少し、、、あ、つゆだく大盛りはダイエットしてるしな~、あれ?夢見てる、俺、アレ?あ、意識が)

 

こんな感じで私がお亡くなりになりそうになったところでサラリーマン根性炸裂。うおりゃー!と気合で起きて社長に先に寝ていただこうと冷房がガンガンに聞いた外に出る。

「ちょっと寝てください~。私は(外にいる限りは多分、寒くて寝れないので)元気ですから!」

という事で社長を先に船室へ。社長はぐっすり寝ているイカゲソ先輩を叩き起こして見張り番に任命。

「お前も寝ろ」という事で私も横になる事に。


船室に入る。暖かい船室とそれに包まれる安堵感。船の命運その全てをこの男、ぐっすり寝て元気モリモリなイカゲソ先輩に託し、横になるや否や・・・私は即死した。

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・


(あれ?)


まわりを見るとうっすらと明るいぞ。夜が明けかけている。激しい揺れで何度も台座から転がり落ちそうになったけど一時間半くらい寝てしまったようだ。


(あれ?)


(あれれ?)


見張り番のイカゲソ先輩は「僕チン、寝らずにがんばって見張ってます!」って感じでじっとイスに座っていたハズだが・・・・。

(あ、寝てる)

首が折れそうなほど顔面が上を向いているwwww

ほんのちょっとの時間とは言え、全滅したクルーを乗せた船はまるで映画のように高い波に揺られながら漂流していたのかも知れない。


朝日が昇り出し、朝6時を迎える頃、ようやく風がやんだ。14時間近く吹き続けた風もようやく治まり、ついに待ち望んだの釣り日和となったのである。

まばゆい朝日に映し出される海上自衛隊の皆さまに敬礼。

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私は再びラピードを取り出し、朝マズメキャスティング。大変、贅沢な状況であるがほぼ14時間、強風に吹かれ続けた我々はすでにヘロヘロで、朝マズメに釣りはしているけど、もはやこんな状態で釣れたところで釣れた魚をどうしろと言うんだって状態になっていた。

そんな中でも社長がアコウを釣り、それが合図と言わんばかりにこの戦いも終了となる。

社長が4杯ほどのイカをお持ち帰り、釣れた魚は元気だったのでリリースして帰港した。

とりあえず、七夕時期のイカ釣りは3年連続でヤバい事になった事になる。去年は西日本九州豪雨でしたね。それでも行ったんだけども。

我々のイカ釣りは・・・意地とプライドと体力勝負。社長、そろそろピチピチ元気な若い社員、連れて行きましょう~。そしてコキ使いましょう~。

 

あ・・・イカゲソ先輩、ちっちゃいイカ1杯しか釣ってないっすよ。

 

あ、そういや私もやん。

 

・・・まさに社長の懐刀的な我々二人。

 かなり役に立つメンバーな事請け合いです。

 

おわり

【続】なんてこった!「スプリットリングプライヤー」

満を持して投入した大型のスプリットリングプライヤー
(シープライヤーって書いてあるけど)

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早速、使ってみたくなるのが漢(オトコ)ってもんです。ハイ。

♯5のサイズを愛好している私。私が使っているリングを社長のジグにセットする手前、みんな♯5になるのは必然です。


さあ、やるぞ!(ワクワク)

いったいどんだけラクちんになるって言うんだってんだこいつめ!(ワクワク)

 

どれどれ・・ん?

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あれ・・・・・?

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う、う、うわああああああああああああああああああああ!

 

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リングにプライヤーが入らないwwwwwwww

なんてこった!コレ、4,000円したんだぜ!

 

はい、これはマグロとかGTとか大型魚をそれなりの道具でそれなりに狙う時だけっすね~ww

えっと、つまり普段は使えないって事です。


当分、安物のプライヤーで十分という事がわかりました。

怖いもんだ、お酒の力と店長のプレゼンw


「普段も使いたい」って言ったんだけどなあ、「♯5使ってるよ」って言ったような気もするけど伝わらない言葉は言ってないのと一緒。

 

うーむ。こいつが役に立つのはいつの日か!w


まあいっか。オトコは工具買う時ってワクワクするもんさ。


おわり

 

あ。これってリングごとガバって挟むのかな・・・・?書いててふと思った。

【Maria Rapido】おお~マリア♪お~お~マリア!とスプリットリングプライヤーの痛い話

タイトルを見てピンと来たアナタはだいたいおっさんですね。

人生は上々だbyユニコーン

 

ということでそんな鼻歌を歌いながら近所の釣具屋に行ったらあったので即買い。

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マリア ラピード 160mm 50g


ピンクにしたぜえ。これで天気が悪い日も着水と同時に行方不明になる事はあるまい。


本体が2,000円ちょいに対してアシストフックが900円くらいするっていう妙な現実はいつも通りです。アシストフックって高いよね。

100円のダイソージグに600円くらいのアシストフック付けたりするから慣れっこなんだけど。
ダイソージグのフックというか、スプリットリングすら弱いので必ず交換した方がいいです。50センチのヤズ程度であっさりひん曲がります。

しかし・・いつぶりだろうか。ルアーを買ってこんなにワクワクしてしまったのは。

新品を丁寧に取り出すと強烈な存在感を放つ巨大な3本フック。私はこれが大嫌いで、魚へのダメージがデカい上にラインに絡みやすくない?

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ピンクはかわいい

という事で900円するアシストフックを別購入するハメになるって事なのだけどまあそれはそれでいいのです。

そしてスプリットリングプライヤーを使ってリングを外してアシストフックを付けます。あるとないとで大違いなこのプライヤーはトライアルやら釣り具のポイントとかで安くて売ってるので1個は買っておきましょう。

 

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二重リングともいう。たぶん。

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タカミヤ(ポイント)さんの手ごろなやつ



とりあえずシングル化にっと。

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こんな感じ。


・・・そして事故がおきる。


・・・痛っ!!

 

安いプライヤーだと開き量が小さくて開いても開き量が足りなくて「なかなかリングが通らないぜこんちくしょ!」って思いをされた方、いらっしゃいませんか?いらっしゃいますよね。まさに今回の私がそれでなかなかアシストフックのリングが入ってくれなくて、うーん!って力を入れたらズバっと3本フックの1本が指に突き刺さったの。マジあいたー!だから3本フックはキライなんだ!

 


そこでおススメはこいつ!


衝動買いしちまったぜ大型リング対応の高級品~!

 

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ダイワってロゴで安心したのはここだけの話

 


という事で、友達と飲みに行った帰りにめっちゃローカルな地場の釣り具屋にフラっと入って店長らしき人にその悲惨な出来事を涙ながらにお話ししてたのです。まあ、場合によってはただの酔っぱらいが絡んでいるようにも見えたでしょう。

「あの、デカいのないっすか。えっとね、リングのデカいの外すの」

「なんだっけ?なんとかリング?指刺さったんすよめちゃアイター!なんすよ」

みたいな事を話してたと思うのだけどそんな会話から店長がにっこり。

「ああ、いいのあるよ」ニッコリ

こんな酔っぱらいの会話で全てを察してくれたのか、この店長は。神か。

「ちょっと値段するけど1個買っとけばずっと便利だよ」

なんてクロージングをするんだこの店長は!このエリートサラリーマンプロ漁師の私がたかだか4,000円くらいのお金が払えないとでも?そしてたった4,000円で一生モノが手に入るってウマい事言うなあ。酔っぱらいの♡にズキューンだぜ。

まんまと即決する気マンマンではあったのだがその見慣れないプライヤーの先っちょの形状がちょっと気になる。

 

(・・・お山が二つある?)

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山がふたつ?

 

 

「店長~(たぶんこの人は店長)、イメージが全然わかん」

「え~わかんないですか?はいはい、ちょっと待ってね」


なんと実演開始だ。お店でも使っているのか店長の愛用品なのかわかんないけど使い古された感じの同じプライヤーとスプリットリングを持って来てくれた。

「ぐっと握ってみて」にっこり

「はい、えっと、ぐっ」

おお~なんか通常より1mm以上は開いている気がする。この1mmはかなりでかいぞ。

「わかった!じゃあコレ!」

という事でアマゾンや楽天で調べる事もなく店長のプレゼンであっさりクロージングされて購入した逸品である。

実際、なかなかグッと力をいれる必要があるし、重量感もけっこうあって重いのでアジングとか防波堤メインの方は普通の安いプライヤーで十分過ぎると思いますけどね。


「おう、ハリ付けろや」

「はい!社長!」

という状況でもスムーズに作業ができる事ウケ合いで、エリートサラリーマンプロ漁師も快適にミッションをこなせていけるってものである。

 

ダイワ (Daiwa) シープライヤー 190H

価格:3,456円
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感想(0件)

 

 

あ!やっぱりネットが安いわ。

 

えっと、何の話だ?w

おわり

 

 

 

「超絶」肉体労働に志願した日(キャスティング)

足腰は本当に重要だと思った。マジで鍛えようかと検討中であるが、だいたい思うだけで実行に移せない普通のおっさんである事を思い出した。そうだよ、俺ってただのおっさんじゃん。

さて、そんなおっさんは高い波・船の先端・大揺れ・おっとっと・・エイヤッ!と投げ続けるとふくらはぎに溜まるダメージは色濃く、「お前、そろそろ飽きんかー?w」という社長の声が腹にしみる。「お前、それダメやろーw」「お前、なーんも釣っとらんやんかーw」「アラを釣ってくれ」←根魚は無理w

 

わからんのです。全然わかんない。「デカマサ釣ったるどー!」などと意気込んでキャスティングロッドを購入したまでは良かったし、飛距離も格段に伸びたのは良しとして。

遠くに投げる→ほうき引きする(ほうきを掃くように水平~下に向かって引く)→バシャ!バシャ!とダイビングペンシルが動いてお魚にアピール、もわっ!ガブっ!よっしゃーー!となる・・・が私のイメージ。もちろんYouTubeでの研究も怠らず、完璧なイメージを持って挑戦した自分にとっては本格的なつもりのキャスティング釣りだったのに。

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スーパー黒ネズミくん(大)も投入だぞ

第一の難関(まず・・見えない)
おりゃー!と遠くに投げる→着水する→あれ?どこ?→だいたい行方不明になるw
曇りだったしサングラス掛けてたし波が高かったせいのもあるけど色黒がステキな黒ネズミくんのカラーも手伝って着水後にだいたい彼は行方不明になるのである。

なので着水後はイメトレ通りの動きを想像して動かすのだけど、バシャ!ってなってない気がする。遠い上に波があるとよくわからないけど、なんだか黒ネズミの野郎はずっと潜っている気がするのだ。

そして遠い時と近い時ではラインの角度も変わって動きが違うし、せっかく飛距離が伸びたところで黒ネズミくんがそこで何をやってるのか全然わかんないのだ。さてはやっぱりずっと潜ってるのかお前ってヤツは!( º дº)<キエェェェエエェェェ

 

そしてさらに黒ネズミくんの浮力が足りないのか、引っ張ったら潜るんだけど、浮いてくるまでに時間が掛かりすぎる・・・気がする。つまりのんびり浮上する黒ネズミくんの動きが止まっている時間が長くなり、お魚にも「コレ、ニセモノじゃん!」って見切られると思うのです。

まあカモメは何度も襲って来たのでカモメはダマせたって事だろうけどアイツらだいたい何でも反応するからなあ・・・。

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という事でジギングで50センチくらいのヒラゴを釣りまくっても仕方ないし、大物一発狙いで突撃した初戦は全身筋肉痛な上、ノーヒットノーラン、黒ネズミくんに対する疑心暗鬼が沸き起こり、釣れなかったのはコイツのせいだと道具のせいにしてしまったボウズデーでした。

 

いちおう、これでも50センチくらいのヒラゴは3匹釣った事あるんだけどね・・。

でももうヒラゴはいらない、ヒラマサがいるのだ。

 

まあ、ジギングをずっとやっていた社長と達人ウーロンもあまり釣れなかったから時合と場所のせいかも知れないけども・・。

マリアのラピードってペンシルが初心者向けでいいみたいなので今度買ってまた挑戦するぞおお。

これ↓

マリア ラピード F160 (キャスティングプラグ ソルトルアー)

価格:2,192円
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感想(0件)

 

たけえな、しかし・・・。

 黒ネズミくんは新古品扱いで700円くらいだったのに!でもね、これもちゃんとしたTailWalkのGUNSってペンシルで1,600円くらいするヤツなんだよね~。釣れないワケはないのだ。全ては私の腕不足なのだ。なのでもっと腕を上げて黒ネズミくんを再投入しようと思う。

http://www.tailwalk.jp/lure/gunz/

 

あ、そうそう、社長が電動リールジギングに初挑戦したんだった。白島沖80m付近までドライブし、150gのジグを付けて投下。

「ういーーーーん、ういっ、ういっ、ういっ」と電動リールを作動させながら竿をしゃくるとそんな感じになる。

 

 

えっと、エソが1匹釣れました。さすがです社長!

おしまい

体中、ボロボロだす。痛い・・・。