関門に撤退した結果【ブリ♯ダイソージグ】
2019.11.30
うねりがヒドイ。
※あまりにヒドイので蓋井島沖から関門に撤退した結果、デカいの来た!ってお話しです。
~まずは蓋井島沖付近~
いつも前日に飲み過ぎて二日酔いな上、船酔いまで追加しちゃう「ピラニア先輩」や最近メキメキとその顔面力に磨きをかけて調子にのってる「顔面くん」などでは到底太刀打ちできない波と風である。
写真ではそのうねりのヒドイ感じがあまり伝わらないじゃねえか、この根性なしと言われそうなのだけど、けっこうあります、イヤほんと。
という事で、この時期のジギングは鍛え上げた足腰、何度もシェイクされて吐き続けて作られた強靭な内臓を備え持つ、真の釣り人でしかブリ・ヒラマサには出会えないのだ・・・。
ということで社長と二人で蓋井島北東部に到着。
「うわあ、波たけえええええ」
シーアンカーを投入してもかなりのペースで船が左右に振られる。
「こりゃ素人さんには無理でしたね~」
「そうやのー」
とか言いながらさっさとブリ×2、ヒラゴ×1を釣り上げる。
さすが我々は鍛え上げられた鮮魚事業部のトップ2である。
「飯が食えん」
忘れてた。我々の昼飯はカップラーメンだった。この揺れの中、ガスコンロ湯沸かしはなかなかのリスクを伴う。
「戻ろうか~」(寒いし)
「ですね~」(風強いし)
09:00港集合
10:00釣り開始
11:00沖は撤退
昼飯に向けてスピーディに関門方面へ。決して「波に負けて撤退」というワケではなく、あくまで食事の為に戻るということを確認しておきたい。
無事に関門へ到着、のんびりカップラーメンを食べて釣り開始。
もちろん社長がセットしたのはダイソージグだ。
(おや?社長って関門でジグ投げるの初めてじゃないかな??)
「重いのイヤだ」
「せめて35lbくらいは付けましょうww」
ということでささくれボロボロのPE0.8号に35lbのリーダーを装着。
「社長~。そろそろライン買いましょうよー」
FGノットの締め込みでブツブツ切れるのだwwwwささくれまくってるし、細い女の子の髪の毛みたいで組み込むの大変なんだから!
というか、ちゃんとPE3号を巻いたリールがあるというのに、すっかりダイソージグ大好きな社長は着底が取りやすい細いラインにこだわっているのだ。ぶっちゃけテンヤ用のセットである。
~小倉マリーナ前~
沖から撤退した関門は西流で7ノット、なかなか厳しい流れではあるがとりあえずダイソージグをぽいっと投げてあとは巻いたり糸出したり。
「なんか釣れんかのうー」
「ヒラメとか釣りたいっすね~」
まあ、なんて楽ちんな釣りなのでしょう(波もないし)
「私もここでブリ釣りたいっす~」
「まあ、もう釣れんやろー」
去年、社長がここ、関門で釣り上げたクソデカいブリの話とか、ゆるーい会話をしてたその時。
「( ,,`・ω・´)ンンン?むうう」
社長がうなっている。根が掛かり?おや?ぐいんぐいん竿がしなっている!
「きたぞ!」
「うそーーー!」
(デカい!)
「座布団(ヒラメ)かのう?」
と社長が言ったくらい最初はあまり走らなかった。でも段々とギュンギュン竿を引っ張り始める。
「青物っすね!」
気になるのはボロボロのPE0.8号のみ!あと、けっこうなスピードで船にせまる漁師さんのタコつぼ仕掛け!
※私たちの船が流されてタコつぼ仕掛けに近寄ってるんですが。
せまるタコつぼ!抵抗する魚!早く船を数メートルでも移動させたい場面である。
緊張するタモ入れ!
(これ以上の時間は無理)
(ミスったらタコつぼに絡む・・・)
(タコつぼ、魚、船、タモ入れ、エンジン始動・・・どれ??)
漁師さんのタコつぼ仕掛けに釣り糸でも申し訳ない上に船のスクリューなどに絡んだりしたら最悪である。
(一発ですくってエンジン始動、船を動かしてタコつぼ回避。)
これがサラリーマン漁師として、サラリーマン人生を掛けた答えだった。
やっぱり相手は立派なブリ!一瞬水面に上がりかけて船底へ反転、いっきにリーダーが船底で擦れる。
(浮け、浮け、タコつぼ来る!浮け・・・)
タコつぼ直撃まで約30秒。よりによってタコつぼのブイが船底のスクリューに向かって一直線。直撃コースである。
(浮いた!)
「おりゃあ!」タモ入れバシャ―
「社長、エンジン、オナシャス!!」
運転席まで走る社長!
(エンジンスタート!)キュルキュル、ぶろろろろ~
「バックオナシャス!」ズボボボボ
ギリギリでタコつぼ回避!
・・・そして関門でブリゲット!
リーダーは船底で擦れてささくれボロボロになっていたけど、35lb巻いててよかった。
さて、これがダイソージグで釣り上げた関門のブリだ!
写真じゃその大きさはあまり伝わらないかもだけど、蓋井島沖で釣ったやつより15センチ以上はデカい。
「前の方が全然大きかったけどな」
今回は80オーバー、前回は1mオーバー。
私、ずーっとここでジグ投げてんすけど・・・。
今年は社長ばっかり。ずるいwww
「ダイソーからサンプルくれんかのうwww」
「買った方が早いっすよwww」
おわり
http://ryotakky.hatenablog.jp/entry/2018/05/24/122418
コレ↑↑デカブリのやつ
デカマサの予定だったのにすごい恥かし・・・
2019.11.23
ガンメン君がまた参戦。
いつも社長の道具におんぶにだっこ。そんな彼に与えたミッション。
「そろそろ自分の道具を持ってこい」
「ハイ!持ってきます!」
そんな彼が持ってきたのは彼女とそろえたお揃いのサビキセット(アジゴ用2,300円/リール付き)である。
是非とも子ブリの一匹でも掛かってその彼女とお揃いの竿がへし折れる様を観察したいところだけど、ナイロン2号の道糸じゃ竿が折れる前に切れそうなので、PE巻いたリールのみ社長から支給されたw
早速サビキでベラを釣り、エソを釣り、フエフキを釣り、それだけでも楽しんでるようで何よりではあるが、水深が45mを超えたあたりから役不足感が否めない。肝心のアジとか全然釣ってくれないし。
「お前、コレつけろ」
見かねた社長から手渡されたインチクでジグサビキならぬ、インチクサビキ開始。
投入数秒で私とオマツリ。
(こんちくしょうめ)と思いながら外していたら、ぐっぐっぐ~。
「巻け~来てるぞ~!w」
「あ、あ、巻けません~!」
クルクル回るガイドで先っちょでラインが絡んで巻けてないようだ(笑)
手のかかるヤツだなwww
無事に上がって来たのはボチボチのレンコ鯛。
そしてその後、すぐに再び竿がグイイイイ――ンと曲がっている!
(よっしゃ折れろ!!!www)
うきゃーーー折れる~とか言いながらどうやら根魚の模様。
さすがに根魚程度じゃ折れないようで上がってきたのはホウボウ。
「高級魚だぞww」
しかしこいつは本当にモッている。前回は私が貸した道具で大鯛を釣ったし、今日もベラとかフエフキとかエソとか入れたら一番釣ってるじゃねえか(笑)
「ふう・・・僕が一番ですねぇ・・。」ニンマリ
ぬくくく、こなくそ!俺が本当の釣りというモノを見せてやるからそこへなおれ!
ということで今度は私のターン。
とは言うものの、今までけっこうしゃくり倒しているんだよ実は・・・。
という事で作戦変更。
ジグをフォールする。
底に着く。
着底同時にワンクッション跳ね上げる。←ここまで一緒。
ここからすぐ「ぐっぐっぐっ」と肉体労働開始なのだけど、少し着底したどん底でフラッ、フラッ、と遊びを入れてみることに。
根魚やエソの確率が上がりそうだけど、ヒラマサもいわゆる根魚という記事を読んだ。根を好み、危険が迫ると根に隠れるゆえんからだそうだ。
すると作戦成功!どん底フワッフワっでガツンとキタあああああ!
どん底なので一気に引っ張り上げないとそれこそ根ズレしちゃう可能性が高いので最初は気合で引っ張り上げる。
「作戦通りだコノヤロー!」
「ヒラマサだぜこんちくしょーーー!www」
と私のテンションは高かったし、上がって来たのはなかなか良型そうで元気もあり、ずっしりと重い。
しかし、、なんと
丸々太ったブリ。
ブリ_| ̄|○
そして顔面くん、なんと尻尾からすくおうとタモ入れしたもので、魚が勢いよく船底に潜り込み、ラインブレイク・・・。
「すみませえええええええんん!」
「あ、いや、別に」
(ああもう、絶対ヒラマサと思ったのにいいい~むきゃーーー)
「それよりも魚がかわいそうだから頭からすくっておくれ」
(30lbから40lbに変更だな。)
ジグをくわえてラインブレイクしたブリは無駄死にしちゃうから確実に釣り上げないとムダな殺生は魚に悪い。
(ヒラマサの引きはもっと強いもんなあ。まあ、確かにアレはブリだわ。)
ということで気を取り直して釣り開始。そしてボチボチのブリを一本釣り上げた。
次は社長のターン。
ダイソージグで88センチという末広がりで縁起がいい大鯛を釣ってからというもの、軽くて楽ちんなダイソージグの広告等となっている社長。そのこだわりは例え水深が50mあろうが、強風だろうが底が取れないだろうがすっかりダイソージグにハマっている。
そんな社長のロッドがにゅい――ンと曲がっているww
上がって来たのはヤズ!
「お前のよか全然小さいやんかーー!」
「いやいや、美味しいのはこれくらいでしょ~!」
「そうだな!」
という社長のダイソージグはここからがすごかった。
着底するも時間が掛かり、やっと着底したかと思えばいきなり食ってくるエソ。
そのエソを外してふたたび時間を掛けて着底させるとやっぱり食ってくるエソ。
またそのエソを外してやっと着底させると待ってましたとばかりに食ってくるエソ。
ダイソージグがエソの猛攻を食らっているwww
「すごいっすねえええ!www」
「エソばっかりやんかーーー!!」
「あひゃひゃひゃ」
と大笑いはしたけど、本当にすごいと思ったのだ。私のロングジグはまだ一度もエソが釣れていない。ダイソージグが完全にエソにハマった瞬間を目撃したのだ。
しかしそんなエソラッシュも通り過ぎて、最後は私のターン。
そんなエソすら釣れない時間が過ぎていく。だんだん飽きてきた社長と顔面くん。またサビキに青ケブ付けて遊んでいるがそれでも何も釣れてない。しかし私は諦めない。どん底でデカマサと出会うまで。
着底でフワフワッとしたのち、グイグイグイ・・・
フワフワッ、グイグイグイ・・・
ひらすら続けていたらその時は突然きた。
フワフワッ、グイ、ガツ――――――ン!
ギュワアアアアアアアアと止まらないドラグ。たまらず手でスプールを抑えてしまう。
ドラグをさらにガッチリ再調整して戦闘準備完了。竿がぎゅーーーーんと曲がる。これはでかいぞ・・・!
私:「でかいのキタ━(゚∀゚)━!――――!」
社長:「なんやお前ばっかり」
顔面:「タモ入れ準備完了です!」
私:「はえええよwww」
私:「しかしこれはちょっと・・・久々デカいっすよ!」
・・・と疑わなかった。
なんとか底から引き離すが、ドラグを引っ張り出しながら再び底に向かう青物。
(絶対にヒラマサだなっ)
(でかいぞお♪)
相手が段々と浮いてくる・・・。
(・・・アレ?)
元気がいい。すごく。
(あれええええ!?)
元気はいいんだけど・・・。
「か、軽いっす・・・」
「軽すぎるうううう!」
途中で魚が入れ替わったに違いない。きっと何かの間違いだろう、きっとまた魚がデカくなるハズさ!これは7~8キロはあるハズ!
「ずっとスタンバイ完了です!」
「うるさいww」
タモ入れの顔面くんがウザイのだが、とりあえず魚を浮かせないと・・・。
「デカいじゃないですかあああ」
「うるさいwww」
上がってきたヒラマサはヒラスでやはり大きくはなかった。いやむしろヒラゴじゃねえのか、コレ。
まあそれでも掛かってくれた魚と海に感謝して、丁寧にタモ入れを実施。
「完全に浮いてからタモ突っ込んで」
「頭から狙って」
タモ入れ指導を行い、捕獲完了。
さあ、見ていただこう。7~8キロクラスと疑わなかったヒラマサがコイツだ!
ワン
ツー
スリー
きゃあああああああ !ちっちゃ!まじちっちゃ!
恥かしいイイイイイイ。こんなの今までいくらでも釣ってるやんけ!
さて、感覚が大きくズレているようだ。もうホントに恥ずかしい。今年はデカいの釣ってないからだ、きっとそうだ!
「今年のお前は記憶に残らんのうwwww」
先週、ダイソージグで88センチの大鯛を釣った社長は余裕シャクシャクな感じ。
まだ年末まで時間はある。
諦めない。絶対w
デカマサか、デカンパチ、釣ってやるううう。
どこかデカいの釣れてませんかね?
どなたか白島~蓋井島近辺、情報くらはい^^
おわり
サワラってこんなの食うんだ、釣れない日々
2019.11.16
最近は波が高い上に釣れない。いや、ホントコレ。
今回は久々に「ピラニア後輩」を交えて白島目指して出勤~。
最近社長が「カワハギ」って言い出したのでどうせ波も高いだろうし、最初から「カワハギ釣り行こうぜ」的なノリ。(私はどこでもジギングだけど)
前回行った白島の周りで風・波を避けてノンビリ釣る予定だ。
(たまにはこんなのもイイネ)
と私は割り切っていたし、白島に近づくにつれ、予想通り波が大きくなっていく。さらに私の視力1.5の両眼で見る水平線はギザギザ、つまり・・・。
「やっぱり沖は波高いっすよ~」
ということで予定通り小物釣りだなっと思っていたら。
「ん、行け(沖に)」
ありゃ、行くすか?わかりましたよ社長!さすがっす社長!そりゃ私だって沖がいいっす!しかしノンビリカワハギじゃなかったんですか?www
~まずは白島沖~
高い波。ジギング開始→釣れない。
おっとっとおっとっとで小一時間粘るもノーヒット。
「波たけえええええ」
「移動すっかー」
という事で当初の予定通り白島まわりの防波堤へ!
・・・の途中でナブラに遭遇!私が船をつける。
社長が投げる。ピラニア後輩も投げるが・・・。
ノーヒット。
「青物のしっぽが見えた」by社長
ということでおそらく40~50センチくらいのヤズだろうということで今度こそ本当に約束の地へ!
~白島防波堤付近~
「カワハギ、カワハギ♪」
ということでカワハギ仕掛けに青ケブ付けて投入。
入れた瞬間、食ってくる!次々釣れる!どんどん釣れる!
・・・ベラが。
「今日の未来が見えた」
という謎の言葉を残して社長はすでに飽きている。ピラニア後輩は社長がどんどん釣り上げるベラを必死で外している。
私はダイソージグを投げまくるが何も当たらない。
「飯食うか」
「もぐもぐ・・・・」
「・・・・もぐもぐ」
「もぐ・・・・」
「・・・波はおさまったか?(沖の)」
「え、いや、うーん、まだダメすかね~」
「もうおさまったやろ」
ということで再び白島沖へGO!www
ベラじゃダメなんですか~!
ベラじゃダメなんですぅ~。ハイ。
~再び白島沖~
ヒラス・ブリの実績が高いポイントで頑張るものの、なーんも当たらない。ひとり青ケブで遊んでるピラニア後輩がベラとかフエフキとか釣ってるだけ。
そうこうしているうちにお昼ご飯がボディに聞いたのかおねむの社長が船室でスヤスヤ。
「めずらしいw」
社長が釣り中に寝てるのほとんど見た事がないもんな~。
しかし釣れない。ひたすらあおるが釣れないのでどりゃあああ!とか遠投して水面~1m付近をバシャバシャやってみたりジグをヒラヒラ、キラキラさせたりして遊んでいた。
キラッ、キラッ、キラッ・・・
ギラアアッ(アレ?)ギララ~!
(ベギラマきたー!)
明らかに青みどりっぽいベギラマがジグを追ってる。
船まで5m、ここで食わせないと逃げちゃう~とフォールするとフワッ。
食った~!ぎゅわああああ(´▽`)
ということで釣れたのはサワラさんでした。最近のサワラの中ではまあまあデカい感じでよく引いた。っここでようやく魚っぽいのが1匹である。
血抜きをしてるとペッと吐き出したのはネンブツダイ。
胃袋もパンパンで大量のネンブツダイが出てきた。
ネンブツダイも泳がせのエサになるのか!こいつなんでも食うんだな!泳がせイケるかもね!ヒラマサもイケるんじゃね?ベラとかも食うらしいので。
「なんか釣れたか~」
「サワラっす~」
「ふーん」
※サワラはその場で血抜きして内臓取って、血合いまで取るのでけっこう面倒なので我々は嫌います。おいしい高級魚なのにw
再び社長も釣り竿を握るが、その後まったくノーヒット。
「飽きたぞ~。今度こそカワハギやな!」
ということで再び白島付近にUターンwww
~再び白島防波堤~
ここはどうやら近寄ったらダメらしく、北九州市の警戒船と書いた船が「防波堤に近寄らないでくださーーい」とマイクで警告してくる。
それなら仕方ないと防波堤から離れて釣り開始。流されるままに流されて、アラカブ、アコウ、フグ、エソ、って感じで終了。
つまり・・・
カワハギ釣りって、めっちゃ難しいですね!wwww
おわり
オイッ!!( ´Д`)っ))Д゚)・∵. ヾ(゚ε゚ )ォィォィ
強風の白島からの白島防波堤。
2019.11.09
天気予報が当たらない季節になったなあ・・。
いや、当たっているのか?北東3程度で暴風である。
大波小波、容赦なく押し寄せる季節になって来たなあ・・・・。
しかし我々は負けない。とりあえず白島へGO~!
さっそくシーアンカーを投入する。まあ、大丈夫っしょ。
「横につけろや」
二人だし、釣りやすいので「シーアンカーを船横に着ける」暴挙に出るw
おっとっと、揺れる船、釣れない魚、押し寄せる波。どっぱーーーん!びしょ濡れの私w
「(いつも通り)先端に付けましょう!」
「そうだな!w」
「・・・いや、移動すっか」
という事でダイソージグでのんびり釣りたい社長が提案したのは白島の防波堤沿い。
(ここでのんびり釣るのは初めてだなっ)
以前から気になっていた防波堤沿い。魚探を見るとアジらしきベイトの反応が素晴らしい。しかも防波堤が風を遮ってくれるので泥沼びしょ濡れの戦場からいっきにポカポカのんびりサンデー釣り日よりに突入。いいね、ここ(´▽`)
(ここでアジ確保したらいいかもな)
とか思いつつそんなサビキ仕事などはウーロンかピラニア先輩あたりに任せようw
さて、防波堤での実釣開始。
先日、社長はダイソージグで88センチの真鯛を釣り上げてからというもの、すっかり楽ちんダイソージグにハマっているが、鈴木さんがいるかも?という事で社長は防波堤にプラグをぶつけている。
私もダイソージグに変えて防波堤ギリギリを狙って投げる。
うん、なんか楽しいぞw
しかしアタラナイ。
アタラナイよ~。釣れんぞー。私もデース。魚いるんすかねー。釣れんなあ・・・。ガツっ
うぐうううっ
なんかキタ━(゚∀゚)━!
グイグイ引っ張る。ギギギギと固めに絞ったドラグも出る。あーん、楽しい~!
もう少し、ナンダコレーー!もう少し、ヒラメっすかねーーーギギギギ、もう少し、ギギギ・・ふわっ・・・
あ~ん。
針ハズレ。
やっぱりダイソージグでも1/0のアシストフックは役不足かも知れん。
「おま、アレ、座布団やろw」
「いやーん、やめてくださいw」
「ということでお前、まだボウズなw」
しまった、ボウズを掛けた戦いがいつの間にか始まっている事に気付いた。
アレがヒラメだったかどうかは別として、バレた時はサメかエイという事にしているので問題はないのだが魚影くらいは見たかった。
その後、社長がカラフルなフグとネリゴを釣り上げ、「100円ジグ最強だなあ~」とか「お前、まだボウズな~」とか言われながら六連に戻っても強風で無理無理。
結局、関門に戻ることにw
いや、ホント、白島防波堤、また行きたいわ(笑)
さて、関門で社長が40センチくらいの真鯛を釣り上げ、私がちっちゃいアラカブ釣ってボウズ回避、さらにエソラッシュを食らっておしまい。
「・・舐めてたな」
「ええ・・凍えました」
いや、ぶっちゃけホントに寒かった。そろそろちゃんと着るもの準備して釣りに行こうw
おしまい
【激闘】:蓋井島「その戦士、A・B」
2019.11.02
本日の「戦士」たちはこの方々。
某金融機関の若手エリート営業マン2名、戦士A・戦士Bである。
晴れやかな笑顔で釣り場へ向かう。この先の未来予想図(地獄絵図)など想像もしてないようだ。
蓋井島が近づく。
写真ではわかりにくいが、島を超えたあたりからゆったりとした2m前後の波が戦士たちをお出迎えだ。
(あらら)
その大波は島を超えたあたりですぐに収まったが、それでも波はある。もちろん社長と私は大丈夫である。我々にとっては普通に釣りができるコンディションではある。
そして本当にすばらしいロケーションである。釣れなくてもいい、こんなところで釣りができれば。まるで釣り番組じゃあないか、磯に上がっている皆さまの撒き餌が効いてて小魚も集まってるんじゃないかウヒヒヒ、こんなとこでトップヒラマサ狙いでぶん投げれたら本当にそれだけで満足、風が強いから今日もジギングだけどとりあえず1本釣ってみようじゃありませんか、いや~マジで(・∀・)イイネ!!蓋井島さいこー
えろろろろろ
戦士A、いきなり戦死。
ぶろろろろろろろ
戦士B、追いかけ激しく戦死。
撒き餌は自らまくのである。
その後、島裏に逃げて青ケブで小物釣りに変更。
慣れない手つきで小針に青ケブを付ける
↓
下を向く
↓
おえっぷ
↓
ダブルで戦死。
えろろえろろ~、えろおろろろ~。
二人で復活の呪文を唱えているがなかなかすんなりドラクエのようにはいかないようだ。
もらう方、もらわれる方、まさにあうんの呼吸、もらいゲロ応酬のすばらしいコンビである。
私と社長はヤズとヒラゴを釣り、さらにヒラメを追加。
「おお~お前にしちゃデカいじゃないかあ」
「おっす、ありがとうございます!小さいけどよー引きました!」
「私の方が大きいの釣るけどな!」
「社長にはかないませんからあ、わっはっは」
など賑やかな我々はいつも通り。
そんな我々がキャッキャッ言ってる一方で。
「下向いたら終わる・・・」
そんな時でも当の本人たちは戦場にいた。殺るか殺られるか。そんな緊張感の中で必死にゲロを耐えていた。
・・・ここは戦場なのだ。彼らにとっては。
すっかり忘れてたけど。
その後、波の立たない関門に戻ってサゴシを追加。
ようやく二人も小鯛を1~2匹ずつ釣り上げて。
揺れない大地のありがたみを再確認した二人。
ヘロヘロで帰って行きました。
おしまい。
蓋井島(ふたおいじま)北東部の沖で散々粘るも全く釣れない。なんじゃこりゃあああ。というメモ。
2019.10.26
中潮
本日のゲストは某金融機関にお勤めの「組長」と「杉Pさん」である。
もはや常連と化したこのお二人だが、いつもすごい確率で台風にぶち当たっていたので久々の晴れ模様である。
過去の写真からこの二人
組長↓
杉Pさん↓
社長と私の4人で「蓋井島の北東部」に向かう。
午後から風が出る予定だったので午前中勝負、この予報と雰囲気は「波が出る」予感。きっと我々を高波が襲う事になるだろう・・・。
「今日は何本釣るかー?w」
「エソ抜きで(ブリ)三本イキマス!」
社長の問い掛けに杉Pさんが答える。
(余裕でしょw)
と誰もが疑わない蓋井島北東部。最近とても調子が良い(らしい)上、午後から風も出る事から島影に隠れる事だってできる。
実は私は蓋井島にいい思い出がない。だって過去はサワラくらいしか釣れた事がなかったし。でもなんだか最近は確かに釣れてる気がする。
(オモックでは撃沈したけど)
蓋井島に到着、準備を開始する。社長はさっさとせっとしてさっさとシャクっている。毎度ながら本当に早いw
えっと組長。
「あ、糸がリールにからまっ」風にあおられてぐちゃあ
えっと杉Pさん。
「・・針?針?」針ってどうやって
OK、全部私に任せてください。私の出番です。お客様に快適に魚釣りをしていただくために私がいるようなものなのです。私はいつでも行けるからいいのです。
FGノットで組長のリーダーを組みなおし、杉Pさんのジグにフックを掛けてスタンバイ完了。冷静に考えたらプライヤーないとダブルリングはきついし、FGノットだって、ねえ。
さあ釣って下さいよおおおお^^
「釣れんぞ~」
「社長、まだ10分」
「ホントか?」
というお約束の会話はいつも通りなのだが、なんとこのまま時間のみが過ぎていく。
社長もめずらしく休憩もせずにやっている。私も本気モードでやっている。組長も杉Pさんも頑張っている。
・・・強風と高波にもまれながら。
(いきなり風つよっ!w)
船の前方は波の影響を受けやすいため、カラダがフワっ、おっとっととなるくらいの前後左右の波に揺られ続ける上、頻繁にシーアンカーを回収する重労働もセットで付いてくる。
「釣れん!移動~」
「ハイ!」
えっさほいさえっさほいさとシーアンカーを引っ張り上げる。そう、激しく揺れる船の上で。
しかし私には絶対の秘策があった。
私の最近のマイブームはスクワットと縄跳びである。つまり、私は会社にいる時ですら、タバコ休憩をする時ですら、家に帰ってからでも、つまりいかなる時でも足腰の鍛錬は欠かしていない。全ては揺れる船の上で釣りをするため、シーアンカーを回収するための、鮮魚事業部として最低限必要な足腰を自発的に鍛えているのだ。
そのおかげか、マジでカラダに芯が入った感じがしてきた。子供たちに引っ張りまわされる日曜日でも「足が棒になったあああああ」っていう状況が減って来たのだ。(まだ1回遊んだだけだけどネ)もちろんスクワットも風呂の時に10回くらいしかしてないのだけど。
そんな準備万端の私に対して、やはり慣れない杉Pさんは辛かったでしょう・・・。「若い」という理由だけで船の先端に配置された杉Pさんの顔色がだんだんと悪くなっていった。
「無理しないでいいですよお」
「いや、釣ります!」
杉Pさん、頑張れ!いやはや、すごい営業マンだ。社長に宣言した根拠なき「三本」を達成する為にも果敢に荒波にもまれていくw
そんな中、社長に待望のヒット!カナトフグ!インチクに変更した社長にヒット!イトヨリダイ!ついでにヒット!・・なかなかのサイズのエソ!(笑)
(ナンダコレ・・・?)
私も必死にやっているが、ひたすらアタリがない。根魚どころかエソすら絡んで来ない。根掛かりが多発するところも果敢にジグを放り投げているというのに!
びゅおおおおお!
ざっばーーーん!
私、がんばる。だってスクワットと縄跳びしてるし。
「あ、あ、、も、ダメっす」
杉Pさんダウ―――――――ン!
この環境下でよく頑張りました!これだけの波でむしろ酔わない方が珍しいっすからね。
しかし、私だってアタリすら・・・ガン!ぎゅううーー!
なんかきたあああ(><)
ようやく魚!SAKANA!でも小さい。小気味よく走るけどヒラゴ・ヤズ系よりズーンと来る感じ。
(なんだろ?もしかして)
やったやった、めちゃくちゃ小さいけどネリゴちゃんだー。ヤズやらヒラスやらに比べたらあまり釣れないから超うれしい。コネリゴだな!
しかし・・・カンパチサイズは2年以上釣ってないぞ!
「あぁぁあぁああぁaaa・・・」
「ど、どうしました!?」
「ぼ、ぼ、帽子・・・」
強風に煽られて飛んでしまった杉Pさんの帽子。
「エンジン始動~!要救助者かくにーーーんw」
「14時方向~!」
ということで杉Pさんの帽子を収納し、納竿となりました。
組長ボウズ!
杉Pさんボウズ!
社長はイトヨリダイとカナトフグ!(とエソ)
私、コネリゴ!(とエソ)
大人4人で高波にもまれながらシャクリ倒してもホントにサッパリだった。いや、これだから自然が相手の釣りって面白いのかもしれない。
えっと、そして杉Pさんの帽子をタモ入れしたのはこれで2度目であるw
よく飛ぶなあ、杉Pさんの帽子・・・。(笑)
ということで写真を撮るほど釣れなかったのと波が高くてその気にならなかったので写真はありません。
とか言いながら私もマジで船から転落しそうになりました。激しく手すりに激突、鉄棒の前回り状態であとほんの少しだけでも前荷重になったら・・・ほんのちょっと、チョコンとでも押されたりしたら・・・・。
「押すなよ、押すなよ、絶対、押すナどぼーん」
でした。気を付けようネ。
おしまひ
台風19号メモ(釣りなし)
生きてる化石って呼ばれてるお魚で、恐竜の時代からずーっと
「しーらかんすー!」
とっても深い海にいて・・竜宮城からき
「リュウグウノツカイ~」
アマゾン川って川にいて、とってもおおき
「ぴらるくー!」
海の中で一番・・飛ぶのが上手な・・・お
「とびうおおおおお!」(お魚)
海の中で一番・・飛ぶのが上手な・・・ど
「イルカーーーー!」(動物)
イソギンチャクに隠れていて、ファインディ
「かくれくまもみー!(カクレクマノミ)」ファインディング・ニモ。
地球上で一番大きなど
「シロナガスクジラーーー!」(動物)
大きなお魚のお口に入っても食べられないよ、海の中のお医者さんって言わ
「ホンソメワケベラーー!」
ひらべったいお魚で、目がみ
「カレイ!」(右)
じゃあ、、ひ
「ヒラメ!」(左)
海の中で、一番頭がいい
「しゃちいいいい!」
川で生まれて・・・
海で大きくなって・・・
大きくなってまた川に帰ってくる・・・
・・・・な
「うなぎ~!」(長い)
じゃあ・・・
・・・・い
「さけ~!」(いくら)
世界一小さい・・・お猿さんは!?
「ピグミーマーモセット~!!」
食べると頭が良くなるお魚は!
「いわし!」
・・・完ぺきである。
私が7歳・5歳・3歳の娘たちにほどこした英才教育。
ブリブリ?
「ハマチ!」
ブリ?
「ハマチ!」
出世魚対策もばっちりだし、回転寿司に行けば苦手にもかかわらずイワシにもチャレンジする娘たち。
個人的には海水魚の王者はカジキと思っているし、淡水魚はピラルクだとも思っているが間違いはないと思う。いつか釣ったるどーー!
台風19号、無事に通り過ぎますように!船はバッチリ台風モードにしたし、北九州は大丈夫だろうけどネ。
次女(5)の幼稚園最後の運動会である。外れて良かった・・・。
【実釣編】オモックで釣ってみよう!オモックの破壊力
10/5 蓋井島の右上の方(北東部?)
オモック・・・それは自尊心との戦い。
その自尊心が懐疑心にジワジワと支配されて行き、次第に自分を見失って行く感覚に襲われる。
(これはオモリじゃねえ。ジグだ、タイラバだ、インチクだ・・・)
「おーう、釣れるか~」
「全然っすねえ・・・」
(社長すら私はとっくにオモックを諦めてジギングをしていると思っているぞ!)
魚の気配もなく、全体的に渋いスタートであったが、忍耐、とにかく釣りで必要なのは忍耐。
(釣れないなあ・・・)
(あれ・・?オモリと針?)
(はっ、これ、オモックだった!)
いかんいかんぞ、私!
「きたああああ!」
歓声が上がる。歓声の主は私ではない、今日は私の磨きに磨き上げたタックルと必勝パターンのジグを託した彼。そうそれ即ち、今日のオモック対決の相手に選んだ釣りは3回目くらいの「顔面くん」である。その彼がヒラメを釣り上げる。
「おお~!やったな!ちっこいけどな!」
(ようやく1匹か・・・しかし明らかに今日は渋い。しかも青物ではなくヒラメスタートとは・・・)
渋さを察したのだろうか、社長とピラニア先輩の「ジギング疲れた」チームは青ケブとアサリで五目釣りを始めてしまった。
「うはは、キタキター!」
「こっちも!」
・・・大変楽しそうである。五目釣りでフエフキダイが連発している。
「ちっちゃ!それちっちゃ!」
「いいもん!なんでも釣れりゃ!」
大変楽しそうである、こっちの気も知らずに!
こちとらオモリで釣ってんだぞ!
「わはは。また一荷だぞ~!」
「こっちもなんかキマシター!」
「いいアコウじゃないか!」
「これ高いっすか!?」
「高い高い!w」
(くそう!俺はオモリで釣ってるんだぞ!)
いかんいかん、オモックはオモリであってオモリじゃない。これはオモリに針を付けたオモックという今話題のオモリなのだ!そこんじょそこらのオモリとはワケが違うのだが見た目はただのオモリであってオモリじゃない。400円の材料代と貴重な昼休みとハリガネを使ってシコシコ作業したオモリじゃないか!見た目はオモリでもきっと何かが違うのだが、ただのオモリと違いは見当たらない普通のオモリだし、つまり、えっと、その、やっぱりこれはただのオモリ・・??・・・そうか!やはり君は・・・君はただのオモリなのか!?というかむしろこれは・・・・魚釣りと呼べるのかあああああ?
はあはあ、もう神経がやられそうだ。エサがついてない針で釣れるワケがない。それと同じ道理でオモリで魚が釣れるワケが・・・。これはもう魚釣りではなく、ただ、オモリを上げ下げしているだけのムダな作業としか思えなくなって来るし、事実として2時間近く、オモリを上げ下げしている「釣りに来たのに釣りをしているように見えるだけのムダな作業を延々とやっているただのおじさん」ではないか。
顔面くんに私のジギングロッドを貸してる手前、私はキャスティングロッドしかなく、長く重たいロッド感も私の自尊心を遠慮なく攻撃し、容赦なく照り付ける太陽までもが私の気力を奪い、懐疑心が確信に変わって行く。
(・・・・!)
(オモリじゃ魚は釣れないのさ!)
(マジで飽きたああああああ!!)
(俺にも【魚釣り】をやらせろおおお!)
オモック、それはもはやルアーではなく、むしろ魚釣りでもない!オモックの出番があるとしたら「釣ってはいけない時」にしか使えない!釣りに来たのに釣ってはいけない・・・それはいったいどんな時なのだオモックよ!社長がボウズで私が爆釣してしまって気まずい雰囲気の時くらいしか出番がないという事なのか!そして万が一、そんな時にでさえオモックで釣れてしまったら私と社長の気まずさはいったいどうなってしまうというんだ!答えてみろオモックよ!
(オモック、これはかなりヤバいアイテムだぜ・・・・)
まあこんなので爆釣したら釣具屋さんは痛いよねw「釣り具のポイント」で釣りダービーが始まったのでデカいヒラマサ持ち込んで、「オモックで釣っちゃいました、てへっ」的なエントリーまで考えていたのだが、そんなムダな事はやめようと散々照り付ける日差しの中で考えた意義ある一日でありました。
おわり
あ、私はその後のジギングでブリを釣って満足、顔面くんが70オーバーで元気ないい面構えの大鯛を釣り上げ、今日の竿頭は顔面くんでした!
ちくしょう、竿とリール返せw
あ、オモックで心が折れててもなお、顔面くんの切れかかったリーダーを発見してカットしてジグ付け替えてやった直後に大鯛が釣れたという証拠を残すやさしい私w
(腹が出てないので採用しました。私、顔のシミがマトウダイみたいだな~)
おわり
【前編】オモックで釣ってみよう!の前にまず作る
今話題の!(最近ネタがないんすよ)
オモック!(オモリとフック)
本当に釣れるのか!?(釣れたらどうしよう)
皆さまこんにちは。北九州の某鮮魚事業部です。別にPV数上げるためにブログ書いてるワケじゃなくて、ここはただの備忘録なワケで、来年の今頃どこで何が釣れてたかなあって思い出すために書いてるワケで、誰かが地球と魚を勘違いして大騒ぎしたとかエソどころか石しか釣れなかったとか社長が掛けたデカいヒラメをすくえなくてボーナスカットとか出航から帰港まで船酔いしてずっと寝てたとかうんこが限界で死にそうだったとかはどうでもいい事なのですよ。マジで。はい。
釣り具のポイント行って買って来ました。
ナツメオモリ15号(1コ/約56g)※3コ入り
200円
ナフコ行って買って来ました。
針金0.55ミリ
200円
トータル400円、これですでにダイソージグが4つ買える事に賢明な読者の皆さまはお気づきと思いますが初期投資が掛かるのが世の常ってもんです。針金さえあれば道具箱に転がってるオモリがルアーになるんだから。しかもその針金なんか7mもあるんだぜ。いったい何個作れるってんだぜこんちくしょうめ。
さあ作ろう。会社の昼休みを利用して作ります。
作り方はググったらたくさん出てくるし、説明する必要がないくらい簡単なので作りたい方は勝手に調べてくらはい。
さっそく針金をねじって・・・
はい、出来た。
あとはリング通してアシストフック付ければ完成です。
アシストフックがクソ高いですがそればっかりは自作する気になりません。一番大事な部分を自分でやる事が一番信用がないワケでして。
明日は土曜日、ピラニア先輩と顔面くんと社長と私でイキマス。
私はオモック!(1人)
みんなジギング!とかインチクとか!(3人)
1対3のバトルが始まる!
結果やいかに!
こんな!(ピラニア先輩)
相手の!(顔面くん)
へなちょこジギングなど私のオモックでコテンパンにしてやるぜ!
「お前が釣れたら1個くれや」
果たして私のオモックは社長に奪われるのか!?
「お前、それ釣れんやろー」
いつも通りの結果なのか?
400円を掛けたオトコとオトコ、意地とプライドを掛けたムダな戦いがいよいよ始まる・・・。
結果やいかに。
乞うご期待。
誰が?
ちっこいブリしか釣れんのじゃ
2019.09.14
左巻きに強制中である。
とにかく右巻きが恋しいのだ。
それはかーちゃんに𠮟られながら、泣きじゃくりながらもできなかったアレと同じなのか。
(あれ!僕チン、出来てるんじゃね?)
(キタコレ!)
と言わんばかりに突然「お箸」が使えるようになった幼少期を思い出す。
そんな感じでその日は突然やってくるのか、それとも来ないのか・・・。大丈夫、私はデキるヤツのハズだ。お箸も苦労したし、基本的に不器用なのだけど。
「繊細なロッドワークは利き手(右)で!」
→いや、私のジギングは気合でしゃくるだけだし!
「右手の方が魚をさばきやすい!」
→瞬時に反応でけん!また船下に潜られたやんけ!
「投げた後に竿を持ち変えなくていい!」
→いや、ジギング、落とすだけだし!
「プロとかはだいたい左巻き!」
→私はプロじゃねえ!サラリーマンだ!
「すぐ慣れる!」
→慣れないんじゃああああああああ!
「青物とかパワー勝負だと『右巻き』を好むプロもいる!」
→パワー不要の小ブリしか釣れんのじゃあああああ!
・・・あ、え?ナニ?青物なら「右巻き」を好むプロも・・・?
*.。゚+(o'∀'o)+.。* ・+゚'(ノ。´∀`)ノ ゚+.(っ´∀`)っパアアア
ほほう、なるほど。そういう風に考えれば無理に強制する必要もないのだけど、なんかこのまま辞めるのもシャクなのでこの際、突然お箸が持てるようになったあの日の記憶を辿って頑張ってみようと思うが、正直、こんなにつらいなら始めなきゃ良かったと後悔もしている。
※まだ高速で巻けないので何度も糸フケを作ってバラしたり、船底に潜られてブレイクしたりしまくっているのだ。マジでお魚さんゴメン。
城島健司も左巻き強制した際に何個もリールを壊したってどっか誰かが言っていた。そういや。
さて、大物が掛からないうちになんとしてでも慣れてしまいたいのだが、なかなか慣れない上、ベラやエソが掛かった日は最悪だし、利き腕の右手で支える竿がとても妙に重く感じるんだよなあ・・・。
さて。
社長、私、ザリガニ後輩の3人で白島へレッツゴー。先日、ダイソージグでハマチ・ヒラゴ・鯛が釣れた社長は朝からダイソージグでやる気満々であったが、あまりの強風で底が取れない事態が続くw
「コレ、全然ダメやんか」
「今日は無理でしょこの風じゃw」
さすがにびょおおおおお!で流されまくる状態じゃ無理だったようでダイソージグ(40g)は諦めたが、60gのちっちゃいアラカブしか釣れた事がないジグをセット。
しかしコレが当たり!いきなりヤズ・鯛・エソ・エソ・アコウ・アコウ・エソとしゃくりを入れる事もない「タダ巻き」で「楽して釣る」信条の社長にはピッタリの方法で釣りまくる。エソは余計だけども。
一方私。
100gのロングジグしか使わない私はエソ1匹を皮切りに青物が連発する。ヒラゴとヤズが交互に掛かる。しかも最初の1匹以降はエソなし。素晴らしい!
「やっぱりロングじゃないすかあ?w」
「うん、でもラクして釣る」
と言う社長はその後ピッタリとアタリが止まる。ホントにわからんなあ、釣りって。
一方、ザリガニ後輩。
「やっちゃるよ」
「いや、リーダーは自分で結ぶっす!」
揺れる船上でYouTube動画とにらめっこ。
・・・・・・・・・・・・
「あれ?ザリガニは?」
「まだリーダー結んでるんじゃないすかね?」
「・・・アイツ、寝とる」
お約束の船酔い(笑)
ザリガニ後輩は仕掛け作りで小一時間を費やした結果、船の先端で人知れずダウンしていた。
「あいつ、何しに来たん?」
「ヒモ結びに来たんじゃないっすかね?w」
こんなとこで終われないザリガニ後輩はエロエロエロエロ~とリバースを繰り返して復活。若いっていいね。酔った時はリバースに限る。うん。
さて、釣れないハズはないジグでやってはいるが、さっぱり釣れない。
社長のてほどきを受け、納竿間近になんとかエソ以外の魚をゲット。
あれ、この写真、よく見たら、手前ピン、奥ボケでイイ感じやん。いつのまにこんな設定に!
どうでもいいや、さていよいよ秋のシーズン。なんとか今年中にカンパチ(大)を釣り上げたい!
おわり