ヒラマサに縁がないようだ。疑惑の忖度(そんたく)スケールで測った結果。
2020.04.16
イケメンテトラジャンパー青山テトラ君が平日休みだって事で、社長と釣りに行ったらしい。
コロナ禍の影響なのかただの平日休みかわからないけど、新春から3月までがクソ忙しい青山テトラ君としては久々の釣りだろう。
「昨日、どうだったんすか?」
「青山君、ずっと吐きよったぞwww」
「波と風、すごかったでしょ?ww」
「そういえば12キロのブリ釣ったぞ」
「・・・ほう?」
どうやらイケメンテトラジャンパー青山テトラ君が久々の釣行にも関わらず、10キロ超えのブリを釣ったらしい。
それは良かったおめでとう!(個人的にブリならOK)というところなのだが、実は・・・
・・・疑惑があるのだ。
最近、青年実業家ウーロンがデジタルスケールを船に持ち込んだのだが、それがどうも怪しい感じがする。
「記録は記憶」
を合言葉に我々はほとんど記録を取らない。なぜならば記憶の世界ではいかようにも記録を変幻自在に扱えるからだ。
「あれは1mあったな!(たぶん)」
「この前のよりデカいっすよ!(たぶん)」
「この前のは10キロ超えてましたよね!(たぶん)」
・・・といった感じで記憶に留めておいた方が平和な事だってあるのだ。我々サラリーマンには。
そんな我々の気も知らないで、空気を読まない青年実業家ウーロンが「マグロも計れるっすよ!」と言って持ち込んだデジタルスケール。
つーかコレ、・・・かなり忖度してないか???
どう見ても5キロくらいのブリが「7キロ」とか平気で2~3キロ忖度しちゃってるのだ。
しかしこれが本当ならば、私が過去に釣ったブリやヒラマサ、カンパチだって余裕で10キロオーバー、下手したら15キロくらい超えてるのもいたかもしれない。そんな自分や社長にとって都合がいい記憶がよみがえってしまう「忖度がハンパない逸品」である。
さあて、前置きが長くなってしまったが、そんなデジタルスケール(忖度付き)で測った疑惑の12キロのブリがコイツだ!
おいおい!ヒラマサじゃねえかああああ!
ブリかと聞いて安心してたらまさかのヒラマサかああああ!
社長が年末にデカいの釣ったし、私だってデカいヒラマサ釣りたい・・・という思いで必死でジギングやキャスティングをしているというのに!
久々に乗った青山くんがゲロ吐きながら仕留めるとは・・・。しかも12キロのヒラマサだとおおお???
私などゲロなど吐くヒマがあったらジギングしているというのに!
やはりイケメンにはかなわないという事か・・・。
もういい、私は20キロオーバーだ。忖度スケールさえあれば15キロくらいのヒラマサを20キロにしてくれるはずだ!
「記録は思い出」をモットーにしていた我々もそろそろ新時代に向けて動き出さねばならないという事らしい。
ウーロンめ、余計なモノを・・・www
しかしこれは本当に12キロあるのだろうか?写真だけではちょっとわかりにくいが疑惑の忖度スケールでは確かに「12キロ」だったらしい。
「社長、アレ、本当に12キロありました??」
「うーん、アレが12キロなら・・・」
「お前が釣ったブリは15キロ超えてたな」
「そうっすか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ」
「私のは20キロ超えてたな( ̄ー ̄)ニヤリ」
「そうっすね!( ̄ー ̄)ニヤリ」
記録は記憶。
記録は思い出。
プライスレス。
(私が3年前に釣ったカンパチも20キロだな!www)
ただ、このスケールには疑惑がある。
このままイケメン青山くんの12キロマサをランクインさせるワケにはいかない。
私が証明してみせようじゃないか。
Google先生の名に掛けて!
おわり
してやったり。イカゲソ先輩フルボッコ
2020.04.07
先週試したアレ。
独立点火方式3連直結型ロケット(ダイソージグを3つ繋げたヤツ)
→たった一投でぐちゃぐちゃ。
ダイソージグクラスター(ダイソージグをクラゲみたいにしたヤツ)
→たった1投で団子状態。
「かなりの確率でぐちゃぐちゃになる、というかむしろ毎回」という難題を克服すべく私と多くの議論を繰り返し、試行錯誤した結果。
「針が多すぎなんすよ」
「針たくさんないとダメやなかと?」
「いや、先頭だけにしましょう」
フックを先頭だけにするという結論に至った。写真は撮ってない。
(つーか、前回と針の数が違うだけっす)
「いい感じ!私もやってみようかな!」
「そやろ!?よかろ!?」
そのなめらかなで魅力的な動き、絡まる率も激減したそのダイソージグ×3の動きはまさに・・・・!
(それは・・・さんせつ・・こん?)
『少林寺三十六房』(しょうりんじさんじゅうろくぼう)
あの憧れた「さんせつこん(三節棍)」そのものである。おっさん世代は誰もが知ってるさんせつこん。幼少の頃はヌンチャクとさんせつこんはどっちが強いか朝まで語れるほどさんせつこんは我々のハートを捉えた最強の武器だったのだ!
その憧れたさんせつこんが目の前に!イカゲソ先輩の試行錯誤の末に時を超え、我々の目の前に!!
しかもお値段たったの300円!(針まで入れたら600円くらい?)
是非とも釣ってもらいたい。爆釣してもらいたいのだ。さんせつこん。
この船の中で誰よりも一番に釣ってもらいたい!例えそれがエソでもいい・・・・!
「あひゃひゃひゃ、来ましたー!」
(ちっ、コノヤロウ・・・・)
よりによってイカゲソ先輩の隣のガンメン君の竿が曲がっている。
(アイツ、ちょっとは空気読めよ、ったく・・・)
ガツ・・!???
「あ、」
やべ、私にもキタ。
どうやらヒラゴの群れに当たったらしく、オレンジとピンクのジグを使っている我々がファーストヒットだ。
そのあとも私とガンメン君がヤズやらヒラゴやらを順調に釣り上げる。
「オレンジも釣れますねーー!」
「わはは。色なんてなんでもいいんだよ!w」
ジグの色はシルバーが最強だと思ってたけど最近はピンクやらオレンジやらグリーンやらをよく購入する私。というかロストするまで使い続けるのでここ1ヶ月はずっとピンクだ。(無くしてない)
久しぶりによく釣れる青物にいつの間にかすっかり忘れていたさんせつこん。
しかし・・・再びイカゲソ先輩の試行錯誤が始まっていた。
「?????」
エギにアシストフックを付け、誘導式テンヤのシンカーでウエイトを稼いでいる。
たまにエギに青物が食いついてくる事もあるから理にかなっているかも?だぞ?
「アリですね!」
イカやマグロが釣れるかどうかは別として、私もそんな釣りをしようかしら。デカマサ・デカンパチを仕留めたい私はジギングとたまにキャスティング以外はしないが、釣りってこういう楽しみ方もアリのではないか。
今日の社長はイワシとイカの切り身(トライアル産)でのんびり餌釣りを楽しんでいるがあまりに当たらない感じでご提案を受ける。
「おい、沖まで行くか」
「行きましょう!」
久々のベタ凪だし、社長も久々にエサ釣りでせっかく電動リール使っているのに40mくらいじゃちょっと「ういーん」って言ったらオシマイだし、深いとこ行ったらアラだとかカンパチとかデカマサだって釣れるかもしれない。
どんぶらこっこ、蓋井島からさらに北東へ。水深80mを超え、もちろん今までそこには行った事はない。
普段よりも30mほど深い水深。わくわくしながらジグ投入。
ぐいん!
「いきなりキタっww」
「こっちもキタ!」
ちりん、ちりん・・
・・・社長のイワシ切り身(トライアル産)にもあたっている。
「乗れ、乗れ・・・」
「ぐいーーん、乗ったーーー!」
なんといきなりトリプルヒット!
私と社長と・・・?
「わひゃひゃ僕だけキテませーーーん!」
ガンメン君が騒いでいる。
・・・え?
まさか?
ということは・・・イカゲソ先輩・・・?
どうやら私の獲物は青物ではなく、ちょっと重たい根魚な感じの魚をバタバタ回収。
正体はボッコ(アラカブの大きいヤツ)だ。
(確か、、エギだったよな・・・?)
「イカゲソ先輩!まさか!」
「いえーーーい」
やったー!エギでボッコ釣ってる!www
イカゲソ先輩の執念が実った瞬間だった。
ところが3人でボッコを同時確保したっきり、その80mの海域は反応が消えて昼飯食って退散することに。
再び蓋井島付近へ戻ると社長もイカゲソ先輩も通常ジグにチェンジ。
とりあえず二人とも青物釣りたいらしい。
そこからみんなで7キロくらいのブリラッシュが始まり、結局は大漁、イカゲソ先輩もブリを堪能。
とくに社長がひときわ凄かった。
ボーズレスのチタンジグ?
IEYASU?みたいなヤツだけど、アレ、本当によく釣れる。タダ巻きで。インチクみたいな感じで。
ブリ・ヒラゴ・鯛・エソをどんどん釣り上げる社長が凄すぎた。
「いや、ちょっと社長、凄すぎじゃないです?」
「うーん、なんか、な」
鯛を釣ると宣言した社長があっさり鯛を釣り上げた瞬間は本当にびっくりしてしまった。
「月曜、ヅケにして会社に持ってこい」
「わかりました!」
ガンメン君は料理も上手なので頼りになりますww
・・・そういやさんせつこんは・・・??
今度、僕がやります。さんせつこん。
多分w
おわり
イカゲソ先輩の本気と中国製新リールお試し
2020.04.04
「明日行くぞ」
「マジっすか」
久々に土曜日に釣りに出れる。すごいうれしい、すごいうれしいハズなのに・・・。
(風速6、7、8、か・・・)
なんで今年はこんなに風が強いんだ?
そして社長とウーロンによる最近の「平日調査」の結果もイマイチだし、波もあるからタフな釣りになること請け合い。なんとか1匹、具体的な魚を釣りたいものだ。
具体的な魚を釣るべく、鮮魚事業部員を2名追加。
イカゲソ先輩
ガンメン君
を助っ人に、いざ荒波へ立ち向かわん!
びゅおおおおお!どばしゃーーん。
船は快適に?蓋井島へ向かう。
勝負は午前中だ。午後から風も波も出る予定。
とはいえ、いつものポイントに出れない。西風をモロに受けて風と波がヒドイ。
蓋井島の陰に隠れる形で釣り開始。
(ここって釣れないんだよな~)
と私も社長も思っているが唯一の救いは魚探に小魚反応があることだ。
「全部エソじゃないっすか~?うひゃひゃひゃ」
と冗談で言ってた矢先。
「やっちまった」
「マジっすか」
社長がエソ(小)を釣り上げる。
「よっ!社長!ナイスエソ!」
「うるさい」
といったやりとりはこれっきり。まったく釣れない。
私のダブルのアシストフックが歯がするどいエソかサワラかフグに針を1本持って行かれて付け替えるのも面倒だからシングルフックで続行していた。どうせ釣れないと思ってたから。
「・・・・」
「・・・・」
「水島行こうか~!」
一か八か、風速が強まる前に西風をモロに受ける水島へレッツゴー。社長以外、まだ具体的な魚を釣っていない。まあ水島は帰り道だしね。
どぱーん。
1mクラスの波が船を揺らす。私はお祭り回避で船の先端を陣取る。
船の先端ってモロに揺れるんだよね、船尾はそれほどでなくても。
「きたああああ」
到着するやいきなりガンメン君にヒット!ホントにこいつは水島と相性がいい。だいたい水島に移動したら最初に掛けるのはガンメン君だ。
ぼちぼちのヒラゴをゲット。
その直後・・・
私「きたっ!」
バレた!
イカゲソ先輩「きたっ!」
バレた!
ガンメン君再び「キタおひゃああ!」
バレた!
珍しい連続3バラシ!wwwその間、約10秒。
「俺のヒラゴがイカゲソ先輩に行って、その後、ガンメン君に挨拶行ったんや!」
「(゚∀゚)アヒャヒャ」
「・・・・」
(・・・よりによって社長をすっ飛ばしやがって・・・)
そんな空気を全く読まないヒラゴのおかげでわずかに船上が活気付くが社長はまだエソしか釣ってない。
「努力が報われたぞ~!」
そんな時に聞こえたのは社長の声だ!
おお!社長の竿が!
曲がってる!
・・・・ほんのちょっとだけ。
「ああ!まさかソレは!」
「ああ・・・」
空気を読んだか読んでないのか、とにかくちっちゃいエソが社長のチタンジグにかぶりついている!
「よ!社長!ナイスエソ!ww」
「・・・」
さて、私、先ほど1本切られたアシストフック、まあシングルでもいいやと思いながら釣ってたんだけど、その後にまたバラしたので新品ダブルフックに付け替える。
波高く、風も強い、ガンメン君は疲れてへたりこみ、イカゲソ先輩はずっとタバコを吸っている。
私は1本でいいから釣りたい、なぜならば今回新調した中国製リールで魚を釣ってみたかったのだ。
使用感は普通、むしろ新しいからかとってもスムーズ。ダイワと比べるとハンドル回転半径がちょっと小さい感じだけど慣れれば問題なし。これで3,000円(送料込み)ってクソ安くない?あとは魚が掛かってくれるかどうか・・・。
ぐっぐっぐっぐっ、こいこい、こいこい・・・。
ぐいん!キターーーーーー。
うーん、ちっちゃいけどこの引きはヒラゴだな。
「来ましたよー」
「小さいですけどー」
とは言え、水島のヒラゴは元気が良い。水深が浅いからかビュンビュン走る。
ヒラゴが走る!
ぎゅ・・・・・?(お?)
ぎゅぎゅーーーーん。(´▽`)
とドラグが出る。
まあドラグの出方が若干スムーズではなかった感じがあるけどまあライトオフショアには問題なし。魚も小さいからまだなんとも言えないけど磯とか防波堤でリールに傷が付くのがイヤな人はこれで十分です!壊れたらまた買えばいいww
とにかく私もとりあえず具体的な1匹を釣る事が出来た。
「努力すれば釣れるんやねえ・・」
タバコばっかり吸っていたイカゲソ先輩が何やらブツブツ言っている。
「よし」
なにやらしゃがみ込んで何か始めたイカゲソ先輩。どうやら先輩なりの「努力」を始めたようだ。
「具体的に1匹も釣ってないの俺だけやけん」
・・・どうやら本気を出すようである。
「出来た」(´▽`)
イカ、いや、むしろクラゲを彷彿させる出来栄えである。
「釣れるやろ?」
「んなアホなwww」
一投目。
絡まって上がってきた。
「釣れたと思ったのに!」
「何が?ww」
「よし」
またゴソゴソ始めた。努力は怠らないのだ。
「出来た」(´▽`)
今度は泣く子も黙る独立点火方式3連直結型ロケットだ。
1投目。
絡まって上がってきた。
「釣れたと思ったのに!」
「いや、だから何が?ww」
ジグと針をたくさんつけたら釣れるという小学生並みの発想力。いや、しかし太刀魚パターンと思えばロケットはありな気がする。針も一番上だけにしたらいいかも。
それでも絡んで釣りにならんだろうけどもwww
「具体的な魚、釣ってない」
「私はエソだけだぞ!」
「帰りましょっかww」
ということでお開きとなりました。
春先は蓋井島より水島がいいかもですね。
ちなみにリールはWishという海外通販サイトで買いました。
上代が87,343円っていうのは絶対ウソです。そのクオリティはないww
まあでも色々あってなかなか良いです。釣り小物もけっこう買いました。
ジグも買いました。今度使ってみよっと。別に宣伝じゃありませんのであしからず。消耗品は安いと助かるよね。
おわり
3月、ドテラ―にはつらい時期かも。
3/25と3/30
完全にメモ。写真もなしです。だって私は行ってないもの。
社長とウーロンが現状査察に行って来た3月の釣り情報。社員にとって3月は激動の期末であり、とても「平日から現状査察行ってきます!テヘッ」はうしろゆびさされ隊なワケでうしろゆびさされ組はハイスクール奇面組でうしろ髪ひかれ隊とは別物である事をここで報告しておかねばならないワケです。
去年も3月はめっちゃ悪かった記憶しかないけど、今年もどうやらそんな感じのごとありますね。仕事で行けない私はむしろラッキーなのか?いひひひ。
さて、我々はテキトーなドテラ―でドテラ流しの末に漁礁があればラッキー、無くてもなんか釣れるやろー的な感じなので運に左右される事も多いのは十分わかってるんだけど、運は数で引き寄せるもの、とにかく釣行数を増やし、経験値と雰囲気でその日のポイントを決める。
※「ドテラ流し」とは、“船を風や潮の流れに漂わせながら行う釣り”のこと。まあだいたい適当って事です。
「昨日のポイント、だいたいこの辺か~?」
「ああ~だいたいこの辺だと思いますがもうちょっと向こうじゃないすかああ」
って感じでその日の風と潮と船と魚次第な釣りなワケです。
3/25
メールにて
「(結果)いかがでしたか?」
「ダメでした」
小ぶりが1本、中鯛が1枚くらい?
3/30
「いかがでしたか?」
「全然ダメ。あ、太いアタリが1回あったぞ」
どうやらラインブレイクらしいけど、きっとエイでしょう。逃がした魚はエイにしとけば良いのです。
その日は中鯛が1枚くらい?
そんな感じで全然ダメだった記録と記憶だけ残しておきます。
「もう沖ノ島だな」
と今年はマグロ釣りも視野に入れてる我々の運命やいかに。
メモでした。
おわり
金融マンバトル~本日イルカデー~
3/7(土)蓋井島
「お!明日行けるやんか!」
「あ、天気回復しそうですね、行きましょう」
「じゃあ・・・あの二人連れて行くか」
その日は一日中曇り予報だった。
午前中は出る風も午後にはぼちぼち収まる予報だった。
ただし14時くらいから小一時間、小雨が降るらしく、それまでにブリでも釣りましょうという企画。
最高気温12度
14時くらいから1.6㎜の雨予報
風は風速3~5m
波は30cmほど
船釣りに慣れた我々なら全く問題にならないし、むしろ喜んで釣りに出る天気予報。事実、午前中は荒れたものの、午後からは多少は風はあったが最終的にはベタ凪になり完全な釣り日和だったのだ。
そう・・・『ほぼ一日中振り続けた雨』以外は。
そして本日の修行僧(犠牲者)は二人。
再登場、前回、撒き餌を巻き散らかした某金融機関のA氏。(手前)
そして初登場、初心者である某金融機関のS氏。(奥)
2人とも金融マンで日々、弊社に足を運んでいただいている営業担当のお二人。つまりはライバル同士な上、今日が初めてのご対面。
果たしてA氏は過去に撒き餌を巻き散らかした経験を活かし、大きなアドバンテージを得る事ができるのか?
一方初心者のS氏、初心者には大変優しい社長のハートをガッチリつかみ、あわよくば思いがけない大物を釣り上げちゃったりするのか?
蓋井島に到着。
「びゅおおおおお!」
「サーーー・・・ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ」
決戦のゴングは降り出した雨とともに鳴った。
いきなり雨と強風、船の揺れも慣れない二人にとってはなかなかの揺れだろう。
A氏もS氏も社長愛用で実績が高い(値段も高い)ジグを貸与されており、条件はほぼイーブン。いきなり激しい打ち合いになるか!?
おーっと!ここでいきなりS氏!
ダウンーーー!
胃液を海中投棄開始だーーー!
「酔い止め、船に乗る4時間前には飲んで来たんで!」
一方、A氏は前回のアドバンテージが効いてる!今日のA氏は酔わない・酔えない・酔いたくないという意気込みがバッチリ伝わってくるぞ!
しかし釣れない。魚群探知機の反応も薄い。
「昼飯でも食うかあ」
社長がお湯(カップラーメン用)を準備してくれている。
おーーっと!さっきまで吐いていたS氏!むくりと起き上がったああ!
「・・・食います」
S氏を突き動かしたのは飢えか寒さか、それとも営業マンの意地なのかーー!?
船室でガンメン蒼白なS氏がおにぎりを食っているーーー!
「あ、スミマセン」
再びダウ――――ン!
今度は胃液だけじゃないぞ!さっき食べたおにぎりもバッチリ混入されて本当に撒き餌っぽい!
「ラーメンそろそろだぞ~」
「食います」
おーーーと!S氏、「食います」2連発!今度はカップラーメンにも手を出した!さっきおにぎりを撒き散らかした直後にカップヌードルに挑戦、しかも「カレー味」だ!二日酔い時には絶対食べたい一品だが、果たして船酔い時には効果があるのかーーーー!?
「あ、スミマセン」
ああ無情~!やはり、、ダウウウウウウウン!
おにぎりバスターとカップヌードルドライバーが立て続けに炸裂!まさに地獄の断頭台だあああ!(キン肉マン)
吐き出された麺が海中を漂い、黄色い液体が海中を覆う!
そして・・・海の藻屑と消えていったあああああ!
「マジで撒き餌にならんすかね?ww」
おおおおおっと!A氏、余裕!
「今夜は鍋の予定なんすよね!」
「ブリシャブできるやろーー」
「おお!いっすねええ!ブリシャブ!」
A氏は元気。S氏は風前の灯。しかしまだ誰も魚を釣っていない。そして一人1匹くらいはブリを釣ってもらいたい。
二人が道具の操作になれて来たところで私も本格参戦。
「短期決戦だな!釣ったるどー」
そう、雨は降ったり止んだりを繰り返していたが、前方にまとまった雨雲が見える。そして時間とともに確実に奪われているA氏とS氏の気力・体力、そして・・体温。
(急げ、彼らに時間はない・・・)
ジギング開始。
(さあ、こいこいこいこい・・・)
(さあ、こいこいこいこい・・・)
(さあ、恥ずかしがらずに・・・)
(さあ、ちゃんとお口を使って・・・)
(私のロングなアレに・・・・)
(・・・・・・・あれ?)
サッパリ釣れない。あれ?なんだこれ?ロングジグがいけないの?いやいや、短いジグを使っている3人全員もアタリすらなし。えっと、ブリいないの?
とっても渋い状況、それでもがんばる我々。そしてついにその時は訪れた!
「ドザ―――――!」
雨。本降り。
ツライ。
ホンブリである。ブリはブリでもホンブリだねって言ったら
「あはははh!ブリはブリでもホンブリっすか!」
今日のA氏は超絶好調である。船酔いしてないからだろう。けっこう頑張って魚釣りをやり続けている。
そして不死鳥のように復活したS氏も負けてなるものかと頑張っている。
そしてようやく干潮が終了、潮が動き出した直後に状況は一変。
社長がアラカブを釣り、A氏もエソ・エソ・エソ・エソ・アラカブ。
あとはブリを釣るだけであるが、青物はノーバイト。そんな事よりもいかんせん、雨。とにかく、、雨。
「足が・・・冷たくなってきました・・ww」
A氏が私にささやく。
「青物釣れるまで帰れんよ?ww」
「えっと・・・もちろん釣ります!」
もはやこれは釣りじゃない。ガマン大会である。
「水島行くかー」
さすがに雨だし諦めて帰るかと思いきや、さすが社長、せっかくだからまともな魚が釣りたいのは私も同じ気持ちです!
(その時、ゲストの二人はどんな気持ちだったかは我々が知る由もない。)
・・・しかしながら水島も不発。ようやく私のジグにアラカブがくっ付いて来ただけ。
その頃、A氏、ズブ濡れのネズミオトコ、いやドブネズミ状態。水面のぴちゃぴちゃもけっこうヒドイ。
延長戦むなしくついに試合終了となった。
社長:アラカブ×2
A氏:アラカブ×1
私:アラカブ×1
S氏:ボウズ
さて、アラカブは全てA氏宅へ。
しかしまあ・・・春先はボウズもあり得るんだけど4人でジギングしてこの結果って。
私なんか後半、少しも休まずやったんだけど、久々に完敗でした!
じつは前日も社長と二人で行ったんだけど、ちゃんとヤズやら鯛やら釣れたってのになあ・・・。
ということでこの勝負はオアズケ!w
・・・二人とも、根性あるよwwさすがトップ営業マンだ!
そういえば港へ戻る途中。
小倉北区の六連島を通過したあたりで異様な光景を発見。
「イルカーーーー!?」
こんな街近くでイルカの大群に出くわすとは夢にも思わなかった。そういえば若松に5頭くらいいたってニュースを聞いたような。
ざっと40~50頭くらいいないか?コレ?
大はしゃぎする私。
そういえばこの前、蓋井島で見かけたデカいナブラってこの子達か~。遠くだったからまさかマグロ?とか思ったけど不思議なくらい規則正しく小倉方面へ向かっていったナブラ、というかまさにそれは遠足してた君たちの背中だったのかー!遠かったけど、近場に来るかも?とか思って思わずダイビングペンシルに変えてひたすら投げたあの時間はムダだった事じゃねーか!ww
船を怖がらずに近寄って来てくれたり、船のウエーキで遊んでいるようにも見えたイルカたち。とてもいいものが見れました!
おわり
ヒゲがアレなあの人が帰ってきた。95センチ8.4キロ
3/1(日)13:30出船
蓋井島北東部にて
ヒゲがアレでアレもヒゲ、えっと、現地な方ですか?的な雰囲気を醸し出すオトコが久々に北九州の本社に帰ってきた。
「今どこですか~?」
「アメリカでーす」
「今どこですか~?」
「台湾でーす」
「今どこですか~?」
「ドイツでーす」
などと、「どこにいるかわからない」がモットーの弊社が誇る隠密行動のスペシャリスト、「ニンニン」である。
東京湾の乗り合い船で100キロの前後(本人談)のマグロを掛け、40分の格闘の末にバラしてしまうという周囲に迷惑極まりない必殺技を持っている。
(一回数万円する乗合いマグロ釣り船は誰かがヒットしたらその間は仕掛けを回収して待つルールらしい上、高い料金を払った気性が荒いおっさん達が大量に乗り込むらしいからそのプレッシャーやコワさは想像以上だ)
ニンニンの娘さんの卒業式が当日お昼12時まであり、それからバタバタ着替えて港に集合というハードスケジュールである。翌日には東京に帰ってしまうから無理矢理でも釣りに連れて行こうという社長のやさしい配慮で13:30出船となったのだがこれが意外にゆっくりしていいかもしんない。うん。
14時ジャストくらいに蓋井島のいつもの場所に到着する。夕方から風が出る予報だから賞味2時間ちょっとという時間の為、私もジギングで参戦することにした。
(前回、キャスティングでボウズだったのでとにかく魚を釣りたかったのもある。うん。)
私はタチウオパターンの100gジグ、社長は60gの軽いヤツ、ニンニンはボーズレスのチタンジグ(高級品)を社長から借りていた。
「おい、全然釣れんぞ~」
開始早々、社長からのお約束トークが炸裂する。魚が釣れないのは全く私のせいではないのだが、思わず責任を感じてしまうのが悲しいサラリーマンの性ってヤツだ。
しかし今日の私は違った。
(今は満潮ど真ん中、もうすぐ潮が動き出すし)
(今日はジグだし、キャスティングよりはマシだから)
「いや、釣れるでしょ~」
確かに開始1時間、全員なんのアタリもない。エソも釣れない。しかし今日は釣れそうな気がするのだ。なんつってもジギングだし。
(グッ、グッ、こいこい、グッ、グッ、こいこい、グッ、グッ・・ブル・・・)
「触った!」
しかしながらバイトに至らず、そのままグッ、グッ、グッ、グッ、グッ、
こいこい、グッ、グッ、こいこい、グッ、グッ、
くそ~、ダメか・・・ダメ・・、グ、ギュワ――――!
「食っとわああああ!」
ギュワ―――――と引き出されるドラグ、あはーん最高~^^と思いながら最近ようやく慣れてきた左巻きでもボチボチの相手とも対処ができるようになってきた。
「大鯛か?」
「いや、走りましたから青物でしょー」
「重そうやのう」
「カンパチ様だったらいいなあ」
とは言うものの、元気だし頭も振りまくりだし重量感もあるがたまにズーンと動かないというか重くなるこの明らかにヒラマサやカンパチとは違う引き。
(ブリかああ、マサじゃないのかああ)
と多少がっかりしたところで社長からのゲキが飛ぶ。
「お前、絶対逃がすなよ!」
つまり、ニンニンへのオミヤゲは必要だし、釣り時間短いし、今までなーんも釣れてないので「最初で最後の1匹」の可能性があるのだ。
もちろんラインブレイクは魚の無駄死にとなるため是非とも避けたいところ。
「社長、タモ早いっすww」
社長が既にタモをスタンバイ。魚の現在地はまだ水深20mくらいにも関わらず私にプレッシャーを掛けて楽しんでいる。
それにしても頭フリフリ、元気で重い。まあまあのサイズなのは確実。でもPE3号、リーダー40lbだし、まあ大丈夫かなって思ってたんだけど、気掛かりがひとつ。
(アシストフック大丈夫かいな・・・?)
釣りが終わるたびに道具は水洗いする私。もちろんジグもしっかり塩抜きする。錆びたらイヤだし、なによりアシストフックのリード(糸のところ)を一番気にしている。
(サワラ釣ったのいつだっけ・・?)
洗うたびに「そろそろやべーかな」と思いつつ交換していなかったアシストフックが唯一の懸念。
「でけー!」
ギラリと光った魚体を見てニンニンが叫ぶ。
「なかなかやのう!」
社長がタモを抱えて待っている。
「タモ、早いっすww」
まあ、無茶苦茶デカいワケじゃないけど最初の1本とすれば上出来なサイズ。
船の下にいきなり猛ダッシュで潜られた時は超絶焦ったし、そんな時はまだまだ左巻きじゃ対処がヘタクソだったことと長めにとったリーダー40lbに助けられたのもラッキーだった。船底で擦れてたし。
さて、無事にランディングしたブリがこいつです。
そしてアシストフック、1本切れてたあああああ。あぶねー
その後、ヤズの群れに当たったようで、社長とニンニンにもヒットが連発し始める。
そしてさすがはニンニン。社長とダブルヒットしたのだが、明らかに社長より重そうな引き。
フロントとお尻に付けたフックに見事2匹掛かっているwwwフックにはまだまだ余裕があるから3匹以上狙えたのにwwwしかしここでやってのけるニンニン、これぞ「忍法ニンニンダブル」である
「ラクして釣るのう」( ̄ー ̄)ニヤリ
弊社の社是、理念、モットー、スローガン、合言葉である「ラクして釣る」の真髄が垣間見えた気がしたがこのニンニンはそれだけではなかった。
ニンニン、ジグを投入し数メートル巻き上げたところでコーヒー休憩。
~数分後~
「・・・ビクンビクンビクン」
「おい!来てるぞ!」
上がってきたのはアコウだった。
ニンニン置き竿ジギング
「社長、、これはもしかして・・・」( ̄ー ̄)ニヤリ
「ああ、ラクしてるな」( ̄ー ̄)ニヤリ
船の揺れもあるから思わず食いついたのだろうけど、やはり落としておけばそれだけチャンスが広がるという事だろう。
ただ、とにかくラクしたいからといって超ライトタックルを好む社長からしても実り多き一日であったに違いないw
さて、16時を超えたあたりから強烈な風が吹き出し、アタリも止まって帰港となる。
さっきまでスーツ着て娘さんの卒業式に出てたかと思えば昼過ぎには乗船し、夕方には帰港、さっさと捌いてブリシャブパーティ、翌日は東京である。
本当にすごいねニンニン。
おわり
ジギングよりもキツイ釣りがあっただなんて。
2/24連休最終日
いつもの蓋井島北東部
段々寒さも和らいで、最高気温が14度くらいまで上がった。釣り日和なんじゃないの~!?
「コロナやらインフルが怖いからどこも行かない」という我が子を思う妻の一言で24日(祝・月)は仕方なく釣りになった。そう仕方ないのだ、コロナは怖いし、人込みを避けるべく仕方なく海へ行ったワケで決してコロナ万歳などとは不謹慎甚だしいため口が裂けても言わないであろう。
今回はフルメンバーだ。
社長・イカゲソ先輩・ピラニア先輩・ガンメン君・私の5人でしかも鯛茶漬けが食べたいとかそういったノルマもない事から最初から私は決めていた。
(一日中、キャスティングする)
せっかくキャスティングロッドも専用リールも買ったのに、長いし持ち運びも面倒だし、洗うのも面倒とかそういった理由でジギングロッドでダイビングペンシルを投げていた私。しかしながら今日は最初からヤル気もあるし、さらに5人がジギングしたらお祭りラッシュに突入する可能性もあるから色々な意味で絶好のキャスティング日和というワケ。
揺れる船の先端をキープし、おっとっとしながらキャスティング開始だ。
竿はアブガルシアの80サイズ、リールはダイワのBG4500H、PE3号、フロロ40lbという基本的には舐めた仕様であるし、根に潜られて切られるほどの大物と出会った事がないのでまずはこれで食わせる事に全力を注ぐ事にしている。
さすがにジギングロッドよりもはるかに飛ぶ。いいぞマリアラピードさん!いきなりガボッ!ってもしかしてだけど~♪もしかしてだけど~♪いきなりデカマサ飛び出してくるんじゃないの~♪ふえへっへっへへっへ♪
「あ~リーダー結んで~」
「リーダー結んで~」
「結び方がわからなくなりました~」
「切れた、また結んで~」
あ、このメンバーでFGノット組めるのは基本的に私だけじゃないか。ガンメン君が結んだFGノットはあっさりすっぽ抜け、イカゲソ先輩の手入れが行き届いて錆びたリールに巻かれたPEはボロボロ、FGノット組んでも軽い根掛かり程度であっさり切れてくる。ムキ―。
まあいい天気だし、元々そんな役目だし、不快感はない上、良い休憩にもなるから皆のお世話をしながらキャスティングをし続けた。
・・・しかし活性が低い。
ジギングチームも快音響かず。
ようやく小ぶりが釣れてもお祭りラッシュ、イカゲソ先輩とピラニア先輩が毎回ごちゃごちゃやってるww
しかし釣れない。せめてヒラスクラスがジギングチームで釣れてくれないとキャスティングなんて絶対ダメな気しかしない。
強風に流され、ジギングがメインだから深い所は問題ないとしても、少しでも浅瀬がいい私の気も知らず、船はあっさり水深も45m~50mを超えると全く釣れる気がしなくなり、さらに魚探を見ると「どん底」しか反応がないのも折れかかる心に追い打ちを掛けてくる。
(彼らにとって50m上の水面なんて遥か彼方なのさ)
心が折れかかっている私、今の私なら詩人にでもなれそうな境地だ。
それでもひたすら投げる。
とにかくひたすら投げる。
キツイ。
そんな状況でもやはり調子が良いのが「清水の舞台から飛び降りた」と言っていた社長である。先日、竿ごと海に落としてしまったお気に入りリールを新調した模様。
その20,000円以上(予想)はする高級リールで中型の鯛を次々と釣り上げる。小ぶりも釣ってアラカブも釣って、間違いなく本日の竿頭である。
そしてシャイなメンバー達は写真に写りたくないとガンメン君以外はオール拒否。「どうせなんか書かれるんやろ」と言っていたが当たり前、もちろん記録に残しておくに決まっているので賢明な判断と言えばその通りか。
「しかし釣れん。水島行くかー」
「行きましょうー」
チャンス到来、水島で大型を釣り上げた記憶も実績もないが、ヒラゴならトップで釣れたこともあるし蓋井島がダメで水島で爆釣した事もあるし、水深も40mより深くなる事もない。
そして水島に到着して数分後、今までボウズのガンメン君の竿が心地よく曲がっている。どうやらヒラゴのようで元気もいい。
過去の経験も手伝って、船底に潜ろうとするヒラゴを必死でカラダを乗り出し、竿を出してかわしている。
(お、上手になったな)
と思ったのもつかの間。
「あ、早い」
バシャ!
「ぶち」
ピラニア先輩が水面に顔すら出していないヒラゴに向けてタモを突っ込んだwww
イカゲソ先輩もピラニア先輩もタモ入れを金魚すくいのように思っているに違いない。顔を出させて空気を吸わせて一瞬グタっとなったところをさっとすくうものですよ、タモ入れは。
「ごめーん・・・」
ピラニア先輩がガンメン君にあやまっている。ボーゼンとする二人。わはは、いいぞ。
しかしそれを皮切りにピタっと止まる。水島もダメか・・・。
そしてキャスティングにはバイトすらない。
それでも投げる。
ひたすら投げる。
ジギングよりキツイぞコレ。なんだコレ。
再び蓋井島付近に戻り、社長が良いサイズの鯛を釣るものの、まったくダメ。ほんのすこーしだけナブラっぽい動きがあったけど、海面ユラユラで何かオキアミでも食ってるような明らかにイワシなどを追ってるナブラではなかった。
揺れる先端でふくらはぎに大ダメージを食らい、投げた瞬間に船が揺れて2回ほど海に落ちそうになり、海に落ちそうなカラダを手すりで支えて骨折しそうになった小指。
キャスティングは危険がたくさん、そして見返りは少ない。でも次回もやる。ノルマさえなければ・・・。
軽く振っても遠くに飛ぶコツとペンシルを動かすコツがわかってきたので次回はガボっと行くぞーー。
「お前、何しに行ったん?」(社長談)
おわり「筋トレっすよ!」
目標:ぶりしゃぶと鯛茶漬け(写真なそ)
2020.02.某日
明確な目標設定であった。
「ぶりしゃぶと鯛茶漬けが食べたい」という要望が役員から上がる。
つまりブリ及び鯛を釣ってこいと。
「狙って鯛釣るのは難しいっすよね・・・」
「インチクかタイラバかのう」
プレッシャーを受ける私と社長。
「ウーロンにも声掛けとけ」
ウーロンはインチクでもタイラバでもジギングでも何でもやるオールマイティさがウリの青年実業家である。
「鯛ならウーロンやろ」
「・・・???」
なぜだか【鯛ならウーロン】というイメージが社長にはあるようだが、正直言ってウーロンが真鯛を釣り上げたシーンを私は見た事がないぞ?アレ?そうだっけ?エソとかヤガラとかじゃないの?
オールマイティさがウリのウーロンもまずはジギング開始。まずは手堅く青物である。私はジギングしかしないがそれでもけっこうな大鯛を仕留めているのでその記憶をたどり、鯛が釣れた動かし方で誘っていた。ぶっちゃけブリはいつでも釣れるのだ。たぶん。
社長も60gのタングステンジグで楽ちんな釣りを堪能しているが、早速社長にヒット。同時にウーロンにもヒット。
写真が撮るヒマがないほど二人のラインが絡まってしまってテンヤワンヤしてしまったので写真はないが、社長が60センチのヒラス、ウーロンが40センチのヤズだった。
「よし、(ブリの)ノルマ達成!」
社長がインチクに変更する。
「おい!アレ!」
「おおおおおお!」
200mくらい先だろうか、マグロらしき魚体が跳ねている。でかいナブラだ。
「イルカっすかね!?」と私が言ったくらいだから見事なナブラである。遠いから真偽は定かではないが。ブリかもしれんし。
慌てて私はトップにチェンジ。マリアラピードさんの出番であるが風も強いし、アンカー引き上げて向かうにはちょっと遠い感じがした。
そしてそうこうしているうちにどんどんナブラは移動して行き、数分後には消えた。
(あいつらがこっちに来るかもしれんな・・・)
ということで再びジグにチェンジするのが面倒な私はマリアラピード(トップ)で少々遊ばせてもらう事に。ぶっちゃけ鯛を釣れとか言うノルマは度外視である。
その後、全員ピタリとアタリが止まる。そうなると痛いのは社長からの視線だ。私はトップをぶん投げ続けている。
「お前はほんとーに・・・」
「ギクッ」
「ちっとも協力せんのうううううう?」
「あ、えっとこれで鯛を釣りますから!ww」
「釣れんやろーが」
「・・・ハイ」
ということでトップは諦めてジグにチェンジ。さあ、ジギング職人(自称)が超絶ガンバリマスヨー!
(まずは釣ろうwボウズ回避せねば)
ということでほいっとヒラスゲット。60センチないくらい。その後、アジかよ!って言うペースで小ブリを3匹釣る。ヒラス以外は全部リリースだ。おもしろいように私だけ釣れて行く。
※リリースすると決めたら写真撮る事もなく元気なうちにさっさと逃がすので写真はありません。
「・・・お前、本当にダメやのう」
つまり青物しか釣ってないからである。どれだけブリやヒラスを釣っても今は賞賛されない。鯛が必要なのだ。今日、今ここで鯛を釣った人間が一番偉いという図式になっている。
「鯛はインチクとタイラバの社長とウーロンに任せます!ww」
と言いつつ、昔の記憶を辿ってロングジグで鯛を狙うが狙って釣る鯛は本当に難しい。だいたいここに鯛がいるかどうかもわかんないし。
※我々は漁礁や瀬などを狙って船を止めたりしません。漁師じゃないし、ぶっちゃけ面倒だしwww
オールマイティがウリのウーロンもインチク、タイラバ、スロージギング、3,000円のチタンジグなど色々試している。結局、オールマイティではなく飽きっぽいという事らしい。
そして社長のインチクにヒット。
「あああ」
「ああ!社長!それはまさか!」
「ああ・・間違いない」
「ブリだ」
「やっちまいましたねww」
このまるでエソのような扱いを受けてしまうブリたち。さっさと弱らないうちに全部リリースである。
「ここはブリしか釣れん!」
「移動するぞ」
という事で今まで行った事がないような所を転々とした結果、エソが2匹追加されたという状況で風も強まりノーカンに。
「鯛、買って帰るかあ」
ヒラスの良型を2本持って帰るので十分な食材になるのだが、さすが社長、さすがはコミットするオトコであるがスーパーに行くとボラ(大分産)が美味しそうだったのでボラにした。ボラって美味しいよね。
むきエビとイカも買って鶏肉もぶち込んで「海鮮鳥鍋ブリしゃぶ」「ヒラスボラ茶漬け」となりました。
美味かったーー^^米5号がペロっと無くなったw
おしまい
チョウケイお帰り釣りツアー(2回目)
中国人のお友達、チョウケイが帰ってきた。元々社長のお友達であるが私も仲良くさせてもらっている。
お友達も連れて来て、社長、私、チョウケイ、チョウケイの友人の4人で蓋井島へ突撃である。
ちなみにそのお友達であるが現場へ着くなり激しい船酔いで完璧にノックダウン。今回、一度も竿を握ることなく陸に上がったので船酔いしに来ただけである。昨夜2時くらいまで飲んでるからだよwww若いっていいなww
さて、蓋井島付近でジギング開始である。チョウケイは高級な竿やらリールやら持ってたんだけど、一時帰国中に日本での住居に泥棒が入り、釣り道具は一切合切盗まれてしまったようだ。
さて、そんな事は置いといて、蓋井島に着いて釣り開始。やはりスタートダッシュは社長だ。
エソ
エソ
エソ
エソハンター健在であるwww3,000円する60gチタンジグはまさにエソハンター。落とすとエソが釣れるのだ!
「エソは私に任せろ!ww」
「お前のエソよりデカいの釣る!www」
去年、巨エソでランキング更新してしまった私を抜いてくれると仰るのでこの際、本当にお願いしようと思う。そんなお願いができるほど社長はエソったらないのだ。
そんな社長をよそにチョウケイの竿がしなる!ジジジジ―と奏でるドラグ音!
「うひゃあーーー!キタヨー!!!」
「ヒョーーー!いいネー!」
久々の青物を堪能しているようだ。チョウケイは釣りバカで知識も豊富、もちろん日本語も上手であるがけっこうな確率でバラす。そしてバラした時の叫び声がおもしろく、私も社長もそれしか期待していないのはここだけの話である。
しかし見事に釣り上げたのはレギュラーサイズのヒラス。良い型だけどバラしてくれなかったので私も社長も不満足である。
そしてすぐさま再びチョウケイにヒット。
「おおーーー!今度は何カナー!?」
次は良型のアラカブで、我々ならこっそり釣り上げるレベルだが、チョウケイは賑やかなのでいちいち「タモいるんかな?」と身構える。オマツリ回避でチョウケイが叫べば回収もするし、まあ、本当に釣りが好きなんだなと思うが本当に賑やかでいいヤツである。
「釣れんのう?」
「ま、小物をいくら釣っても、ですねw」
「まだ始まったばっかりだしなw」
ということであくまで私の狙いは大物である。今年こそ記憶に残る1匹を釣らないといけない。もちろんエソ以外で。
やっと何かが底から5~10mくらいでジグにさわってきた。
(お口を使いなさい~!)
と思いながら丁寧にその水深を攻める。
(今度はどうだろ?)
グッグッグッ、ブルルっ、(掛からん!でもおしい!このまま来い来い)・・・グッ、グッ、ガツ!
キタ━(゚∀゚)━!食わせたヨーーーー!
「おお~!来たなー!」
「ああ、でも小さいっすね。小ぶりでしょ~」
「確かに大きくないなw」
「ええ、だって余裕で、、、アレ?」
ぎゅうううううう!と竿が絞り込まれる。ニュギーーッ・・ニュギィィーーーとドラグも出る。
「あれ!おっきくなった!ww」
「いいドラグ音ね~!たまらん音!ダイワ?」
「そう、ダイワ。これ安くていいよ~」
「ヒラマサ?」
「いや、この引きは、ブリ~」
「お前、まだ上げとらんのか!?w」
「すみませーん、なんか急におっきくなったっすw」
「これがカンパチだったらなあ」
「カンパチはもっと引くヨ!」
「だよねw」
チョウケイがタモを持ってスタンバイする。まあブリだな、コレは。
「おっ!まあまあじゃないか!」
確かにそんなに大きくはないが小さくもない、ただ丸々太ったいい感じの寒ブリだ。
「寒ブリネ!いいサイズ!」
ということで無事にランディング。
「そのサイズがいるならリール変えようかのう・・・」
軽いリール+細いライン+軽いジグ+ただ巻き=楽ちんなジギングをやっている社長はエソラッシュを食らい、そろそろ重労働に戻るか戻らないかのハザマで悩んでいたと思う。そんな時に事件は起きる。しかも連続して起きたのだ。
「ブチッ」
「あーー!」
「ぼちゃん」
それはウーロンからもらった大マサが釣れた縁起の良いチタンジグであったが飛んで行ってしまった。さようならチタンジグ、さようなら3,000円、さようならエソハンター、また会う日まで。
それを機会に社長も重労働を決意したのか私と同じ100gロングジグにチェンジし、、
「ぼちゃん」
「あーーー!」
「あーーーー!」
・・落ちた。
約3分の間に2個のジグをロスト。
「今日は早めに帰りましょうカ」
船酔いから立ち直る事ができなかったチョウケイの友人を指さすが、まだ13時前だ、あまりにも早いので軽くその提案を無視するヒドイ我々(笑)
その後、社長も重労働ジギング開始。そして私がヒラゴを釣るがリリース。
あとはチョウケイがヨコワ(マグロ)っぽい魚をバラし、「うわひゃあああああああああああ!」という叫び声が聴けて満足であったがお友達もそろそろ陸に返してあげなきゃとノーカンに。
ジグをリーダーからプチっと切ってさあ、港に・・・
「おおおおおい!見てみろ!」
なんと魚探に素晴らしい反応が・・・。中~大型魚を示すマークがワンサカ。
「・・・・・」(どうする?)
「・・・・・」(どうされます?)
「・・・・・」(ドウシマスカ?)
「・・・帰りましょうか!www」
ということで本日のチョウケイの北九州お帰り魚釣りツアー、終了。
「今年はいっぱい帰ってくるヨ!」
よっし、それならチョウケイ、泊りがけで見島、沖ノ島に行くから覚悟しとけよ!www
おわり
2020.初釣り(蓋井よりも水島が良かった件)
2020.初釣り2020.01.11
私の「初物」は3年連続エソである。
「今年もエソでしょうねえ・・・」
「そうやな~」
「僕はエソでもいいです!]
社長と私とガンメン君の3人で初釣りに挑んだ2020.01.11。
昨年の「記憶に残る1匹」と言えば「巨エソ」である。デカマサでもデカンパチでもない、「エソ」なのだ。
(今年こそは記憶に残る1匹を!)
私は燃えていた。燃えていたが、少し喉ティンコが痛い感じであったが病は気から。何よりこの程度の風邪など海に出たら一発で治るのだ。(社長:談)
さて、通過途中の水島には大量の漁船がひしめき合ってる。最近天気悪かったから漁師さんたちも今日が仕事始めなのかもしれんね。釣れてるのかもしれないけど、こんなところでお仕事の邪魔をしちゃ悪いです。ハイ。
ひしめき合う漁船軍団を丁寧にくぐり抜け、蓋井島北東部に到着。私とガンメン君はいつも通りの100gロングジグ、社長は昨年末に巨マサを仕留めたウーロンからの献上品、ボーズレスのチタンジグ60g(3,000円)である。
(さあて、今年の1匹目は・・・!)
着底、グイッ、グイっ、グイっ・・ゴン!私にヒット~!
写真を撮るまでもない小ブリであった。
「ふう、このクラスが沸いてるなら今日は数釣りですねえ」(余裕感)
小ブリであったが、エソじゃなかった。うん、エソじゃなかったのである。
(さあ、社長はどうだ??www)
と私の興味は既に社長に向いていた。社長は相変わらず昨年、大マサを仕留めたウーロンからもらった60gチタンジグ(3,000円)をただ巻きしている。
「来たぞ~。お前より小さいかもな」
社長の竿が小気味良く曲がっているが、どうやら社長も小ブリのようだ。
「初物だから丁寧にあげ・・・うああ!」
バレた!wwww
「うあああ、縁起わりいい~」
「青物の呪いっすかね~www」
私も社長も昨年の春先に起こった「青物の呪い」が脳裏を駆け巡った・・・。
【青物の呪いとは】
昨年の社長は年始早々、「青物の呪い」を受けてしまい、前半はさっぱりダメだったのだ。その呪いを夏前くらいに達人ウーロンになすり付け、除霊に成功した結果、大鯛を釣り上げ、まさかの関門でも大ブリを釣り上げ、さらには年末にデカマサを釣り上げるという、まるで座敷わらしのようなご主人思いな呪いではある。
一方、なすり付けられたウーロンも最後はまさかの関門で良型のブリを釣り上げたという、やっぱり呪いというかむしろ縁起物な気がするのが「青物の呪い」である。
「しまったなあ、丁寧にやったのに」
「これで次にエソが来たら・・・アレっすねww」
やはり会社経営者となると縁起は担ぐもので、縁起というものは思いのほか大事なのだ。私もそう思っている。
それから数分後・・・。
「あ・・・やっちまった・・・」
「社長!バラすのです!ゆっくり巻くのです!ヒラメに変えるのです!」
「ああ、取れん・・・」
「あきらめちゃだめです!きっと!魚が変わるハズです!」
「ああ、もうすぐ・・・」
「なんとかキャッチせずリリースを!www」
ひょい(エソが釣り上がる)
「見なかった事にしましょうか?ww」
「・・・そうだな」
ということで社長はまだ釣れていない事になった。ノーカウントである。
「エソでもいいです!」
ガンメン君はまだ釣れてないのだが、「エソでもいいです!」などと軽々しく口にするんじゃあない。エソを釣ってしまった社長が傷ついたらどうしてくれるんだ!ww
・・・そして数分後。
「お?これは・・・?」
「えっと、アイツ(エソ)ではなさそうですね!」
社長のジグに何かヒットしている。
「写真撮るな!w」
「まあいいじゃないですかw」
ということで初物にしては役不足ではあるが、メデタイという事で。
そして社長はウーロンからもらった3,000円のチタンジグで怒涛のラッシュが起きる。
超絶スーパーエソラッシュ開始。
この海域のエソ軍団は全て社長のジグを待っている。あんぐりとお口を開けて社長のジグを今か今かと待っているのだ。
「あ」
「また」
「う」
「はあ」
「ちょ」
「」
着底の都度、エソが食いついてくる。大連チャンだ。
「さすが!(3,000円は)よく釣れますねええええ!www」
私のロングジグと比べても明らかにエソの反応がすごい。相手がエソだからアレとはいえ、やはり魚の興味を引くような落ち方とか設計がすごいんだろうと思う。3,000円だし。
でも、ぶっちゃけ単純にジグのサイズだと思っている。ダイソージグのエソの釣れ方も半端ないしww
とにかくそいつはエソハンターと名付けましょう!w
一方、「エソでもいいです!」と叫んでいたエソでもいいガンメン君も待望の1匹が上がる。
しかし渋い。もうすぐ干潮であるが魚はいるハズ。いるハズ、釣れるハズ、こい、こい、こい・・・
むにゅうううん!と竿を真下に曲げるアタリ!キタ━(゚∀゚)━!――。
私はこのアタリ方が大好きである。ほとんどが着底か、途中でゴツッと来る感じだけど、いきなりむにゅうううんと竿を曲げるアタリがヒラゴっぽくていい。
まあ小さいけどようやく写真に撮っても良いサイズか。
そして生意気にもガンメン君の竿がしなっている。
「びびびびびびび」
という挙動。あれ?これ?
「ヨコワ(マグロ)じゃねえか?」
ピュンピュン走る感じ、びびびびという挙動は私も経験がある。
魚影が見えると明らかにマグロ系だ。実はカツオとの違いがよくわからないのだが。
小さいけどマグロ(たぶん)である。マグロのこのサイズは本来は逃がしてあげないといけないのだが、釣ったらすぐ死ぬし、すでに血が出ているから逃がしようがない。
そしてさらに生意気にもガンメン君に再び青物が掛かったようだが魚は今度は船底に逃げようとしている。
「竿を出せ!」
「カラダ乗り出せ!」
「腕、伸ばせーー!」
船底にラインが擦れて切れるのを防ぐために竿を出して回避すべきなのだが、イマイチわかってない彼はそのままリールを巻いているwww
「ふわ」
「うきゃあああああ」
「ホレみろ」
「あ~あ」
これが本日1回目の船底事故。
しかしこのあと、見事にパタリとアタリが止まる。エソはだいたい釣っているが。社長が。
(下げ潮ってやっぱりダメなんかなあ・・・)
その後、本当に止まった。2~3時間シャクリ倒したがこの界隈に青物はいないかのようだ。
「水島行くかー」
「行きましょー」
どこに行ってもダメと思っていたし、まあ帰り道だし水島でもどこでもいいし、水島付近なら浅いので軽くトップで遊んでも良い。
行きがけに漁船が大挙して押し寄せていた水島付近。15時くらいになるとその数もだいぶ減っている。
(マリアで遊ぼっと)
釣れなくても良い。今年こそはトップでデカマサを仕留めたい。そんな思いもあってラピードを準備していたら・・・。
「来ました!」
ガンメン君が叫んでいる。来たのは社長の竿である。
「いきなり来たぞ」
水島は浅いのでヒラゴサイズでもかなり引く。写真はないが、レギュラーサイズのヒラゴで食べごろであるし、ようやく社長にも青物が釣れた。そして続けざまにガンメン君にもヒット。
「竿を出せ!」
「カラダ、出せ!」
「腕、伸ばせーー!」
「こ、こうですかあああ、プチ、ああぁぁぁぁぁぁぁ」
本日2回目の船底事故発生。
「ヘタクソwww」
「あーあ、ヘタクソwww」
がっくり肩を落とすガンメン君www
そろそろ魚との駆け引きを覚えようか。ちゃんと釣らないと魚は無駄死にだぞ。
しかしちょっと場所を変えるだけでこれだけ魚影が変わるとは本当に釣りとはわからないものだ。
そして再びガンメン君にヒットし、今度は普通に逃げてくれたおかげで捕獲成功。
私のトップは無反応だがまあいいやってことで納竿となった。
1/13放映のマグロに掛けた男たち2020
悲運のマグロ漁師、山本さんが船底でマグロをラインブレイクさせていた。
相手があれだけデカかったら仕方ない。
「マグロ見ました~!」
「山本さん、お前かと思ったぞ!www」
「はい、自分でもそう思いました!」
少しは理解したようだ。
そして違和感があった喉ティンコが炸裂。海に出ても風邪は治らなかったらしい。おっさんになると長引くぜ・・・。_| ̄|○
おわり