北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

パート②【春の陣-真鯛編】インチクVSジギング

3/5再び北九州白島沖へ

これまたいい天気!

社長と先輩と私の3人で突撃。朝8時に現場海域へ到着。

前回、ブリを釣り上げたエリアの手前で船を止める。23メーターくらいの浅瀬から段々と深いエリア、60メーター付近まで潮に流されて行こうという計画。

ジギングVSインチク×2、釣り開始!

私ジギング、社長と先輩はインチク。1対2である。

ターゲットは青物。ブリ大根用の大根はすでに買ってある。

開始3時間経過

釣れない(笑)まったく当たらない。アラカブのちっちゃいヤツを先輩が釣り上げただけ。

流れも遅く、まだ深い瀬(前回のブリポイント)到着まで相当掛かりそうだ・・・。

「行くぞ」

しびれを切らした社長が船のエンジンを掛ける。

「行きましょう。ラチがあかない」

そうして一気に深いエリアに向かった。

気を取り直して釣り開始!

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移動して釣り開始!

・・・やっぱり釣れない(笑)まったく釣れない。アタリすらない!

メシもさっさと終わらせ、私はジギングを繰り返す。

 初ヒットは幸運のアイツ

開始4時間が過ぎたあたり、社長にヒット!

お相手は・・・・エソ!

 

社長ナイスエソ!(笑)

来た!エソが釣れ出すと何かしら釣れる!

 

…と思ったけど、釣れない。

あれれれ、ダメか。とたばこに火をつけ、着底したジグをしゃくる気力もなく、社長と世間話をしてた時。

コツンコツン。ブルブル。

なんじゃあ!?

「止めてるジグ」にじゃれてくる魚がおる。合わせると一気にドラグが出る。独特の引き!

あ、これ、鯛だわ。

上がってきたのは50オーバーの鯛。

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屈辱!なんという屈辱!

今までシャクリ倒してたのはなんだったんだ?どうせ釣れるならシャクリ中にガツンと来いやああああああああ!

注:こだわってる人間ってそんなもんです。そしてカメラを向けられると笑顔になるのはクセです。

「おお~!鯛おるやんか!」

「みたいですね・・・( ノД`)シクシク」(止めてるジグで釣れるなんて)

気を取り直してもう1発。

・・・着底と同時にギュン!

またああ!しゃくらせてえええええ!

ジギングって着底同時もけっこう多いし、それも立派なジギング釣りなんだけど、この日ばっかりはしゃくってしゃくって・・・上で食わせたかった。

これも60ないくらいの鯛。

 

「おお、お前ばっかり」

「まあ、鯛が沸いてるみたいですから」

なんか一気に食いが立ってきた感じになった。今までの4時間はなんだったんだろう?ちょうど潮が止まる直前かな。

「時合(じあい)ってあるんですねえ~」

「不思議なもんよの~」

とか言いながらまたジグが着底した瞬間、ぐいぐいぐぐぐぐう~!

「あらあ、また鯛ですわ」(もうしゃくるの辞めようかな・・・)

 

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結局、1回もしゃくりあげる事なく( ノД`)シクシク…

・・・着底と同時に合計5匹、釣り上げる。

※注:カメラを向けられると笑います。

一方、社長と先輩のインチクチームにもあたりが出始める。

さすが社長、順調に釣り上げる。一方、午前中にアラ㈱を釣った先輩、バラしてばっかり、まったく釣れない(笑)

最終的に私が6匹、社長が5匹、先輩1匹の6対6。

その時・・・先週のブリに続き、またまた「ヒップホップの悪魔」が現れたのである。 

 ヒップホップの悪魔(鯛バージョン)

巻いても巻いても出て行くライン!

(Hey! )

魚が走る!社長もうなる!

(Say! Yo!)

ブリより楽勝!タモは先輩!

(Hey! Yo!)

5分格闘!あまり引かない!?

(every body!)

それでも重い??相手は鯛だ!

 (Hey! Say! Yo!)

巻いても巻いても出て行くLINE!

 (Yo! Ho!)

リーダー巻いた!(私が巻いた!)

いよいよ対面!(対面!)

準備はいいか!(タモは先輩!)

私は動画撮影中~(Hey YO~)

 

※ 動画は最後に上げてます。

なんとまあ、見事な大鯛!私もこの時期にこのあたりでこれくらいの鯛を釣り上げましたが、90センチ近くなると黒くなるんだよね。

 

釣り上げたのもつかの間、(この鯛、どーする?)的な雰囲気が漂う。

「逃がすか・・・?」

「いや、食う。フライにする」

エソとフグ以外はたとえどんな魚、どんなサイズでも持って帰る先輩。

ベラだろうがチャリゴ(小鯛)だろうがなんでも食べるスーパーブラックホール

アラカブ釣りに行った時なんか、餌のきびなごを持って帰って天ぷらにして食ったツワモノ。

かくして労せず大鯛(フライ用)をゲットしたのである。

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そんな先輩、同じインチクなのに全く釣れない(笑)

おもしろいように釣り上げる私と社長。

(私なんかしゃくる事もなく、ジグ落とすだけで釣ってるからね(TT)。)

結局13匹の鯛とアラカブとハタ(小)とアイナメと偶然引っかかって来たナマコを持って帰る事に。

(さすがに鯛が吐き出したアナゴは持って帰らなかったようだww)

インチクVSジギング、引き分けかと思われたけど、土俵際のふんばりもあって大鯛に軍配があがり、本日もインチクの勝ち。

止めてるジグで釣ったりしたから私の勝ちだとも思ったけど(笑)あの鯛には負けるわ~。しかし青物、釣りたかったなああ・・・・。

さて、youtubeですがギャーギャー騒ぐおっさん3人を生暖かい目でご覧ください。

57メーターゾーン白島沖 - YouTube