北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

ダイソージグで一撃。いや、2撃?

10/3水島近辺

うーん、下書きまで書いて更新するの忘れてたww

 

これは酷暑と台風に悩まされ続けて気が付けば朝晩はめちゃくちゃ寒くなった今日この頃、久々の出航で水島へ。
いつも通り、早朝から白島沖かと思いきや「8時に迎え来て」という鼻水が垂れたりくしゃみが連発しだした時期に思いもしなかった社長の暖かいお言葉をいただきのんびり出港。いや~ラクちんっすね!

いきなり私は良型のアコウをゲットしたし、社長もアコウを釣ったけど青物の気配がしないジギングに飽きた社長は青ケブ投入。

のんびりカワハギも釣りたいって事でカワハギ仕掛けと青ケブを買ってきていた。

「さあて、フグか、小鯛か」

「いや、ベラでしょう!」

とか言いながら調子よく釣り上げていく社長。


えっと、ベラを。


「今度こそカワハギじゃねえか!?」

「い~や、ベラでしょう!」

「ご名答~」

「ベラばっかりっすね」

「飽きた」


ベラとか釣って喜んで持って帰るのはピラニア先輩くらいだし、カワハギなんか狙って釣るのは本当に難しいと思う。


さて、社長はインチクに変更。最初に釣れたアコウのように根魚メインに変更だ。

私はもちろん青物狙い。ひたすらジギングだし、ここは水深が浅いからとてもラクちんだ。といっても風も流れもあるから100~120gのロングジグがメインとなる。

ぐっぐっぐっぐ、ガゴ!

きた!一気にぎゅーんと底に向かって走るこいつは間違いなくヒラスだじょ。小さいのにめちゃくちゃ元気で何度も船底に潜って行こうとするヒラスちゃんは私にとっては超久々の一匹だ。なかなかタモに収まらないし何度もスクリューに向かって走ってひやひやしたけど、なんとかゲット。

 

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写真は2mくらいに見えるけど、実際は60~70センチくらいである。小さいのだw
わざわざ撮影するほどのサイズじゃないから社長に頼むのもアレだし、自撮りだからどうしても大きく見えてしまうのは仕方ないのでご勘弁を。


蓋井島に移動


その後、アタリも何もなくなって風を避けて弁当でも食おうって事で蓋井島の北側に移動。

そこでも青ケブにはベラ・フエフキが連発して、カワハギの気配は皆無。
私もこのエリアではサワラ(1mくらいの)しか釣った事がないので青物釣りには懐疑的である。

そんな中、私のジグにガゴっと来たのは45センチくらいの真鯛。これも元気でガンガン竿を叩く。叩く、叩く。青物狙ってるってのに真鯛、ジグで本当によく釣れる。面倒なので写真なし。


再び水島

という事でまた水島に戻るけど釣れない。魚の気配がないと・・・と思ったら。アレ?

「お~い、出たぞ~」

ピチャピチャっとした波紋がどんどん広がり、あちこちでナブラチロアの出現だ。

「サワラっすかねえ・・・」

なぜだ、待望のナブラだというのに私達のテンションは低い。投げても届かない位置だし、なんかまったりしてる私達。

「黒ネズミくんでも投げよっと」

「それ、釣れんやろ」

「相手がヤズかサゴシなら厳しいっすねえ・・・」

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※ボロボロ黒ネズミくん1号

そう、黒ネズミくん1号で釣った事があるのはヒラゴのみだからナブラの相手がヒラゴなら勝算はありそうだけど、なんだかたまに跳ねてる魚影が小さいのだ。
という事で黒ネズミくん、まったく当たらず。ナブラのど真ん中にストライクしても、着水音で魚がビックリしてナブラがサラッと消えて無くなる(笑)

「根性なしのナブラめええええ!」

と言いながらダイソージグにセット。

「これなら大丈夫でしょ」

「ああ、黒ネズミくんダメやろ」

ダイソージグをポイっと投げた1投目。

ぐぐぐぐぐ!いきなりキタ━(゚∀゚)━!

(あれ?サワラじゃないよ?)

水面近くを元気に走る走る、そして案外重たいのでサワラ否定。

「社長!これサワラじゃないっすよ~」

「タモいるかあ?」


すっ・・・


「どうぞ」

私は社長に竿を渡す。今日はベラとベラとエソとベラとアコウしか釣ってない社長にちょっとだけでも魚の引きを味わってもらおうかと思ったエリートサラリーマンならではの行為である。

「お!どれどれ」

(ふわっ)

なんといきなり針ハズレ(笑)
よーく見たらアシストフックが折れてたんだけどね。

ダイソージグ、あるか?」

「山ほどあるっすよ」

私が唯一大人買いをするダイソージグを社長に差し上げ、社長もようやく漁師モード突入。

「ナブラ、追いかけるぞ」

「アイアイさー!」

ナブラに向けてエンジン始動!

根性なしナブラなので近づきすぎは厳禁、ちょっと遠目に止めてエイやっと投げるといきなり社長にヒット!

ダイソージグ、スゴイね。

シーバスロッドでスタンバイした社長の竿を根本までグイグイ曲げるこのナブラの正体はやっぱり・・・!

 

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ヒラスでしたあ。

その後、私もバラしちゃったけど、そこそこ楽しんで終了。改めてダイソージグはナブラ打ちには最適だと思った釣行でした。

頭のリングとフックは使い物にならないので外して使いましょう。小物なら上がるけど、メーター近くなるとだいたい取れたり曲がったりしますので^^