北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

筋肉痛になるほどブリ釣れた

6/1(土)白島沖

接待フィッシング第2弾。今日は先週とは違うお客様が2人、乗船する事になった。相変わらず某会社の超お偉いさんで、私のようなサラリーマンでは仕事上は一生お会いする事はないであろう方+弊社の担当さんのお二人にShachou号に乗船いただき白島沖へGO!

先週の接待釣りは水島に行ったんだけどちょっとイマイチで、わざわざ社長が前々日の平日に忙しい仕事のスケジュールをわざわざ調整し、わざわざ下調べでわざわざ白島へ行ってわざわざ釣りをしてみると明らかに青物の反応が違ったようで今回は白島沖の「コ瀬」をメインに比較的浅めポイントを流してみることに。

 

(社長がわざわざ身を削ってゲットした情報をムダにするワケにはいかない・・・!)

 

「最後に笑うのはひたすら竿をあおった者だけですから!」

いくらお客様相手とは言え、今回ばかりは社長がわざわざ情報を取って来たって事もあり、気合の入りようが違う。
さらに今回のお客様は若干太めで貫録があり、先週のお客様が「インテリヤクザ」とすればこちらは体力勝負の組長って感じなのでとにかく竿を動かせば釣れる確率が上がる事を「組長」と弊社担当の「杉Pさん」に伝えさせていただいた。


やはりジギングは忍耐、最後に笑うのは魚が食いたい瞬間にジグを落としていた人間だけなのだ。

先週と変わって波も風もなく、白島へ到着するまでに組長と三下君さんの道具を準備し、いざスタート!もちろん私はサポートにまわっていつも通りの体制である。

お客様である組長はプライベートでも普段から岸壁でアジ子くらいは釣っているらしく、その腕っぷしも手伝ってリズミカルな感じで問題はなさそうだ。

いっぽう弊社担当の杉Pさんは初心者で「日に当たるとヤヴァイんすよ」というくらい色白で見るからに太陽に弱そうなのは明白で若干不安が残るスタートとなった。

「おおおーーー!キター!!」

幸先よく組長にヒット。上がって来たのは50センチクラスのアジゴ、じゃなかったヒラゴで幸先の良いスタートである。

 

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アジゴ



「こんな大きいのが釣れるんですか!」

「いや、小さいっすよw」

「やっぱり竿を動かした人間が勝つんですね!」

「ですね!w」

「そうかあ、やっぱりそうかあ・・・ぶつぶつ」

とっても気合が入ってしまった組長は休む間もなくジギングをしているが気になるのは杉Pさんで、すでにヨロヨロしている。

「大丈夫ですか?」

「手が、、肩が、、、ああ、はあ」

普段とは違う慣れない動きですでに足、腰、手、肩、太陽の日差しであちこちボロボロで既に帰りたいモード炸裂だ。


「一匹釣れれば楽になりますよ~頑張って!w」

とか言いながらようやく私も釣り開始。軽くトップで遊んで見たけどダツが一回突進して来ただけでその他の反応なし。

「さあジギング職人が始めますよ~いざ労働だあ」

私もジグにチェンジしたほんの数分後。フォールでフワッ。ゴン!と合わせると重い感じから一気に走り出す青物ちゃん。

「来ました~」

「私も来たぞ~」

船尾の社長と船首の私でダブルヒットである。

「ええええ~!?」

私と社長に挟まれた形の組長が声を上げる。

「格の違いを見せつけましょうかねえ、ねえ社長w」

「あはは、そうだな、っと・・ちょっとデカいぞ?」

「ですね、私のもまあまあ、おっと♪」

「お前、バラせ~w」

「勝負しましょう社長~w」

って感じでなかなかの引きを味わうけどどうやらこれはヒラマサではなさそう。重い感じでズドーンと来るのがブリで、ぎゃあああああーーー!とドラグを引っ張り出すのがヒラマサですので。私の経験上。

という事で少しだけ大物用にセットした固めの竿にデカいリールの私のブリが先に上がって来て、無事にランディング。

 

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8キロくらいのブリ。

その後、無事に社長もランディング。私と同じくらいのブリ。

 

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「ふん、気に食わん」

「いやいや社長、同じくらいでしょうw」

「お前の方がでかい」

「いやいや一緒ですよおおおおイヒヒ」

って感じで同サイズのブリを釣った私たちは格の違いを見せつける事に成功するが、その後も調子よく50センチサイズのヒラゴを連発。落とせば釣れるって感じで。もちろん8キロくらいのブリも普通に釣れて、休み休み釣ったのに筋肉痛になるほど釣れてしまった。

「キタあああ!」

「これはハマりますねーー!」

「間違いなく北九州で一番おもしろい遊びだ!」

そんな組長も50センチのヒラゴを連発し、初めてのジギングなのに絶好調でご満悦である。

一方、心配なのは太陽とタイマン張っている杉Pさん。ジギングは諦め、インチクにチェンジ。
もうこの際、何か釣ってもらわないといけないのに釣れないから組長が掛けたヒラゴをお情けで竿を渡されて釣り上げて写真を撮られる始末。

 

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しかしここはさすがはインチクである。

ホウボウ、アラカブ(大)と釣り上げたのち、今日一の引きである真鯛まで釣ってしまった。

 

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そして納竿が迫ったお昼過ぎ。組長の竿が大きくしなっている。

「キタキタキターーよっしゃああ!!」

ホントに元気な組長だけど、相手をしている魚も元気みたいでちょっと今までと違う感じ。

(ありゃ、ヒラマサかな?カンパチ?)

ということで巻いては出て、巻いては出て・・・まあこれで納竿だからゆっくり堪能していただく事に。

「サメかも!w」

「ああ、サメか!w」

と私と社長が言うくらい巻いては出て、巻いては出ていく。

「スレかサメかヒラマサかカンパチかも!w」

「これは記録更新かも!」

などと組長をあおるが、内心は・・・

(記録更新されたら悔しい・・・)

であったw

釣り人ってこんなもんよ、ねw


さて、バトルタイムも20分を超え、いよいよお魚とご対面!タモで入らない場合も考えてハンドギャフも準備。

さあどれだけでかいのが上がって来るんだあああ?

(えっと、ありゃ・・、ブリ?)

なんと私・・・おっといや、社長が釣ったブリの方が大きかったというオチではあったけど、こんなのが釣れたらそりゃハマるでしょう!

 

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(記録更新されんで良かったw)

「また連れて行ってください!ハマりました!」という組長とヨレヨレの杉Pさんはたっぷり50kg以上のお魚を持って帰って行った。

8キロクラスが5本

ヒラゴたくさん

鯛2匹

アラ㈱、ホウボウ・・・。

大漁でした!

 

「お前、あれ、私達まで本気で釣ってたらとんでもない量に

「ええ・・・ちょっと釣れすぎでしたでしょうね・・」


という事で私は今年はキャスティングでひたすら労働する事に決めました。楽天で竿買ったぜ。トップウオーターで遊ぶのだ。釣れなくてもいい、デカマサの夢さえあれば。

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8フィートは長すぎたので次回はコレ買うwメモです。

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軽自動車にはちょっと長すぎたです(笑)