北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

ヒラマサに縁がないようだ。疑惑の忖度(そんたく)スケールで測った結果。

2020.04.16
イケメンテトラジャンパー青山テトラ君が平日休みだって事で、社長と釣りに行ったらしい。
コロナ禍の影響なのかただの平日休みかわからないけど、新春から3月までがクソ忙しい青山テトラ君としては久々の釣りだろう。

 

「昨日、どうだったんすか?」

「青山君、ずっと吐きよったぞwww」

「波と風、すごかったでしょ?ww」

「そういえば12キロのブリ釣ったぞ」

「・・・ほう?」

 

どうやらイケメンテトラジャンパー青山テトラ君が久々の釣行にも関わらず、10キロ超えのブリを釣ったらしい。


それは良かったおめでとう!(個人的にブリならOK)というところなのだが、実は・・・

 

・・・疑惑があるのだ。

最近、青年実業家ウーロンがデジタルスケールを船に持ち込んだのだが、それがどうも怪しい感じがする。

 

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疑惑のスケール

 

「記録は記憶」


を合言葉に我々はほとんど記録を取らない。なぜならば記憶の世界ではいかようにも記録を変幻自在に扱えるからだ。

「あれは1mあったな!(たぶん)」

「この前のよりデカいっすよ!(たぶん)」

「この前のは10キロ超えてましたよね!(たぶん)」


・・・といった感じで記憶に留めておいた方が平和な事だってあるのだ。我々サラリーマンには。


そんな我々の気も知らないで、空気を読まない青年実業家ウーロンが「マグロも計れるっすよ!」と言って持ち込んだデジタルスケール。


つーかコレ、・・・かなり忖度してないか???


どう見ても5キロくらいのブリが「7キロ」とか平気で2~3キロ忖度しちゃってるのだ。

しかしこれが本当ならば、私が過去に釣ったブリやヒラマサ、カンパチだって余裕で10キロオーバー、下手したら15キロくらい超えてるのもいたかもしれない。そんな自分や社長にとって都合がいい記憶がよみがえってしまう「忖度がハンパない逸品」である。

 

さあて、前置きが長くなってしまったが、そんなデジタルスケール(忖度付き)で測った疑惑の12キロのブリがコイツだ!

 

 

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疑惑の12キロヒラマサw


 


おいおい!ラマサじゃねえかああああ!

 

ブリかと聞いて安心してたらまさかのヒラマサかああああ!

 


社長が年末にデカいの釣ったし、私だってデカいヒラマサ釣りたい・・・という思いで必死でジギングやキャスティングをしているというのに!

久々に乗った青山くんがゲロ吐きながら仕留めるとは・・・。しかも12キロのヒラマサだとおおお???

私などゲロなど吐くヒマがあったらジギングしているというのに!

やはりイケメンにはかなわないという事か・・・。

もういい、私は20キロオーバーだ。忖度スケールさえあれば15キロくらいのヒラマサを20キロにしてくれるはずだ!


「記録は思い出」をモットーにしていた我々もそろそろ新時代に向けて動き出さねばならないという事らしい。

ウーロンめ、余計なモノを・・・www

 

しかしこれは本当に12キロあるのだろうか?写真だけではちょっとわかりにくいが疑惑の忖度スケールでは確かに「12キロ」だったらしい。

 

「社長、アレ、本当に12キロありました??」

 

「うーん、アレが12キロなら・・・」


「お前が釣ったブリは15キロ超えてたな」

 

「そうっすか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ」


「私のは20キロ超えてたな( ̄ー ̄)ニヤリ」

 

「そうっすね!( ̄ー ̄)ニヤリ」

 


記録は記憶。


記録は思い出。


プライスレス。

 

(私が3年前に釣ったカンパチも20キロだな!www)

 

ただ、このスケールには疑惑がある。

このままイケメン青山くんの12キロマサをランクインさせるワケにはいかない。

 

私が証明してみせようじゃないか。

Google先生の名に掛けて!


おわり