北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

~角島遠征~ジギングと根性のイカ釣り

2020.6/6~6/7

今年も始まってしまった激闘のイカ釣り(今年2回目?)

今回は一味も二味も違う。なんてったって「ドライブで行ってみたい場所日本一」を誇るあの角島に行こうという企画。

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ウキウキである。ドライブでは何度も行ってるけど、釣りでは行った事がないのでとても楽しみなのだ。

 

「ボウズ知らずの角島」と言われている角島沖、果たしてその真相やイカに。

 

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ウーロンと角島。まずは浅いところからスタート



初めての場所だしポイントもわからずとりあえず始めてみる。早速、社長とウーロンが50センチくらいのヤズとヒラゴを釣り上げる。

蓋井島と変わらないじゃないか」

「・・・・・」


私はめずらしく泳がせでもしてみようかと思い、エサ確保のためにジグサビキをセット。


「・・・飽きた」


そう、小物を釣るヒマがあったらデカマサ、デカンパチ、デカアラを狙いたいのはアタリマエ、いつものロングジグ100g(ピンク)に付け替えて労働開始。小物などイカゲソ先輩か達人ウーロンに任せておけばいいのだ。


そこから連発の始まり始まり~。(私だけ)

「きたっ」

「おっしゃー」

「また」

「げっ、また」

「んっ・・・」

「・・・ふう」

「デカくないなあ」

 

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元気でよく走る角島ぶり



3~5キロくらいのブリがメインだけど、水中70mから引き上げるのは結構な重労働。

しかし、しゃくったら釣れる、落としたら釣れる、間違いなく右腕は筋肉痛コース。

小一時間で5~6本は釣っただろうか、イサキも混じってそろそろサイズアップが欲しいところだけど、とにかく魚影がすごい。

 

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私もタチが悪い顔つきだな・・・ふつうのおじさんなのに

魚探と私はず~っとオマツリ騒ぎ、しかし角島は本当にすげー。

ところが・・・釣れないのだ。私以外は(笑)

社長とウーロンは最初の1匹ずつだけ、イカゲソ先輩に至ってはベラのみだ。

 

しかしようやくメモリアルな1匹が!

180gという気絶しそうな重さのジグをセットし、ひたすら「ういーーーーーーーん」と電動でタダ巻きしていた社長の電動ジギングにアタリ!

 

「デカいっすか!?」

 

「うーーん。わからんww」

 

「おい、変われ」

 

何も釣ってない(ベラしか釣ってない)イカゲソ先輩に竿を渡すやさしい社長。

 

「何も釣ってないやろが」

 

ついに電動でウインウイン巻くのすら面倒になっちゃった?といささか心配にはなったが純粋にイカゲソ先輩に釣らせてあげたかった心優しい社長であった。(たぶん)

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電動ウイ~~~ンとイカゲソ先輩


「先輩、大きいすか?」

「いや、コレホントにわからんとよ」

「釣り番組みたいやんかwww」


ぴ。ぴ。ぴ。ぴぴぴ。


自動巻きが終わりを告げる音がなる。ようやくここからラスト3mくらいは手巻きである。

「あ、いや、コレ・・・」

「けっこうデカいかも!!!」


イカゲソ先輩が叫ぶ。

 

 

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これで8キロのブリ。血が出たけど元気に帰って行きました

 

この日一番のブリ、8キロオーバー。

電動リールは慣れないと魚のサイズ感がわかんないようだwww

「じゃあ逃がしまーーーす。」

この日の青物は全部逃がしたのであまり写真は撮ってない。全部元気に帰って行ったので良かった良かった。

 

そして日が沈む前にようやくイカゲソ先輩が真鯛をゲット。写真撮るの忘れてたけど60センチくらいの良いサイズ、とてもキレイな真鯛でした。


さて、日が沈むころにイカ釣り準備開始。これまた適当に水深90mくらいの沖に出て、集魚灯を投下。

私はイカ釣りが苦手である。本当に釣れるんだろうか。

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月夜、静寂な夜が始まる・・・



ところがこれまたポイポイ釣れるのだ。さすが熟練の技、5本スッテの社長が一番上手で、同じくウーロンも社長に負けず劣らず釣っている。

 

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イカの処理はイカゲソ先輩にお任せ

社長:8杯くらい?

ウーロン:8杯くらい?

私:2杯

イカゲソ先輩:1杯

私とイカゲソ先輩はイカメタル+スッテ仕様である。

 

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ウーロンとイカ。これはエササイズだね~



「(お前がイカ釣るとか)めずらしく役に立っとるのうw」


角島スゲー。私がイカ釣って誉められるなんてwww

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イカ刺しで祈りを捧げる」byイカゲソ先輩。(わけわからん)



そして23時くらいからイカをエサにしたりジギングしたり色々したけど、何も釣れず。夜って本当に釣れないね。

深夜3時くらいにウーロンがボッコを釣っただけ。ちょろっと仮眠を取って朝マズメに突入・・・!


・・・しかし忘れちゃいけない。


そう、我々はすでに超絶スーパーヘロヘロである。


そして我々以外に誰もいなかった海域に釣り船が集まってきたのでポイントとしては間違いなかったという事だろう。

 

最後に社長がレギュラーサイズのヤズを釣り、撤収する事に。

 

「ブリ、飽きたのう」

「マグロとか釣りたいっすね」

 

もう普通の魚種じゃ満足しなくなった我々。


今度こそ沖ノ島だあ・・・・。


しかしながら角島、そうとうおもしろかった!根掛かりもひどいので初心者にはちょっとアレかもだけど、間違いなく釣れるイメージが定着した!

 

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画面全部が赤い魚で埋まることも

 

あ、イカゲソ先輩・・・

 

あの鯛、釣れてなかったらヤバかったっすね!

 

角島まで行ったのにベラだけってオチの方がおいしかったのにww

 

 

おわり