エソダービーとかまぼこさんとズバコーン
時は某6月26日
「行きたいやつ連れて行ってこい」
珍しく社長不在の釣行でまずは水島へ向かった。
「エソ持って帰ります!」
メンバーには「エソ、親父が持って帰って来いって」という初心者の若手も混じり、船上はエソダービー開催の流れに。
「おおお!ナイスエソ!」
「まだエソ1匹しか釣ってない!」
・・・もはやヤケクソに見えなくもない状況に包まれる船上。
そんな中、エソを釣る為に船に乗り、エソの為に竿をふるう、エソ釣りにすべてを掛けた男がいた。
この男がのちのちドラマを起こす。
彼の名は「かまぼこ」
キングオブエソである。
大工の源さんばりに一撃19連のエソ連を達成した前回の釣行と変わらずエソ絶好調で今回もエソ連が止まらない。
完全に連チャンモードに入ったようだ。
しかし魚探反応はすごいのに全然釣れない。ジギングに青物は無反応。エソだけ反応。
「よっし、場所移動してみよー」
水島から蓋井島の北東部へ向かう。過去にマグロ(小)、鯛、ブリ、ヒラス・・・と釣れたらうれしい魚種をだいたい釣っている場所だ。
しかし・・・・・
「エソ来ましたー」
「エソでーす」
エソしか釣れない。どうしたんだいったい、この界隈の美味しいお魚たちは全滅したのか?
「あ!かまぼこさんの竿が!」
確かに今までにない曲がり方をしている。
「デカいエソじゃね?」
「デカいエソでしょう」
「タモとかいらんわエソやし」
と誰もがエソ以外を疑わないほどエソ疲れを起こしている我々の脳内はもはやエソ一色に染まっている。
(・・・あれ?鯛?)
竿を叩く感じは鯛独特の引き。
という事で見事にゲット。
生意気にもまあまあの真鯛だった。
「やりましたああああああ!」
早速写真を撮って、ライバルたちにLINEを送るかまぼこさん。
この渋さの中で見事な一匹。おめでとう(笑)
その後、水島に戻る。魚探はすごい反応。しかし釣れない。
「よっし、浅いとこ行ってみっか!」
「エソパラ(エソパラダイス)っすか!」
「そう、目指せエソパラ!」
と相変わらずエソ脳の私たちだけど、エソなんか釣りたくない私はトップウォーターを用意。
ピンクのマリアラピードさん160スタンバイ。
「おお!本気モードっすか!」
既に鯛を釣って、今日は勝った気でいるかまぼこさんが警戒しているが、過去にジギングで釣れない時に、妙にトップで当たった記憶があったので試してる次第。
投げる。バシャバシャバシャ。
投げる。バシャバシャバシャ。
投げる。バシャバシャバシャ。
投げる。バシャバシャ、ズバコーーーーーン!
本当にズバコーーン!って音がした。
「うああああ!ww」
実はやっている本人が一番ビックリしたのだが、マリアさんにヒット。
サイズは小さいけど、ヒラゴをゲット。
※スマホ壊れて写真なし。
「おもしれええええ」
投げる。バシャバシャバシャ。
投げる。バシャバシャバシャ。
投げる。バシャバシャバシャ。
投げる。バシャ、ズバシャーーーーン!
「わはははまたキターーー!」
またもや小さいけどヒラゴをゲット。
※スマホ壊れて写真なし。
水島のヒラゴは小さくても元気なので大変おもしろかった。
ということで今年もトップを絡めて楽しもうと思った所存であるのと、
(WISHでトップのルアー売ってないかなあ)
と思って探したのがこれ。早速ポチリ。
ちょっと30gは軽すぎて飛ぶかどうかが不安だけど、今度試してみよう。
「エソはすり身にして味噌汁でめっちゃ美味かったです!」
エソも美味しかったようで何よりでした。
おわり