新春初釣りで事件は起きた(ちなみにカッパ隊員ネタなので大した事件ではありません)
新春初釣り2022.01.15
ちょっと遅めだけど私にとって新春初釣りだった。
最高気温10度
風速4m
0.8mの波
寒い。とにかく寒い。
ナイフで突き刺すような寒さだった朝一の時間帯を超えた時、ある事に気付いた。
しかも今年を占う記念すべき釣行であるにもかかわらずこんな事があっていいのか。
「やっと根掛かりしたぞ~!」
「やりましたね社長!竿が曲がったじゃありませんか!」
こんな信じられない会話が「根掛かり」で成立するほど魚影は閑散としていた。
結局、社長は「石と藻(も)」しか釣っておらず、生命の鼓動を感じる事ができなかった一日だったのだが・・・。
「お前、いいな~!!うらやましい!」
と言われてしまった25センチくらいのエソが一匹。これが今年を占う1匹で、だいたい毎年エソで始まるのでそれはそれでいいとして。
つまり私もエソ様のおかげでギリギリ生き物の感触を味わう事が出来たのだけど・・・。
しかしそんな事より問題は「カッパ隊員」であった。
「なんか付いてますよお」
と言いながらアコウを釣り。
「やっちゃいましたあ」
とか言いながらベラを釣り。
「・・・・」
たまには無言でエソを釣り。
「さっきのはヒラメですかねえ」
などとバラしてしまった魚がなんだったのか想像するのもきっと楽しいのでしょう。ええ、そうでしょうとも。
こちとら必死でセミロングジグをアオリ倒しているにもかかわらず、タイラバに冷凍エビを付けた卑怯な道具で小物を次々と釣り上げるカッパ隊員。
普段なら全然かまわない。むしろ私なんか小物など1匹も釣りたくないくらいなのだから。
小物を釣るくらいならボウズでいいのだ。
しかし、今日は違う。
「な~んも当たらんぞ~」
「・・・・」
「・・・・」
社長がノーヒットなのだよ、カッパくん!!!
朝から電動リールなど便利な道具を使わず、社長が頑張って生身を削ってジギングしているんだ。
しかも普段ならうんざりするほどエソが群がる社長のタングステンジグでもお魚が全く反応してない。そんな異常事態に君は気付いていたかい?
そして問題はここからさ。小物とは言え、少しでも魚の鼓動に近づきたい社長はカッパ君を見習ってタイラバに変えたにも関わらず、一切アタリ無しなんだ。
・・・そのヤバさがわかるかい?社長はとにかく釣りたいんだ。
それが小物、つまりはエソ・ベラ、、、この際なんでもいいんだ。カッパ君を真似るなど屈辱だっただろうけど、それよりも何よりも社長は魚の鼓動を感じたかったのさ!
それにもかかわらず、ああ、なんてこった・・・。
よりによってお魚は社長の隣で釣っている君を選んでしまったようだ。
よりによって去年、異常に釣れなかったアイツが。
あれだけ社長が釣りたがっていたアイツが。
社長は朝からそいつを釣りたい一心でジギングしていたというのに・・・。
君は・・・
事件を起こしてしまったようだね。
「お前、今年はもう終わったな・・・」
この日、1ミリもお魚さんと関われなかった社長がポツリ。
そして新年早々、あまりにも早い審判が下されたカッパ隊員。
社長の予言は当たるからな!www
※私自身が体験済
それにしてもおめでとう。
10キロにはまだまだ届いてないけど、自身の記録更新!
そしてこの激シブの中、今にも折れそうなファミリー竿でよく釣り上げました!(笑)
つーか折れたほうがおもしろかったんだけどネ。
おわり
メモ
15日13時10分頃
フンガトンガ・フンガハアパイ海底火山噴火。