【青物の呪いR5年版】カッパ隊員が優勝の件
みなさんこんにちは。
去年から呪われ続け、そのまま年越しした鮮魚事業部です。
いささか今回の呪いは厄介のようです。
去年から青物の調子が悪いけど今年も去年並みに悪い気がしています。
2022.2.12
3連休のど真ん中、土曜日で、久々に波もなく、ぽかぽか陽気。
ただ、心中は穏やかではないです。
だって・・・私たちってば、呪われてるんですもの。
数打ちゃ釣れる作戦
ここでひとつ掛けに出ることにしました。
総勢5名、我々にしては多い方。
「数打ちゃ釣れる」作戦が社長の指示のもと行われる事になったのです。
(当ブログでの)活躍が凄まじい歴戦の勇者、3名を収集。
カッパ隊員
かまぼこさん
青年実業家ウーロン
さらに社長と私で合計5名もいればさすがにブリくらい釣れるんじゃないだろうか、と。
ちなみにこの3人には「期待はするけど期待はしない」事にしています。
いつも通り「ブログネタ」だけご提供いただければ十分かと存じますのであしからず。
「やっぱり手巻きがいいんかのう」とつぶやく社長は「電動リールは家に置いてきた」と気合いバッチリ、今回はほんのわずかな「甘え」も許さない覚悟です。
しかしまあ電動リールがバカ釣れする時があるけど去年からさっぱり。
一方、呪われているけど私はぼちぼちなんとか釣れているし、決定的な違いと言えばまさしく「手巻きと電動の差」・・・なのかも知れないです。
白島沖へゴー。
まずエリア。
蓋井島近辺は、近年、青物の呪いが特に強く感じるため、白島近辺を選択。
開始30分。
こんな感じで。
まあ、釣れない事はないのです。
こーーーーんな感じで。
私のメジロクラスを皮切りにウーロンも釣りました。
「今日はいいスタートですね」
カッパ隊員がポツリ。
「そうやのう」
社長がポツリ。
「今日は余裕っしょ!俺のブリの方がデカいっすよ!」
ウーロンのブリは私のブリ(メジロ)よりデカいと豪語しています。
正直、どんぐりの背比べだし、このサイズは釣ったうちには入らないです。私の目標はあくまで10キロオーバー、100センチ超えなのです。ほとんど釣れた事ないけど。
(でもまあ、負けるのもシャクなので比べてみます。)
私の勝ち~wwww
さて、そんな事はどうでもいいのです。
いきなりオープニングブリが2名もご来店し、誰しもが「今日は余裕」と思っていたことでしょう・・・。
結果やいかに。
本日の竿頭
早速ですが結論から。
今回の竿頭は前回に続き、なんと・・・・
カッパ隊員!
優勝!
なんと
3匹!
エサ仕掛けにエビを付け、何か?を狙うカッパ隊員がいったい何を?釣ったのかわからないくらい小さい何か?を釣ったらしいですがベラまで含めて合計3匹。
見事に優勝です。おめでとうございます。
生命の鼓動は感じました!:本人談
そして、かまぼこさん
やはりこの男は期待を裏切りませんでした。
激闘の末、
1匹!
「地球は生き物」と豪語するかまぼこさんは地球とのバトルに明け暮れた一日でしたが、結果、石だか魚だかわからない小さい何か?を釣り上げたようです。水圧で目が出ちゃったからリリースも不可。
感謝の意を込めて、丁寧に「煮つけ」で召し上がられたようです。いいことですね。
青年実業家ウーロン
ぼったくりこそ我が人生、ぼったくりは美学であり哲学。
ゲスの極み精神で2匹!
「高級魚っすよ!店で食ったら1匹5千円から1万円はするっすよ!」
と法外な値段を吹っ掛ける青年実業家ウーロンがブリに続いてメバルを追加。いや、数が少なくなったとは言えそこまで高くないですから。メバル。
ブリとメバルで合計2匹。
私
デカマサかデカンパチ以外は数に数えない事にしているので気分はボウズ。
2匹
私はメジロクラスのあとにイナダを追加。
青物2本という結果に。
社長
呪いが絶好調
1匹
問題は電動リールをご自宅に置いてきた社長です。
前半はセミロングをしゃくり、後半はショートジグをしゃくり、それこそ17時前まで奮闘した社長なのですが。
「私は・・・アラカブだけだぞ」
一同
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「(かまぼこさんのよりデカいっすよ!)」
と叫びかけたのですが、かまぼこさんのアラカブが小さすぎで、「あれより小さいアラカブを釣る方が難しい」ということから全くフォローにならないと判断した私は叫ぶのをやめた次第です。
(ボーナス査定に響く可能性があります)
しかし・・・
あれほど社長のタングステンジグに群がるエソも皆無。
小さいお口で器用に針掛かりするフグも皆無。
前回もちっちゃいアコウ、今回はちっちゃいアラカブという流れ。
1釣行1根魚、もはやこれは修行です。
この呪いはどこまで続くのでしょうか、今週?来週?来月?それとも・・・来年?
隣の遊漁船のベテラン船長さん
「ベイトはおるけど何しても食わん!」
ちょうど帰港時に隣の遊漁船も戻ってきていました。腕がいい船長さんででどんな状況でもお客に魚を釣らしています。
我々はボウズなのに隣の船は大量の青物や鯛がビッタンビッタン暴れ回っていることが多々ある凄腕の船長さんです。
そんな百戦錬磨の船長ですら角島まで遠征して玉砕した模様。
海水温が低いのかなあ・・・。
まあ冬ですから。
春を待ちましょう。
呪いも解ける雪解けの春はすぐそこです。
たぶん。
おわり