北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

【激闘】:蓋井島「その戦士、A・B」

2019.11.02

本日の「戦士」たちはこの方々。

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戦士のお二人


某金融機関の若手エリート営業マン2名、戦士A・戦士Bである。

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余裕の二人

晴れやかな笑顔で釣り場へ向かう。この先の未来予想図(地獄絵図)など想像もしてないようだ。

蓋井島が近づく。

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写真ではわかりにくいが、島を超えたあたりからゆったりとした2m前後の波が戦士たちをお出迎えだ。

 

(あらら)

その大波は島を超えたあたりですぐに収まったが、それでも波はある。もちろん社長と私は大丈夫である。我々にとっては普通に釣りができるコンディションではある。

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そして本当にすばらしいロケーションである。釣れなくてもいい、こんなところで釣りができれば。まるで釣り番組じゃあないか、磯に上がっている皆さまの撒き餌が効いてて小魚も集まってるんじゃないかウヒヒヒ、こんなとこでトップヒラマサ狙いでぶん投げれたら本当にそれだけで満足、風が強いから今日もジギングだけどとりあえず1本釣ってみようじゃありませんか、いや~マジで(・∀・)イイネ!!蓋井島さいこー

 

えろろろろろ


戦士A、いきなり戦死。

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ぶろろろろろろろ

 

 

戦士B、追いかけ激しく戦死。

 

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撒き餌は自らまくのである。

 

その後、島裏に逃げて青ケブで小物釣りに変更。

 

慣れない手つきで小針に青ケブを付ける

下を向く

おえっぷ

ダブルで戦死。

 

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えろろえろろ~、えろおろろろ~。

二人で復活の呪文を唱えているがなかなかすんなりドラクエのようにはいかないようだ。

 

もらう方、もらわれる方、まさにあうんの呼吸、もらいゲロ応酬のすばらしいコンビである。

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私と社長はヤズとヒラゴを釣り、さらにヒラメを追加。

 

「おお~お前にしちゃデカいじゃないかあ」

「おっす、ありがとうございます!小さいけどよー引きました!」

「私の方が大きいの釣るけどな!」

「社長にはかないませんからあ、わっはっは」

など賑やかな我々はいつも通り。

 

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そんな我々がキャッキャッ言ってる一方で。

 

「下向いたら終わる・・・」


そんな時でも当の本人たちは戦場にいた。殺るか殺られるか。そんな緊張感の中で必死にゲロを耐えていた。


・・・ここは戦場なのだ。彼らにとっては。

 

すっかり忘れてたけど。


その後、波の立たない関門に戻ってサゴシを追加。

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ようやく二人も小鯛を1~2匹ずつ釣り上げて。

揺れない大地のありがたみを再確認した二人。


ヘロヘロで帰って行きました。


おしまい。

蓋井島(ふたおいじま)北東部の沖で散々粘るも全く釣れない。なんじゃこりゃあああ。というメモ。

2019.10.26
中潮

本日のゲストは某金融機関にお勤めの「組長」と「杉Pさん」である。
もはや常連と化したこのお二人だが、いつもすごい確率で台風にぶち当たっていたので久々の晴れ模様である。

 

過去の写真からこの二人

 組長↓

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杉Pさん↓

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社長と私の4人で「蓋井島の北東部」に向かう。
午後から風が出る予定だったので午前中勝負、この予報と雰囲気は「波が出る」予感。きっと我々を高波が襲う事になるだろう・・・。

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「今日は何本釣るかー?w」

「エソ抜きで(ブリ)三本イキマス!」


社長の問い掛けに杉Pさんが答える。

(余裕でしょw)

と誰もが疑わない蓋井島北東部。最近とても調子が良い(らしい)上、午後から風も出る事から島影に隠れる事だってできる。

実は私は蓋井島にいい思い出がない。だって過去はサワラくらいしか釣れた事がなかったし。でもなんだか最近は確かに釣れてる気がする。
(オモックでは撃沈したけど)

蓋井島に到着、準備を開始する。社長はさっさとせっとしてさっさとシャクっている。毎度ながら本当に早いw

えっと組長。

「あ、糸がリールにからまっ」風にあおられてぐちゃあ

えっと杉Pさん。

「・・針?針?」針ってどうやって

OK、全部私に任せてください。私の出番です。お客様に快適に魚釣りをしていただくために私がいるようなものなのです。私はいつでも行けるからいいのです。

FGノットで組長のリーダーを組みなおし、杉Pさんのジグにフックを掛けてスタンバイ完了。冷静に考えたらプライヤーないとダブルリングはきついし、FGノットだって、ねえ。

さあ釣って下さいよおおおお^^

「釣れんぞ~」

「社長、まだ10分」

「ホントか?」

というお約束の会話はいつも通りなのだが、なんとこのまま時間のみが過ぎていく。

社長もめずらしく休憩もせずにやっている。私も本気モードでやっている。組長も杉Pさんも頑張っている。

・・・強風と高波にもまれながら。

(いきなり風つよっ!w)

船の前方は波の影響を受けやすいため、カラダがフワっ、おっとっととなるくらいの前後左右の波に揺られ続ける上、頻繁にシーアンカーを回収する重労働もセットで付いてくる。

「釣れん!移動~」

「ハイ!」

えっさほいさえっさほいさとシーアンカーを引っ張り上げる。そう、激しく揺れる船の上で。

しかし私には絶対の秘策があった。

私の最近のマイブームはスクワットと縄跳びである。つまり、私は会社にいる時ですら、タバコ休憩をする時ですら、家に帰ってからでも、つまりいかなる時でも足腰の鍛錬は欠かしていない。全ては揺れる船の上で釣りをするため、シーアンカーを回収するための、鮮魚事業部として最低限必要な足腰を自発的に鍛えているのだ。

そのおかげか、マジでカラダに芯が入った感じがしてきた。子供たちに引っ張りまわされる日曜日でも「足が棒になったあああああ」っていう状況が減って来たのだ。(まだ1回遊んだだけだけどネ)もちろんスクワットも風呂の時に10回くらいしかしてないのだけど。

そんな準備万端の私に対して、やはり慣れない杉Pさんは辛かったでしょう・・・。「若い」という理由だけで船の先端に配置された杉Pさんの顔色がだんだんと悪くなっていった。

「無理しないでいいですよお」

「いや、釣ります!」

杉Pさん、頑張れ!いやはや、すごい営業マンだ。社長に宣言した根拠なき「三本」を達成する為にも果敢に荒波にもまれていくw

そんな中、社長に待望のヒット!カナトフグ!インチクに変更した社長にヒット!イトヨリダイ!ついでにヒット!・・なかなかのサイズのエソ!(笑)


(ナンダコレ・・・?)


私も必死にやっているが、ひたすらアタリがない。根魚どころかエソすら絡んで来ない。根掛かりが多発するところも果敢にジグを放り投げているというのに!

びゅおおおおお!

ざっばーーーん!

私、がんばる。だってスクワットと縄跳びしてるし。


「あ、あ、、も、ダメっす」


杉Pさんダウ―――――――ン!

この環境下でよく頑張りました!これだけの波でむしろ酔わない方が珍しいっすからね。

 

しかし、私だってアタリすら・・・ガン!ぎゅううーー!


なんかきたあああ(><)

ようやく魚!SAKANA!でも小さい。小気味よく走るけどヒラゴ・ヤズ系よりズーンと来る感じ。

(なんだろ?もしかして)

 

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自撮りで必死(笑)

やったやった、めちゃくちゃ小さいけどネリゴちゃんだー。ヤズやらヒラスやらに比べたらあまり釣れないから超うれしい。コネリゴだな!

しかし・・・カンパチサイズは2年以上釣ってないぞ!

 

「あぁぁあぁああぁaaa・・・」

「ど、どうしました!?」

「ぼ、ぼ、帽子・・・」

強風に煽られて飛んでしまった杉Pさんの帽子。

「エンジン始動~!要救助者かくにーーーんw」

「14時方向~!」

ということで杉Pさんの帽子を収納し、納竿となりました。

組長ボウズ!
杉Pさんボウズ!
社長はイトヨリダイとカナトフグ!(とエソ)
私、コネリゴ!(とエソ)

大人4人で高波にもまれながらシャクリ倒してもホントにサッパリだった。いや、これだから自然が相手の釣りって面白いのかもしれない。

えっと、そして杉Pさんの帽子をタモ入れしたのはこれで2度目であるw

よく飛ぶなあ、杉Pさんの帽子・・・。(笑)

ということで写真を撮るほど釣れなかったのと波が高くてその気にならなかったので写真はありません。

とか言いながら私もマジで船から転落しそうになりました。激しく手すりに激突、鉄棒の前回り状態であとほんの少しだけでも前荷重になったら・・・ほんのちょっと、チョコンとでも押されたりしたら・・・・。

「押すなよ、押すなよ、絶対、押すナどぼーん」

でした。気を付けようネ。

おしまひ

台風19号メモ(釣りなし)

生きてる化石って呼ばれてるお魚で、恐竜の時代からずーっと

しーらかんすー!」

とっても深い海にいて・・竜宮城からき

リュウグウノツカイ~」

アマゾン川って川にいて、とってもおおき

「ぴらるくー!」

海の中で一番・・飛ぶのが上手な・・・お

「とびうおおおおお!」(お魚)

海の中で一番・・飛ぶのが上手な・・・ど

「イルカーーーー!」(動物)

イソギンチャクに隠れていて、ファインディ

「かくれくまもみー!(カクレクマノミ)」ファインディング・ニモ

地球上で一番大きなど

シロナガスクジラーーー!」(動物)

大きなお魚のお口に入っても食べられないよ、海の中のお医者さんって言わ

「ホンソメワケベラーー!」

ひらべったいお魚で、目がみ

「カレイ!」(右)

じゃあ、、ひ

「ヒラメ!」(左)

海の中で、一番頭がいい

「しゃちいいいい!」

川で生まれて・・・

海で大きくなって・・・

大きくなってまた川に帰ってくる・・・

・・・・な

「うなぎ~!」(長い)


じゃあ・・・

・・・・い

「さけ~!」(いくら)

世界一小さい・・・お猿さんは!?

「ピグミーマーモセット~!!」

食べると頭が良くなるお魚は!

「いわし!」

・・・完ぺきである。

私が7歳・5歳・3歳の娘たちにほどこした英才教育。

ブリブリ?

「ハマチ!」

ブリ?

「ハマチ!」

出世魚対策もばっちりだし、回転寿司に行けば苦手にもかかわらずイワシにもチャレンジする娘たち。

個人的には海水魚の王者はカジキと思っているし、淡水魚はピラルクだとも思っているが間違いはないと思う。いつか釣ったるどーー!

台風19号、無事に通り過ぎますように!船はバッチリ台風モードにしたし、北九州は大丈夫だろうけどネ。

次女(5)の幼稚園最後の運動会である。外れて良かった・・・。

 

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【実釣編】オモックで釣ってみよう!オモックの破壊力

10/5 蓋井島の右上の方(北東部?)

 

オモック・・・それは自尊心との戦い。

 

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オモック、イキマース!

 

その自尊心が懐疑心にジワジワと支配されて行き、次第に自分を見失って行く感覚に襲われる。

(これはオモリじゃねえ。ジグだ、タイラバだ、インチクだ・・・)

「おーう、釣れるか~」

「全然っすねえ・・・」

(社長すら私はとっくにオモックを諦めてジギングをしていると思っているぞ!)

魚の気配もなく、全体的に渋いスタートであったが、忍耐、とにかく釣りで必要なのは忍耐。

(釣れないなあ・・・)

(あれ・・?オモリと針?)

(はっ、これ、オモックだった!)

いかんいかんぞ、私!

 

 

「きたああああ!」

 

歓声が上がる。歓声の主は私ではない、今日は私の磨きに磨き上げたタックルと必勝パターンのジグを託した彼。そうそれ即ち、今日のオモック対決の相手に選んだ釣りは3回目くらいの「顔面くん」である。その彼がヒラメを釣り上げる。

 

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ヒラメでスタート!

「おお~!やったな!ちっこいけどな!」

(ようやく1匹か・・・しかし明らかに今日は渋い。しかも青物ではなくヒラメスタートとは・・・)

渋さを察したのだろうか、社長とピラニア先輩の「ジギング疲れた」チームは青ケブとアサリで五目釣りを始めてしまった。

「うはは、キタキター!」

「こっちも!」

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・・・大変楽しそうである。五目釣りでフエフキダイが連発している。

「ちっちゃ!それちっちゃ!」

「いいもん!なんでも釣れりゃ!」


大変楽しそうである、こっちの気も知らずに!


こちとらオモリで釣ってんだぞ!

 

「わはは。また一荷だぞ~!」

 

「こっちもなんかキマシター!」

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「いいアコウじゃないか!」

「これ高いっすか!?」

「高い高い!w」


(くそう!俺はオモリで釣ってるんだぞ!)

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いかんいかん、オモックオモリであってオモリじゃない。これはオモリに針を付けたオモックという今話題のオモリなのだ!そこんじょそこらのオモリとはワケが違うのだが見た目はただのオモリであってオモリじゃない。400円の材料代と貴重な昼休みとハリガネを使ってシコシコ作業したオモリじゃないか!見た目はオモリでもきっと何かが違うのだが、ただのオモリと違いは見当たらない普通のオモリだし、つまり、えっと、その、やっぱりこれはただのオモリ・・??・・・そうか!やはり君は・・・君はただのオモリなのか!?というかむしろこれは・・・・魚釣りと呼べるのかあああああ?

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オモック・・・



はあはあ、もう神経がやられそうだ。エサがついてない針で釣れるワケがない。それと同じ道理でオモリで魚が釣れるワケが・・・。これはもう魚釣りではなく、ただ、オモリを上げ下げしているだけのムダな作業としか思えなくなって来るし、事実として2時間近く、オモリを上げ下げしている「釣りに来たのに釣りをしているように見えるだけのムダな作業を延々とやっているただのおじさん」ではないか。


顔面くんに私のジギングロッドを貸してる手前、私はキャスティングロッドしかなく、長く重たいロッド感も私の自尊心を遠慮なく攻撃し、容赦なく照り付ける太陽までもが私の気力を奪い、懐疑心が確信に変わって行く。

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(・・・・!)

 

(オモリじゃ魚は釣れないのさ!)

 

(マジで飽きたああああああ!!)

 

(俺にも【魚釣り】をやらせろおおお!)

 

オモック、それはもはやルアーではなく、むしろ魚釣りでもない!オモックの出番があるとしたら「釣ってはいけない時」にしか使えない!釣りに来たのに釣ってはいけない・・・それはいったいどんな時なのだオモックよ!社長がボウズで私が爆釣してしまって気まずい雰囲気の時くらいしか出番がないという事なのか!そして万が一、そんな時にでさえオモックで釣れてしまったら私と社長の気まずさはいったいどうなってしまうというんだ!答えてみろオモックよ!


(オモック、これはかなりヤバいアイテムだぜ・・・・)


まあこんなので爆釣したら釣具屋さんは痛いよねw「釣り具のポイント」で釣りダービーが始まったのでデカいヒラマサ持ち込んで、「オモックで釣っちゃいました、てへっ」的なエントリーまで考えていたのだが、そんなムダな事はやめようと散々照り付ける日差しの中で考えた意義ある一日でありました。

おわり


あ、私はその後のジギングでブリを釣って満足、顔面くんが70オーバーで元気ないい面構えの大鯛を釣り上げ、今日の竿頭は顔面くんでした!

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70オーバー。いいサイズ!



ちくしょう、竿とリール返せw

 

あ、オモックで心が折れててもなお、顔面くんの切れかかったリーダーを発見してカットしてジグ付け替えてやった直後に大鯛が釣れたという証拠を残すやさしい私w

 

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撮影by顔面くん

(腹が出てないので採用しました。私、顔のシミがマトウダイみたいだな~)

おわり

【前編】オモックで釣ってみよう!の前にまず作る

今話題の!(最近ネタがないんすよ)

 

オモック!(オモリとフック)

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TSURI HACK様より無断拝借wすみません。上手に作ってあるなあ・・・

本当に釣れるのか!?(釣れたらどうしよう)


皆さまこんにちは。北九州の某鮮魚事業部です。別にPV数上げるためにブログ書いてるワケじゃなくて、ここはただの備忘録なワケで、来年の今頃どこで何が釣れてたかなあって思い出すために書いてるワケで、誰かが地球と魚を勘違いして大騒ぎしたとかエソどころか石しか釣れなかったとか社長が掛けたデカいヒラメをすくえなくてボーナスカットとか出航から帰港まで船酔いしてずっと寝てたとかうんこが限界で死にそうだったとかはどうでもいい事なのですよ。マジで。はい。


釣り具のポイント行って買って来ました。

ナツメオモリ15号(1コ/約56g)※3コ入り
200円

ナフコ行って買って来ました。

針金0.55ミリ
200円

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総額400円


トータル400円、これですでにダイソージグが4つ買える事に賢明な読者の皆さまはお気づきと思いますが初期投資が掛かるのが世の常ってもんです。針金さえあれば道具箱に転がってるオモリがルアーになるんだから。しかもその針金なんか7mもあるんだぜ。いったい何個作れるってんだぜこんちくしょうめ。

さあ作ろう。会社の昼休みを利用して作ります。
作り方はググったらたくさん出てくるし、説明する必要がないくらい簡単なので作りたい方は勝手に調べてくらはい。

 

さっそく針金をねじって・・・

 

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不器用な感じで。適当でOK。多分。

はい、出来た。

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初号機・弐号機・参号機



あとはリング通してアシストフック付ければ完成です。
アシストフックがクソ高いですがそればっかりは自作する気になりません。一番大事な部分を自分でやる事が一番信用がないワケでして。

 

明日は土曜日、ピラニア先輩と顔面くんと社長と私でイキマス。

私はオモック!(1人)

みんなジギング!とかインチクとか!(3人)

1対3のバトルが始まる!


結果やいかに!


こんな!(ピラニア先輩)

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相手の!(顔面くん)

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へなちょこジギングなど私のオモックでコテンパンにしてやるぜ!

 

「お前が釣れたら1個くれや」

 

果たして私のオモックは社長に奪われるのか!?


「お前、それ釣れんやろー」


いつも通りの結果なのか?


400円を掛けたオトコとオトコ、意地とプライドを掛けたムダな戦いがいよいよ始まる・・・。

 

結果やいかに。


乞うご期待。

 

誰が?

ちっこいブリしか釣れんのじゃ

2019.09.14

 

左巻きに強制中である。

とにかく右巻きが恋しいのだ。

それはかーちゃんに𠮟られながら、泣きじゃくりながらもできなかったアレと同じなのか。

(あれ!僕チン、出来てるんじゃね?)

(キタコレ!)

と言わんばかりに突然「お箸」が使えるようになった幼少期を思い出す。

そんな感じでその日は突然やってくるのか、それとも来ないのか・・・。大丈夫、私はデキるヤツのハズだ。お箸も苦労したし、基本的に不器用なのだけど。


「繊細なロッドワークは利き手(右)で!」

→いや、私のジギングは気合でしゃくるだけだし!

 

「右手の方が魚をさばきやすい!」

→瞬時に反応でけん!また船下に潜られたやんけ!

 

「投げた後に竿を持ち変えなくていい!」

→いや、ジギング、落とすだけだし!

 

「プロとかはだいたい左巻き!」

→私はプロじゃねえ!サラリーマンだ!

 

「すぐ慣れる!」

→慣れないんじゃああああああああ!

 

「青物とかパワー勝負だと『右巻き』を好むプロもいる!」

→パワー不要の小ブリしか釣れんのじゃあああああ!


・・・あ、え?ナニ?青物なら「右巻き」を好むプロも・・・?


*.。゚+(o'∀'o)+.。* ・+゚'(ノ。´∀`)ノ ゚+.(っ´∀`)っパアアア

 

ほほう、なるほど。そういう風に考えれば無理に強制する必要もないのだけど、なんかこのまま辞めるのもシャクなのでこの際、突然お箸が持てるようになったあの日の記憶を辿って頑張ってみようと思うが、正直、こんなにつらいなら始めなきゃ良かったと後悔もしている。

※まだ高速で巻けないので何度も糸フケを作ってバラしたり、船底に潜られてブレイクしたりしまくっているのだ。マジでお魚さんゴメン。

城島健司左巻き強制した際に何個もリールを壊したってどっか誰かが言っていた。そういや。

さて、大物が掛からないうちになんとしてでも慣れてしまいたいのだが、なかなか慣れない上、ベラやエソが掛かった日は最悪だし、利き腕の右手で支える竿がとても妙に重く感じるんだよなあ・・・。


さて。

社長、私、ザリガニ後輩の3人で白島へレッツゴー。先日、ダイソージグでハマチ・ヒラゴ・鯛が釣れた社長は朝からダイソージグでやる気満々であったが、あまりの強風で底が取れない事態が続くw

「コレ、全然ダメやんか」

「今日は無理でしょこの風じゃw」

さすがにびょおおおおお!で流されまくる状態じゃ無理だったようでダイソージグ(40g)は諦めたが、60gのちっちゃいアラカブしか釣れた事がないジグをセット。

しかしコレが当たり!いきなりヤズ・鯛・エソ・エソ・アコウ・アコウ・エソとしゃくりを入れる事もない「タダ巻き」で「楽して釣る」信条の社長にはピッタリの方法で釣りまくる。エソは余計だけども。

 

一方私。
100gのロングジグしか使わない私はエソ1匹を皮切りに青物が連発する。ヒラゴとヤズが交互に掛かる。しかも最初の1匹以降はエソなし。素晴らしい!

「やっぱりロングじゃないすかあ?w」

「うん、でもラクして釣る」

と言う社長はその後ピッタリとアタリが止まる。ホントにわからんなあ、釣りって。

 

一方、ザリガニ後輩。

「やっちゃるよ」

「いや、リーダーは自分で結ぶっす!」

揺れる船上でYouTube動画とにらめっこ。


・・・・・・・・・・・・


「あれ?ザリガニは?」

「まだリーダー結んでるんじゃないすかね?」

「・・・アイツ、寝とる」

お約束の船酔い(笑)

ザリガニ後輩は仕掛け作りで小一時間を費やした結果、船の先端で人知れずダウンしていた。

「あいつ、何しに来たん?」

「ヒモ結びに来たんじゃないっすかね?w」

こんなとこで終われないザリガニ後輩はエロエロエロエロ~とリバースを繰り返して復活。若いっていいね。酔った時はリバースに限る。うん。

さて、釣れないハズはないジグでやってはいるが、さっぱり釣れない。

社長のてほどきを受け、納竿間近になんとかエソ以外の魚をゲット。

 

 

 

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撒き餌(リバース)効果。


 

 

 

あれ、この写真、よく見たら、手前ピン、奥ボケでイイ感じやん。いつのまにこんな設定に!


どうでもいいや、さていよいよ秋のシーズン。なんとか今年中にカンパチ(大)を釣り上げたい!

おわり

 

 

台風ダービー開催(関門のヒットパターン)

2019.09/07

某金融機関の組長さんと行く予定の日は確率50%で台風にぶち当たっている。マジで台風男はご遠慮願いたいw

 

しかし毎回ギリギリ台風が逸れるので直撃はしない。「関門ならなんとか」レベルで釣りは決行するのもいつものこと。

しかしながらあまりの暴風で税関前まで行く事すら萎えてしまった我々は港から3分の小倉マリーナ前で頑張ることに。当たり前でしょ、逸れたとは言え台風通過中NOWだぜw

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九州のお隣を通過なう

いつもの杉Pさんは今回欠席。変わりに北海道出身の「どさん子課長」さんがやって来た。

どさん子課長さんは初心者でこんな暴風の中でまともにできるワケがないと思っていたが、とても器用なのだろう、暴風の中であっさり杉Pさんを超えるほどの手返しを習得してしまった。

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杉Pさんを抜き去る課長。さすが上司!w

 

とは言え、頭がおかCことには変わりなく、こんな暴風で海に出てるのはさすがに我々くらい。組長、台風の時くらい休みましょうぜ。相変わらず関門は波が立たないからすごいけど。


突然ですが今回、関門でおもしろいデータが取れたので記録しておく事に。

 

【大予想】
一番釣れたのはどれ?ダービー。


①組長→活きエビのテンヤ

②どさん子課長→青ケブ爆弾

③社長→タイラバ

④私→ジギング

上記の中で圧倒的な釣果を上げたのはどれでしょう?ターゲットは鯛からエソまでなんでも良いって事で。


①「本命」組長の活きエビテンヤ。
そう・・・泣く子も黙る必殺「活きエビ」である。潤沢な資金がなせるワザ。金にモノを言わせ、「関門の鯛は全部釣る」と豪語する組長。鯛、ヒラメ、青物まで全てに通用するこれ以上ない今日の圧倒的単勝1倍のセットであるが果たしてテンヤ初心者の組長がこの暴風で底が取れるのかが見どころである。

 

②「対抗」どさん子課長の青ケブ爆弾。
5号針に青ケブ(中)を3~5本掛けるこれまた贅沢仕掛け。仕掛けも簡単で餌持ちも良く、初心者の女性でも大型の鯛をゲットできる我々の中では一番実績があるセット。私も大鯛を数知れず上げており、青ケブながら侮れない。

 

③「穴」社長のタイラバ。
今年はなぜか?関門でタイラバの調子が良いが活きエビ・青ケブのリアルエサに敵うハズがないと普通に思っている。タイラバだからエサの付け替えが不要で水中の滞在時間が長いのと、ぶっちゃけめんどくさくないのが最大のメリット。ただ巻きでいいし「楽して釣る」が信条の社長にはベストマッチ。滞在時間の長さと楽ちんな方法で活きエビ・青ケブに勝てるのかが見物だ。

 

④「大穴」私のジギング。
「お前、それ釣れんやろ」と朝から言われるジギング。釣れないのはわかっている。ええ、わかっているのですよ。「負け戦こそおもしろい!!」と花の慶次も言ってたじゃないですか。とかなんとか言いながら関門ではエサ釣りをやらないと決めた私は意固地になってジギングを繰り返している。大丈夫、いつか大物が釣れてくれるさ。もっぱらヒラメとネリゴとサワラに焦点を合わせた。ネリゴ、そろそろ釣れんかなあ・・・。

※夏から左巻きに強制しているのでその練習も兼ねているのです。ハイ。

 

実釣開始!

開始早々、組長にテンヤの見本を見せていた社長が1発で30センチくらいの鯛を釣る。「活きエビはすごいのう」とか言いながら。

釣れないわけはない。さすが活きエビ、抜群の反応である。組長も次から次に鯛を釣るし、40センチを超えるチヌまで釣り上げた。
圧倒的パワーでスタートから引き離しにかかる活きエビ。

 

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なかなかデカチヌだった!

しかしこの風である。びゅおおおおおお!である。頭おかC状態で釣りをしているし、小鯛やらフグやらの猛攻を食らう活きエビで底を取るのも難しい。

そんな中で状況が変わったのは③番、社長のタイラバである。鯛、ヒラメ、鯛、エソ、エソ、エソ、フグ、鯛、鯛、・・・。圧倒的にタイラバに食い気が移った関門の魚たち。

それにしてもおかしい。実績が高い青ケブで釣れない。とりあえず1匹釣ってもらいたい私は課長さんのフォローにまわり、私のどうせ釣れないジギングはその後である。どうせ釣れないし。ええ、釣れませんから。

そして少しずつアタリが理解でき始めたどさん子課長さんがようや25センチくらいの真鯛を釣り上げ、一安心。しかしながらこのレースでは明らかに青ケブは分が悪いようだ。

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強風で鯛がクルクル回るので写真も大変

その後も社長のタイラバが次から次に鯛を釣り上げる。なんだ、コレ。レース中盤「関門の鯛を全部釣り上げる」と豪語する組長もタイラバに変更し、活きエビはここでまさかの戦線離脱。つまり大本命の活きエビがタイラバに敗れたのだ。

それでも青ケブとジギングの我々は頑張るがあ、まあジギングは別にいいとして、青ケブも超イマイチ。

ここでどさん子課長さんもタイラバに変更し、タイラバ3人体制である。青ケブも脱落!

しかしこれまた同じタイラバでもカラーが勝敗を分けたようで、黄色っぽいカラーが今年は爆釣の模様。この前から黄色が強いんだよな。そんなのなんでもいいって思ってたのに。

 

一方・・・私はエソとフグを釣るもそれ以外はノーヒット。「お前、飽きたろー」と言われてもずっとジグを投げ続ける。左巻きに強制しているのであちこち体も痛い。慣れない動作をずっと繰り返しているのだからさらにツライのだ。

 

その時・・・ふわっと魚がジグに触れた感触。

(お!じゃれた!)

グッグッグッグッグッ・・

(こいこいこいこいこい・・・・)

 

「ゴンン!じじじじじじ!」

 

きたあああああ!


図太い引き。この重さはサワラ否定。走る、走る、ヒラメ否定!キタか来たのかついにネリゴちゃああああああん!

あと少し、あと少しで姿が見える!左巻きに強制中の私はギクシャクするんじゃあああでもなんとかなりそううううううう!あとちょっとおおおお!


ふわ


あ。

 


「ぎゃあああ!」

 

叫んだのは私ではなく、組長である(笑)お魚を持って帰りたかったらしい。

 

しかし叫びたいのはこっちだ。なぜなら左巻きに変えてからと言うもの小物とは言え、バラしまくっているし、ジグロストも増えて来た。高速巻きが遅いのだ。微妙なところでテンションが緩くなってる気がする。でも頑張るのだ(泣)

「おいヘタクソ、サワラか?」

「いや、図太い引きだしネリゴかなあって」

「そうか!」

と言った社長がすでにジグを付けてジギングしている!w

(すげー。相変わらずはええな社長ってwww)


(うん?・・・アレ?)

よーく見たらアシストフックが切れていて、針ごとロスト、リーダーもボロボロだった。

(あ、コレって)

最初にじゃれた時にリーダーがボロボロにされたとすれば。


「社長~、たぶんサワラっす、スンマセン」

「なあにいい!?サワラならいらん!せっかくジグに変えたのに!」

「ぎゃあああ!サワラ!?サワラ!ムニエルめっちゃうまかったっすよ!」

社長と組長でこの反応の違いである。けっこう大きかったのかなあ。よく引いた。

※組長は前回私が釣ったサワラを持って帰ってムニエルにして食ったらしいです。


その後、タイラバで組長が鯛を掛けてはバラし、掛けてはバラし、掛けてはバラす漫才のような釣りを披露していただき終了となる。

あ、そういやダービーだったw


えっと、ダービーを制したのは「③番、タイラバ(黄色系)」に決定です!

今年の関門はタイラバ(黄色系)で間違いない!

知らんケド。

おわり

釣りは休憩。ちょっと香港行ってくる。

8/31(土曜)ある街の繁華街


『うおおflsglkじゃsかsdjf!!!!!!!』

 

突然鳴り響く人々の叫び声。

ガスマスクを付けた黒シャツのデモ隊がこっちに向かって走ってくる!

大通りの道路が一瞬で100台を超える警察車両で埋まった!

デモ隊の叫び声と警棒や催涙銃をぶら下げた数百人の香港警察隊!

あっと言う間に封鎖される地下鉄。

鉄格子のようなシャッターが降り、そのお店に慌てて逃げ込む観光客や通行人。

「キープムービング!」

(止まるな!動け!)

すげえ怖そうな警察官に怒られる私!w

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警察車両が大通りを埋め尽くした



そんな香港デモに遭遇してしまった。

今やニュースや新聞で見ない日がない香港。そんな激動の香港に行ってきた!

気付けばここは愉快な先輩後輩たちをけなす釣りブログになっていたけどせっかくなので感じた事を書いておきます。いい経験ですから。

あ、決して、あわよくば「民主の女神」「香港のジャンヌダルク」と呼ばれるアグネス・チョウさんが見たかったワケではないですが若いのになんてたくましいの。まだ若干22歳なのに私といったらw

 

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※「アグネスチョウ 画像」でググってちょ。

 

カンタンに言うと、「逃亡犯条例」の成立を阻止すべく香港の学生さんが頑張っておりまして。
つーかデモ参加の7割強が学生さんってすごい。私が学生の時は合コンや水商売のバイトである意味刺激的な毎日を過ごしていたけど世間の不条理や不満を声出して叫ぼうなどとは考えた事がなかったな。もちろん政治も経済も興味がなく、酒と女しか興味がなかった私には目から鱗が落ちる


「逃亡犯条例」

例えば私がこのブログで他国の批判的な記事を書いちゃうだけで他国に連れて行かれて他国の法律で裁かれちゃうって感じかな。つまり今まで大丈夫だったのに他国の法律で色々大丈夫じゃなくなるって事で、すなわち日本人である事を否定されるって事です。うはあ、ナニそれイヤだ。

だから戦っているのか・・・。すげえな香港の学生さん。

 

一国二制度


香港は1843年から150年以上もイギリスの植民地で資本主義で成長。その後に中国に返還されたのが1997年。ただ、問題はこれからで50年間の2047年までは資本主義でいいし、香港の法律でいいよってイギリスと中国の間で約束したらしいんです。つまり香港は中国だけど、50年間は香港の制度で運営するから中国は手出ししたらダメよって事かな?

なので一国二制度って意味になるのですね。「ここは中国だけど中国以外の制度でおk」って事です。

ということは今回の逃亡犯条例を成立させようって動きは中国が約束を破って香港に手出しするって事になるので香港の人が怒るのもわかるし、例外を作ってしまうとだいたい一気に来るよね。

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ただ、このデモ、とっても残念なのは学生さんたちの破壊行為。火炎瓶投げたりして過激化したら制圧される格好の口実になるじゃないか。テロ行為って言われても文句言えなくなる。いくら地下鉄の運営会社に不満があっても地下鉄を壊したりして人さまに迷惑掛けちゃいけないんだよ。

ただ現地で聞くには「火炎瓶投げてるのは中国当局からの回し者」ってうわさもあって。勢い余って普通の学生さんも一緒に火炎瓶投げちゃってるらしいけど暴徒化を狙った扇動役がいるって。真実はどうなんでしょうね?ただのデマかもしれませんし。

さて、肝心の旅行ですが、昼間に観光する分にはま~ったく問題なし。むしろ観光客が激減してて観光スポットはガラガラでありました。いつもは百万ドルの夜景なんか人混みだらけで撮影すら困難だって。

問題は夕方から夜に掛けてです。※場所によっては15時くらいから。

「突然、ガスマスクを付けた黒シャツ来た大勢の人間がこっちに向かって走ってくる!」

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これはすごい迫力だった。これは20:30くらいだったと思う。


今から行かれる方も服装は上から下まで全身真っ赤は辞めた方がいいかも。目立つし、赤=中国、ですから警戒される可能性が大だそうです。


とか書いてたら、たった今、「香港政府が逃亡犯条例を正式撤回する」ってニュースが飛び込んできた!香港、どーなるのかな?学生さんたちが勝ったの?私って一番すごい時に行ってしまったの!?そしてまだ「普通選挙させろ」とか学生さんの要望もあるからまだまだ続くのかな?


あと28年後の2047年には間違いなく中国に飲み込まれちゃうんでしょうね。香港人香港人でなくなるって考えるととてつもなく重い問題だと思いました。

あと、香港警察の人って香港人なんですよね。香港人が警棒や催涙弾でどんな気持ちで香港人のデモ隊を制圧してたんだろうか・・・。

仕事とは言え、そんな仕事って・・・イヤだな。


おわり

細長いアイツらがキタ。

2019/08/20
中潮

釣れない・・・

どれだけ渋くても、数人でジギングしてりゃ誰かしら釣れてたヤズ・ヒラゴ。
自慢じゃないが、私にいたっては青物ボウズなどほとんどない今年。


その日は社長と私と某専務さんとその息子さん(13歳)での釣行だった。
某専務さんのお子さんにブリを釣らせてあげよう!夏休みのいい思い出になるだろ!という企画。

そしてこの魚探の反応である。期待は高まるがその期待はあっさり裏切られる事になる。これはアジゴより小っちゃいオキアミ的な何かなのだろうか。

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オキアミ?

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白島沖でまだ小学生の面影が残る中学生になったばかりの息子さんがファーストヒットでアコウを釣り、私が良型のイサキを釣ったくらい。うん、アレはなかなかのイサキだった。うんwあ、写真ないや。


その後、ジグにアジゴが引っかかる事案が多数発生するも、そのアジゴを餌にするハズの青物が食いつかないのだ。

だいたいジグにアジやらサバやら引っかかる時は大型青物が付いてくるのが定番なのだけども。


「うーん、社長・・・もしかしたら、、ですよ?」

「これ、アジゴがジグを食って来てると思うんですよ」

「つまりアジゴはめちゃくちゃ安心して食事してるって事ですよね・・・」

「つまり・・・敵(大物)がいないって事じゃ?」


私の仮説はカンタンに言うと上記の通りだった。まあ、難しく言ってもこのレベルだけども。うん。つまり船の下はのんびりモードでアジゴたちが平和にお食事してるのではないか。

「水島なら釣れるか?」

そんな社長の問いに答えられるワケもない。だって今年は私も社長も二人してほとんど水島に行ってないんだものw

ただ、ベイトがいるのでここで粘る事を提案したかったが、お子さんもいるし、「夏の思い出に腕が折れるまでジギングしろや!」「大型が回遊してくるまでアオリ倒せやあああ!」というのは小学生を卒業したばかりのお子ちゃんに対しては非常に酷なので浅くて釣りやすくて楽しい水島へレッツゴー!

私とお子ちゃんが船の先端に座り、社長がぶっ飛ばす船はさながらジェットコースターで、あれからずっとおケツが痛い。ケツが二つに割れたかもしれん。そのお子さんは釣りよりもジェットコースターを楽しんでいた感じはあったが。

さあ、久々の「水島」に移動するもキープサイズは私が釣ったアコウだけ。その後、社長が買ったばかりのちっちゃいジグでちっちゃいアラカブを釣りまくる芸当を披露していただくが、「飽きた」との事。

しかし、新ネタのちっちゃいジグに反応が良いと踏んだ某専務さんも社長のおススメちっちゃいジグを付けて遊んでたら。

社長と某専務さんの竿が同時に曲がっている!

ええ~!なになに~!?

と思ったらニョロ――ンと棒の魚が上がって来た。

「ヤガラだああああwww」

ヤガラってペアで行動するのかしら。めずらしいヤガラのダブルヒット。夫婦だとしたらそのヤガラ夫婦はおじさんコンビの餌食になってしまったという事か。ソーメン。細いだけに。

 

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ヤガラ夫婦。・・・ソーメン。

「釣れた青物、アジだけだったっすね」

「ははっ!確かに」


おわり。ぼっちゃん、ブリは来年の夏休みね!

ザリガニ後輩登場。シイラも登場。

2019/08/17

我が鮮魚事業部に待望の新人が本格加入である。

今年のGWに晴れて1級船舶小型免許を取得し、労せず出費せずタダで船に乗るピラニア先輩やイカゲソ先輩と比べると雲泥の差。

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「寝ずの番は任せといてください!」

まんざら虚勢を張っているワケではなく、彼は本当に自信があるのだろう。なぜならば42.195kmのフルマラソンを夫婦の愛で走りぬくマラソニストだからだ。

「高校の部活は帰宅部っす」

「ラブラブっす」

奥さんもマラソン初心者で最近始めたらしいのだが本当にすごいね。夫婦でロングのフルマラをラブラブパワーで一緒にフィニッシュでゴールするんだって。

「魚、全部ください!」

「妻と一緒に捌きます!」

「・・・なんでも巣穴に持って帰るザリガニみたいやな」

そんな社長の一言でザリガニ後輩と名付けられた彼。エサのキビナゴですら持って帰って食べる「ピラニア先輩」といい勝負であるし、

「切り身にして持って帰って来て」

などとスーパーで買えるような状態で持って帰ってこいという私の妻と比べても色々な意味でさっぱり勝てない相手であるのは確かである。

うーむ。・・・近い将来、私の現在のポジションを脅かす存在になるのだろうか。

そんなザリガニ後輩も今はただの初心者であるので社長のスパルタ特訓をモロに受ける。


「あの島はなんだ!?」

「馬島です!」

(・・なんだと!?)

「じゃあ、あの島は!?」

「すみません、わかりません!」

(ほっ・・・) ε-(´∀`; )

「帰ってGoogleマップで確認しておきます!」

「地理を頭に叩き込めよ!」

「次までには覚えておきます!」

(ヤヴァイ)


えーと・・釣りは、そう釣りはまだ初心者であるのでそこだけはまだ負けるワケにはいかないが別に競うモノでもないし、そこは懇切丁寧に教える所存である。


「今から始めるなら左巻きで始めな!」

「わかりました!」

「きつかったら右巻きでもいいけどな」

「いや、これで頑張ります!」

という事でジギング開始である。

さすがにギクシャクしているザリガニ後輩だが、左巻きのハンデを鑑みても決してヘタクソではない。今まで多くの初心者を見て来たけどザリガニ後輩は断じてヘタクソではないようだ。

(コレ、ヤバい・・・)

時間を追うごとに段々とザリガニ後輩の左巻きがスムーズになっていく。

そんなザリガニ後輩に早速ヒット!

「来ました!」

エソ。

「来ました!」

エソ。

「また来ました!」

エソ。

合計5匹のエソでザリガニ後輩は本日、ジ・エンド、撃沈となる。

(うむ、まだまだやのう・・・いひひ)

私と社長はヤズとかヒラゴとかをボチボチ釣ったのはいつも通りだが、去年は釣れていないアイツらが船の周りを回遊し始めた。

50mほど先を青物がびょーん、びょーんと景気よく飛んでいる。そしてその魚の上をカモメが一緒に飛んでいる。

「魚と鳥が一緒に飛んでる!w」

と思ってよーく見たら、その2匹の先にトビウオ!

ウビョーーーーーーー!と飛んで逃げている!トビウオはどっちから逃げているのかわからないけど、そのカモメとトビウオの距離が段々と詰まっている!

息飲む展開!

トビウオとカモメの距離が縮まる!捕食体制に入り、前足が上がった!しかしながらその分、失速!

(逃げたかな?)

多分、カモメは食事にありつけず、その後、水中でどんなドラマが起きていたかは知りまへん。


(・・・トビウオ追ってんのか!)


トップウオーター投げようかと思ったけど付け替えも面倒なのでロングジグをそのまま遠投。着水と同時に巻き始めて、水面をバシャバシャ、ちょっと水中を泳がせて、また浮かせてバシャバシャ・・ギラッ!

キタ━(゚∀゚)━!

ウヒョー!

何度もジャンプする青物。テレビでよく見たカジキがジャンプする感じの10分の1ミニチュアスケールのファイトだ。

(゚∀゚)あひゃひゃひゃ

たのしいいいい~!

という事でやっぱりコイツ、シイラだった。

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マヒマヒは高級魚だって。ハワイならね。

釣り上げた時はきれいな青色のシイラも段々と黄金色になって行き、写真を撮る頃には黄緑色に落ち着いたまあまあのシイラ。去年は釣れなかったから2年ぶりだな。

シイラは興奮すると黄色になるそうです。警戒色とも言われていて、釣り上げ中に水中で黄色になっちゃうと他のシイラは警戒して逃げてしまうという噂も。
つまり、シイラが外道でやけに多い時はわざと黄色になるまで泳がせておけばいいんじゃない?とか思った次第です。ハイ。

その後、錆びたボロボロフックのミノーを投げた社長にも良いサイズのシイラが掛かり、ジャンプジャンプで散々楽しんだご様子。見てて楽しいね。

 

その後・・・

ザリガニ後輩に負けてはマズイと左巻きに変えて、強制トレーニング開始。

ぬぐぐぐg、コレ、、、かなり厳しいぞwだんだんリズムも落ち着いて来たけどワンピッチがツライ。左巻きに変えてから、ピタリとアタリも止まってしまった。まっ、いっか。釣ったし。

という事でザリガニ後輩はエソに終わり、私と社長はボチボチ釣って納竿となりました。

「ふ、まだまだ、だな」

おしまい