リベンジマグロ見島パート2
11/7(月)
「行くぞ」
「かしこまりました」
忘れもしない、前回行ったのはいつだったか忘れたけど確か9月の前半に行った見島のマグロ釣り。
マグロナブラには出会えなかったけど、マグロ狙いの要領はわかった前回のマグロ釣行から2ヶ月は空いてしまった。
もちろん私もこの2ヶ月、無駄に過ごしていたワケではない。
マグロ用竿→断腸の思いで購入
マグロ用リール→清水の舞台から飛び降りて購入
マグロ用でかいポッパー&デカい針はお小遣いで購入(中古)
カード散財が妻にバレるかどうか、運を天に任せる日々である。
つまり、こっそりとマグロ漁師になっていたのである。そう、マグロ漁師らしくYouTubeも欠かさずチェックし、イメージだけは付いている。
あとはマグロに出会えて、マグロをルアーに食いつかせるだけである。これはもう私レベルのマグロ漁師から考えるとただの作業でしかないハズである。
ちなみに竿は20,000円くらい。
リールも22,000円くらい。OKUMAという台湾のメーカーであるが、世界中で愛用されているらしいのでそれにした。
しかも日本法人が山口県下関市っていうじゃないか。これは是非応援したいとの意味合いも込めての選択である。
ソルティガやステラなど、まだデカいマグロを見た事も掛けた事もない私のようなマグロ漁師には必要はない。
~メモ~
アブガルシア・ソルティーステージ KR-X ツナ SXTS-82XXX-KR
okuma アゾレス(AZORES) 16000P
PE5号300m
リーダーナイロン100ポンド
マグロ漁師セットが5万円前後で揃ったので、少々リールが重いが一日投げ倒すワケじゃないので良いとしよう。
よくPEが細いんじゃないか?って言われるのだけど、これ以上太くして、ドラグをフルロックさせるとまず竿が折れる。
まあまずはマグロと出会えることを祈ろう。
暖かい日々が続いた最近だったけど、11月ともなると朝の気温は5度くらいまで下がっている。有名な魚礁である八里ヶ瀬まで片道2時間ってところ。
寒い。
まだ真っ暗で、月明かりがキレイな夜の海。社長とウーロンは船室で寝ているようだが、私は終始、外にいた。
アタマを低くして船で寝ると酔いそうなので寝ないことにしているのだ。
しかし、寒い。
見島を超えた辺りから太陽が昇り始め、次第に暖かくなっていく。今日は絶好のマグロ日和になる事だろう。
ジギングからスタート。マグロナブラが出るまでジギングでもしておきましょう、という事である。
前回と違い、ヤズ(子ブリ)がよく釣れる。
(マグロいるときってブリ・ヒラは釣れないんですよね)
前回乗った船の船長が言ってた言葉を押しつぶし、ひたすらマグロが出る事を祈りつつジギング続行。
たまにシイラが飛び跳ねるボイルを見かけるが、マグロではなさそうだ。
「もう、投げます」
そこにマグロがいるとかいないとか関係ない。マグロセット(5万円以下)を投げたいだけなのだ。
どりゃあああああ!
ぬおりゃああああ!
ふんがああああ!
ぜーぜーぜーぜー・・・
社長も投げている。
マグロ、いない。
一日を通して根魚は順調で、マハタも釣ったし、キングサイズのアコウも釣れた。
見島の八里ヶ瀬は根魚パラダイスだという事だ。
さらに社長がナイスサイズのヒラスを釣り、ウーロンもナイスサイズのヤガラを釣った。
「違う・・・」
「はい・・・」
楽しいんです。もちろん楽しいのです。でも・・・。
贅沢だけど私たちはもう普通の魚では満足できないカラダになっている。
この際、デカければ何でも良い、的な。
デカいアコウが釣れた時に2mくらいのサメが追いかけて来てアコウがかじられたのだが、もう、それを釣れば良かった的な。
デカマグロが一朝一夕で釣れるものではないのはわかっているけど、やっぱり夢を見たいじゃないですか。
社長、次はどこ行きましょう?見島でクエ狙った方が面白いかもなあ・・・。
と思ったマグロ漁師でした。
おわり