【激闘】:蓋井島「その戦士、A・B」
2019.11.02
本日の「戦士」たちはこの方々。
某金融機関の若手エリート営業マン2名、戦士A・戦士Bである。
晴れやかな笑顔で釣り場へ向かう。この先の未来予想図(地獄絵図)など想像もしてないようだ。
蓋井島が近づく。
写真ではわかりにくいが、島を超えたあたりからゆったりとした2m前後の波が戦士たちをお出迎えだ。
(あらら)
その大波は島を超えたあたりですぐに収まったが、それでも波はある。もちろん社長と私は大丈夫である。我々にとっては普通に釣りができるコンディションではある。
そして本当にすばらしいロケーションである。釣れなくてもいい、こんなところで釣りができれば。まるで釣り番組じゃあないか、磯に上がっている皆さまの撒き餌が効いてて小魚も集まってるんじゃないかウヒヒヒ、こんなとこでトップヒラマサ狙いでぶん投げれたら本当にそれだけで満足、風が強いから今日もジギングだけどとりあえず1本釣ってみようじゃありませんか、いや~マジで(・∀・)イイネ!!蓋井島さいこー
えろろろろろ
戦士A、いきなり戦死。
ぶろろろろろろろ
戦士B、追いかけ激しく戦死。
撒き餌は自らまくのである。
その後、島裏に逃げて青ケブで小物釣りに変更。
慣れない手つきで小針に青ケブを付ける
↓
下を向く
↓
おえっぷ
↓
ダブルで戦死。
えろろえろろ~、えろおろろろ~。
二人で復活の呪文を唱えているがなかなかすんなりドラクエのようにはいかないようだ。
もらう方、もらわれる方、まさにあうんの呼吸、もらいゲロ応酬のすばらしいコンビである。
私と社長はヤズとヒラゴを釣り、さらにヒラメを追加。
「おお~お前にしちゃデカいじゃないかあ」
「おっす、ありがとうございます!小さいけどよー引きました!」
「私の方が大きいの釣るけどな!」
「社長にはかないませんからあ、わっはっは」
など賑やかな我々はいつも通り。
そんな我々がキャッキャッ言ってる一方で。
「下向いたら終わる・・・」
そんな時でも当の本人たちは戦場にいた。殺るか殺られるか。そんな緊張感の中で必死にゲロを耐えていた。
・・・ここは戦場なのだ。彼らにとっては。
すっかり忘れてたけど。
その後、波の立たない関門に戻ってサゴシを追加。
ようやく二人も小鯛を1~2匹ずつ釣り上げて。
揺れない大地のありがたみを再確認した二人。
ヘロヘロで帰って行きました。
おしまい。