北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

チョウケイお帰り釣りツアー(2回目)

中国人のお友達、チョウケイが帰ってきた。元々社長のお友達であるが私も仲良くさせてもらっている。
お友達も連れて来て、社長、私、チョウケイ、チョウケイの友人の4人で蓋井島へ突撃である。

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幸せ太り健在。

ちなみにそのお友達であるが現場へ着くなり激しい船酔いで完璧にノックダウン。今回、一度も竿を握ることなく陸に上がったので船酔いしに来ただけである。昨夜2時くらいまで飲んでるからだよwww若いっていいなww

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北九州はこわい街だぞwww


さて、蓋井島付近でジギング開始である。チョウケイは高級な竿やらリールやら持ってたんだけど、一時帰国中に日本での住居に泥棒が入り、釣り道具は一切合切盗まれてしまったようだ。

さて、そんな事は置いといて、蓋井島に着いて釣り開始。やはりスタートダッシュは社長だ。


エソ


エソ


エソ


エソハンター健在であるwww3,000円する60gチタンジグはまさにエソハンター。落とすとエソが釣れるのだ!

「エソは私に任せろ!ww」

「お前のエソよりデカいの釣る!www」

去年、巨エソでランキング更新してしまった私を抜いてくれると仰るのでこの際、本当にお願いしようと思う。そんなお願いができるほど社長はエソったらないのだ。


そんな社長をよそにチョウケイの竿がしなる!ジジジジ―と奏でるドラグ音!

「うひゃあーーー!キタヨー!!!」

「ヒョーーー!いいネー!」


久々の青物を堪能しているようだ。チョウケイは釣りバカで知識も豊富、もちろん日本語も上手であるがけっこうな確率でバラす。そしてバラした時の叫び声がおもしろく、私も社長もそれしか期待していないのはここだけの話である。

しかし見事に釣り上げたのはレギュラーサイズのヒラス。良い型だけどバラしてくれなかったので私も社長も不満足である。

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まだまだデカいの釣れるぞ!



そしてすぐさま再びチョウケイにヒット。

「おおーーー!今度は何カナー!?」

次は良型のアラカブで、我々ならこっそり釣り上げるレベルだが、チョウケイは賑やかなのでいちいち「タモいるんかな?」と身構える。オマツリ回避でチョウケイが叫べば回収もするし、まあ、本当に釣りが好きなんだなと思うが本当に賑やかでいいヤツである。


「釣れんのう?」

「ま、小物をいくら釣っても、ですねw」

「まだ始まったばっかりだしなw」

ということであくまで私の狙いは大物である。今年こそ記憶に残る1匹を釣らないといけない。もちろんエソ以外で。

やっと何かが底から5~10mくらいでジグにさわってきた。

(お口を使いなさい~!)

と思いながら丁寧にその水深を攻める。

(今度はどうだろ?)

グッグッグッ、ブルルっ、(掛からん!でもおしい!このまま来い来い)・・・グッ、グッ、ガツ!

キタ━(゚∀゚)━!食わせたヨーーーー!

「おお~!来たなー!」

「ああ、でも小さいっすね。小ぶりでしょ~」

「確かに大きくないなw」

「ええ、だって余裕で、、、アレ?」

ぎゅうううううう!と竿が絞り込まれる。ニュギーーッ・・ニュギィィーーーとドラグも出る。

「あれ!おっきくなった!ww」

「いいドラグ音ね~!たまらん音!ダイワ?」

「そう、ダイワ。これ安くていいよ~」

「ヒラマサ?」

「いや、この引きは、ブリ~」

「お前、まだ上げとらんのか!?w」

「すみませーん、なんか急におっきくなったっすw」

「これがカンパチだったらなあ」

「カンパチはもっと引くヨ!」

「だよねw」

チョウケイがタモを持ってスタンバイする。まあブリだな、コレは。

「おっ!まあまあじゃないか!」

確かにそんなに大きくはないが小さくもない、ただ丸々太ったいい感じの寒ブリだ。

寒ブリネ!いいサイズ!」

ということで無事にランディング。

 

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太っていた。寒ブリあ宮殿


「そのサイズがいるならリール変えようかのう・・・」

軽いリール+細いライン+軽いジグ+ただ巻き=楽ちんなジギングをやっている社長はエソラッシュを食らい、そろそろ重労働に戻るか戻らないかのハザマで悩んでいたと思う。そんな時に事件は起きる。しかも連続して起きたのだ。

 

「ブチッ」

「あーー!」

「ぼちゃん」

 

それはウーロンからもらった大マサが釣れた縁起の良いチタンジグであったが飛んで行ってしまった。さようならチタンジグ、さようなら3,000円、さようならエソハンター、また会う日まで。

それを機会に社長も重労働を決意したのか私と同じ100gロングジグにチェンジし、、

 

「ぼちゃん」

「あーーー!」

「あーーーー!」


・・落ちた。

約3分の間に2個のジグをロスト。

「今日は早めに帰りましょうカ」

船酔いから立ち直る事ができなかったチョウケイの友人を指さすが、まだ13時前だ、あまりにも早いので軽くその提案を無視するヒドイ我々(笑)

その後、社長も重労働ジギング開始。そして私がヒラゴを釣るがリリース。

あとはチョウケイがヨコワ(マグロ)っぽい魚をバラし、「うわひゃあああああああああああ!」という叫び声が聴けて満足であったがお友達もそろそろ陸に返してあげなきゃとノーカンに。

 

ジグをリーダーからプチっと切ってさあ、港に・・・

「おおおおおい!見てみろ!」

なんと魚探に素晴らしい反応が・・・。中~大型魚を示すマークがワンサカ。


「・・・・・」(どうする?)


「・・・・・」(どうされます?)


「・・・・・」(ドウシマスカ?)


「・・・帰りましょうか!www」


ということで本日のチョウケイの北九州お帰り魚釣りツアー、終了。

「今年はいっぱい帰ってくるヨ!」

よっし、それならチョウケイ、泊りがけで見島、沖ノ島に行くから覚悟しとけよ!www

おわり