北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

リールが買えない。

なかなかリールが買えない。
(よし!今日こそ買おう!)
と心に決めて「釣り具のポイント赤坂店」へ向かったある日の事。
今愛用しているダイワの「カルディアKIX3500カスタム」を持って行くのを忘れずに。
カラダに染み付いてしまった「リールを巻く」という動作は一緒くらいが良くて、つまりハンドルの長さが現状となるべく同じくらいのがいいワケで、巻き比べをしないといけない。

それと、少しでもジギングがラクになりたい私は単純に4,000番台であればラクになるのかな、などと思って店員さんに色々聞いていた。
候補のリールはダイワのエクセラーとかいうヤツでたかだか10,000円ちょっとである。まあPEも付くので最終的に15,000円くらいか。

20分くらい悩んだ挙句、男の決断!商品を手に持ってレジへ向かった!


購入したのは・・・なんと新品のPEライン(笑)


つまり、買い替えはナシ。今のリールに新品PEラインを巻いてまだ使い続ける結論に到達する事に。

いつものパターンじゃないか・・・。
それくらいパチンコでしょっちゅう負けているのにどうして私はここで買いきれないのだろう。

「PE巻いて~」

「かしこまりました~!」

これ以上お店にいては、また何か買いたくなるかもしれない。外で一服しながら巻き終わりを待つこと数分後。

「あのリール、中のワッシャー変えないとまともに巻けませんよ~」

店員さんが言ってきた。つまり、なんか樹脂のワッシャーが摩耗してて、かなりハードな巻き癖が付いている。
(※写真撮っておけばよかったのだけど、撮ってないから絵で表現するとこんな感じ。)

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カンタンに言うと最近ちょっと動静がおとなしいカリアゲ将軍みたいに糸が巻かれていくのだ。

(ああ、つまり、コレはもう買い替えろという事か!)

「よし!じゃあ買い替えるよ!」

今度こそ男の決断だ。清水の舞台から飛び降りてやれ。やっと背中を押してくれる出来事が起きた。
新品のリールか、今度はどれくらい長い付き合いになるのだろうか。思い起こせばこのリールも愛する妻と付き合い始めた頃、つまり10年くらい前に購入したんだから十分元は取ったではないか。妻とは会話もなくなって、たかだか5歳の娘にそっぽを向かれる私。「亭主元気で留守がいい」と面と向かって言われる私とそのリールに思いを重ね合わせながらそろそろ現役引退、サブリールとしても使えるし、友達に貸してもいい。まだまだ役に立つさ。


「いや、これ、ワッシャーなかったかなあ・・・」

「ちょっと待っててくださいね~」

 

・・・え?

 

「残念ながら店に在庫はなかったから、注文しますね~」

「多分3~4枚くらいで足りるけど、念のため5枚くらい頼んでおきますか?」

 

え?それっていくらなん?

 

「一枚80円だったかな?100円?」

あはは、5枚でも6枚でもいいよ(笑)
こうしてリールを釣り具のポイント赤坂店に預けて、後日、回収。新品PEもしっかり負けて、500円程度で見事に再び使えるリールとして復活したのである。なんだか重かった回転も軽くなった気もするし、こりゃまだまだ使えるな。

赤坂店のにーちゃん、ありがとう^^


おわり


~後日談~

正月の初売りに行けず、やっぱり予備で買っておこうと最近、釣り具のポイント赤坂店に向かったらなんと売り切れていた!また買えず(笑)ホントに縁がないんだな~。

そんなこんなで下関店で買おうかと思ったけど、辞めました。買うなら赤坂店で買おう。義理あるからね。

 

~さらに後日談~

誕生日プレゼントに愛する妻が買ってくれるとの事。もっと釣りに行ってもっと家庭を空けて欲しいのか、なるべくなら土日は釣りでもなんでも行って、「亭主元気で留守がいい」と実際に言われた私にとって、買ってくれるならそんな事はどうでもいい。赤坂店への義理よりも目の前の現金、話は違う。

 

そんなこんなで家から近い下関店に行くと・・・。

 

やっぱり在庫切れ。

 

ホントに縁がないんだなww

 

おわり