北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

死亡フラグが立ったと自覚した瞬間

折尾愛真高校(当時:折尾女子高等学校)の隣で生まれ育った私は折尾愛真幼稚園出身で、その女子高生たちに可愛がられながら幼少期を過ごし、社会人になると福岡市南区沖学園近くの会社に勤め、会社帰りには、夜遅くまで練習している沖学園野球部の高校生たちを横目に見ながら帰宅し、その後、北九州に戻れば折尾愛真高校の野球部と仕事上でご縁をいただき、そして同時期になぜだか偶然にも私の父まで別ルートから折尾愛真野球部からご縁をいただいた偶然にも程がある今回の甲子園出場は親子そろってまるで母校のように大喜びさせていただいた。そして私は現在、下関国際高等学校の近くに住んでいて、今年の甲子園は応援できる高校が3つもあって大変おもしろい。そんな高校球児たちが熱い戦いを繰り広げている一方、私にも「死亡フラグが立つ」ほどの戦いがあった。ここに高校球児とともに私も戦った記録を残しておきたい。

 

相手は自然の驚異、台風である。

台風13号の「サンサン」は九州に恐れをなしてか関東へ突撃、続く14号「ヤギ」も九州上陸を断念、九州を避けるように中国大陸へ飛び込んで行った。

※九州にビビったサンサン↓

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暴投を連発するピッチャーのように、ストライクゾーンへの制球力を失った今年の台風チームは矢継ぎ早にリリーフ投入。そして今度は15号「リーピ」の出番である。サンサン先輩を見習って関東方面へ行くのかと見せかけてはいきなり進路変更、カーブの軌道をシュートに変えて一路九州へ。その後はジグザグな進路変更を繰り返してまさか北九州エリアを直撃するとは思わなかった。しかしながら急な進路変更は体力の消耗が激しかったのか、勢力としては996hPa、もうじき1,000hPaへ到達し、それはもはや台風ではなく所詮ただの風、ちょっと強い風レベルだろう。クソ暑い毎日にちょうど良いレベルだと決めつけて今回も船は上げない判断を下した。

※前日16時、最終判断時点の画像。もうじき1,000hPa到達だ。

 

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台風15号
名称 LEEPI(リーピ)
大きさ ---
強さ ---
存在地域 宮崎市の東南東約290km
中心位置 北緯30度55分
東経134度10分
進行方向 北西
速さ 30km/h
中心気圧 994hPa
最大風速 中心付近で25m/s
最大瞬間風速 35m/s
暴風域
(25m/s以上)
---
強風域
(15m/s以上)
東側280km
西側170km

 


だけど油断は禁物だ。7/4.5に上陸した台風7号「プラピルーン」。偶然にも「雨の神」と言った意味をつけられたこの台風があの「西日本豪雨」を引き起こしてしまった。
※ちなみに台風の名前は『台風委員会』があらかじめ決めていた名前が140個用意されていて、発生順につけられます。


死亡フラグを自覚した私

そのブラピルーンとの死闘がひっそりと行われていた事は誰も知らない。勢力は965hPaとギリギリ耐えれるレベルかと思いきや、船の左舷ロープを引きちぎってしまっていた。(元々切れそうなロープではあったが)ここで私は強風の中、切れたロープで船と岸壁を固定するミッションが発生した事に気付いた。

まずは状況を社長にメールで報告。

※ちなみに辺りは真っ暗、もちろん誰もいない、暴風の夜の海に私一人である。映画やニュースなら間違いなく死亡フラグが立つ、「こいつ、絶対アレだろ」状態である。

とは言え、たいした作業でもないし、まだ風も雨も大した事もない。切れたロープを手繰り寄せて船に固定しただけ。一人だし、暗いし、これぐらいしかできることはないけど、サラリーマンのくせに風で揺れる船の上でロープと格闘している自分に酔ってる可能性もあるが「ちょっといい仕事したぜ!ふっ」とか思いながらミッション完了。さあ、愛する家族が待つ家に帰ろう。

 

自宅まで帰っている途中に社長から電話が入る。

 


「もう1本(ロープ)結んどいて」

 


・・・・再び真っ暗&暴風&雨が激しくなった現場にUターン。

 

※この時点で「ちょっと田んぼ見てくる」と言い残した方々となんの違いもない。

 

今度は風も雨も強くなっていた。ほんの数十分の間に「プラピルーン」の暴風域に入ってしまったようでまるで映画のワンシーンだ。きっと映画の観客は「行くな!お前はバカか!」とか「こいつ絶対にやられるのに何で行くかなー」とか思わせるシチュエーション以外のナニモノでもない状況になっていた。

カッパを着なおし、揺れる船へ乗船を試みる。左右に暴れる船を引き寄せ、岸壁のタラップ(はしご)から船へジャンプ!おっとっと。カッパは来ててもこちとらスーツに革靴、これだけでも立派な死亡フラグだぜ(笑)

万が一、ロープが切れて船が一人で出航してしまった日にはここはマラッカ海峡マゼラン海峡と並ぶ世界でも有名な難所中の難所。狭い水路に大型外国船の船も行き交うこの関門海峡でフラフラとプレジャーボートがどんぶらこっこと散歩を始めてタンカーとかにぶつかったりしちゃってオイル大量流出&炎上で海域の生物の死滅とかなったら賠償責任なんてとんでもないものになるんじゃないの?とか思っちゃうから船のロープはなめちゃいかんのです。多分。

さて、とは言え、追加でやる事はカンタンで船倉から予備のロープを取り出し、船の左舷と岸壁を固定するだけ。ちゃっちゃと結んで終わりにしたい。だって間違いなく死亡フラグが立っている状況だもの。

一応、ちょうどその時やり取りしていた関東の同級生に「ちょっと船見てくる」と冗談半分でLINEで伝えていた。「おいおい~田んぼは行くなよww」とか言われながら「ついでに田んぼも見てくるわ~ww」って返してから連絡するのを忘れていたし、おかげでどれだけ心配された事か。ごめんね。という事でちゃっちゃとロープを結んでミッション終了。これで朝起きたら船が無かった!って事にはならないだろうし、つーかぶっちゃけこのブログでも若干大げさに書いているし、実際は危険を感じなかったレベルなのであしからず。わはは。みなさん、ただどんなに船が心配でも「ちょっと船見てくる」はやめましょうね。


台風メモ
通過している時の状態。けっこう船は揺れていたです。1,000hPa超えても突風はすごかった。

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1004hPa 熱帯低気圧
980hPa 弱い台風
970hPa 台風
960hPa 強い台風(台風9号、13号)
940hPa 半分猛烈な台風(台風5号)
920hPa 猛烈な台風(伊勢湾台風)
890hPa スーパー台風(日本に上陸したことはない)

 

以上、メモかわりに載せておきます。台風と戦うみなさん、ご参考までに。

 

 

あ、また発生しやがった・・・。19号と20号?

 

今度はデカいな、船は上げましょう。

イカゲソ先輩の実力(イカ釣りミッション2018.夏)

2018.8/3

今年も社長・イカゲソ先輩・私の3人でイカ釣り大会の開催だ。夜釣りとなると毎回限られたメンバーとなってしまうがこれはこれで仕方ない。なぜならば「経験」がモノを言う世界であるのは否めないからだ。「一晩中イカ釣りをした経験」「朝日を拝みながら帰った経験」「真っ暗な海で一晩中揺れた経験」これらの経験すべてがモノを言う。その厳しさはまさに女子供はすっこんでろ、などと先日、愛する妻に叱られてしょんぼりだった私が凄んだところでなんの説得力もないけれど。

昨年のイカ釣りは地獄だった。まさに修行、いやそれこそ荒行と言っても過言ではない。
睡眠不足で徹夜上等、うたた寝など言語道断、先に目を閉じてしまった瞬間に敗者となり、この先1年以上は「社長より先に寝たヤツ」とレッテルを貼られてしまう緊張感の中、「ちょっと寝た方がいいんじゃないですかあ?」「いやいや、お前の方こそちょっとくらい寝たらどうだ?」という激しい攻防戦を繰り広げたのち、ガマンの限界を迎えたイカゲソ先輩がやっぱり寝てしまうというオチも毎回の事だがそれくらい厳しい環境下におかれる釣りなのだ。


「朝まで行くぞ」

もちろん今回も基本スタンスは変わらない。基本は「朝までスタイル」だ。とにかく社長の元気さと言ったら間違いなく同年齢でもズバ抜けているだろう。一回り年下の私が舌を巻くほどだ。
しかしながら今年の夏は暑く奪われる体力も半端じゃなかった。いくら夜は涼しいと言ってもこちとら中間管理職のサラリーマンだ。毎日夕方になるまでめいっぱい仕事をし続けた金曜の夜はカラカラに乾いたセミの抜け殻同然、にもかかわらず夏バテで食欲がないくせにぶくぶくと太ってしまった私やイカゲソ先輩にはいつも通り厳しい戦いが予想される。

 

仕事終わりに会社を飛び出し、いざ出港。さらば~地球よ~旅だーつ船わあああ~と宇宙戦艦ヤマトの主題歌を絶叫しながら出港。再びこの港の地を踏めた時はいったいどんなドラマが起きているのだろうか。必~ずここへ~帰って~来ると~手を振る~人に~笑顔で応え~

 

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さて。波もなく順調に船はポイントに到着。今回は白島沖の「コ瀬」の先っちょ辺りでうろちょろする事に決定。そしてまずは明るいうちにジギングだ。私と社長がジギングでイカゲソ先輩がインチク開始。
夕マズメってあまり良い記憶がないのでぜひとも大物を釣りたいところだけど、そんな希望もむなしく魚の気配など全くなし。早々に飽きてしまった社長がイカ道具をセット。イカゲソ先輩のインチクもまったくダメ。

でも諦めない私はひたすらジグを動かしていたら、ガン!きた!

時折、ぐいっぐいっ!と引いて、なんか重い感じ。ぐいっぐいっ!あ~重い。あ、これって。

 

 

 

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うん、やっぱりヒラメだ。とっても小さいけどジグでヒラメが釣れたら大変うれしい。青物と違って一発勝負だもんね。

 

 

 

その後、イカゲソ先輩も真鯛(小)を釣り上げ、私のジグに2回ほどアタリがあって魚釣り終了。

 

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気付けば日も沈み、辺りは真っ暗、ついに怒涛のイカ釣りに突入する事になる。

 

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イカゲソ先輩の実力 

とにかくイカゲソ先輩が絶好調だった。ヤリイカが放つイカスミ砲を全身に浴びてもビクともしない。前回のイカ釣りでイカにもぐもぐ、かじかじと指を噛まれた結果、イカ恐怖症になってしまったイカゲソ先輩は軍手を準備。釣る→捌く→ジップロックに入れるという作業をもくもく順調にこなして行く。しかしなぜだろう?社長と同条件で釣っているのにもかかわらず、イカゲソ先輩の置き竿に次々にヤリイカが掛かっていく。

 

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「ピンクと白の差かなあ?」

社長がぼやくのも当然だ。エギの色は違えどお互いエギを5本掛け、タナもだいたい同じなのに2対8くらいの割合でイカゲソ先輩が優勢だった。一方、私はイカメタル(重たいエギ)で底から少しずつタナを探っていくが、見事にノーヒットノーラン達成。イカって釣れないとホントにつまんないや。


そしてボチボチのサイズのヤリイカを捌き、イカ刺しだ~としゃれ込んだところで晩飯タイム。サンリブで買った総菜と一緒にいただいたのだけど、やっぱり釣れたて船上イカ刺しは最高です。イカウマー。

 

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(7月の上旬も行ったけど、その時より確実に2~3センチ大きくなっている印象。)

 

そしてようやく社長に当たったイカがこの日最大のイカスミ砲を炸裂。プロのスナイパーもうなるほど見事な照準で放たれたイカスミ砲はものの見事に釣った社長にクリティカルヒットwかくして社長の真っ白なTシャツがイカスミまみれで大爆笑。

 

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そうこうしているうちに真っ赤な半月が地平線から姿を現し、高高度へ登った辺りからイカの気配がピタリと止まる。何もかもが止まると同時にご飯を食べて満腹となった私達に猛烈な睡魔が襲い始めた・・・。

だんだんと無言になって行く我々。テンションが高いとなかなか気付かないものだが、蓄積された披露と睡魔はしっかりと我々のカラダをむしばんでいていた。そして全くの無言になっていたイカゲソ先輩は確実に寝ていた。(と思う)

 

「寝てるんかー!?」

 

「え!?あ、えお、起きてましゆよ!」

 

・・・.うん、間違いなく寝てたなw

 

「釣れるかー?」

船の先端で釣っていた私にも社長からお声をいただくがイカメタルはまったく快音響かず。丁寧に底を取り、1m刻みでタナを探っていたのだけど、根掛かり以外にまったくアタリなし。つまりぶっちゃけ飽きていた。だって釣れないんだもん。アラとかは夜行性だし、たまに太いアラが釣れるからジグに変えたりもしていたけど、もうね、つまりまったく魚なんかいないのだ。こんちくしょー。

「飽きましたー!」(もう帰りましょー!)

という私の悲痛の叫びが届いたのかどうかはわからないけど、社長もなんだか諦めモードのご様子。

「とりあえず集魚灯、上げますね~」

私が取った行動は半ば強引だったかもしれないが結果として良かったのかもしれない。さっきまで寝ていたイカゲソ先輩もそれに呼応するように片付けを開始し、エギを外している。

「おい!あれ!」

魚探を社長が指さしている。片付け開始した早々、それまでほとんど役に立ってなかった魚探に反応が出ていた。

 

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「私はやる。釣るぞ!」

社長に再びスイッチが入る。よし、ならば私もやりますよ!こいつらにイカが付いているかどうかはわかんないけど、そこに反応があるなら投げ入れたいのが釣り人ってもんでしょうと言わんばかりにイカメタル投入。もちろんイカゲソ先輩はすっかり道具を片付けていたので参戦せず。

 

「・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

釣れない。まったく釣れない。ところで魚探の「魚マーク」って本当に魚なのだろうか。

 

「反応はクラゲじゃないの?ほらほら」

 

海を漂うクラゲを見てイカゲソ先輩が無邪気に魚探のマークは「クラゲだ」「クラゲだ」と言い張るが、いったい何を言っているんだこの男は、と思ったけどマジで魚マークはクラゲじゃねえのかと疑いたくなるくらいナニも釣れない。つーか冷静に過去を振り返ってみても、魚探に反応があったところで釣れた試しがないのだ、本当のところ。

 

「帰るかあ」

 

幼少の頃より視力1.5をキープし続けている43歳の私。さらに船舶免許を取得して3年ほど海に出まくったおかげでなんとなく身に付いた海の交通ルールと地形の把握。そして今回は半月だけど月夜だったおかげでぼちぼち明るいのも幸いして地球の運命を背負ってイスカンダルへ向かった宇宙戦艦ヤマトはたいした成果も出す事が出来ず、あっさり陸地へ引き返す事になったのである。

 

結果、ヒラメ(小)鯛(小)イカ8~9杯という結果に。 

 

朝日を拝むまで帰らないぜ!いや帰りたいけど帰れないぜ!生き残りを掛けたオトコとオトコの意地の張り合い。そんな時代錯誤なイカ釣りはそろそろ卒業して、大人のイカ釣りをしましょう、そうしましょう。

 

しかしイカゲソ先輩、なぜだかイカはよく釣っちゃうんだよね、なぜだろう?

 

おしまい

【激アツ】天国モード確定

2018.07.14 大潮

暑い。さすがに暑い。余裕で35度を超える予想である。結果だけ見ても関東で40度近い気温を観測したような状況だから普通の神経なら釣りなどとんでもないのである。

「今週は見送るか」

金曜日の昼下がり、この異常気象のような暑さに対して我が鮮魚事業部も未だかつてない異例の決断を下した。

翌日の土曜日の釣行について鮮魚事業部の会議が社長室で隠密裏に開催されていたのだけど、さすがにこの暑さはヤバいだろうという判断。私もそう思っていたし、熱中症は油断してはいけない。室内で亡くなる方だっているくらいだし確実に日本中で気温は上昇している。「昔は30度なんかめったに超えてなかったけどなあ」と今月75歳になるオヤジも言っていた。その昔とは50~60年以上の昔を刺すと思うけど、確実に地球温暖化は進んでいるのだ。このままあと50年も経つと40度超えなんか普通になるんじゃないかと我が子たちの将来を気にする日々。
つまり、社長の「釣りは見送る」判断は適正と言うか常識であり、決して責められるものではない。むしろ社長以外は私も含め、素人集団の鮮魚事業部にとっても英断だろう。

「じゃ、中止で」

鮮魚会議終了後、席に戻って通常業務に戻った時、ふと我に返る。

(お?ちょっと待てよ?・・・となると久々にエアコンの効いた部屋でのんびり過ごす?それも決して悪くないし、そういえば土曜日の午前中と言えば、妻と子供達はバレエのレッスンとか行ってるじゃないか!これはつまり一人でのんびり、ゴロ寝や読書などに充てれる「天国モード確定」で、つまりはうししし、という事じゃないか??)

「天国モード確定」いや~いい響きだ。戦士もたまには休息が必要だし、灼熱地獄の中で釣りなんかしちゃいけないっすよ、無理はダメ、絶対。コレほんと。エアコンガンガン、ナニして過ごそっか、うしししし・・・(^^)


(ぷるるるるる)


社長室から内線が鳴る。

 

「うんとな、朝2時か3時に迎え来い」

 

・・・え?( ゚д゚)ポカーン

 

「朝マズメに釣って暑くなったら帰ろう」

 

・・・あくまで人命が最優先。となると深夜集合、涼しいうちから暑さ限界まで釣ったら解散というプランを思いついた社長が瞬く間に「天国モード」を「地獄モード」にスイッチ。天国から地獄とはまさにこの事かもしれない。間違いなく厳しい釣りになる事は予想されていたけども、社長は行く気満々、既に「海の男モード」に変わっていた。つまりこれは何を言っても行く事は決定されている。そう、これは「決定事項」、つまり「何も言えなくて・・夏(サラリーマンver)」という事である。


「2時でもいいぞ」

「いや、3時で。海、暗いっすよ」


そしてこの場合、私は深夜1時過ぎに起きてお迎えに上がる事になる。というか普段いつも寝る時間じゃねーかw
船も真っ暗な中で出船、闇夜を照らす満月だったりするならまだしも新月で真っ暗闇の大潮だ。このムチャぶり、これぞまさに鮮魚事業部の真骨頂。私としてもどうせ行くなら最近大物と格闘してないからデカマサをぜひ釣りタイ。この際、行くなら本気モードだぜ!という事でロクに睡眠も取らず灼熱の白島沖とタイマン決定、もちろん勝つのは俺たちだ。

睡眠もロクに取らずに灼熱の海で釣り。睡眠もロクに取らず灼熱・・睡眠もロクに取らずに・・・。この時はまだ地獄への片道切符を握りしめていた事に気付いていなかった。

「おはようございます!」

イケメン青山テトラくんも本日のイケニエの一人。聞けばほとんど寝てないようだし、社長も10分くらいしか寝ていないという事でオール寝不足な役者は揃った。

真っ暗な中、白島沖を目指す。

さながら密漁船か某国の工作員船気分だ。悪い事していないのに悪い事している気分になるのは本当に真っ暗だからだろう。別に盗んだバイクで走っているワケじゃないけど暗い海での海の運転は本当に神経をすり減らす。車のヘッドライトみたいなものがあるって思っている人もいるだろうけどそんなものは船に付いていない。もちろん普段よりスピードは落としているけど、あまり遅いと朝マズメに到着できずに社長に怒られてもアレだからボチボチ飛ばす。左舷に社長、右舷にテトラくんが立ち、目視で異常事態があれば知らせてくれけどそれでも真っ黒な潜水艦なんかにぶち当たった日には沈没しちゃうから全神経を船の操船に注ぎこむから気疲れは半端ない。まあ潜水艦なんかめったに見ないけど(笑)

途中で通過する鬼門の白洲灯台(岩場だらけで危険)の近くは干潮だった事もあってこれでもかってくらい遠回りして回避し、いよいよ到着、白島沖57mゾーンの現場に無事到着。

 

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金星がキレイだ。夜の操船はかなり気疲れするのです。

 


そしてやっぱり「持ってる」男、社長にイキナリキタ━(゚∀゚)━!オープニングはインチクの社長!いきなり来たぜ!竿がグイグイ曲がっている!うひょー!なんじゃらほい!?竿が胴元までギュイーンと曲がってる!楽しそー!とか言ってた矢先に痛恨のバラシ。社長、イカ釣りの時もそうだったけどやっぱりここは夢がありますね。その時もバレちゃったけど(笑)針に付いてたウロコを見ると鯛ではなかったけど青物でもないようだ。アラとかの根魚でもないし、なかなか謎が深まるオープニングヒットだった。

※針の返しが折れてしまっていたらしい。残念!

「最初で最後の一発じゃなかったらいいすねえww」

などと口には出さないつもりが思わず言ってしまった。「朝一イッパツその後マッタク」ってのはよくあるパターンだけどその後、そのセリフが重くのしかかる事となる。そう気温の上昇とともに・・・。

 

気付かないうちにグツグツと地獄の窯は開きかけていたのだ。

 

エソ地獄・ムフウ地獄

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気が付けば釣れる魚はエソばかりの「エソ地獄」に陥っていく我々。たまにイトヨリが混じるがこれはもはや釣りではない、ガマン大会だ。

 

普段なら天気予報を大きく裏切って吹きまくる風も今日ばかりは逆に吹かない。風速2~3で多少は過ごしやすいかと思いきや、シーアンカーがまったく意味がないくらい、むふうムフウ、無風。見事にいつも通り天気予報は安定のハズし。

 

暑い、とにかく暑い。

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じりじりくる日差し、だらだらと流れる汗、そして最強の眠気が「デカマサ釣りタイ」という私の心と体を侵略し始める。それでもジグはせっせと動かさないといけない。本日のレコードホルダ-は社長が釣った40センチくらいのイトヨリ。あとはエソ、エソ、エソ、エソ。

 

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※社長が釣ったイトヨリ、持っているのはイケメン青山テトラくん。この時はまだ涼しかった。

 

朝の8時を回った時点で社長が戦線離脱、そんな時間で既に日差しは強烈で暑く、汗が止まらない。というより社長は眠そうだ。そりゃ10分くらいしか寝てなかったらヤバいでしょ・・・。そして私とイケメン青山テトラくんはまだ見ぬ大物を求めてジギングに必死だけど、それをあざ笑うかのように容赦ないムフウが我々を襲う・・・というかむしろ襲ってくれ!風くらい吹いて!風速2~3って言ってたやんか!いつも天気予報当たらんクセに!あ、いや、いつも通り当たってないのか、それにしても無風はイヤよ。そのクセに大潮なもんで潮の流れが速く、最低でも120gのジグじゃないととてつもなく流される。

そして朝9時をもうすぐ回ろうかという時だった。

「帰るかー」

我に返った納竿の合図。暑い、釣ってない、暑い、デカいの釣りタイ、暑い、エソとイトヨリ以外を釣りたい、ガツンと釣りたい、暑い、暑い。さすがの釣りバカ青山テトラくんも「帰って寝ます」状態だし、ここはもうあっさり帰りましょう、そうしましょう。一日粘ったって釣れる気しないっす。

 

結果、イトヨリ4匹、エソたくさん。これが睡眠不足、流した汗、焼けた素肌と命からがら帰ってきた今回の結果だった。

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※Daiwa ヴァデル4000h投入。エソごときぐんぐん巻けます。

新品リールとか竿とか投入した時っていっつも釣れないのは気のせいかなあ。


さて、そしてそう私はここからが本番。寝たい、暑い、日焼けが痛い、車の運転すらキツイという私に家族サービスという名のお仕事が待っている。さあ帰ろう愛する家族が待つ家へ。軽自動車をかっ飛ばして一路自宅へ向かったが猛暑でエアコンの効きも悪く、とにかくいったん体を冷やしたい私は近所のパチンコ屋の屋根付き駐車場に突入したところで気絶するかのように夜の22時過ぎまで寝てしまった。

 

おとさんうそつき」(長女)

「うそつきー」(次女)

「うきー」(三女)

 

ゴゴゴゴゴ(゚Д゚#)(妻)

 

この日を境に、回復傾向にあった父親としての威厳・尊厳・発言権、つまりは「存在価値」を再び消失。単なる呼吸するATMへと降格した。

 

何も言えない、いや何も言えるワケがない。

 

何も言えるワケなくて、夏。(うちの家族ver)


やっぱりクーラーの効いた部屋でゴロゴロしとくほうが色んな意味でいいと思いました、いやコレほんとよ。今年の夏は尋常じゃないよ、みなさんご注意を!

 おわり。

災害時にて思うメモ。(イカ釣り予行練習アリ)

台風7号

 

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先日、7/4・5日に台風が来ました。北九州の北側を通過、中心気圧は965hPa。今回、「船は上げない」という判断を下しました。確かに風は十分耐えれるレベルでしたが、見事に左舷の「行って来いロープ」が切れてしまいました。船を係留する大事なロープです。台風が北九州の北側を通過する時は有無を言わずに上げた方がいいかも知れません。

 

 豪雨(災害レベル)

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そして7/6、七夕を目前にして、ものすごい雨でしたね。これは台風が呼び込んだ雨だったのか、朝から裏庭から浸水しかけ、私は釣り用のゴアテックスの完全防水的なカッパを着て、妻とバケツで必死に水を掻き出し、久々に夫婦で愛の共同作業を朝から行いました。ダイソーの上半身だけのカッパを身にまとった妻はビチョビチョ、私はゴアテックスさまさま、被害ゼロ状態の私は「後は任した」と言い残し、さっさとスーツに着替えて早めに出勤する事に。

 

車両水没の危機

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その後、出勤中にクルマが水没しそうになりました。普段なら「ウエーーイ♪」的な勢いで突っ込んでいくタイプの私なのですが、なんとなく身の危険を感じて遅刻覚悟で迂回を選択。その後、一台の車が山から落ちてくる横殴りの崖崩れに襲われたと聞きました。車はオジャンなのかな。そのまま行ってたら私だったかもしれないと思うと私はツイてた反面、車がオジャンになったかもしれない飲み込まれた持ち主さんは本当にツイてませんがしかしながら門司区もそうですが、西日本全域で多くの方が亡くなられていると思うとご冥福くをお祈りするしかありません。土砂崩れは私も幼少の頃から2度ほど経験していて、家が半壊した記憶、あれはホントに間一髪だった×2。迂回をした決断はその経験からの胸騒ぎがあったからだった気もする。

土砂を含んだ茶色の土流が住宅街を激しく横断、石がゴロゴロ流れてくるし、本当に自然の脅威に対して人間の力ってのはチッポケですね。

 

 そういえば危険なイカ釣り

 

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そういえば6/23にイカ釣りも行ったんですよ。イカ釣り。
去年までは「16時間耐久イカ釣り大会、別名死のロード」「ベーリング海カニ漁師上等」だなんて息巻いてたんですがとりあえず今年の1発目は6時間くらい?夕方に出て深夜に帰ってくる通称、根性なしパターン。

 

社長がキレイな真鯛

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さて、日が落ちるまでは夕マズメを堪能。見事に社長がインチクで良型の真鯛をゲット。キレイな真鯛だし、船上で捌いたんだけど、かなりの身が取れた立派なサイズ。

 

そして天気予報は1~2の予報だけど、これがまた見事に外れて海上での体感でいけば4~5。

昼間なら余裕だけど、海に落ちてしまった日にゃ、目視で要救助者発見が困難な夜の海では死と隣合わせなワケです。


さらに、社長やイカゲソ先輩が落ちたなら私の目がまだ良い分、発見の可能性も高いけど、私が落ちたら社長とイカゲソ先輩のガンリキでは私はそのまま海の藻屑となること濃厚、いや確定。

 

藍島沖でも釣れた

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そんなワケで最初は白島の沖だったけど、ちょろちょろっと釣った後、藍島沖まで戻ってイカ釣りをしたんです。釣れないだろうなあなんて思ってたら意外に釣れてビックリ。白島沖も藍島沖もサイズはちっちゃいけど、まあちょろっと食べる分にはちょうど良い感じでした。海上で食べるイカ刺しは最高でした。

 

 

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しかし天気予報、当たらんなあ・・・。それにしても自然災害・海難事故には十分気を付けて今後も遊ぼうと気を引き締めた最近でした。

 

おわり

高級大人のおもちゃ

 2018/07/07

これはまさに大人のおもちゃ。魅惑のおもちゃである。

 

むいいいいいいいいいいん!

 

時には激しく、プルプルプルプル・・・とソフトな動力も兼ね備え、二人っきりの時間を熱く過ごしつつ、「俺たちって夏してるぜ!」って雰囲気もさることながら、おふざけにもちょうどよいくらいの垂涎モノのアイテムがついに我が鮮魚事業部にも投入された。

 

 

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●自重40kg

●スズキ製4スト2馬力エンジン搭載
(オール付き)

●シーアンカー(とても小さい)

●空気入れ(バッテリー直結の全自動でラクラク

●4人乗り(釣りはたぶん2名が限界)

 


プルプルプルプルプルプルプル・・・・・

 

むいいいいいいいいいいん!

 

と奏でる魅惑のエンジン音。ぶよんぶよんと力強く波を乗り越え、全身に水しぶきをビチョビチョになるまで浴びたカラダ全身で風を受けると一気に体温を下げてくれる。ヘタしたら夏でも寒いと感じるだろう。つまり間違いなく夏以外は絶対無理。

 

「のんびりちゃぷちゃぷ浮かんでトライアルで売ってあるような安いコンパクトロッドにオモチャのようなリールでキスでも釣って天ぷらにして食べるぞ」と言う、一般ピーポーでも普通に叶いそうで意外と叶わない壮大な野望を達成すべく投入されたこのゴムボート。私がもう10歳も若ければ若いおねーちゃんたちと一緒にチャプチャプと狭いゴムボートの上で遊んだりするには最高だろうなあ、なんて思っちゃうけど忘れちゃいけない、目的はキスのフライだ。あくまで魚釣りだった。いかんいかん。

 

なめていた自重40kg

「所詮、ゴムと空気っしょ」

と舐めてかかった初出船の日、社長のガレージからボートを引っ張りだし、海岸に浮かべようとしたのだけど、それがとにかく超大変。ボートを人力で持ち上げて、防波堤を超えないといけないのだが、とにかく船が重い。新品ボートに傷を付けたくないし、気合で持ち上げるも社長と私の二人だとなかなか骨が折れる。

ヒーコラヒーコラ言いながらなんとか海に浮かべたのだけどそれだけで全身汗だく、もうヘトヘト。次回は近くの川が海につながっているので、その橋の上からボートをえい!っと落としましょう!と提案したのだけど受け入れられるかどうかは微妙である。

 

ぷるぷる出動!

「むいいいいいーーーーーん!」と出発だ。なかなか軽快に走るボートでいよいよキス釣り開始。水深は2~3mくらいの超お手軽キス釣り。青ケブを付けてイザ開始!バタバタとキスが釣れると思いきや・・・。

 

・・・釣れないw

 

あれ?キスいないの?10センチ前後のハゼが釣れただけで何も釣れない。ありゃ、これは想定外だぜ?

 

「参りましたねえ」

「ちょっと・・・違うのう」

 

このちょっと違うってのは色んな意味が込められていると察した。想像以上にお手軽じゃなかった事が最大の要因だと思われる。つまり近々、「おう、このボート、メルカリで売っとけや」となる可能性も高いって事だし、いつも乗ってるプレジャーボートの方が遥かにラクで気楽だという事を改めて知った事に他ならないからだろう。たぶん。つまりこのボートの命運は「橋の上からえい!っと落としてラクちん出港」+「キスが釣れる」かどうか、に掛かって来たようだ。

挙句の果てには防波堤でタコ釣りをしていたおっちゃんがどんどんタコを釣り上げている。「ボートに乗ってちゃぷちゃぷする意味」も要検討段階に突入だ。

 

大物到来(ゴムボートにしては)

その矢先、私の竿がぐいいいいん!と曲がる。なに?魚?と思ったらけっこう引いてるぞ?やったやった!なんだかわかんないけどこれはスゴイぞ!

「おう!お前すごいやんか!」

社長が叫ぶ。

 

「お前!絶対にあげろ!無理するな!」

 

「すっ」

「どうぞ」ニッコリ(^^)

 

ハゼしか釣れてない社長に竿を託し、この魚とのバトルを社長に預けた。

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せっかくボートを買ったんだし社長にはぜひとも楽しんでいただきたいのだ。そしてハリスは1号の小物用だし、竿を託したからにはここから先はバレてもぶっちゃけ私のせいではないし、写真撮りたかったし、さっきはちょっとした根掛かりでハリスが切れちゃったくらいの仕掛けだし、バラしたら「このヘタクソ!」と言われるのは目に見えているし、タモなどないから私が素手でランディングしようという思いもあった。つまり、竿を託した行為に下心などは一切なく、こんな貴重な経験をさせてくれる社長に対し、感謝の気持ちでいっぱい、そして見事に釣り上げてもらいたかったのだ。ぐへっへっへ。

 

上がってきた!根魚だとは思っていたけどこれはなかなか立派だぞ!こんな水深2mくらいのところにいるとかちょっと似合わないぞ?

「タモないぞ!」

「素手行きまーす!」

昔、雷魚を釣っていた要領でエラに指を突っ込む。口回りは針があるから怖いのだw針が刺さった上に魚が暴れて最悪な自体になった事があるからだw

無事にゲット!

 

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なかなか立派なアコウちゃん♪

その後、ちょっと沖に出て流すもキスらしいアタリはあるけどなかなか釣れない。ようやくキス(小)を釣ったけど、キープするレベルでもなくリリース。そうして初の「ボートを浮かべてちゃぷちゃぷキス釣り」は幕を閉じた。

 

半端ない日焼け、奪われた体力、釣れない魚。

しかしながらボートでちゃぷちゃぷの経験、これぞまさにプライスレス。

 

「おう、次はタコやろうか」

「え?それなら防波堤でよくないです?」

 

おわり

トリックアートの世界(in水島)

6/9(土)水島

トリックアート(写真)と言えば、遠近法を使った写真が有名ですね。

 

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いきなり何を上品な事を言い出したんだこのおっさんはと思ったかもしれないけど、トリックアートというか心霊写真?が意図せず撮れてしまった話なので軽くそんな話題に触れてみた。ジャブですジャブ。その写真は後半に公開します。

 

さて今回の釣行メンバーは3人。社長は鮮魚事業部中国支部メンバーの結婚式出席で不在だし、いつものピラニア先輩とかイカゲソ先輩とかは最近あまりおもしろいネタを提供してくれないのでこの際、メンバーを変えてみた。

私に選抜された名誉な奴らは二人。当社の今後をきっと背負うであろう、若い二人だ。


両者ともほとんど初心者である。従ってジギングの準備もすべて私が行うが、果たしてこの時期の水島なら誰でも釣れるのか、そして以前から気になっていたあるデータ取りも兼ねていた。


選抜メンバーはこの二人。

「デンカ」

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既に寝ている。初心者というより、厳密に言うと何度もこの船に乗っているのだが、そのほとんどを寝て過ごすので初心者みたいなものだ。

 

「ガンメン」

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この顔面力、破壊力抜群で私はすでにこのガンメンの虜だ。カメラを向けるとそのガンメンが愛らしくおもしろい。つまり被写体として最高なだけである。そして肝心の釣り経験は「アジ釣った事あります!」との事だが1回だけらしい。

 

こんな「太陽にほえろ」世代にはたまらないあだ名を付けられた頼りない二人を携え、いざ白島へ。

 


予報ではベタ凪の予想、関門を超えるまでほとんど波もなかったのに現場へ着くと段々と風が強くなり、次第に高くなるウネリ。あちゃ~、こりゃ厳しいかな?と思いながらジギングスタート。

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残念ながらヤズ(ブリの子)は入っていないようだし、ベイトも目視できない。ただけっこうな数の水鳥が上空を舞っていたのでベイトはいるのだろう。
数釣りができる時はヤズ8割、ヒラゴ2割って感じなので、今日はヒラゴのみの釣りかな?いるのかな?そしてこの風とウネリか・・・。
とか思いながら釣り始める。初心者の二人にある程度のレクチャーを施し、バトル開始。この二人、年齢も一緒で中学時代からの友人同士でもある。


ふぁいっ!カーン!

 

「今日は勝ちますから!」

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おーーーっと、ガンメン、やる気満々だああ!そしてどうやらなかなか筋もいいぞお!?だんだんジギングの動きになってきたああああ!

 

いっぽうデンカ!すでに眠たそうだあああ!?「船で寝るのは気持ちいいですから」おおーーーっと!これはすでに寝る気なのかあ?どんどん動きが鈍くなっていくぞおおおお??寝るのか?またしても釣らずに寝てしまうのか!?

 

 

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おやすみなう。

 

そんな死闘が繰り広げられる中、オープニングヒットはもちろん私。へっへっへ。あれ、即バレ。アレ?

続いてごそごそ起き出した居眠りデンカ。お、引いてるぞー!あ、バレた。アレ?

続いてガンメン。お、船まで寄せたぞ、せめて魚影を見せろ、あ、バレた。

とりあえずオープニングはこんな感じで快音響かず全員ファール。

その後、私、60センチくらいのヒラゴをヒット。手前まで寄せて目視で確認。ほんと小さいクセによく引くわーって楽しんでたら、あ、バレた。

※実はジギングの竿とロッドが足りず、私の道具をガンメンくんに貸していて、社長の道具をデンカに、私は船にあったテンヤ用の竿で頑張っていた。ホントに疲れるね。竿がやわらかいとジギングはとっても大変。と言い訳してみる。

 

待望の一匹目はこの人だった!

 

「これは魚と思うんですけど~」

 

ガンメンくんが再度、青物らしきアタリ。そして船底に潜られたり色々と楽しみながらハラハラしながら船上に上げる事に成功。ついに初心者のガンメンくんがお魚ゲット、歓喜の瞬間を迎える。

良かった良かった。小さいとは言えキレイなヒラゴだ。ひとしきり喜んだところで・・・

 

ハイチーズ。

 

私もほっと胸を撫でおろした瞬間だ。せっかく来たんだから絶対に釣ってもらいたかったからね。

そう、ただ問題はこれから。つまり何が問題かと言うと、その時の写真が問題なのだ。今私は心霊写真とか信じないし、そんな類なものに出会った事はなければ、トリックアート的な趣味もない。できれば魚を大きく写して自慢したい、それくらいの心理が働く程度なのだが。


さて、問題の写真がコレだ。

 

 

 

 

 

 

 

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さかな、ちっちゃくない?(笑)

50センチくらいのヒラゴなど、この顔面力に掛かればアジも同然。いや、ほんとにちっちゃくね?(笑)
実際、50センチ超えてたんだけど、ホントにちょっと大きめなアジくらいには見える。まさにガンメン×遠近法が生んだこの世の奇跡。

 

ほとんど同サイズで私が釣ったのと比べてみてもこんな違いが(笑)

 

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魚を前に出してドーン。これで1.3倍以上は可能です。え?私の方が詐欺だって?ええ?えええ?(笑)

 

この後、ガンメン君は同じサイズのヒラゴを1枚追加し、ヒラゴ2本、アコウもゲット。バラした数も入れたら今日一番楽しんだオトコとなった。

 

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一番大きいの私(笑)

 

一方、デンカは完全に沈没。早起きと揺れる船と暑さと立ちっぱなしと歩いたり勉強したり本を読んだりするのは本当に苦手です(笑)

 

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気になるデータ

さて、私も1匹釣ったけどアタリの回数の割にはフッキングが少ない・・・?って感じだし、ちっちゃくて頭振りながらよく走るからバレやすいとは言え2回もバラしてしまった。

検証できたのはアシストフックが2本か1本か、どっちも変わらんやろーとか思っていたけど、明らかにガンメン君(2本針の私のタックル)が良かったね。

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初心者のガンメン君とデンカは「どうせ根掛かりばっかりするやろー」とか思ってシングルフックにしていた。その代わり、サバ皮付きの吸い込みがいいとされる高級アシストフックだ。初心者にはシングルフックの方がラインやジグへの絡みも少ないし、扱いやすいだろうという判断もあったのだけど、結果的に私のタックルの2本針で釣っていたガンメン君に軍配が上がり、シングルフックの私とデンカはイマイチな結果だったという事だ。

(デンカはほとんど寝ていたので実際は私vsガンメンくんだった)
何度もゴン!って当たるのにフッキングしなかったもんなあ、こんな差が出るんだね。いいデータが取れました(笑)

おわり

またつまらぬモノを釣ってしまった。

6/2白島 白島の女島沖(芦屋沖→女島沖)

「活きエビ予約しとけ」

5月ゴールデンウイークが終わる頃には釣り具のポイント赤坂店にもようやく活きエビが入ってくる季節となり、活きエビの在庫チェック及び、予約作業が私の通常業務に追加される事となる。

「青物飽きた。タイ釣りタイ」

というどうしても鯛が釣りタイ社長の熱望で今回は活きエビテンヤで大鯛狙い。

「芦屋沖っすね」

もちろん私はトップ&ジギングで青物狙い。でも今回向かう先「芦屋沖」は過去にサゴシがぽちゃぽちゃと跳ねているのを確認できたくらいで青物の実績は皆無。もちろんその代わり50~60センチの鯛がけっこう釣れるんだよね。

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まあ、鯛でもなんでもいいからとりあえず私は「黒ネズミくん1号」(トップウオーター)を投げとけや!と思ってバンバン投げるけど、鏡のように静まり返った水面をむなしく飛んでは泳いで帰ってくるだけ。しかしすげえベタ凪だ。

 

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そうこうしていると社長のテンヤに超渋い「プルプル」っとしたアタリが発生しだし、25センチくらいの鯛めしに丁度良いくらいの「鯛めしサイズ」の鯛が釣れ出した。

「デカいの釣れんなあ」

確かに鯛はいるけど、サイズが小さすぎる。アラ㈱・アコウ・ベラも混じりながら渋い釣りの始まりだ。

 

イカでも狙ってみよっと」

 

青物はいない。ええ、間違いなく青物などいませんとも!と思った私は黒ネズミくん1号からエギの重たいヤツにチェンジしてボートエギング?みたいなマネをしてみたけど、速攻飽きてしまい、どうしようかなあとか思っていた時。

 


パチャパチャパチャパチャ・・・・

 

 

おお?イワシ?の大群だ、かっこいいぞ!ただ青物に追いかけられて逃げ惑っているナブラではなく、たまに疲れて酸素を吸いに来ているようなお疲れ気味な感じのイワシたち(たぶんイワシ)。

ナブラではないけど、ベイトがいるなら青物おるかもなあとか思って再び黒ネズミくん1号にチェンジ。投げる投げる投げるけど「黒ネズミくん1号」にビックリしたイワシたちが逃げ惑って出来るナブラ(小)を自分で作っているだけじゃねーか(笑)つまりここの食物連鎖の頂点は黒ネズミくん1号だぜ!という状態が続く。

まあ、釣れないし、青物の気配もない。あーやっぱ釣れないっすね~とか言いながら黒ネズミくん1号を回収していた瞬間、私も社長も目撃ドキュン

 

「ぬぼぼぼーん」

 

うお!まあまあデカい!90センチ前後のヒラスが黒ネズミくん1号の様子をうかがって底からぬぼーっと出て来た。

 

「・・・・」

 

「・・・・」

 

「・・・いましたね」

 

「・・・見たぞ」

 

そこから急にスイッチが入った私は投げる投げる投げる・・・。

「おま、ジギングで(確実に)1本上げろや」

「いや、まあもうちょっと黒ネズミくん1号で」

トップで釣りたい私はひたすら投げ続けてバイトなし。うーん、残念だぞ!ジグなら食ったかもだけど、いいのだ、私はトップで釣りたい。水面がうにゃ~となって黒ネズミくん1号にジャレてくる魚が見たいのだ。あの興奮よもう一度。

しかし気付けば私はボウズ。
「本当にお前は役に立たんの~」というありがたい社長の激励にお応えすべく、トップは諦めてジギングを開始。

 

まずこいつ。ようやく何か釣れたようだ。

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しかし「釣れなかった事にしておこう」と世間一般的に評判の悪いこいつじゃ全く役に立たないゾーンから抜け出せれない。

社長もその後、イマイチな感じが続き、大鯛の強烈な引きを待ち望んでいるが、釣れるのは相変わらず「鯛めしサイズ」だし、ようやくちょっと大きい?と思ったら「韓国で食ったらうまかった」という謎のフグ(シマフグ)などに茶を濁される。

 

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そのあと、私のジグに強烈なアタリと引き!・・・からの即バレ。
何かデカいのがいる事がわかったけど、釣れてないから相変わらず役に立たないゾーン滞在中。・・・う~ん、サメかな?うんサメだ。逃がした魚はサメにしとくのが得策だ。

 

止めたジグに来たコイツはまさかの

 

その後、ずーっと釣れずに役に立たないワタシはジグの着底から5mほどしゃくって一休み。あ~タバコでも吸おうかなって竿とリールを止めた3~4秒後。

ブルブルがっつーん!ぎゅわんぎゅわん!

 

(ぬぬ、むぐ~)

 

けっこう強い。なんじゃこりゃ。よく走るし、ひたすら元気。竿も胴元までグイグイ曲げて、おっとっと。弱めの設定だけどドラグも出るし、80センチ以上はありそうなコイツはとっても元気な青物で大変楽しいぞ!

「でかそうやの~」

「いやいや、そんなに大きくないでしょ。70センチくらいじゃないすかね~っとおっとっと。よ~走る!^^」

元気でよく引く、ヒラスかネリゴ、できればネリゴ、いや、カンパチクラスが嬉しいなと思いながら巻き上げていく事、数十秒・・。

 

 

運命の魚影確認。

 

 

 

 ギャアァァァァ━━(|||゚Д゚)━━!!!!!!

「うぎゃああ~!!」



 

 

「おまえ!コレ!」

 

 

 

 

「は、はい・・・」

 

 

 

 

「た」

 

 

 

「鯛じゃねえか!!」

 


やっちまった。今、一番、私が釣ってはいけないものがよりによってジグで釣れてしまった。青物を狙っている私にとって、ぶっちゃけ真鯛は外道なのだけど、高級活きエビや2,000円もする高級テンヤでずっと25センチ前後の鯛と格闘して来た社長が隣にいるのも事実である。

つまりまさにタイを釣りタイ社長の隣でやっちまっタイ。60センチくらい?

 

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「社長おお!すみません!」

 

一言目に出た言葉がマジでコレ。本当に心から申し訳ないと思ったのでしょう。うんうん。よくわかるぞ、その気持ち。とっても申し訳ない顔してるでしょ??ってなもんで「写真撮ってくださ~い^^」などとお願いする事も出来ないから、自撮りでパシャ。よく撮れんかったけど今日にしてはなかなかのサイズ。

しかし本当によく引いたしあの青物を彷彿させる走りには完全にダマされた。鯛ってあんなに引いたっけかな?ギュンギューーーン!って?

その後、ヒラスやカンパチの実績があるエリアに移動したけど、私はノーヒットで社長も大物は掛からず、とっても暑いから撤退する事に。

 さあ、帰ろう。納竿です。

 

大量のイワシが何の前触れもなく、何かの拍子か酸欠なのかなんなのか、何かに触発されたようにあちこちでぽちゃぽちゃと飛び始めた瞬間、ぽちゃぽちゃの連鎖が水面から水面へ、ツ、ツツツっと伝わり、それに鳥たちが反応してざわめき、どよめき、付近一帯で鳥たちが一斉に暴れ出すあの空気がぐわああああって震える感じ。

 

 

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スイッチ入るかな・・・?

 

おおおおお!

 

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入った!

 

やっぱり自然ってすごい。

やったやった人生初トップ魚ーたー

5/26(土曜)水島

朝から水島はお祭り騒ぎ。たくさんの小魚ベイトが沸いていたのでこれはもしかして?と思っていたら。

「来たぞ」
「あ、来た」
「こっちも」

社長、イカゲソ先輩、ピラニア先輩のジギングチームは50センチ前後のヒラゴ、イナダをバタバタと釣り上げている。釣り上げたそいつらがバタバタと船上で暴れて大騒ぎでもうテンヤワンヤ。

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同じサイズでもやはりヒラゴ(ヒラマサの幼魚)の引きが強く、イナダ(ブリの幼魚)よりも期待は高まるが、結局全部同じサイズ。

社長は早々に飽きちゃってインチクスタート。なんて贅沢なんだ(笑)と思ったら良型のアコウが連発。いったいなんなんだ今日は。

 

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※釣ったのは社長。自慢しているのはピラニア先輩です。

「小さい、素揚げサイズのアラカブが釣りたい」などと言ってるくせにインチクでも青物を数本上げてしまい、本当に贅沢な一日である。

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5本、10本とイナダ・ヒラゴが上がっていく中でそろそろサイズアップが欲しいところ。

しかしそこはさすがイカゲソ先輩。均衡を破ったのはこの一発。明らかに他の魚と違う格別の引きだった。

「おお!なんかデカい!!」


全員の期待を背負ってあげたそいつは・・・

 


やっぱりヒラゴ(小)。

 


しっぽに掛かっていた。

 

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よく引くワケだ。
タモなんぞ不要、ブリ上げである。

 

「青物禁止な~(笑)」


と社長命令が下るほど、本当に贅沢な活性である。

こんな「美輪明宏くん」「赤身くん」でも釣れてしまうのだから本当に誰でも釣れるのだろう。

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※のち、リングではなく、スナップ仕様で釣っていたイカゲソ先輩はこの2本とも「奇跡のスナップくぐり」の洗礼を受け、無くしてしまう。

※スナップくぐりとは、スナップが外れていないのにもかかわらず、ジグだけ知恵の輪をくぐり抜けたようにジグのみが忽然と無くなってしまう痛恨の一撃である。もう一度言おう。「スナップのリングが外れていないのに」ジグだけ無くなり、アシストフックのみが残る奇跡の一撃がなんと2回も。ちなみにイカゲソ先輩が夜なべして作った(キラキラテープを巻いただけ)の自作ジグである。あまりに笑ったのでスナップくぐりと名付けました。あ~おもしろかった!(笑)

 

さて、そんなバタバタ釣れている中でもあってはならないミスは起こるもの、殺伐とした空気が流れた事も記録しておこう。

 

「このヘタクソ!」

 

ラニア先輩の怒号が聞こえる。実は絶好調だったのは社長とイカゲソ先輩で、ピラニア先輩はまだ1本だった。ようやく待望の2本目が掛かり、良かれと思ったイカゲソ先輩がタモ入れ開始。


(あ、早い)

 


ぷち

 

まだ水面に魚が浮かんでいないのに、調子に乗ったイカゲソ先輩はまるで金魚すくいのようにタモを突っ込み、案の定、ラインぷち。

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ボー然とするピラニア先輩。
(リーダー掴んでブリ上げが早いのだが)

我に返ったピラニア先輩が叫んだのだ。「このヘタクソ!」
そうだよ、殺るか殺られるか、食うか食われるか、忘れていたよ。ここは戦場なのだ。この際、どっちかヤラれたらよかったのに。あ~おもしろかった(笑)


さて、私はトップで釣る事に執着していたのでここまでマジでボウズ。そして一匹も釣れてもいないのに益々ぼろくなる黒ネズミくん1号。

 

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「それで釣ったの見た事ないぞ~」

「社長!私も見た事ないです!」

「釣れんのによ~やるのお~ww」

「ヒラメ釣って見せますから!ww」


・・・くそう、完全にバカにされているど。こうなりゃ意地でも釣ってやるど。でも本当に釣れるんやろか。ジギングしよっかな・・・疑心暗鬼、誘惑と戦いながらバカにされながらもひたすら投げ続ける。信じれるものは、そう、私と黒ネズミくん1号のみ。

そうこうしているうちに時合が止まり、一気にジギングチームも釣れなくなる。それでも投げる、投げる、投げる・・・。

 

・・・・ゆらっ!


「ん~???」


バシャ!海面隆起!!!!


「うぐわ!」


ぼご!海面隆起!

「のごわ!」

 

ばしゃ!海面バシャ!

「ぐわあ!わはははは!」


「全くノラねえええええ!wwwwwww」

「けど楽しいいいいいい!!!」

 

一気にトップウオーターにバイトが集中し始めたけど、乗らない、載せない、ノリたくないと言わんばかりにフッキングなし。
いや~これ、本当に難しい。ジギングみたいに「向こう合わせ」なんかないし、どうやら魚のサイズもけっこう小さいみたいだし、水面を踊るハリがお口に入るなんてかなりの確率じゃね?とか思いながらひたすら投げるとようやくフッキング。ジギングと違って水面を輝きながら走る青物は本当にキレイで横っ走りがとっても楽しい。


ヒラゴをゲット。

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黒ネズミくん1号と比べたら小さすぎだぜ。わははは。
その後、もう1匹ヒラゴ、バラしたヤツもヒラゴ、どうやらイナダ(ブリ)はトップに来ないのかなあ?

20くらいバイト、3フッキング、1バラシ。都合2匹ゲット。つまり…ラニア先輩より多く釣っている(笑)


いやはや、なかなか楽しかった。冷静に考えたらブラックバスもワームでしか釣った事なかったし、冷静に考えたら人生初のトップウオーターでのゲットはこのヒラゴだ。
記念すべき写真をイカゲソ先輩に撮ってもらったけど、撮ったと見せかけて撮っていないという嫌がらせを受けたので、漁港についてから撮影しました。

 

そして関門の小倉マリーナ付近に戻って今日一の引き、エイを釣っておしまい。これはジグです。

 

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ラニア先輩がなかなか良サイズのマゴチを釣ったのだけど、「腕がいいから」と自慢してたので写真なし(笑)

さて、梅雨に突入だあ。

おわり

関門海峡で奇跡の一撃

5/15(火曜)

関門海峡ジギングで奇跡が起きた。(インチクだけど)

北九州市~下関の関門海峡で、たいして何も釣れないにも関わらず夢と希望を持って関門海峡に向かって防波堤からひたすらジグを投げ続けている全国のジギングファンの皆様、お待たせしました!これはけっこう奇跡!朗報です!

今までネリゴ(カンパチの小さいヤツで50~60センチくらい)は数匹釣った事あったけど、それを超える青物は釣れた事がない。サゴシやシーバスなんかはけっこう釣れるけど、私が釣りたいのはシーバスなんかじゃない、やっぱりブリ・ヒラマサ・カンパチだ・・・!と思い続けてテンヤで真鯛釣りしている社長の隣で関門に大型青物なんかいるわけがないよなって思いながらもずーっとジグを投げ続けているけど、やっぱり釣れた試しがないのれすよ。関門で大型青物。私、一生懸命、投げてんのに。釣れないとわかっててもジグ投げてんのに・・・。まさかこんなことが・・・。しかも私不在時に・・・。

運命の5/15(火曜)会社に行く

社長がいない。朝から外出の予定などは聞いていないし、まあ・・・風もないしね。いい天気だし、大物が釣れてたらいいなあ、そして・・・誰とだろう?
過去の情報から推測するに、青山テトラくんはほぼ確定、あとは達人ウーロンあたりかな?と思っていたらビンゴだ。3人で沖に出ているようだ。
あとで聞いた話では白島~水島だったらしいけど、あまり釣れずに諦めきれない社長一味は船着き場直前、ゴール地点の小倉マリーナ付近で真鯛とかの可能性を掛けてインチクなどやってたようだ。

「タコつぼかと思った。」

「巻いても巻いてもぐわんぐわん」

聞いたところによると、根掛かりかと思ったけど、ぐわああんと浮いてくるが、またぐわあああんと下がっていく。まさにタコつぼが引っ掛かってしまった状態によく似ている。我々は漁師さんに最大限気を使うからタコつぼロープに絡むことなどほとんどないが、たまにロープや廃棄された漁網らしきものにかかる時がある。どうやらそんな感じだったようだ。しかも潮流7ノットの東流れ。正直釣りには向かない状況であるし、7ノットの東流れはとにかく早いから社長が言っている意味も大変理解できる。

次第にぐわあああんとした動きから魚らしき生命反応を感じるようになったのは10数分後くらいらしいが、「エイ?」「イルカ?(スナメリ?)」というどっちのクイズショー状態から「ファイナルアンサーはエイ」と信じて疑わなかった社長一味から歓喜の声が上がる!(動画を見た)

ファイナルアンサー

社長自身、20年以上、関門で遊んで来ているし、ポイントというポイントは知り尽くしている漁師顔負けの知識と経験を以てしてもこれは初めてだという。

 

 

 

そいつがコレだ。

 

 

 

 

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10キロはゆうに超えるブリ!(測ってない)

 

サイズは1m前後!(測っていない)

 

「お前のよりデカかったぞ」( ̄ー ̄)ニヤリ(測ってない)

 

 

きっとそうでしょう。デカかったのでしょう。相変わらずブリのレコードホルダーは社長でしょう!そしてよりによって小倉マリーナの船着き場から30秒のところで記録更新されるなんてなんてことだ!私より大きいとか小さいとか測ってないとかお前の計測器はアテにならんとかそんな事はどうでもよくて、関門でこんなのが釣れるとか相当すげえ!そしてこのブログのタイトル「関門ジギング」のコンセプトに合うような魚が、ようやく私が船に乗り始めて、ブログという形で記録を残し始めて3年以上も経過してようやく釣れたという事も大事件だ(笑)インチクだけど。

小倉マリーナの防波堤から30~40mも遠投すれば航路の深場に到達するから防波堤からでも十分チャンスありますね!日明の海釣り公園でもブリやハマチはよく釣れるらしいけどね。それでも最大80~90センチくらいじゃないのかな?ポイント赤坂店の釣り掲示板でもたまに見るけど100センチクラスはあまり見た事がない(と思う)

関門はエギング最盛期だけど、ジギングも捨てがたいっすよ!(たぶん)

おわり

 

イケメン「青山テトラくん」登場

2018.5/10 長潮

全国のイケメンファンのみなさま。お待たせしました。
ただ、残念ながらイケメンに嫉妬するブサメン代表の私が所有するカメラ(スマホ)、持ち主に似たのか見事に写真データが残っていないという奇跡が起きる。確かに撮影したハズなのにたまになる現象。中国製スマホの中でも最先端をいくファーウエイの機種なのでiPhoneなどにも負けないスペックがあるハズなのだが撮影を連射したりすると残らない場合があるようだ。なので残念ながらイケメンの写真はあまりない。くっくっく・・・。

本名:ふるのテトラ

あだ名:青山テトラ

職業:某職業系アパレル店店長(東証一部上場:57394)

出身:若松区沖波止テトラポット先端1丁目

特技:テトラポット飛び(通勤片道1時間)

趣味:テトラポットスマイル


「おはようございます!」彼はとっても好青年な上、さわやかで憎たらしいくらいであるがとっても戦力である。このイケメン青山テトラくん、達人ウーロンやその他先輩(2名)と違い、まずFGノットが組めるのだ。それもかなりのスピードで。

 

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※揺れる船上でFGノットを組む青山テトラくん。もちろんオラも組めるぞおおお。


おそらく私より数分早い。FGノットの強度勝負をしてみたいものだけど、若さとスピードを兼ね備えたカモシカのようなFGノットはまばゆいばかりでうらやましく私の目に映る。スッポ抜けた時は「ざまあ!www」と言うのが私の立場ではあるが、おそらくそう簡単には抜けないだろう。おそるべしイケメン青山テトラくん。

釣りに対しても貪欲であり、休みはほぼ100%の確率でテトラを飛ぶツワモノ。若松沖波止のテトラポット群を片道1時間以上かけて歩いて先端でジグを投げてはボウズな上に疲れたカラダでテトラを飛びながら帰ってくる青山テトラくんも最近は山陰地方までテトラを飛びに行ってはボウズで帰って来るそうだ。


私も若松区沖波止テトラポット先端1丁目出身だからこそ彼のすごさがわかる。二日酔いの状態でいけば、ほぼ1日2回はテトラから落ちたり、竿を折ったりする危険性も伴うテトラジャンパー先輩として、今回は格の違いを見せねばならないが、先日釣ったデブなブリ(9.5kg)で満足してたから今回は色々試そうと思っていた。

さあ、ジギング開始

先日、deブリを釣った白島沖コ瀬付近。
「びゅおおおおおおいおおいおお!!!」」

風がヒドイ。とにかくヒドイよ。なんなんだ今年は。予報風速1~2で沖はコレかよまったくよ、頼むぜ天気予報さんよ!とか文句言いながら釣り開始。沖がヒドイのは仕方ないけど、ちょっと酷すぎじゃね?

そして釣れない、妙に釣れない。しかしながら「持ってる」私は違う。ロングジグの高速ワンピッチに疲れた私はロングジグをふわふわとまるでスロージギングのようなアクションで誘っていた。

「がつん!ぎゅううううううういいい!」

 

(ふっ・・)( ̄ー ̄)ニヤリ

 

余裕である。私、とっても余裕である。巨ブリの後だからさらに余裕であるし、まあわかんないけど80センチと言ったところだろうか。よく走るけど、まあだいたい余裕である。

(ふわ・・・)

「うぐわ!バレた!」

「うひゃひゃ、このへたくそーーー!!ww」
社長から真心こもった有難いお言葉をいただき、身も心も引き締まる所存です!油断、慢心、戯言、社長、まだベラとエソしか釣ってないっすよ、うひゃひゃ、それ2文字の魚だ!ベムベラベロ~wwとか言ってたら「お前、ボーナスカット」という伝家の宝刀を抜いた社長はベラもエソも釣っていません。ええ、釣っていませんとも!早くでっかい何かを釣って下さい!社長!この際、青山テトラくんでもいいからベラとエソの記憶を船上から消しておくれえええええ!
などと軽く取り乱した青物ヒット以降、青山テトラくんが手のひらサイズの真鯛を釣っただけ。これじゃベラとエソの記憶は消えない。ちっ、使えないヤツめ。

 

~数時間経過後・水島へ移動~

高い波。吹き付ける強風。でも我々は負けない。なぜならばそう、「社長がまだ何も釣っていない」からだ。
「水島行くかあ」少しでもコンディションが良さそうな水島行きを社長が示唆。「去年のこの時期はブリがバカ釣れでしたねえ」「よし、行こう」という事で水島へ。

水しぶきを浴びながら水島へ行くと白島より風が弱い感じがするぞ?水島は水深が比較的浅いから私は「黒ネズミくん1号」を試す事が多い。もちろんこの日も「黒ネズミくん1号」を強風に乗せて遠投だ。

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※一回も釣った事ないのにボロボロだ。


ちなみにここまでイケメン青山テトラくんのいいところはほとんどない、根掛かりで切れた社長のラインをFGノットでさっさと組むこと以外は。

黒ネズミくん1号を投げる。動かし方がよくわからない。でも投げる。チョコチョコ動かす。「ドッグウオーク」が一番やりやすい私はひたすら水面をチョコチョコバシャバシャと逃げ惑う小魚を演じるつもりで黒ネズミくん1号を動かして行く。
(魚、このルアーに興味持ってくれてんのかなあ・・・)
それが知りたい一心で投げるのだけど、まったく自信なし。でもある時、一瞬水面が揺れた気がした。
「???」
チョコチョコと回収すると、青、黄、茶色の1m前後の物体が5本くらい追いかけて来てるじゃないか!
ブリ(青)、ヒラマサ(黄)、カンパチ?(茶)どうやら水面下では青物大運動会が繰り広げられていた模様。

 

「青物、いまあああああす!」

 みんなにスイッチが入る。とりわけ疲れ気味だった社長の動きが俊敏になった!

「私が寄せますから社長!釣ってくださあああwwわっはっは」

 黒ネズミくん1号を投げて巻き寄せれば、青、黄、茶色の1m前後の集団が大運動会だ。時折、ブルーでキレイな青い魚群も追いかけてくるがおそらく70~80センチのハマチだろう。

「来たぞ」

そうこうしてると社長にヒット!本当に水島と相性が良い社長はたいがい水島で外す事がないほどよく当たる。残念ながらコイツはバレてしまったが、そののち、即釣り上げに成功、90センチ弱の丸々太ったブリちゃんです。

「写真撮っていいすか」

「ヤダ」

「本日最初の記念すべき1匹目じゃないですか!w」

「ヤダ」

最近の社長はなかなか警戒心が強い。私になんて書かれるかわからないからだと思うけど、それはちょっと違うってもんですよ社長!エソとかベラの記憶なんてとっくにありませんってば!という事で撮影NGである。写真のない釣りブログはつまんないよね。なのでイケメン青山テトラくん、頑張っておくれ!

 青山テトラくん、色々と試しているみたいでこの船にはあまりなじみのない、スロージギングをやっていた。

「来ましたああああ!」

 私はカメラをスイッチオン。青山テトラくんの竿がうなっている。なかなか良いサイズかも?ただ水島は水深が浅いのでとにかく魚が元気なのだ。60センチくらいのヒラスでも80センチ前後のブリの引きを楽しめる水島だ。釣り上げてビックリ、めちゃくちゃ小さいじゃん!っていうパターンも良くある(笑)

それでも無事に釣り上げて、90センチ弱くらいかな?良いサイズのブリでした。

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そして私は動画は撮ったけど、写真を撮っていない事に気付き、動画から写真を切り取る作業も面倒なので写真なし。とりあえず社長と同サイズくらいのブリを釣り上げて良かった良かったね。

 

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※イケメン+笑顔=にくたらしい事この上なし

 

え、私?ボウズですがなにか?

いいのです。黒ネズミくん1号の可能性が見えただけで満足。絶対に今年はこいつで1匹以上、釣ってやるうう。

そして青山テトラくんの写真は「私が撮影した動画からスクショで切り取ったものだ。あ~めんどくさかった!

今度はちゃんと撮ろうっと。

 

おわり

・・・そして翌週の5/15(火曜)、奇跡が起きるのである。