北九州市・下関市~関門ジギング~

これは「サラリーマン人生」を掛けた釣り物語。ジギング1本で社長と対決、ハードコアなリーマン人生を追った。

2021年4月~5月のブログをアップしとかないと来年苦労するじゃないかと社長に言われて

2021.4/17 蓋井島近辺、昼イカ校長
2021.4/24 関門をウロウロ
2021.4/29 水島でデカマサ
2021.5/3.4 ほぼボウズ
2021.5/8 真鯛、アコウ、サワラ、ブリマサノーヒット、社長電動リール破壊

 

ブログを書く気力がなくなったわけではなく、ブログがバズった上に炎上して心を病んでしまったわけでもなく、ブログの登場人物(社長)から「左巻きに変えたから釣れんのやろうが」などとヒドイ扱いを受けたショックで釣り熱が冷めてしまったワケでもない。

むしろ1円にもならないのにこのブログを書き続けていた自分を誉めてあげたいくらいだ。

 

そういえばこの春先までに「1級小型船舶免許保持者」がなんと一気に4名増え、社長と一緒に竿を握る愉快な仲間たちはほとんどライセンスホルダーとなってしまった。

そろそろいい加減に彼らもお客様気分を排除して、心身ともに鮮魚事業部に尽くそうという気概なのかそれとも「お前ら免許も取らんでいい加減にしろ」という社長の心の叫びが聞こえたのか(聞いてしまったのか)は定かではない。

ということで人間側はだいたいバッチリなのだけど、今回ばっかりは海側がバッチリではないのだ。


春は毎年不調だけど、ここまで釣れない春は久々である。つーか、他のみなさん釣れてんのかしら?

沖に出ても岸に寄ってもノーヒット。「キスなら誰でも釣れるやろー」とプライドをかなぐり捨てた関門でのキス釣りも朝から夕方まで大人5人が全力でたった2匹。

そんな調子なもんだから魚は諦めて昼イカを始めた社長が大当たり。イカって昼からそんなに釣れるの?ってくらい良い方のヤリイカが連発する。

 

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どんどん釣る社長


どんなに魚が釣れなくてもデカアラ、デカマサ、デカンパチ、を釣りたい私にイカ釣りという選択肢はなかなか出てこないから今までにない新しい楽しみ方を見つける社長はマジで天才である。
(私など今だにスッテを投下するたびに指にサクッと刺さってアイターッてなるので8本スッテを使いこなす社長は私から見たら神の領域に近い)

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もはや神の領域

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イカ刺し最高

そんな感じで今年は3月くらいから魚の気配はなく、イカの気配だらけで始まった春の鮮魚事業となった。毎年、春って釣れない記憶しかないんだけど、今年は一段とひどくない?

例年になく、風もやたら強いのでだいたい水島エリア探索となったのだけど、個人的にはここに大物はいないと思っている。
水深も浅く、ジギングも楽、初心者でもヤズ、ヒラスの数釣りには持ってこいという好漁場ではあるがいかんせん大物と出会った記憶がほとんどない。

そんな私はWISHで買った80gのロングジグでラクチンなジギングに切り替えていた。普段は100gだけど、その20gの差がおっさんには天と地の差があるのだ。


やはり80gは流されやすいので船の流れに合わせて軽く投げる。着水、フォール、そろそろ着底・・・・・・びやあああああああああ!


一気にラインが走る、フォール中に食った!


ふんがー!と合わせるとズッシリと重い。

(おお、、これは・・・・)

重い、走る、重い、走る。


「デカいかーー?」

「いやー、そうでもないと思いますけど」

内心冷や汗、しかし冷静さを演出しつつ、少し巻いてはまたびゃあああああああと出ていく。

「ん。デカそうやのう」

社長は自分の釣り具を回収し、お祭りを回避をしてくれたのだけど・・・。


実はそれが一番のプレッシャーである。

(早く釣り上げないと社長が釣りできないじゃないか)

そんな気も知らず、イカゲソ先輩が騒ぐ。

「デカかとやなか!?絶対逃がしたらいかんバイ!」

佐賀弁なのか北九州弁なのか博多弁なのかよくわからない激励をいただきつつ、もちろんここまで時間を掛けたなら意地でも上げたいところ。

ほとんど今年はまともな魚が釣れてないからね。

 

そういえば、イカゲソ先輩は4回連続くらいボウズで終わっていて、「お前、何しに来たん?」と社長から言われているという事を一応、ここで記録しておこう。不調の春をその身を以て体現しているイカゲソ先輩なのだ。

 


「カチ、カチ、・・ぷはー」


「・・・・!」(ヤバい!)

 

やばい!社長がたばこを吸いだした!これは明らかにヒマだというサインだ!(と思う)


しかしながらブリならとっくにグターとなって上がって来ても良いのだがまだまだドラグを引っ張り出すこいつはヒラマサに間違いないので丁寧なやり取りを繰り返した結果。

 

 

 

 


無事にランディング。

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デカいのに小さく見えるのは私がデカいからか



93センチのヒラマサでした。
(重量は電池切れで計測できず!)

100センチは超えなかったのだけど、何も釣れない春の終わりになんとか青物が上がった1匹がこのサイズなので幸先が良い一年になるだろう。

しかも水島でこのサイズが釣れたのは私にとってかなり良い出来事なのである。

 


「・・・お前、もう今年は終わったなw」

 


という社長のお言葉通りなのか、その後はいまいち(GWは全敗)
(私は真鯛60センチ釣ったけどね)

統計史上2番目に早い梅雨入りを記録した5月中旬もなんだかさっぱり。

 

 

あ、ピラニア先輩が宣言通り、奇跡的にインチクで奇跡的なヒラメを奇跡的にゲット。

 

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ラニア先輩の奇跡

そんな中でも社長の電動リールジギング(ちっこいジグのただ巻き)が好調で去年と同じく水島でスズキが連発したり、真鯛の40~50センチくらいがボチボチ釣れたり釣れなかったり。

 

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スズキも混じる



そしてついに社長の電動リールが壊れてしまったり。
(やっぱり壊れることもあるんだねえ、、、。レベルワインダーが動かなくなっちゃった。)


さあ、今年の夏はどんなドラマが待っているのでしょうか。


メーターオーバー、釣りたいぞ!


まとめておしまい

 

ちゃんと更新したいけど、なかなか時間が・・・。