ジギングよりもキツイ釣りがあっただなんて。
2/24連休最終日
いつもの蓋井島北東部
段々寒さも和らいで、最高気温が14度くらいまで上がった。釣り日和なんじゃないの~!?
「コロナやらインフルが怖いからどこも行かない」という我が子を思う妻の一言で24日(祝・月)は仕方なく釣りになった。そう仕方ないのだ、コロナは怖いし、人込みを避けるべく仕方なく海へ行ったワケで決してコロナ万歳などとは不謹慎甚だしいため口が裂けても言わないであろう。
今回はフルメンバーだ。
社長・イカゲソ先輩・ピラニア先輩・ガンメン君・私の5人でしかも鯛茶漬けが食べたいとかそういったノルマもない事から最初から私は決めていた。
(一日中、キャスティングする)
せっかくキャスティングロッドも専用リールも買ったのに、長いし持ち運びも面倒だし、洗うのも面倒とかそういった理由でジギングロッドでダイビングペンシルを投げていた私。しかしながら今日は最初からヤル気もあるし、さらに5人がジギングしたらお祭りラッシュに突入する可能性もあるから色々な意味で絶好のキャスティング日和というワケ。
揺れる船の先端をキープし、おっとっとしながらキャスティング開始だ。
竿はアブガルシアの80サイズ、リールはダイワのBG4500H、PE3号、フロロ40lbという基本的には舐めた仕様であるし、根に潜られて切られるほどの大物と出会った事がないのでまずはこれで食わせる事に全力を注ぐ事にしている。
さすがにジギングロッドよりもはるかに飛ぶ。いいぞマリアラピードさん!いきなりガボッ!ってもしかしてだけど~♪もしかしてだけど~♪いきなりデカマサ飛び出してくるんじゃないの~♪ふえへっへっへへっへ♪
「あ~リーダー結んで~」
「リーダー結んで~」
「結び方がわからなくなりました~」
「切れた、また結んで~」
あ、このメンバーでFGノット組めるのは基本的に私だけじゃないか。ガンメン君が結んだFGノットはあっさりすっぽ抜け、イカゲソ先輩の手入れが行き届いて錆びたリールに巻かれたPEはボロボロ、FGノット組んでも軽い根掛かり程度であっさり切れてくる。ムキ―。
まあいい天気だし、元々そんな役目だし、不快感はない上、良い休憩にもなるから皆のお世話をしながらキャスティングをし続けた。
・・・しかし活性が低い。
ジギングチームも快音響かず。
ようやく小ぶりが釣れてもお祭りラッシュ、イカゲソ先輩とピラニア先輩が毎回ごちゃごちゃやってるww
しかし釣れない。せめてヒラスクラスがジギングチームで釣れてくれないとキャスティングなんて絶対ダメな気しかしない。
強風に流され、ジギングがメインだから深い所は問題ないとしても、少しでも浅瀬がいい私の気も知らず、船はあっさり水深も45m~50mを超えると全く釣れる気がしなくなり、さらに魚探を見ると「どん底」しか反応がないのも折れかかる心に追い打ちを掛けてくる。
(彼らにとって50m上の水面なんて遥か彼方なのさ)
心が折れかかっている私、今の私なら詩人にでもなれそうな境地だ。
それでもひたすら投げる。
とにかくひたすら投げる。
キツイ。
そんな状況でもやはり調子が良いのが「清水の舞台から飛び降りた」と言っていた社長である。先日、竿ごと海に落としてしまったお気に入りリールを新調した模様。
その20,000円以上(予想)はする高級リールで中型の鯛を次々と釣り上げる。小ぶりも釣ってアラカブも釣って、間違いなく本日の竿頭である。
そしてシャイなメンバー達は写真に写りたくないとガンメン君以外はオール拒否。「どうせなんか書かれるんやろ」と言っていたが当たり前、もちろん記録に残しておくに決まっているので賢明な判断と言えばその通りか。
「しかし釣れん。水島行くかー」
「行きましょうー」
チャンス到来、水島で大型を釣り上げた記憶も実績もないが、ヒラゴならトップで釣れたこともあるし蓋井島がダメで水島で爆釣した事もあるし、水深も40mより深くなる事もない。
そして水島に到着して数分後、今までボウズのガンメン君の竿が心地よく曲がっている。どうやらヒラゴのようで元気もいい。
過去の経験も手伝って、船底に潜ろうとするヒラゴを必死でカラダを乗り出し、竿を出してかわしている。
(お、上手になったな)
と思ったのもつかの間。
「あ、早い」
バシャ!
「ぶち」
ピラニア先輩が水面に顔すら出していないヒラゴに向けてタモを突っ込んだwww
イカゲソ先輩もピラニア先輩もタモ入れを金魚すくいのように思っているに違いない。顔を出させて空気を吸わせて一瞬グタっとなったところをさっとすくうものですよ、タモ入れは。
「ごめーん・・・」
ピラニア先輩がガンメン君にあやまっている。ボーゼンとする二人。わはは、いいぞ。
しかしそれを皮切りにピタっと止まる。水島もダメか・・・。
そしてキャスティングにはバイトすらない。
それでも投げる。
ひたすら投げる。
ジギングよりキツイぞコレ。なんだコレ。
再び蓋井島付近に戻り、社長が良いサイズの鯛を釣るものの、まったくダメ。ほんのすこーしだけナブラっぽい動きがあったけど、海面ユラユラで何かオキアミでも食ってるような明らかにイワシなどを追ってるナブラではなかった。
揺れる先端でふくらはぎに大ダメージを食らい、投げた瞬間に船が揺れて2回ほど海に落ちそうになり、海に落ちそうなカラダを手すりで支えて骨折しそうになった小指。
キャスティングは危険がたくさん、そして見返りは少ない。でも次回もやる。ノルマさえなければ・・・。
軽く振っても遠くに飛ぶコツとペンシルを動かすコツがわかってきたので次回はガボっと行くぞーー。
「お前、何しに行ったん?」(社長談)
おわり「筋トレっすよ!」
目標:ぶりしゃぶと鯛茶漬け(写真なそ)
2020.02.某日
明確な目標設定であった。
「ぶりしゃぶと鯛茶漬けが食べたい」という要望が役員から上がる。
つまりブリ及び鯛を釣ってこいと。
「狙って鯛釣るのは難しいっすよね・・・」
「インチクかタイラバかのう」
プレッシャーを受ける私と社長。
「ウーロンにも声掛けとけ」
ウーロンはインチクでもタイラバでもジギングでも何でもやるオールマイティさがウリの青年実業家である。
「鯛ならウーロンやろ」
「・・・???」
なぜだか【鯛ならウーロン】というイメージが社長にはあるようだが、正直言ってウーロンが真鯛を釣り上げたシーンを私は見た事がないぞ?アレ?そうだっけ?エソとかヤガラとかじゃないの?
オールマイティさがウリのウーロンもまずはジギング開始。まずは手堅く青物である。私はジギングしかしないがそれでもけっこうな大鯛を仕留めているのでその記憶をたどり、鯛が釣れた動かし方で誘っていた。ぶっちゃけブリはいつでも釣れるのだ。たぶん。
社長も60gのタングステンジグで楽ちんな釣りを堪能しているが、早速社長にヒット。同時にウーロンにもヒット。
写真が撮るヒマがないほど二人のラインが絡まってしまってテンヤワンヤしてしまったので写真はないが、社長が60センチのヒラス、ウーロンが40センチのヤズだった。
「よし、(ブリの)ノルマ達成!」
社長がインチクに変更する。
「おい!アレ!」
「おおおおおお!」
200mくらい先だろうか、マグロらしき魚体が跳ねている。でかいナブラだ。
「イルカっすかね!?」と私が言ったくらいだから見事なナブラである。遠いから真偽は定かではないが。ブリかもしれんし。
慌てて私はトップにチェンジ。マリアラピードさんの出番であるが風も強いし、アンカー引き上げて向かうにはちょっと遠い感じがした。
そしてそうこうしているうちにどんどんナブラは移動して行き、数分後には消えた。
(あいつらがこっちに来るかもしれんな・・・)
ということで再びジグにチェンジするのが面倒な私はマリアラピード(トップ)で少々遊ばせてもらう事に。ぶっちゃけ鯛を釣れとか言うノルマは度外視である。
その後、全員ピタリとアタリが止まる。そうなると痛いのは社長からの視線だ。私はトップをぶん投げ続けている。
「お前はほんとーに・・・」
「ギクッ」
「ちっとも協力せんのうううううう?」
「あ、えっとこれで鯛を釣りますから!ww」
「釣れんやろーが」
「・・・ハイ」
ということでトップは諦めてジグにチェンジ。さあ、ジギング職人(自称)が超絶ガンバリマスヨー!
(まずは釣ろうwボウズ回避せねば)
ということでほいっとヒラスゲット。60センチないくらい。その後、アジかよ!って言うペースで小ブリを3匹釣る。ヒラス以外は全部リリースだ。おもしろいように私だけ釣れて行く。
※リリースすると決めたら写真撮る事もなく元気なうちにさっさと逃がすので写真はありません。
「・・・お前、本当にダメやのう」
つまり青物しか釣ってないからである。どれだけブリやヒラスを釣っても今は賞賛されない。鯛が必要なのだ。今日、今ここで鯛を釣った人間が一番偉いという図式になっている。
「鯛はインチクとタイラバの社長とウーロンに任せます!ww」
と言いつつ、昔の記憶を辿ってロングジグで鯛を狙うが狙って釣る鯛は本当に難しい。だいたいここに鯛がいるかどうかもわかんないし。
※我々は漁礁や瀬などを狙って船を止めたりしません。漁師じゃないし、ぶっちゃけ面倒だしwww
オールマイティがウリのウーロンもインチク、タイラバ、スロージギング、3,000円のチタンジグなど色々試している。結局、オールマイティではなく飽きっぽいという事らしい。
そして社長のインチクにヒット。
「あああ」
「ああ!社長!それはまさか!」
「ああ・・間違いない」
「ブリだ」
「やっちまいましたねww」
このまるでエソのような扱いを受けてしまうブリたち。さっさと弱らないうちに全部リリースである。
「ここはブリしか釣れん!」
「移動するぞ」
という事で今まで行った事がないような所を転々とした結果、エソが2匹追加されたという状況で風も強まりノーカンに。
「鯛、買って帰るかあ」
ヒラスの良型を2本持って帰るので十分な食材になるのだが、さすが社長、さすがはコミットするオトコであるがスーパーに行くとボラ(大分産)が美味しそうだったのでボラにした。ボラって美味しいよね。
むきエビとイカも買って鶏肉もぶち込んで「海鮮鳥鍋ブリしゃぶ」「ヒラスボラ茶漬け」となりました。
美味かったーー^^米5号がペロっと無くなったw
おしまい
チョウケイお帰り釣りツアー(2回目)
中国人のお友達、チョウケイが帰ってきた。元々社長のお友達であるが私も仲良くさせてもらっている。
お友達も連れて来て、社長、私、チョウケイ、チョウケイの友人の4人で蓋井島へ突撃である。
ちなみにそのお友達であるが現場へ着くなり激しい船酔いで完璧にノックダウン。今回、一度も竿を握ることなく陸に上がったので船酔いしに来ただけである。昨夜2時くらいまで飲んでるからだよwww若いっていいなww
さて、蓋井島付近でジギング開始である。チョウケイは高級な竿やらリールやら持ってたんだけど、一時帰国中に日本での住居に泥棒が入り、釣り道具は一切合切盗まれてしまったようだ。
さて、そんな事は置いといて、蓋井島に着いて釣り開始。やはりスタートダッシュは社長だ。
エソ
エソ
エソ
エソハンター健在であるwww3,000円する60gチタンジグはまさにエソハンター。落とすとエソが釣れるのだ!
「エソは私に任せろ!ww」
「お前のエソよりデカいの釣る!www」
去年、巨エソでランキング更新してしまった私を抜いてくれると仰るのでこの際、本当にお願いしようと思う。そんなお願いができるほど社長はエソったらないのだ。
そんな社長をよそにチョウケイの竿がしなる!ジジジジ―と奏でるドラグ音!
「うひゃあーーー!キタヨー!!!」
「ヒョーーー!いいネー!」
久々の青物を堪能しているようだ。チョウケイは釣りバカで知識も豊富、もちろん日本語も上手であるがけっこうな確率でバラす。そしてバラした時の叫び声がおもしろく、私も社長もそれしか期待していないのはここだけの話である。
しかし見事に釣り上げたのはレギュラーサイズのヒラス。良い型だけどバラしてくれなかったので私も社長も不満足である。
そしてすぐさま再びチョウケイにヒット。
「おおーーー!今度は何カナー!?」
次は良型のアラカブで、我々ならこっそり釣り上げるレベルだが、チョウケイは賑やかなのでいちいち「タモいるんかな?」と身構える。オマツリ回避でチョウケイが叫べば回収もするし、まあ、本当に釣りが好きなんだなと思うが本当に賑やかでいいヤツである。
「釣れんのう?」
「ま、小物をいくら釣っても、ですねw」
「まだ始まったばっかりだしなw」
ということであくまで私の狙いは大物である。今年こそ記憶に残る1匹を釣らないといけない。もちろんエソ以外で。
やっと何かが底から5~10mくらいでジグにさわってきた。
(お口を使いなさい~!)
と思いながら丁寧にその水深を攻める。
(今度はどうだろ?)
グッグッグッ、ブルルっ、(掛からん!でもおしい!このまま来い来い)・・・グッ、グッ、ガツ!
キタ━(゚∀゚)━!食わせたヨーーーー!
「おお~!来たなー!」
「ああ、でも小さいっすね。小ぶりでしょ~」
「確かに大きくないなw」
「ええ、だって余裕で、、、アレ?」
ぎゅうううううう!と竿が絞り込まれる。ニュギーーッ・・ニュギィィーーーとドラグも出る。
「あれ!おっきくなった!ww」
「いいドラグ音ね~!たまらん音!ダイワ?」
「そう、ダイワ。これ安くていいよ~」
「ヒラマサ?」
「いや、この引きは、ブリ~」
「お前、まだ上げとらんのか!?w」
「すみませーん、なんか急におっきくなったっすw」
「これがカンパチだったらなあ」
「カンパチはもっと引くヨ!」
「だよねw」
チョウケイがタモを持ってスタンバイする。まあブリだな、コレは。
「おっ!まあまあじゃないか!」
確かにそんなに大きくはないが小さくもない、ただ丸々太ったいい感じの寒ブリだ。
「寒ブリネ!いいサイズ!」
ということで無事にランディング。
「そのサイズがいるならリール変えようかのう・・・」
軽いリール+細いライン+軽いジグ+ただ巻き=楽ちんなジギングをやっている社長はエソラッシュを食らい、そろそろ重労働に戻るか戻らないかのハザマで悩んでいたと思う。そんな時に事件は起きる。しかも連続して起きたのだ。
「ブチッ」
「あーー!」
「ぼちゃん」
それはウーロンからもらった大マサが釣れた縁起の良いチタンジグであったが飛んで行ってしまった。さようならチタンジグ、さようなら3,000円、さようならエソハンター、また会う日まで。
それを機会に社長も重労働を決意したのか私と同じ100gロングジグにチェンジし、、
「ぼちゃん」
「あーーー!」
「あーーーー!」
・・落ちた。
約3分の間に2個のジグをロスト。
「今日は早めに帰りましょうカ」
船酔いから立ち直る事ができなかったチョウケイの友人を指さすが、まだ13時前だ、あまりにも早いので軽くその提案を無視するヒドイ我々(笑)
その後、社長も重労働ジギング開始。そして私がヒラゴを釣るがリリース。
あとはチョウケイがヨコワ(マグロ)っぽい魚をバラし、「うわひゃあああああああああああ!」という叫び声が聴けて満足であったがお友達もそろそろ陸に返してあげなきゃとノーカンに。
ジグをリーダーからプチっと切ってさあ、港に・・・
「おおおおおい!見てみろ!」
なんと魚探に素晴らしい反応が・・・。中~大型魚を示すマークがワンサカ。
「・・・・・」(どうする?)
「・・・・・」(どうされます?)
「・・・・・」(ドウシマスカ?)
「・・・帰りましょうか!www」
ということで本日のチョウケイの北九州お帰り魚釣りツアー、終了。
「今年はいっぱい帰ってくるヨ!」
よっし、それならチョウケイ、泊りがけで見島、沖ノ島に行くから覚悟しとけよ!www
おわり
2020.初釣り(蓋井よりも水島が良かった件)
2020.初釣り2020.01.11
私の「初物」は3年連続エソである。
「今年もエソでしょうねえ・・・」
「そうやな~」
「僕はエソでもいいです!]
社長と私とガンメン君の3人で初釣りに挑んだ2020.01.11。
昨年の「記憶に残る1匹」と言えば「巨エソ」である。デカマサでもデカンパチでもない、「エソ」なのだ。
(今年こそは記憶に残る1匹を!)
私は燃えていた。燃えていたが、少し喉ティンコが痛い感じであったが病は気から。何よりこの程度の風邪など海に出たら一発で治るのだ。(社長:談)
さて、通過途中の水島には大量の漁船がひしめき合ってる。最近天気悪かったから漁師さんたちも今日が仕事始めなのかもしれんね。釣れてるのかもしれないけど、こんなところでお仕事の邪魔をしちゃ悪いです。ハイ。
ひしめき合う漁船軍団を丁寧にくぐり抜け、蓋井島北東部に到着。私とガンメン君はいつも通りの100gロングジグ、社長は昨年末に巨マサを仕留めたウーロンからの献上品、ボーズレスのチタンジグ60g(3,000円)である。
(さあて、今年の1匹目は・・・!)
着底、グイッ、グイっ、グイっ・・ゴン!私にヒット~!
写真を撮るまでもない小ブリであった。
「ふう、このクラスが沸いてるなら今日は数釣りですねえ」(余裕感)
小ブリであったが、エソじゃなかった。うん、エソじゃなかったのである。
(さあ、社長はどうだ??www)
と私の興味は既に社長に向いていた。社長は相変わらず昨年、大マサを仕留めたウーロンからもらった60gチタンジグ(3,000円)をただ巻きしている。
「来たぞ~。お前より小さいかもな」
社長の竿が小気味良く曲がっているが、どうやら社長も小ブリのようだ。
「初物だから丁寧にあげ・・・うああ!」
バレた!wwww
「うあああ、縁起わりいい~」
「青物の呪いっすかね~www」
私も社長も昨年の春先に起こった「青物の呪い」が脳裏を駆け巡った・・・。
【青物の呪いとは】
昨年の社長は年始早々、「青物の呪い」を受けてしまい、前半はさっぱりダメだったのだ。その呪いを夏前くらいに達人ウーロンになすり付け、除霊に成功した結果、大鯛を釣り上げ、まさかの関門でも大ブリを釣り上げ、さらには年末にデカマサを釣り上げるという、まるで座敷わらしのようなご主人思いな呪いではある。
一方、なすり付けられたウーロンも最後はまさかの関門で良型のブリを釣り上げたという、やっぱり呪いというかむしろ縁起物な気がするのが「青物の呪い」である。
「しまったなあ、丁寧にやったのに」
「これで次にエソが来たら・・・アレっすねww」
やはり会社経営者となると縁起は担ぐもので、縁起というものは思いのほか大事なのだ。私もそう思っている。
それから数分後・・・。
「あ・・・やっちまった・・・」
「社長!バラすのです!ゆっくり巻くのです!ヒラメに変えるのです!」
「ああ、取れん・・・」
「あきらめちゃだめです!きっと!魚が変わるハズです!」
「ああ、もうすぐ・・・」
「なんとかキャッチせずリリースを!www」
ひょい(エソが釣り上がる)
「見なかった事にしましょうか?ww」
「・・・そうだな」
ということで社長はまだ釣れていない事になった。ノーカウントである。
「エソでもいいです!」
ガンメン君はまだ釣れてないのだが、「エソでもいいです!」などと軽々しく口にするんじゃあない。エソを釣ってしまった社長が傷ついたらどうしてくれるんだ!ww
・・・そして数分後。
「お?これは・・・?」
「えっと、アイツ(エソ)ではなさそうですね!」
社長のジグに何かヒットしている。
「写真撮るな!w」
「まあいいじゃないですかw」
ということで初物にしては役不足ではあるが、メデタイという事で。
そして社長はウーロンからもらった3,000円のチタンジグで怒涛のラッシュが起きる。
超絶スーパーエソラッシュ開始。
この海域のエソ軍団は全て社長のジグを待っている。あんぐりとお口を開けて社長のジグを今か今かと待っているのだ。
「あ」
「また」
「う」
「はあ」
「ちょ」
「」
着底の都度、エソが食いついてくる。大連チャンだ。
「さすが!(3,000円は)よく釣れますねええええ!www」
私のロングジグと比べても明らかにエソの反応がすごい。相手がエソだからアレとはいえ、やはり魚の興味を引くような落ち方とか設計がすごいんだろうと思う。3,000円だし。
でも、ぶっちゃけ単純にジグのサイズだと思っている。ダイソージグのエソの釣れ方も半端ないしww
とにかくそいつはエソハンターと名付けましょう!w
一方、「エソでもいいです!」と叫んでいたエソでもいいガンメン君も待望の1匹が上がる。
しかし渋い。もうすぐ干潮であるが魚はいるハズ。いるハズ、釣れるハズ、こい、こい、こい・・・
むにゅうううん!と竿を真下に曲げるアタリ!キタ━(゚∀゚)━!――。
私はこのアタリ方が大好きである。ほとんどが着底か、途中でゴツッと来る感じだけど、いきなりむにゅうううんと竿を曲げるアタリがヒラゴっぽくていい。
まあ小さいけどようやく写真に撮っても良いサイズか。
そして生意気にもガンメン君の竿がしなっている。
「びびびびびびび」
という挙動。あれ?これ?
「ヨコワ(マグロ)じゃねえか?」
ピュンピュン走る感じ、びびびびという挙動は私も経験がある。
魚影が見えると明らかにマグロ系だ。実はカツオとの違いがよくわからないのだが。
小さいけどマグロ(たぶん)である。マグロのこのサイズは本来は逃がしてあげないといけないのだが、釣ったらすぐ死ぬし、すでに血が出ているから逃がしようがない。
そしてさらに生意気にもガンメン君に再び青物が掛かったようだが魚は今度は船底に逃げようとしている。
「竿を出せ!」
「カラダ乗り出せ!」
「腕、伸ばせーー!」
船底にラインが擦れて切れるのを防ぐために竿を出して回避すべきなのだが、イマイチわかってない彼はそのままリールを巻いているwww
「ふわ」
「うきゃあああああ」
「ホレみろ」
「あ~あ」
これが本日1回目の船底事故。
しかしこのあと、見事にパタリとアタリが止まる。エソはだいたい釣っているが。社長が。
(下げ潮ってやっぱりダメなんかなあ・・・)
その後、本当に止まった。2~3時間シャクリ倒したがこの界隈に青物はいないかのようだ。
「水島行くかー」
「行きましょー」
どこに行ってもダメと思っていたし、まあ帰り道だし水島でもどこでもいいし、水島付近なら浅いので軽くトップで遊んでも良い。
行きがけに漁船が大挙して押し寄せていた水島付近。15時くらいになるとその数もだいぶ減っている。
(マリアで遊ぼっと)
釣れなくても良い。今年こそはトップでデカマサを仕留めたい。そんな思いもあってラピードを準備していたら・・・。
「来ました!」
ガンメン君が叫んでいる。来たのは社長の竿である。
「いきなり来たぞ」
水島は浅いのでヒラゴサイズでもかなり引く。写真はないが、レギュラーサイズのヒラゴで食べごろであるし、ようやく社長にも青物が釣れた。そして続けざまにガンメン君にもヒット。
「竿を出せ!」
「カラダ、出せ!」
「腕、伸ばせーー!」
「こ、こうですかあああ、プチ、ああぁぁぁぁぁぁぁ」
本日2回目の船底事故発生。
「ヘタクソwww」
「あーあ、ヘタクソwww」
がっくり肩を落とすガンメン君www
そろそろ魚との駆け引きを覚えようか。ちゃんと釣らないと魚は無駄死にだぞ。
しかしちょっと場所を変えるだけでこれだけ魚影が変わるとは本当に釣りとはわからないものだ。
そして再びガンメン君にヒットし、今度は普通に逃げてくれたおかげで捕獲成功。
私のトップは無反応だがまあいいやってことで納竿となった。
1/13放映のマグロに掛けた男たち2020
悲運のマグロ漁師、山本さんが船底でマグロをラインブレイクさせていた。
相手があれだけデカかったら仕方ない。
「マグロ見ました~!」
「山本さん、お前かと思ったぞ!www」
「はい、自分でもそう思いました!」
少しは理解したようだ。
そして違和感があった喉ティンコが炸裂。海に出ても風邪は治らなかったらしい。おっさんになると長引くぜ・・・。_| ̄|○
おわり
正月用ブリは釣れるのだろうか【ランキング更新有り】
2020.オリンピックイヤーとなりました。まずは毎年末に行われるミッションの結果をご報告しておきます。
果たして正月用のブリは釣れたのでしょうか。
「正月用のブリ、釣ってこい」というミッションを仕事納めと言わんばかりに社長から毎年受けている。「寒いから行かない」と毎年行かない社長のために、そしてブリを心待ちにする社員・上司のために私は毎年寒い海に出るのであるが、3年連続未達成つまり「未達」つまりボウズ。営業マンとしては「未達」という単語にはとっても敏感であるから今年こそはなんとかしたいと思っていた。
「お、これなら行けるか」
ところがなんと今年の社長は違った。毎年「寒いから行かない」という社長自らブリを釣りに行くというのである。天気予報を見ると気温は低いが風は吹かない、そんな釣り日和な年末12/28であった。
とは言え、ブリの群れに当たらなければヒラマサが対象魚となる。最近ブリの群れに当たっておらず、ロクな成績が出ていない我々は数打ちゃ当たる作戦に出る事にした。漁師増員計画であるし、「役に立つヤツを連れて来い」と社長から言われている。
「28日行くぞ」
「あ、彼女との約束があ」
ふざけんなこのやろう。お前はそれでもサラリーマンか。
「28日いかがですか?」
「ふーん、次の日なら行ってあげてもいいんだけどなあ」
ちっ、小物釣り師め。ベラとか小鯛とか釣って喜んでる場合じゃないんだよ。
「28日行きましょう!」
「あ、最近、娘の素行が悪くて」
子は親を写す鏡です。自ら頑張ってください。
そんな感じで漁師増員計画に乗っかったのは「ピラニア後輩」の1名。彼は「どんな時でも魚が釣れない」名手である。奇跡的にどんなに活性が高くても彼のジグには魚が食いついて来ない奇跡の仕事人なのである。
※2年前のこの写真時から何か釣ったっけ?
・・・不安しかないけど、この際仕方ない。
2019.12/28
釣り納め開始~蓋井島北東部~
さあ行くぞ、午前中は風が強くても午後からは弱まる予定だ。とにかく今日は社長の正月用のブリ1本。これぞまさにサラリーマン漁師の真骨頂。明確な目標設定こそがサラリーマンには必要なのだ。
しかし・・・釣れない。
まったく・・・・釣れない。
ただ、風が予報通りに治まり、シーアンカーを落とさず、風に任せて沖に流れていく展開になると状況は変わった。
「魚探に反応があああ」
滅多に出ない蓋井島の沖。魚探の反応とともにボロボロの私のジグにも反応が!
「ふわっ」
いきなりフォール中に切られた!どんな根が掛かりでも不屈の闘志で帰って来たジグがついに切られてしまったのだ。
「くそう、サワラめえええ!」
次は新品のジグだ。
着底して、しゃくって、しゃくって、ぶるるる、フワッ、ロスト。
「くそう!またサワラかああああ!」
いきなり2本ロストする展開に。なんてこった、サワラが沸いてるのかこの辺わああああああぁぁぁぁぁぁ
とか思いながら魚の反応があるのは嬉しいことで、ジグ3本目を投入。
(写真を撮ったジグから無くなって行くので写真はやめたw)
着底後、5mほどシャクったところでガツっときたああああ^^
じじじじじ~とドラグを引っ張りだす元気なヒラゴ(たぶん)
姿が見えるまでかなり抵抗、なかなか元気でいいヒラゴだぞ~(たぶん)
「お、今度は大丈夫そうやなw」
「ヒラゴですから今度は切られないでしょ^^」
(ふう、とりあえずノルマ達成だ!)
魚影が見えてきた。
(あれ?青くない?)
(あれ?なに?)
(え、マジ?)
「ジグ、、、」
「ジグ切ったのは・・・!」
「お前かあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
「ランキング更新やんか!w」
社長から更新記録のお済み付きをいただく。ランキング更新はうれしいのだが、この魚は「青年実業家ウーロン」の得意とする魚である。
「ウーロンを抜いたなw」
「このサイズはさすがによく引きましたわ・・・・」
弱め設定とは言え、ドラグを出すとはクソ生意気なエソであるし不名誉ではあるがランキングを更新したので良しとしよう。でも多分、これよりデカいエソは釣った事がある気もするな。ま、いっか、エソだし。
さて、ジグを2本も切ったのはエソかサワラか不明のままではあるが多分エソという事にして、釣日和なおかげでけっこう沖まで流された。もちろんこの海域には来た事がない。
「だいぶ流されましたね~」
「そうやな~、とっとっと??」
水深50mを超え出した辺りからさすがにダイソージグじゃツライと思った社長はウーロンからもらったタングステンジグ(60g)にチェンジしていた。
そのフォール中にラインが走り出したのだ。
「来たぞ」
「デカいっすか?」
「7~8キロあるかもな」
マジすか。獲物は間違いなく青物。ブリかヒラマサかどちらかだろう。グイグイ走り、グイグイ走る。巻いても走り、巻いても走る。
PE1号でやわらかいロッド。そんな舐めたタックルであまり無理はできないが、竿もよく曲がっている。
(マサ?ブリ?どっち?)
数分のやり取りの末、上がって来たのは・・・
「ヒラマサかああああああ!」
面倒なので我々は測らないが、私が過去に釣ったヒラマサよりでかい!
「ランキング更新っすね!」(くやしいいいいい)
「ま、いいんじゃないか?」(余裕感)
エサはもちろんインチクやタイラバにも一切手を出さず、例えどんな状況でもどんな場所でもデカマサやデカンパチを釣りたい一心で大型ジグをシャクリ続けた私。
そんな私をあざ笑うように「ダイソージグよりちょっと重たいウーロンからもらったジグがフォール中で楽ちんな舐めた竿とラインとリール」の社長に一撃でやられてしまう。
これぞ資本主義、弱肉強食、勝者と敗者、もってる者ともってない者、強いては社長と平社員の差・・・。
私は一生勝てないと悟った。もうこうなったらエソで勝負しよう。そうしよう。エソのデカいの狙って釣れたらちゃんと測ろう。エソでいいんだ私なんか。エソなら負けないもん。だってリーダー太いからそう簡単には切られないぜ。
などと自暴自棄になったかどうかは神のみぞ知るという事にしてw
やっぱり行った事がない海域は夢があるのもよく分かったし、その後もヒラスを2本上げて一応、まともな魚は釣る事ができました。
「お前もさすがにしっかり帳尻合わせたな」
「いやいや2匹足しても社長にはかないませんよおおおww」
などとサラリーマンっぽい会話も楽しかったので良しとしよう。たくさん遊ばせてもらった社長と船と海と自然に感謝して2019は締めくくり・・・・。
あ、そういや、名手、忘れてた。
すごい、やっぱりすごいよ名人。
ボウズ達成。やっぱり名人、別格。一匹も釣らず。
ピラニア名人と呼ぶか。
2020年はこのピラニア名人の活躍にも期待してみよう。
おわり
以下、ランキング更新
真鯛:社長
ブリ:社長
ヒラメ:社長
アコウ:社長
ナマコ:社長
サメ:社長
サバ:社長
タコ:社長
消化されたアナゴ?:社長(鯛から吐き出したヤツ)
ヒラマサ:社長?私?→社長
カンパチ:私
サワラ:私
アラ:私
マグロ:私(あれはカツオじゃねえ、マグロだ!)
岩ガキ:私
シイラ:私
ハモ:イカゲソ先輩
マゴチ:そろそろマジメに図ろう
ホウボウ:あまり興味なし
チヌ:中国人のお友達の友達→某金融機関の組長?
エソ(特大):社長→ウーロン→私
ヤガラ:私→ウーロン
鮮魚事業部ランキング更新2019も終わる~
2019.12.15
ワクワクが止まらない。久々に青年実業家・達人ウーロンが同行する。
「3,000円っすよ!」
今流行りのマイクロジギングだろうか、3,000円もするヤツをポイント赤坂店で購入し、本日の実釣に挑む。
「おねーちゃんに金ブチ込むより安いっすよ!」
と相変わらずお上品な言葉使いが印象的である。
さらに竿を握るのは50年ぶりと豪語する社長のご友人も船に乗り込む。えっと、それはつまり、50年ぶりって事はほぼ初心者ってことでおkですよね??
白島のピンポイント予報を見ると、風速9mって。でも波はあまり高くない模様で蓋井島北東部で実釣開始となる。
びゅおおおおおおおおお!
びゅおおおおおおおおおおおおお!
ざばーーーーーーーん!びゅおおおおお!
強風にあおられてみるみる船が流されていく。つまり初心者の方にはとっても厳しいコンディションであるのは明白。
そして達人ウーロンのマイクロジギングも軽すぎてあっちこっちとオマツリラッシュだ。
私はそそくさと船の先端に逃げる。今日こそは念願デカマサを仕留めたい。ぶっちゃけウーロンとオマツリしている時間などないのだよ。
(船の先端の揺れはハンパないし、シーアンカーをえっちらおっちら上げる足腰に大ダメージ蓄積する労働も付いてくるので基本的には私)
しかし釣れない。寒い、揺れる、コンディション最悪。
しかしやはりここは達人ウーロンが見せてくれた!
3,000円のマイクロジグ、猛ラッシュ突入~!!!
明らかにウーロンのマイクロジグが「魚をおびき寄せている」としか思えないほどウーロンのウーロンによるウーロンだけの爆釣タイムが始まった。
すごい数のエソがマイクロジグを海底で待っているとしか思えない。落とすと釣れるマイクロジギング。
写真のように見事に2匹掛けも達成し、さすがはウーロン、さすがは3,000円である。
「ウーロンさすがやなああああ!wwww」
社長からいじられつつ、本人も内心は「おいしい」と思っているに違いない。
さて、そこで社長のお友達がおいしいサイズの鯛を釣る。50年ぶりに触った釣り竿でいきなりの竿頭となるか?(どうせなら50年ブリのブリというオチが良かったのだが)
社長、0匹
ウーロン、エソ多数
お友達、鯛
私、0匹
「釣れんぞ~」
「渋いっすねえ・・・」
正直、ここまで渋いとは思わなかったけど、こんな時こそ腕が折れるまでシャくるのがジギングというもの。
私とウーロンがアコウを1匹ずつ追加するが、青物が見えない。
(おかしい・・・?)
そんな時、社長の竿がしなる!
「おい!来たぞ!」
「7~8キロあるんじゃないかあ!!??」
待望の1匹はものすごい勢いで海底に向かって逃げている。間違いない、コイツはヒラス(ヒラマサ)だろう。
そしてヘタすりゃ本当に7~8キロはありそうだ。
「やったあああ!」
ぎゅいイイイイイイ(ドラグ音)
「これは・・・・!ちょっと・・・♪」
「あ、あ。アレ?」
「おっとっと、うーん、アレ?」
社長も異変に気付いたようだ。先週、私が食らった「大物かと思ったら大物じゃなかった件」のようで、どうやらコイツもレギュラーサイズの様子。
がっかりする社長と私。
「お前!10キロモン、釣らんかい!!www」
社長から激励が飛ぶが今までのヒットパターンをおおよそ全部こなすがまったく釣れる気配がない。
何度もおっとっとしながらひたすらシャくる。そして、何パターンも試した結果・・・ついに!
ぐいーーーん!
「キタ━(゚∀゚)━!」
結果、フォールで食ってくるという何ともつまらない結果だし、最初の挙動が石でも引っかかってるように重い感じ。
「ああ、コレ、ブリっすね・・・」
ということでなんとか青物ボウズは逃れたけど、なんともはやって感じで。
【さてここからがようやく本題】
そしてやはり最後の最後はこの男!青年実業家ウーロンが見せてくれた!
ジギングセットは全てダイワで統一!金に糸目をつけないポイント赤坂店のいいお客さんである青年実業家ウーロンが・・・。
にゅいーーーん
引っこ抜いたwwwww
なかなかデカい!いや、長い?w丸々と太ったアカヤガラ!wwww
面倒なのでサイズは測ってないが、今まで釣れたヤガラより確実に太くて長くていやーんって感じ。
「お前、エソとか細長いのばっかりwww」
ということでついにウーロンがエソ以外でランクイン!
真鯛:社長
ブリ:社長
ヒラメ:社長
アコウ:社長
ナマコ:社長
サメ:社長
サバ:社長
タコ:社長
消化されたアナゴ?:社長(鯛から吐き出したヤツ)
ヒラマサ:社長?私?
カンパチ:私
サワラ:私
アラ:私
マグロ:私(あれはカツオじゃねえ、マグロだ!)
岩ガキ:私
シイラ:私
ハモ:イカゲソ先輩
マゴチ:そろそろマジメに図ろう
ホウボウ:あまり興味なし
チヌ:中国人のお友達の友達→某金融機関の組長?
エソ(特大):社長→ウーロン
ヤガラ:私→ウーロン
ウーロンの存在感が際立ってきたぞ。負けてらんない!www
おわり
追伸
2019.12.18
どうやら関門でなかなかのブリを釣った模様。釣れるんだなあ・・・。
いや、ホントたいしたもんです。岸壁からこれは見事!
初めてウーロンを尊敬しましたww
おわり
関門に撤退した結果【ブリ♯ダイソージグ】
2019.11.30
うねりがヒドイ。
※あまりにヒドイので蓋井島沖から関門に撤退した結果、デカいの来た!ってお話しです。
~まずは蓋井島沖付近~
いつも前日に飲み過ぎて二日酔いな上、船酔いまで追加しちゃう「ピラニア先輩」や最近メキメキとその顔面力に磨きをかけて調子にのってる「顔面くん」などでは到底太刀打ちできない波と風である。
写真ではそのうねりのヒドイ感じがあまり伝わらないじゃねえか、この根性なしと言われそうなのだけど、けっこうあります、イヤほんと。
という事で、この時期のジギングは鍛え上げた足腰、何度もシェイクされて吐き続けて作られた強靭な内臓を備え持つ、真の釣り人でしかブリ・ヒラマサには出会えないのだ・・・。
ということで社長と二人で蓋井島北東部に到着。
「うわあ、波たけえええええ」
シーアンカーを投入してもかなりのペースで船が左右に振られる。
「こりゃ素人さんには無理でしたね~」
「そうやのー」
とか言いながらさっさとブリ×2、ヒラゴ×1を釣り上げる。
さすが我々は鍛え上げられた鮮魚事業部のトップ2である。
「飯が食えん」
忘れてた。我々の昼飯はカップラーメンだった。この揺れの中、ガスコンロ湯沸かしはなかなかのリスクを伴う。
「戻ろうか~」(寒いし)
「ですね~」(風強いし)
09:00港集合
10:00釣り開始
11:00沖は撤退
昼飯に向けてスピーディに関門方面へ。決して「波に負けて撤退」というワケではなく、あくまで食事の為に戻るということを確認しておきたい。
無事に関門へ到着、のんびりカップラーメンを食べて釣り開始。
もちろん社長がセットしたのはダイソージグだ。
(おや?社長って関門でジグ投げるの初めてじゃないかな??)
「重いのイヤだ」
「せめて35lbくらいは付けましょうww」
ということでささくれボロボロのPE0.8号に35lbのリーダーを装着。
「社長~。そろそろライン買いましょうよー」
FGノットの締め込みでブツブツ切れるのだwwwwささくれまくってるし、細い女の子の髪の毛みたいで組み込むの大変なんだから!
というか、ちゃんとPE3号を巻いたリールがあるというのに、すっかりダイソージグ大好きな社長は着底が取りやすい細いラインにこだわっているのだ。ぶっちゃけテンヤ用のセットである。
~小倉マリーナ前~
沖から撤退した関門は西流で7ノット、なかなか厳しい流れではあるがとりあえずダイソージグをぽいっと投げてあとは巻いたり糸出したり。
「なんか釣れんかのうー」
「ヒラメとか釣りたいっすね~」
まあ、なんて楽ちんな釣りなのでしょう(波もないし)
「私もここでブリ釣りたいっす~」
「まあ、もう釣れんやろー」
去年、社長がここ、関門で釣り上げたクソデカいブリの話とか、ゆるーい会話をしてたその時。
「( ,,`・ω・´)ンンン?むうう」
社長がうなっている。根が掛かり?おや?ぐいんぐいん竿がしなっている!
「きたぞ!」
「うそーーー!」
(デカい!)
「座布団(ヒラメ)かのう?」
と社長が言ったくらい最初はあまり走らなかった。でも段々とギュンギュン竿を引っ張り始める。
「青物っすね!」
気になるのはボロボロのPE0.8号のみ!あと、けっこうなスピードで船にせまる漁師さんのタコつぼ仕掛け!
※私たちの船が流されてタコつぼ仕掛けに近寄ってるんですが。
せまるタコつぼ!抵抗する魚!早く船を数メートルでも移動させたい場面である。
緊張するタモ入れ!
(これ以上の時間は無理)
(ミスったらタコつぼに絡む・・・)
(タコつぼ、魚、船、タモ入れ、エンジン始動・・・どれ??)
漁師さんのタコつぼ仕掛けに釣り糸でも申し訳ない上に船のスクリューなどに絡んだりしたら最悪である。
(一発ですくってエンジン始動、船を動かしてタコつぼ回避。)
これがサラリーマン漁師として、サラリーマン人生を掛けた答えだった。
やっぱり相手は立派なブリ!一瞬水面に上がりかけて船底へ反転、いっきにリーダーが船底で擦れる。
(浮け、浮け、タコつぼ来る!浮け・・・)
タコつぼ直撃まで約30秒。よりによってタコつぼのブイが船底のスクリューに向かって一直線。直撃コースである。
(浮いた!)
「おりゃあ!」タモ入れバシャ―
「社長、エンジン、オナシャス!!」
運転席まで走る社長!
(エンジンスタート!)キュルキュル、ぶろろろろ~
「バックオナシャス!」ズボボボボ
ギリギリでタコつぼ回避!
・・・そして関門でブリゲット!
リーダーは船底で擦れてささくれボロボロになっていたけど、35lb巻いててよかった。
さて、これがダイソージグで釣り上げた関門のブリだ!
写真じゃその大きさはあまり伝わらないかもだけど、蓋井島沖で釣ったやつより15センチ以上はデカい。
「前の方が全然大きかったけどな」
今回は80オーバー、前回は1mオーバー。
私、ずーっとここでジグ投げてんすけど・・・。
今年は社長ばっかり。ずるいwww
「ダイソーからサンプルくれんかのうwww」
「買った方が早いっすよwww」
おわり
http://ryotakky.hatenablog.jp/entry/2018/05/24/122418
コレ↑↑デカブリのやつ
デカマサの予定だったのにすごい恥かし・・・
2019.11.23
ガンメン君がまた参戦。
いつも社長の道具におんぶにだっこ。そんな彼に与えたミッション。
「そろそろ自分の道具を持ってこい」
「ハイ!持ってきます!」
そんな彼が持ってきたのは彼女とそろえたお揃いのサビキセット(アジゴ用2,300円/リール付き)である。
是非とも子ブリの一匹でも掛かってその彼女とお揃いの竿がへし折れる様を観察したいところだけど、ナイロン2号の道糸じゃ竿が折れる前に切れそうなので、PE巻いたリールのみ社長から支給されたw
早速サビキでベラを釣り、エソを釣り、フエフキを釣り、それだけでも楽しんでるようで何よりではあるが、水深が45mを超えたあたりから役不足感が否めない。肝心のアジとか全然釣ってくれないし。
「お前、コレつけろ」
見かねた社長から手渡されたインチクでジグサビキならぬ、インチクサビキ開始。
投入数秒で私とオマツリ。
(こんちくしょうめ)と思いながら外していたら、ぐっぐっぐ~。
「巻け~来てるぞ~!w」
「あ、あ、巻けません~!」
クルクル回るガイドで先っちょでラインが絡んで巻けてないようだ(笑)
手のかかるヤツだなwww
無事に上がって来たのはボチボチのレンコ鯛。
そしてその後、すぐに再び竿がグイイイイ――ンと曲がっている!
(よっしゃ折れろ!!!www)
うきゃーーー折れる~とか言いながらどうやら根魚の模様。
さすがに根魚程度じゃ折れないようで上がってきたのはホウボウ。
「高級魚だぞww」
しかしこいつは本当にモッている。前回は私が貸した道具で大鯛を釣ったし、今日もベラとかフエフキとかエソとか入れたら一番釣ってるじゃねえか(笑)
「ふう・・・僕が一番ですねぇ・・。」ニンマリ
ぬくくく、こなくそ!俺が本当の釣りというモノを見せてやるからそこへなおれ!
ということで今度は私のターン。
とは言うものの、今までけっこうしゃくり倒しているんだよ実は・・・。
という事で作戦変更。
ジグをフォールする。
底に着く。
着底同時にワンクッション跳ね上げる。←ここまで一緒。
ここからすぐ「ぐっぐっぐっ」と肉体労働開始なのだけど、少し着底したどん底でフラッ、フラッ、と遊びを入れてみることに。
根魚やエソの確率が上がりそうだけど、ヒラマサもいわゆる根魚という記事を読んだ。根を好み、危険が迫ると根に隠れるゆえんからだそうだ。
すると作戦成功!どん底フワッフワっでガツンとキタあああああ!
どん底なので一気に引っ張り上げないとそれこそ根ズレしちゃう可能性が高いので最初は気合で引っ張り上げる。
「作戦通りだコノヤロー!」
「ヒラマサだぜこんちくしょーーー!www」
と私のテンションは高かったし、上がって来たのはなかなか良型そうで元気もあり、ずっしりと重い。
しかし、、なんと
丸々太ったブリ。
ブリ_| ̄|○
そして顔面くん、なんと尻尾からすくおうとタモ入れしたもので、魚が勢いよく船底に潜り込み、ラインブレイク・・・。
「すみませえええええええんん!」
「あ、いや、別に」
(ああもう、絶対ヒラマサと思ったのにいいい~むきゃーーー)
「それよりも魚がかわいそうだから頭からすくっておくれ」
(30lbから40lbに変更だな。)
ジグをくわえてラインブレイクしたブリは無駄死にしちゃうから確実に釣り上げないとムダな殺生は魚に悪い。
(ヒラマサの引きはもっと強いもんなあ。まあ、確かにアレはブリだわ。)
ということで気を取り直して釣り開始。そしてボチボチのブリを一本釣り上げた。
次は社長のターン。
ダイソージグで88センチという末広がりで縁起がいい大鯛を釣ってからというもの、軽くて楽ちんなダイソージグの広告等となっている社長。そのこだわりは例え水深が50mあろうが、強風だろうが底が取れないだろうがすっかりダイソージグにハマっている。
そんな社長のロッドがにゅい――ンと曲がっているww
上がって来たのはヤズ!
「お前のよか全然小さいやんかーー!」
「いやいや、美味しいのはこれくらいでしょ~!」
「そうだな!」
という社長のダイソージグはここからがすごかった。
着底するも時間が掛かり、やっと着底したかと思えばいきなり食ってくるエソ。
そのエソを外してふたたび時間を掛けて着底させるとやっぱり食ってくるエソ。
またそのエソを外してやっと着底させると待ってましたとばかりに食ってくるエソ。
ダイソージグがエソの猛攻を食らっているwww
「すごいっすねえええ!www」
「エソばっかりやんかーーー!!」
「あひゃひゃひゃ」
と大笑いはしたけど、本当にすごいと思ったのだ。私のロングジグはまだ一度もエソが釣れていない。ダイソージグが完全にエソにハマった瞬間を目撃したのだ。
しかしそんなエソラッシュも通り過ぎて、最後は私のターン。
そんなエソすら釣れない時間が過ぎていく。だんだん飽きてきた社長と顔面くん。またサビキに青ケブ付けて遊んでいるがそれでも何も釣れてない。しかし私は諦めない。どん底でデカマサと出会うまで。
着底でフワフワッとしたのち、グイグイグイ・・・
フワフワッ、グイグイグイ・・・
ひらすら続けていたらその時は突然きた。
フワフワッ、グイ、ガツ――――――ン!
ギュワアアアアアアアアと止まらないドラグ。たまらず手でスプールを抑えてしまう。
ドラグをさらにガッチリ再調整して戦闘準備完了。竿がぎゅーーーーんと曲がる。これはでかいぞ・・・!
私:「でかいのキタ━(゚∀゚)━!――――!」
社長:「なんやお前ばっかり」
顔面:「タモ入れ準備完了です!」
私:「はえええよwww」
私:「しかしこれはちょっと・・・久々デカいっすよ!」
・・・と疑わなかった。
なんとか底から引き離すが、ドラグを引っ張り出しながら再び底に向かう青物。
(絶対にヒラマサだなっ)
(でかいぞお♪)
相手が段々と浮いてくる・・・。
(・・・アレ?)
元気がいい。すごく。
(あれええええ!?)
元気はいいんだけど・・・。
「か、軽いっす・・・」
「軽すぎるうううう!」
途中で魚が入れ替わったに違いない。きっと何かの間違いだろう、きっとまた魚がデカくなるハズさ!これは7~8キロはあるハズ!
「ずっとスタンバイ完了です!」
「うるさいww」
タモ入れの顔面くんがウザイのだが、とりあえず魚を浮かせないと・・・。
「デカいじゃないですかあああ」
「うるさいwww」
上がってきたヒラマサはヒラスでやはり大きくはなかった。いやむしろヒラゴじゃねえのか、コレ。
まあそれでも掛かってくれた魚と海に感謝して、丁寧にタモ入れを実施。
「完全に浮いてからタモ突っ込んで」
「頭から狙って」
タモ入れ指導を行い、捕獲完了。
さあ、見ていただこう。7~8キロクラスと疑わなかったヒラマサがコイツだ!
ワン
ツー
スリー
きゃあああああああ !ちっちゃ!まじちっちゃ!
恥かしいイイイイイイ。こんなの今までいくらでも釣ってるやんけ!
さて、感覚が大きくズレているようだ。もうホントに恥ずかしい。今年はデカいの釣ってないからだ、きっとそうだ!
「今年のお前は記憶に残らんのうwwww」
先週、ダイソージグで88センチの大鯛を釣った社長は余裕シャクシャクな感じ。
まだ年末まで時間はある。
諦めない。絶対w
デカマサか、デカンパチ、釣ってやるううう。
どこかデカいの釣れてませんかね?
どなたか白島~蓋井島近辺、情報くらはい^^
おわり
サワラってこんなの食うんだ、釣れない日々
2019.11.16
最近は波が高い上に釣れない。いや、ホントコレ。
今回は久々に「ピラニア後輩」を交えて白島目指して出勤~。
最近社長が「カワハギ」って言い出したのでどうせ波も高いだろうし、最初から「カワハギ釣り行こうぜ」的なノリ。(私はどこでもジギングだけど)
前回行った白島の周りで風・波を避けてノンビリ釣る予定だ。
(たまにはこんなのもイイネ)
と私は割り切っていたし、白島に近づくにつれ、予想通り波が大きくなっていく。さらに私の視力1.5の両眼で見る水平線はギザギザ、つまり・・・。
「やっぱり沖は波高いっすよ~」
ということで予定通り小物釣りだなっと思っていたら。
「ん、行け(沖に)」
ありゃ、行くすか?わかりましたよ社長!さすがっす社長!そりゃ私だって沖がいいっす!しかしノンビリカワハギじゃなかったんですか?www
~まずは白島沖~
高い波。ジギング開始→釣れない。
おっとっとおっとっとで小一時間粘るもノーヒット。
「波たけえええええ」
「移動すっかー」
という事で当初の予定通り白島まわりの防波堤へ!
・・・の途中でナブラに遭遇!私が船をつける。
社長が投げる。ピラニア後輩も投げるが・・・。
ノーヒット。
「青物のしっぽが見えた」by社長
ということでおそらく40~50センチくらいのヤズだろうということで今度こそ本当に約束の地へ!
~白島防波堤付近~
「カワハギ、カワハギ♪」
ということでカワハギ仕掛けに青ケブ付けて投入。
入れた瞬間、食ってくる!次々釣れる!どんどん釣れる!
・・・ベラが。
「今日の未来が見えた」
という謎の言葉を残して社長はすでに飽きている。ピラニア後輩は社長がどんどん釣り上げるベラを必死で外している。
私はダイソージグを投げまくるが何も当たらない。
「飯食うか」
「もぐもぐ・・・・」
「・・・・もぐもぐ」
「もぐ・・・・」
「・・・波はおさまったか?(沖の)」
「え、いや、うーん、まだダメすかね~」
「もうおさまったやろ」
ということで再び白島沖へGO!www
ベラじゃダメなんですか~!
ベラじゃダメなんですぅ~。ハイ。
~再び白島沖~
ヒラス・ブリの実績が高いポイントで頑張るものの、なーんも当たらない。ひとり青ケブで遊んでるピラニア後輩がベラとかフエフキとか釣ってるだけ。
そうこうしているうちにお昼ご飯がボディに聞いたのかおねむの社長が船室でスヤスヤ。
「めずらしいw」
社長が釣り中に寝てるのほとんど見た事がないもんな~。
しかし釣れない。ひたすらあおるが釣れないのでどりゃあああ!とか遠投して水面~1m付近をバシャバシャやってみたりジグをヒラヒラ、キラキラさせたりして遊んでいた。
キラッ、キラッ、キラッ・・・
ギラアアッ(アレ?)ギララ~!
(ベギラマきたー!)
明らかに青みどりっぽいベギラマがジグを追ってる。
船まで5m、ここで食わせないと逃げちゃう~とフォールするとフワッ。
食った~!ぎゅわああああ(´▽`)
ということで釣れたのはサワラさんでした。最近のサワラの中ではまあまあデカい感じでよく引いた。っここでようやく魚っぽいのが1匹である。
血抜きをしてるとペッと吐き出したのはネンブツダイ。
胃袋もパンパンで大量のネンブツダイが出てきた。
ネンブツダイも泳がせのエサになるのか!こいつなんでも食うんだな!泳がせイケるかもね!ヒラマサもイケるんじゃね?ベラとかも食うらしいので。
「なんか釣れたか~」
「サワラっす~」
「ふーん」
※サワラはその場で血抜きして内臓取って、血合いまで取るのでけっこう面倒なので我々は嫌います。おいしい高級魚なのにw
再び社長も釣り竿を握るが、その後まったくノーヒット。
「飽きたぞ~。今度こそカワハギやな!」
ということで再び白島付近にUターンwww
~再び白島防波堤~
ここはどうやら近寄ったらダメらしく、北九州市の警戒船と書いた船が「防波堤に近寄らないでくださーーい」とマイクで警告してくる。
それなら仕方ないと防波堤から離れて釣り開始。流されるままに流されて、アラカブ、アコウ、フグ、エソ、って感じで終了。
つまり・・・
カワハギ釣りって、めっちゃ難しいですね!wwww
おわり
オイッ!!( ´Д`)っ))Д゚)・∵. ヾ(゚ε゚ )ォィォィ
強風の白島からの白島防波堤。
2019.11.09
天気予報が当たらない季節になったなあ・・。
いや、当たっているのか?北東3程度で暴風である。
大波小波、容赦なく押し寄せる季節になって来たなあ・・・・。
しかし我々は負けない。とりあえず白島へGO~!
さっそくシーアンカーを投入する。まあ、大丈夫っしょ。
「横につけろや」
二人だし、釣りやすいので「シーアンカーを船横に着ける」暴挙に出るw
おっとっと、揺れる船、釣れない魚、押し寄せる波。どっぱーーーん!びしょ濡れの私w
「(いつも通り)先端に付けましょう!」
「そうだな!w」
「・・・いや、移動すっか」
という事でダイソージグでのんびり釣りたい社長が提案したのは白島の防波堤沿い。
(ここでのんびり釣るのは初めてだなっ)
以前から気になっていた防波堤沿い。魚探を見るとアジらしきベイトの反応が素晴らしい。しかも防波堤が風を遮ってくれるので泥沼びしょ濡れの戦場からいっきにポカポカのんびりサンデー釣り日よりに突入。いいね、ここ(´▽`)
(ここでアジ確保したらいいかもな)
とか思いつつそんなサビキ仕事などはウーロンかピラニア先輩あたりに任せようw
さて、防波堤での実釣開始。
先日、社長はダイソージグで88センチの真鯛を釣り上げてからというもの、すっかり楽ちんダイソージグにハマっているが、鈴木さんがいるかも?という事で社長は防波堤にプラグをぶつけている。
私もダイソージグに変えて防波堤ギリギリを狙って投げる。
うん、なんか楽しいぞw
しかしアタラナイ。
アタラナイよ~。釣れんぞー。私もデース。魚いるんすかねー。釣れんなあ・・・。ガツっ
うぐうううっ
なんかキタ━(゚∀゚)━!
グイグイ引っ張る。ギギギギと固めに絞ったドラグも出る。あーん、楽しい~!
もう少し、ナンダコレーー!もう少し、ヒラメっすかねーーーギギギギ、もう少し、ギギギ・・ふわっ・・・
あ~ん。
針ハズレ。
やっぱりダイソージグでも1/0のアシストフックは役不足かも知れん。
「おま、アレ、座布団やろw」
「いやーん、やめてくださいw」
「ということでお前、まだボウズなw」
しまった、ボウズを掛けた戦いがいつの間にか始まっている事に気付いた。
アレがヒラメだったかどうかは別として、バレた時はサメかエイという事にしているので問題はないのだが魚影くらいは見たかった。
その後、社長がカラフルなフグとネリゴを釣り上げ、「100円ジグ最強だなあ~」とか「お前、まだボウズな~」とか言われながら六連に戻っても強風で無理無理。
結局、関門に戻ることにw
いや、ホント、白島防波堤、また行きたいわ(笑)
さて、関門で社長が40センチくらいの真鯛を釣り上げ、私がちっちゃいアラカブ釣ってボウズ回避、さらにエソラッシュを食らっておしまい。
「・・舐めてたな」
「ええ・・凍えました」
いや、ぶっちゃけホントに寒かった。そろそろちゃんと着るもの準備して釣りに行こうw
おしまい